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ふるらんば

墓参のつづき・・・

『ふるらんば』 がどうやら 『らんとうば』 を語源とするらしいことは、 こちら 同郷人のブログで知り得ることが出来たけど、その 『らんとうば』 を蘭塔場と書くのか、それとも蘭塔婆と書くのかによって 『ふるらんば』 が古蘭場とするか、古蘭婆とするのか今のところボクは判らないでいる。 年忌供養の法要には『とうば』 が立てられるけど、これは塔婆と書くのが一般的だからなのだ。

ふるらんばの中心に鎮座する一番古い墓石を総代として彼岸花と線香を手向ける。

陽当たりを良くするために10年前に伐られた樹齢大層の切株の存在感もまた、ふるらんばならではのものだ。 ここにはこんな大木の切株が数本あって、その根が墓石を傾かせてもいた訳だ。 植物の力は真っことスゴイのだ。

過去帳を辿ると南北朝時代まで遡るというから14世紀のことだ。 古いものだとかれこれ700年の時の流れ、風雪に耐えてきた墓石群ということになる。  石に刻まれた戒名らしきものは殆ど読み取れないほどに・・・
傾いてしまったり落ちてしまった墓石、いつかは直さなければならないと思ってはいるけれど、今のボクにはそこまで手が回らない現実がある。 それに第一番継承者でもないしね。
それでも気がかりなことの1つではある訳で・・・

『ふるらんば』 ボクは、子供たちへ伝えて行く義務がありそうだ。

帰り際、 『ふるらんば』 を振り返ると、梅の花越しに確かにまどろんで見えた。


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