ニシヘルマンリクガメ & アルダブラゾウガメ

リクガメの繁殖日記&アルダブラゾウガメ、ビルマ・インドホシガメ、ホルス、アカミミ、うさぎ、極小ヨーキー、ミーア

切断した粘膜はビロ~~ンと長い

2011年08月31日 | 産卵・孵化仔


ニシヘルマンの孵化仔・11クリスティラ4号(2011年8月25日生まれ)です。


切り取った粘膜はかなり長く、体内へ吸収されず、乾燥後に切り落とすことになると思います。

かなり大きかったヨークサックは、残念ながら全部体内へ吸収されず、

大きな出ベソ状態で腐り始めています。


ヨークサックは孵化仔の初期栄養になります。

少し心配ですが、出ベソ状態のヨークサックは栄養分が体内へ吸収された後、

自然にカサブタのようになり、知らぬ間にポロッと取れると思います。


たくさんのみなさまに応援していただいた、11クリスティラ4号は、

甲長3.0㎝  体重12g(卵の重量は17g)

孵化日数60日で誕生しました。

容体はまだ不安定、体重が11gになることもあり、かなり緊張しながら飼育を続けています。

誕生直後の孵化仔の場合、たった1gの減少が命取りになる場合があるからです。


肌の色が白く、甲羅も白っぽい甲羅です。

我が家ではこのタイプの孵化仔は育ち難いので、かなり要注意で飼育をしています。


血管の通った粘膜を切ったのは、11クリスティラ4号自身の「四肢の爪」です。

画像でもわかりますが、細く鋭く長い爪をしています。

私の頭の中には爪しか思い浮かびませんでした。

より自然に近い方法を選びました。


残念ながら、ご正解者はお一人もいらっしゃいませんでしたが、

たくさんのアイデアを本当に有難うございました!

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左手パンチ 想定外の命がけ孵化 その2

2011年08月29日 | 産卵・孵化仔


状態が安定しなかった11クリスティラ4号でしたが、

なんとか危険な状態を抜けたようです。

しかし、命をかろうじて繋いでいる状態が続き、

絶対に油断ができない状況ですが、

生きていることだけで嬉しいです。



皆さまの温かい応援に心から感謝いたします!



画像は、8月25日夜のニシヘルマンの孵化仔・11クリスティラ4号です。

左手パンチで殻を破り、すぐに顔と右手を出しましたが、

32時間もの間、ず~~とこの状態で孵化器の中にいました。


我が家の孵化仔は、当然のことですが、自力で殻から脱出します。

私が助けることはありません。

生命力のない仔は、殻を割るだけで力尽きる場合もあります(断腸の思)。


殻を突いている間に疲れて、休憩しながら、一眠りしながら、

数日以上かけて誕生する仔もいれば、一気に殻から勢いよく出る仔、

誕生時には、さまざまな物語があります。


しかし、11クリスティラ4号の場合、何かが違うと思い、

まだ誕生していないのですが(我が家は孵化仔が殻から完全に出た時を誕生日

としています)、画像の状態のまま、孵化器から出して調べることにしました。


画像手前の小さな物体は、体長6㎜の胎児(胎亀)です(辛)。

11クリスティラ4号の甲羅(左手前)の上に乗っていました(前例なし)。

検卵時に、卵の左右からそれぞれ肺が発生していましたので、

双子だということはわかっていましたが、双子の場合、

体長6㎜ほどでも、今までは人間のへその緒のように2匹は繋がれていました。

合掌。


11クリスティラ4号は、顔と前肢を除き、血管の流れるヨークサックの中にいたため、

これ以上 身動きができずにいることがわかりました(絶句)。

通常 殻を突く時点で、粘膜(ヨークサックを含む)は、孵化仔の体から外れています。

体全体を覆う粘膜は弾力性があり、体内へまだ吸収されていないヨークサックを保護しています。

(誕生時にヨークサックが完全に体内へ吸収され、腹甲が閉じている仔もいます。)


なぜ殻を突くことが早すぎたのか、

なぜ粘膜が自然に落ちることができなかったのか不明です。

乾き始めた粘膜はパリパリになり始め、このままでは危ないと思い、

私が体全体を覆う粘膜を取り除くしかないと思いました。

もし ヨークサックが破れれば、11クリスティラ4号の命は非常に危険な状態になります。


まず薄い粘膜にある血管を切らないように、右脚と尻尾、次に左脚を出しました。

画像でも見えますが、お腹に体と同じぐらいの大きなヨークサックを抱えていました。

手が震えました。

そして、甲羅全体を覆う粘膜を取り除く方法は・・・、この粘膜にも血管が流れていて、

前肢と頭をうまく通り抜けて、お腹へと流すしかないことがわかりました。

前肢が「ばんざ~い状態」、そのうえ大きな頭が邪魔になり、

なかなか粘膜をお腹まで戻すことができませんでした。

この状態を例えるならば、両手を万歳した頭の大きな児に、

無理矢理タートルネックのセーターを脱がす感じでしょうか。


私の必死の作業を見守ったのは、ヨーキーのルーシィでした。

そして、8月25日 23時55分 11クリスティラ4号は、お腹に大きなヨークサックを抱えながらも、

なんとか誕生することができました(安堵)。



さて、ここで質問をさせていただきます。

私は何を使って、血管が通っている粘膜を切ったのでしょうか?

