ニシヘルマンの孵化仔・13アン2号のために、
たくさんの応援を有難うございます!
残念ながら、5月26日21時から22時の間に(1時間ごとに生死確認をしていました)、
天国へ旅立ってしまいました(号泣)。
時系列に記録を書きとめます。
13アン2号(卵の重量25g)は、5月24日午前9時頃 左手パンチで殻を割りました(5月24日の掲載画像)。
気になったのは、左手爪先に付着した血液、
同じように13アン3号(卵の重量21g)にも、
黄色い左頬近くに血液(実はこれは左手爪の先端)がありました。
誕生直前の孵化仔は、体全体が薄い膜に覆われています(ヨークサックも包み込まれています)。
薄い膜(この単語は正しくないかと思います 汗)の表面には、毛細血管のような血管が見えます。
孵化仔は薄い膜(粘膜?)が自然と下へ落ち、それから嘴の先端にある卵嘴を使って殻を割ります。
過去にも薄い膜が剥がれる前に孵化しようとしたので、
私が孵化仔の爪を使って、薄い膜を取り除いたことがありました。
13アン2号&3号の血液に見えたのは、この薄い膜の残りでした。
少し早すぎる孵化だと直感しました。
13アン2号のヨークサックは大きく、ヨークサックのお座布団の上に体が乗っているようでした。
時間の経過と共に、ヨークサックは小さくはなっていましたが、吸収速度は遅いと思いました。
開いた穴から、2号の顔を見ると、薄い膜がまだ残っていました。
この時点でまだ2号の体は、薄い膜が完全に剥がれていませんでした。
それでも殻を自力で破り、出て来たのですから、すごい生命力でした。
26日の画像には写っていませんが、卵の殻の半分ほどの量の薄まった血液らしいお水が入っていました。
異常事態、緊急事態でした。
私がしたことは、孵化器内の湿度を少し上げ、
ヨークサックが乾燥しないように2号のいる容器に蓋をしました(呼吸穴は開けました)。
ヨークサックの色・・・こんなに赤くはありません。 吸収もされません。
2号とヨークサックのつなぎ目をよ~~く観たら(直視できないほどの光景でした)、
太い管がありました。
太い管は双子の証拠・・・、
そうです。 13アン2号は双子でした。
ヨークサックだと思ったいたのは、もう1匹の孵化仔でした。
謎が少し解明されました。
25gの卵の中に、二つの胚が発生し、孵化仔を形成する過程で、
ひとつの胚だけが孵化仔を形成し、もうひとつの胚の成長が止まってしまったようです。
13アン2号は、甲長3.2㎝ 体重12g(双子のヨークサックを含む)でした。
多甲板でしたが、大きな瞳の美しい顔立ちの仔でした。
無念です。
私自身 23日に怪我をして、体調不良が続いています。
そのため、ご報告が遅くなり、大変申し訳ございませんでした。
追記 5月29日 20時54分掲載
みなさま 私の怪我を心配していただき、大変恐縮しております。
拙ブログは飼育&繁殖を中心としていますが、つい怪我のことを記載してしまいました(謝)。
チビ孵化仔7匹を温浴桶に入れ、屋外日光浴をさせようとした時、赤レンガに躓きました。
この場所に赤レンガはないのですが、チビアルダのジョアンが移動させたことに気がつきませんでした。
転倒した時、運悪く別の赤レンガの角で、左あばら骨部分を激しく打ちました。
あまり痛さが動くことができませんでしたが、右手にはしっかりと温浴桶を持っていましたので、
チビ孵化仔7匹は無傷です。
痛さを我慢して仕事を続けています。
左あばら骨付近に内出血が2ヵ所(激痛)、左手と左ひざの擦り傷、
まだあばら骨の痛みはありますが、ヒビは入っていないようです。 日々 少しずつですが、回復しています。
ご心配をおかけして、大変申し訳ありません!
『バルコニーでは下を向いて歩きます』
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