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vol.167 ガバメントクラウドファンディング

2017年03月06日 23時29分08秒 | Weblog
今日も「勝地ブログ」にアクセスいただき、ありがとうございます。


ふるさと納税が国会審議で集中砲火の記事。「ふるさとチョイス」ホームページからのスクショです。


チョイスは、全国1788自治体すべてを網羅し、そして申し込みからクレジット決済までできる自治体は1152。16年度全国ふるさと納税額約1653億円の約82%がこのサイト、チョイス経由だというから凄い。

本当に地域の力になっているのか? と訝る声も無きにしもあらずですが、特産品合戦はまだまだエスカレートしていくのだろうなと思います。昨年度のふるさと納税件数は約700万件、日本の納税者総数は約4500万人、チョイスでは一人平均五件の寄付とのデータもあるようで、どこまで膨張していくのか、その結果、自治体格差がどうなっていくのでしょうか。

自治体同士による顧客の取り合い合戦です。顧客からの選ばれ合戦という方が当たっているのかもしれません。

私が注目しているのは、このチョイスの「ガバメントクラウドファンディング」という取り組みで、これが本来の姿、原型をとどめていて、なかなか優れものだと思うのです。

ガバメントクラウドファンディングとは、自治体が行うクラウドファンディングで、すべての寄附がふるさと納税の対象となり、プロジェクトオーナーは自治体のため安心して参加ができ、自治体の課題解決に意思を反映することができます。目標金額に到達しなくても、集まった金額内で自治体が事業を行うため、通常のクラウドファンディングのようにご返金されるということはありません。

この取り組みに手を挙げている自治体もいくつかあり、中でも、県下では西脇市さんが「歴史と伝統のある木造校舎の学び舎を残したい」として目標1千万円の寄付を募り、


また、養父市と広域災害相互支援協定を結んでいる鳥取・大山町さんが「国立公園大山公衆トイレ改善プロジェクト」として目標5千万円の寄付を募っています。


養父市でも、老朽激しい青谿書院の良好な保存を目指した改修プロジェクトとして、チョイスのガバメントクラウドファンディングを活用することは考えられないものかと。


検討の余地は十分あると、ひとり思い描いています。


*誤変換及び文章の瑕疵は後ほど推敲します。

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