ご正解の方(方々)には、人数に限りはございますが、ささやかなプレゼント

(これから考えて用意するのですが 汗)をお送りいたします。

みなさまの温かい応援に対する、私からの小さな御礼です。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (30)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左手パンチ 想定外の命がけ孵化 その1

2011年08月26日 | 産卵・孵化仔


ニシヘルマンの孵化仔・11クリスティラ4号の左手が

出てきたのは、2011年8月24日の15時過ぎでした。

「まあ~ 元気な仔♪」と喜んでいました。


そして、すぐに顔を出し、右手も出しました。

ここまで出たら、あとは自力で殻から飛び出して来ると思っていました。


ところが、私が今まで経験をしたことのない出来事が、

殻の中で起こっていました。

気が付くのが遅すぎました。

全くの想定外でした。


11クリスティラ4号の状態はまだ安定していませんが、

ひとつの事例として公開することにしました。


今 必死に頑張っている11クリスティラ4号に

応援のポチ ↓ をお願いいたします。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村


追記  8月27日 22時30分記載

みなさま たくさんの応援を有難うございます!  

油断できない状態が続いています。 

見守ることしかできませんが、小さくて尊い命、なんとか救いたいです!

  
コメント (21)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱走亀のどや顔

2011年08月26日 | アカミミ


ミドリガメのゾーイ(♀)です。

8月13日に1個の卵を産み落とし、

その後 また1個の卵の殻を見つけました。

食欲もありますので、もしまだ卵が体内に残っていたら、

全部産み落としてもらいたいです。


出かける直前、脱走に成功したゾーイを見つけました。

住まいのひょうたん池に上に金網を乗せ、

重い煉瓦を6個も乗せてあるので、絶対に脱走はできないはずでした。


どうやらチビアルダのジョアンが、ひょうたん池の近くを通り抜け

ようとした時に、煉瓦が少しずれたようです。


そのお陰で見事に脱走に成功したゾーイは

どや顔でした。


小さい頃からリクガメと一緒に生活していたこともあり、

ビルマ軍団に遭遇しても平気な顔をしていました。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左手がパアー♪

2011年08月25日 | 産卵・孵化仔


ニシヘルマンの孵化仔・11ジョナサンコ1号です。

小松菜に大喜びをしていました。


黄色いほっぺに小松菜をつけ、

左手がパアーでした(笑)。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完熟ではない自家栽培のイチジク

2011年08月24日 | 産卵・孵化仔


ニシヘルマンの孵化仔・11ジョナサンコ1号(左)と

11メアリー1号(右)です。


自家栽培のイチジクです。

完熟する前に収穫をしないと、ヒヨドリカップルが

イチジクの中心をえぐるように食べてしまいます。


まだ食べごろではありませんが、それでもイチジクは大人気です。


11ジョナサンコ1号は、イチジクをすぐに食べ出し、

11メアリー1号はなぜか上機嫌、喉をボコボコさせていました。


この後 11メアリー1号も11ジョナサンコ1号に負けないほど、

大きなクチを開けてイチジクを食べていました。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビビ流セロリの食べ方

2011年08月23日 | ビルマホシガメ


ビルマホシのビビ(♀)です。


チビアルダのジョアン(♀)のセロリを食べていました。

ビビ流食べ方は、まずセロリの上部だけを食べ、

その後に残りの下部をバリバリと食べます。


ジョアンは一気に丸齧りします。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少し涼しい日は寝て過ごす

2011年08月22日 | アルダブラゾウガメ


チビアルダのジョアン(♀)です。


酷暑の毎日から、ここ数日 最高気温が30度を下回る少し涼しい日があります。

そんな時 ジョアンはまる一日中 眠り続けます。

そして、翌日に二日分の餌を食べます(ジョアン流 ため食い)。


外気温を敏感にキャッチした日々を過ごしています。


真冬は五日に一度程度の食事、あるいは一週間も眠り続けることがありますので、

納得がいくライススタイルです。


画像は、おやつが欲しくて、「なんか ちょうだい!」と、

私を見つめていました。


ジョアンにストレスはないと思ってしまうほど、気ままな生活を送っています。

長寿の秘訣でしょうか。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうして止まっているの?

