2018年1月1日初日の出 サロンドトピナンブールより
YOSHI VEGGIE MANDALA ヨシベジ曼荼羅をビジュアル化したい、という思いがありました。
それはマクロビからベジ料理へと自分の料理観枠を広げた頃に出てきた思いで、パーマカルチャー、未来食、典座教訓、マクロビオティックから大きく影響を受けたものです。
先日資料断捨離の際に、それらのブレーンストーミングのメモ書きやらがたくさん出てきました。
食の多様性とその調和を俯瞰できて、自由におおらかに料理を楽しめるような、そんな料理法の図を。
大袈裟なものでもなく、少しばかりユニークで、古今東西伝えられ実践されてきたことをわかりやすく。
先日行った
南方熊楠展は、とても刺激的でした。
南方曼荼羅とも呼ばれる、森羅万象を描いた?それはさっぱりわかりませんでしたが、実物のスケッチやキノコの標本や、アイデアの整理法(整理になってるのか疑問・・・)など、彼の軌跡をたどるのは、ひっくり返したおもちゃ箱の中にいるよう、ワクワクしっぱなしの展示会でした。
南方熊楠生誕150周年記念企画展
南方熊楠-100年早かった智の人-
知の巨人熊楠に刺激を受けたから、ヨシベジ曼荼羅づくりにも弾みがつく、かな。
自身のことも、深く掘り下げる日々です。
ポジティブ思考を言い聞かせているのにどうしてもブレークスルーできないような生きづらさを感じているとしたら。。。
私自身がずっとそんな違和感のまま生きていました。ときにはそのことさえ、認めないように見ないようにとしながら。
そうしていると、自律神経失調症やらなにやら、手を替え品を替えメッセージが来るわけです。
これは、アダルトチャイルド(AC)がインナーアダルトを育てていく、再生の本です。
私の場合は抑え込んでいた痛みがリアルに蘇ってきました、この本を手に取ろうと思った人ならさらりとは読めない本かもしれません。場合によっては、専門家のサポートのもとでワークに取り組むのがよいかもしれません。
ポジティブ思考の強要は、夜の深みを感じている人にはそのままではかえってイタイことがあります(私感)。
夜が終わったあとの朝の光が美しくあれるために、ときどきポジティブ思考をひと休みして、夜のことをよく理解してあげることも大切なのではないかな。この本はそのガイド役として。
前の記事にも書いた、自分自身の体と心がメッセージをくれているテーマと、私の専門関心分野との因果関係が深くて、前に進もうにも進めないで足踏みばかりしているときもあります。
料理家なのに、自分の食のこととなると、かつて摂食障害を経験し、今もときどき食事不安・食事恐怖がやってくるのですから!
食にまつわる光と影
料理というギフト
癒しの扉
カミングアウトが続きますが、その話はまた別の機会に。。。
ヨシベジ曼荼羅には、調理法・食文化の項目のほかに、「食」が含むセラピー・癒し・心理学の項目が備わったら、まんまるに整うような気がします。
まだそのへんが未消化でうわついたまま。
私自身の実体験的作業が深まっていったときが楽しみです。
空を仰ぎ 柚子を睨む
秩父にて
野生の柚子は生い茂って棘が硬く大きく、実を収穫するのにひと苦労
といっても、こちらは大家さんが採ってくれるのをキャッチする役目
たっぷりといただいたのでお菓子用の柚子ピールと、鍋用の柚子ポン酢に加工予定
皆々様にとって佳き1年となりますように。