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寒いことが懐かしくなる

今朝は今年一番の冷え込みで-3.5℃でした。
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風が無いから体感的にはそんなでもない。 5時に布団から抜け出すと直ぐに、熾きがたくさん残ってるアンコールとFA225に火を入れるんだが、2台の薪ストーブの焚付係りは大忙しです。

真っ赤な熾きに小割をのせて、その上に中割を数本重ねて扉を閉めると、直ぐに炎が立ち上がる。 いつも思うんだが、この瞬間がたまらなく好きだ。 初め小さな炎はだんだんと大きくなっていくんだが、その過程をながめているのがまた心地良い。

安定燃焼して、すっかり暖まってしまった快適な23℃の部屋よりも、これから暖まろうとしている焚き始めの18℃の部屋の方が、何となく幸せな気分が大きい。 何かを手に入れる前夜の気分に似ているかも知れないね。

今の家に住み始めて、て言うか、薪ストーブで迎える冬は9度目になるんだが、ありがたいことに風呂上りに寒いと感じたことが無い。 だけど、何だかそれが最近味気ないと思うことがある。

生まれてからこれまで、記憶の中にある風呂上りの体感ってのは、寒いのがあたりまえだった。 だから、いつも湯船に首まで浸かってはしっかりと体を温めて、湯冷めしないようにと直ぐに服を着たもんだ。 で、そのあとはコタツにもぐる(笑)

あの頃の風呂のありがたみが懐かしい。

吾が家の南の窓からのある日の冬の空です。


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