2011年08月21日 | 産卵・孵化仔


ニシヘルマンの孵化仔・11クリスティラ1号(♀ 左)と

ヒガシヘルマンの孵化仔・11ヨーク2号(右)が、

このままの状態で動かず、止まっていました。


11ヨーク2号は、2011年2月17日生まれ、本日初公開です。

雌雄はまだわかりません。


2匹の目線の先には何もありません。

きっと何も考えてないのでしょう。


不可解な行動をするリクガメたちは、とても魅力的です。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オクラパーティ♪

2011年08月20日 | ビルマホシガメ


我が家のビルマホシ軍団です。

手前2匹がオス、後ろ3匹がメスです。


香川県産のオクラが1袋50円♪

安い!! と思い、16袋を買い込み、

急遽 オクラパーティをしました。


レジ係の方に、「領収書 いりますか?」と

聞かれてしまいました(滝汗)。


画像は4袋分ですが、あっという間にお腹の中へ消えていきました。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新米ママが二度のオス化

2011年08月19日 | ニシヘルマンリクガメ


ニシヘルマンのジョナサンコ(♀)です。


我が家には他にも産卵できる母亀たちがいるため、ジョナサンコの繁殖を後回しにしていたところ、

一番大きく、一番重いニシヘルマンのメスになりました。


ニシヘルマンの婿殿・チェリオと半日だけ一緒にしたところ、なんと抱卵し、

2011年5月14日に孵化仔を授かりました(11ジョナサンコ1号)。


その後 ジョナサンコは屋外飼育場でメスたちと同居させ、一度もオスとは会わせていませんが、

激しいオス化をしました(7月19日に掲載)。

ジョナサンコが落ち着くまで単独飼育を続け、産卵ケージへ入れましたが、

抱卵の確認はできず、屋外飼育場へ戻しました。


そして8月13日 同居中のメス相手に、二度目の激しいオス化をしました。

抱卵の確認はできませんが、卵詰まりが心配なため、再び産卵ケージへ入れました。


オス化から抱卵の確認、産卵までの日数はかなり個体差があります。


ジョナサンコは新米の母亀です。

今年3月 産卵床にポロリと産み落とした卵は有精卵(11ジョナサンコ1号)、

一生懸命に産卵穴を掘り、完璧に穴埋めまでした卵は無精卵でした(爆笑)。


今度はどんな産卵になるのか、少し心配な仔です。

いずれにせよ安産だと思いますが、油断をせずに注意深く見守ります。


二度目の産卵ケージ生活は一週間、後ろ脚ホリホリもせず、毎日たくさんの餌を食べています。

ジョナサンコは産卵ケージ生活を満喫してしまう仔、産卵のことは忘れているような仔です(滝汗)。

母亀の性格もそれぞれです。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの泥んこ亀たちが・・・

2011年08月18日 | ニシヘルマンリクガメ


ニシヘルマンのヘンリー(♂ 右)と 

ニシヘルマンの孵化仔・10アン8号(左)です。


10アン8号は、5月の九レプの際、雌雄がよくわかりませんでしたが、

今のところまだメスっぽいです。


2匹は屋外飼育場でのびのび生活している泥んこ亀たちですが、

温浴後は綺麗になり、別亀のようです。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完全屋外飼育は嫌だけど、屋外では上機嫌

2011年08月17日 | ニシヘルマンリクガメ


ニシヘルマンのマーク(♂)です。

完全屋外飼育に適応できず、体重が130gまで減少したため、

屋内飼育へ切り替えた仔です。 

食べて寝るだけのメスのような生活を送っている仔です。


太陽光をたくさん浴びてもらいたいので、

毎朝 早朝日光浴をさせています。

そのお陰か、体重は180gになり、順調に成長中です。


大好きなハイビスカスの花にご機嫌さん、

喉がこれ以上膨らまないほど大きくなっていました。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

踏ん張る短い後肢

2011年08月16日 | 産卵・孵化仔


ニシヘルマンの孵化仔・11クリスティラ1号(♀ 2011年1月31日生まれ 体重34g)です。

短い後肢を踏ん張りながら、

久しぶりの配合飼料に大興奮をしていました。


孵化仔たちは将来 どんなお家の仔になるのかわからないので、

頻繁ではありませんが、数種類の配合飼料を与えています。

はじめは餌と認識しなかった配合飼料ですが、今ではみんな食べるように

なりました。


もし体重が40g以上になれば、

ぶりくら市2011、あるいはとんぶり市2011にて販売予定です。 

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミドリガメ16歳 初産

2011年08月15日 | アカミミ


ミドリガメのゾーイ(♀ 1.88㎏)です。

ゾーイという名前の響きは面白いですが、英語圏の女性名です(苦笑)。


ミドリガメではなく、正式にはミシシッピィアカミミガメです。

用語の使い方が間違っていると、ご指摘のコメントが入るかもしれませんが(汗)、

ゾーイは8gか9gぐらいから育てていますので、私にとっては、その当時と変わらず

ミドリガメなんです。 どうぞご了承ください。


8月13日 水換えをしていると、白い小さな殻(画像右下)を見つけました。

夏場の水換えは毎日していますが(臭いので)、昨日 この殻はありませんでした。


ゾーイは16年間ほど飼育していますが、初めて卵を産みました。

殻の欠片を集めてみると、どうやら1個だけ産み落としたようです。

ゾーイは我が家で唯一の水棲ガメ、完全屋外飼育をさせ、

毎年 自然冬眠している仔です。


まだお腹の中に卵を抱えているかもしれません。

今まで以上にしっかりお世話をします。


追記 13日以降 卵の殻はありません。


16歳の初産、これからも独身のゾーイに(苦笑)、

ポチ ↓ をお願いいたします。

にほんブログ村 その他ペットブログ カメへにほんブログ村
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする