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vol.374 聞くが八割、話すが二割

2017年08月28日 12時17分29秒 | Weblog
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パワーハラスメントという言葉が誕生したのは2001年。東京のコンサルティング会社クオレ・シー・キューブの代表取締役岡田康子とそのスタッフが創った和製英語であると、wikipediaには紹介されています。

そのwikipediaの中で
厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ」(2012年(平成24年))は、「職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性(※)を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為をいう。※上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものも含まれる」という定義を提案した。
厚生労働省は2012年(平成24年)1月にパワーハラスメントの典型例を示した。
暴行・傷害(身体的な攻撃)
脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)
業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)

中央公論9月号では、その岡田さんが「パワハラ命名者が教える職場のNG集」として論じられている中に「パワハラだと訴えられるのを恐れ、部下への指導をためらう管理職が出てきましたが、業務上の必要性がある叱責はパワハラではなく正当な指導です。基本的には相手を尊重した関わりを持てば問題はないのです。必要以上に怖がる必要はありません」と指摘されています。

と此処まで唐突にパワハラを取り上げたのは、先日の或る集まりの中でのこと。
市民の方から「対応した役所職員の髪型が気に入らんので上司に注意せよと言うと、『今の時代はパワハラになるのでしたいけど出来ない』と言われ納得出来ん」と。

その訴えを聞いてて、私も遠く昔の役所勤務時代に口髭を伸ばしてた頃もあって、内心ではお尻がモゾモゾとした次第です。あの当時、中身が無いのに格好だけはつけたかったのかな。そう大きな反省とまではいかなくとも、周囲に少なからず不快な気分を与えていたことも事実だろうし、それはそれで申し訳なかったと思っています。若気の至り。当時は周りから注意されたというよりも、何で髭を伸ばしてるの? という問いかけでした。男は潜在的に髭を蓄えたらどんな感じになるのか、試してみたい願望があるように思います。

さてさて、話しかけられたこの一件。
よほど周囲に不快な印象を与えてなければ、また業務上叱責の必要性がなければ、個人の自己責任の嗜好の範疇でしょうか。
人の仕事はアナログな信頼関係が要。部下との接し方は「聞くが八割、話すが二割」とも言われていますからコミニュケーションがとれているかでしょう。
よく云われる、役所職員「らしく」の「らしく」は明確な定義や結論は出ないし、職場風土と言えるのかもしれない。


*誤変換及び文章の瑕疵は後ほど推敲します。

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