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vol.1419 雑草に学ぶ

2021年01月04日 13時59分00秒 | Weblog
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全国農業新聞1/1号
「雑草に学ぶ変化の時代を生き抜く術」という記事を読んだ。ことのほか納得した。
静岡大学学術院教授・稲垣栄洋農学博士の論をかい摘んで紹介。

先の見えない時代、漠然とした不安の中を生きている。予測不能な変化が起こる環境を得意として成功している植物、それが雑草。変化に適応して進化を遂げてきた。
雑草はどこにでも何気なく生えている他愛もない植物のように思えるが実はそうではない。雑草は弱い、という誤解をしている。
雑草は自分の得意な場所で生えている。よく踏まれるところには踏まれることに強い雑草、耕される畑には耕されるに強い雑草、草刈りされるところには草刈りに強い雑草。どの雑草も自分の得意な場所に生えている、それが強さの秘密。
雑草は踏まれても立ち上がるというが実際には立ち上がらないことも多い。そもそもどうして立ち上がらなければならないのか、雑草にとって最も重要なのは花を咲かせて種子を残すことである。立ち上がるエネルギーは無駄である。そんな余力があるなら踏まれながら花を咲かせ種子を残したほうが良い。
大切なことを見失わない、これこそが雑草魂である。この大切なことが変わらないないからこそ、雑草は変幻自在に変化をして環境の変化に対応している。

雑草に教えられた。

話変わって
その新聞からわが町に関連する記事をscreenshot








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