ニシヘルマンリクガメ & アルダブラゾウガメ

リクガメの繁殖日記&アルダブラゾウガメ、ビルマ・インドホシガメ、ホルス、アカミミ、うさぎ、極小ヨーキー、ミーア

ヒガシヘルマンリクガメの孫亀4号 永眠(号泣)

2019年08月25日 | 産卵・孵化仔
昨日早朝 ヒガシヘルマンリクガメの孵化仔・ヨークっ仔が、

産卵した卵が割れました。

産み落とされてから55日目、孫亀4号となる仔でした。


嘴で卵の殻を割り(昨日の画像ご参照)、すぐに左前肢を出しました。

ヨークサックはまだかなり大きいと見えましたが、

左前肢の爪でヨークサックが破れることはない、

このまま 数日ほどかけて、ヨークサックが体内へ吸収されるのを見守ることにしました。

左前肢を触ると、動きました。


絶対安静の時期でしたが、やはり気になり、

殻から出ている4号の左前肢を触りましたが、反応が全くありませんでした。

私が殻を割った画像です(号泣)。


こんな巨大なヨークサックがありながら、自力で殻を割り、左後肢を出したのかと思うと、

涙が止まりませんでした。 断腸の思いで、最初で最後の写真を撮りましたが、

涙で画像を見ることができず、この記事を書くまで、まるで生きているような姿だとは知りませんでした(号泣)。

ヨークサックは破れていませんでした。 上手に体を乗せていたのでしょうね(涙)。


他の2個の白濁が途中で停止しましたので、残された4号の卵はかなり気になっていました。

健康な母亀からは、健康な孵化仔が誕生すると信じています。 何かが足りなかったのは、

私の飼育管理ミスです。


4号の甲羅は、多甲ではなく、非常に美しかったです。

みなさんもお気づきだと思いますが、

父亀は1号と3号のハイイエロー個体ではなく、ハイポ個体(名前もハイポ)です。

母亀のヨークっ仔を産卵後 十分休養させた後、ハイポペアのいる場所へ入れました。

めったに発情しないハイポが、嫁ではなくヨークっ仔に発情していました(複雑な心境)。

4号は、父亀・ハイポの甲羅ソックリでした。


ハイポは購入当時から尻尾が少し曲がっていますので

(ハイポ個体は一桁違うお値段、流通はほとんどなし)、

繁殖できるかどうかわかりませんでしたが、

これで繁殖可能なオスだということが、皮肉にも4号が命がけで証明してくれました。


昨日は、疲労困憊のため、何もできませんでした。

4号が命がけで殻を割ってくれたこと、生きていたことなどを証明するのは、

私しかいません。 母亀の産卵から見守り、孵化仔の死と正面から向き合うことは、

断腸の思いですが、4号のことを記録として残したかったので、泣きながらこの記事を書きました。



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