2007年に製作総指揮スティーブン・スピルバーグ、監督マイケル・ベイ、
視覚効果をILMという技術が結集され第一作目が登場しましたが、今回
はその3作目で先端の3DとVFXを使ってパワーアップしています。
アポロ11号の月面着陸時に、政府がひた隠しにしていた事実とは、月の
裏側にある物体が不時着していた・・・というシーンから始まります。
特に今回はシリーズ最終作となるので、物語の主戦場を宇宙にまで広げ、
宇宙からの侵略者の波状攻撃に、人類は地球を守ることができるのかが
話の中心になっています。
主人公にはいつものシャイア・ラブーフが演じるサムが、今回は社会人に
成長していて第一線で戦うし、新たなヒロインにはイギリス生まれでヴィク
トリアズ・シークレットのモデルから抜擢、米英・男性誌マキシムが選ぶ
もっともホットな女性の1位に選ばれたロージー・ハンティントンを配してい
ます。(とてもセクシーです・・・)
私は敢て3Dを避けて見たのですが、それでも映像の凄まじさと臨場感は
特筆もので、もう一度IMAX3Dで見直すつもりですが、この映像造りは素直
に褒めたいと思います。
ただ戦闘場面の凄さもあまり長時間続くと、どんなに美味しい料理でも飽
きてくるのと同じで食傷します。
それにいいロボットと悪いロボットの戦いが見ててどちらか区別がつかな
いことや、肝心の人間ドラマに神経が届いていないのが珠にキズです。
もう一つ、いくらなんでも154分は長過ぎますよ・・・。