まず、断っておくが、本書は、トンデモ本である。
今日、本屋で、たまたま見つけたが、ストーンズの時と同じコンセプト。
たぶん、著作権もないまま出た写真集で、コンサートの帰りに屋台で売られているものと本質的には、変わらない。
それにしても、しっかり写真は、撮っている。
どこで、どういう風に撮ったかわからないが、限られた数曲の写真を、連写で、やたらめったら撮っている。
一見、武道館の公演の写真のように装っているが、セットの様子から見て、ほとんど、ドームでの写真。
ドームで、いい席が取れた時に、限られた演奏を撮りまくったものと思われる。
最後の写真は、武道館だが、明らかに、遠景で、アングルも違う。
少し、書下ろし部分があるが、レベル低すぎ。
私でも、書く気がしないほどのレベル。
ということで、著者のI氏とは何者なのか。
ストーンズファンで、作家・武闘家と称しているが、少なくとも、著作権の有無は、はっきりして欲しい。
このような本が、普通の本屋に並んでいることが、恥ずかしい。
なかなかストレートなタイトルの本だが、前に紹介した”ビートルズの真実”の著者のお二人による第二弾。
ビートルズの公式曲を、発売順に、議論している。まるで、大学のゼミみたいだ。
んで、なかなかいい。
基本的なところは、最小限に抑えて、里中氏、遠山氏の、薀蓄を語り尽くす。
これが、主観的なものだけではなく、客観的情報に基づき、新たな解釈を加えるという手法で、ビートルズを一通り知っている読者に刺さる内容になっている。
詳細な情報に基づき、当時のレコーディングの雰囲気を再現。ひじょうにリアル。
特に、どのパートを、誰がどう歌ってるか、演奏してるかの洞察が興味深い。
なかなかそこまで聞き込めないし、聞いてもわからない。
その洞察の中での、PMのマルチ振りには、驚くばかりだ。
カールパーキンスは、ビートルズが、多く取り上げたため、印税が入って喜んでいたという話や、この前の日本公演でもやっていた、Back In The USSRのドラムが、PMによるものだとか、トリビアも、満載。
ビートルズの中級ファンにお勧め。
初心者だとちょっとついていけないし、流石に、上級者だと、知った話も多くなるから。
今日は、天気予報いまいちで、静かにしているつもりだったんだけど、ほとんど雨も降らず、どうしようかなと思っていた、大英博物館展に行ってきた。
結構な人出で、人気の高い展覧会。
大英博物館から、100点展示されていて、人類にとってのモノの歴史が俯瞰できる展示になっている。
モノの大小、モノの作られた場所、モノの作られた時代、バラバラで、これ、本当に、大英博物館のものってモノまで展示されていて、イギリス人らしい、また元祖博物館らしい展示になっている。
一番古いのは、200万年前の石器。普通の石と区別するのが難しい。それから、石器らしくなるまで、途方もない時間がかかった。
それに比べ、有史と言われる数千年間の発展、変化は、すさまじい。
そして、ここ500年は、発展と言えるのか、限界と考えるのか?
日本から出ているもので一番古いのは、縄文式土器。世界一古い土器として紹介されており、誇らしい。これを博物館に売ったのは、シーボルトの息子であるという。
イラクの壁画片が、シルクロードで、見つかっている壁画と類似しているのにも惹かれた。
とにかく、バラエティに富んだ優品が並んでいるので、誰でも楽しめること間違いなし!
今日は、最高のコンディションの中ゴルフ。
ここまですがすがしい天気だと、スコアなんてどうでも?
PMの武道館公演の際、注文していたTが届いた。
普通、売り切れたらおしまいなのだが、KYODO TOKYO さんのサービスなのか、あまりにも、少量しか準備できなかったのかわからないが、グッズ売り場で、申し込んで、お金を払えば後で送ってくれるというシステムで、無事ゲットできた次第。
KYODO TOKYOさんの詫び状つき?
本当は、売り切れたリトグラフの方も、後から申し込めるシステムにしてもらうとありがたかった。ネットでは、既に、高値で、取引されている。
グッズの件では、不満はないけど、入場時の混乱は、ちょっとお粗末だったかな?
そもそも開場が大幅に遅れた原因がわからないので、誰が悪いのか(もしかするとPM?)わからないんだけどね。
こちらが赤で、よりシンプルなデザインの方。
もし着るんだったら、こっちと思うけど、着る気はない。
シカゴで、最初にPMのコンサートの行った時のTは、着古して、かなり色がはげてしまった。
FBに、PMが日本公演の写真をどんどんアップしている。
その後のソウル公演や、もうすぐ始まるイギリス公演もあるのに、よっぽど、日本公演がよかったのかな?
ということで、もう一つ(二つ?)、記念が増えた。
古墳巡りが終了して、お口直し?にお邪魔したのが、一之宮貫前神社。
週刊日本の神社で、この神社の存在を知った。
上毛の一之宮という由緒ある神社。
山あいにあると思いきや。
門をくぐると。
社殿は、谷にある。
こんな神社見たことない。
楼門は、1635年に造立され、重文に指定されている。
拝殿と社殿。
修復工事が、2013年に終わったばかりということで、家光時代の輝きを取り戻した。
社殿は、二階建てで、貫前造りと呼ばれている。
きらびやかな装飾。
戦争中、総門東のタブノキにカエルそっくりのサルノコシカケが生えたことから、勝ち蛙として信仰を集めたという。
社殿の二階の装飾は、独特のデザインであり、重文に指定されている。
樹齢1000年といわれるスダジイの木。
これが、先ほど出た蛙の木。実は、タブノキ。
大鳥居越しに、上毛の山々が臨める。
すばらしい景色だ。
近くに、富岡製糸場もあり、参拝客も多かった。
ということで、日帰りのさらっとした旅だったが、予想以上に充実した旅になった。
特に、古墳が、予想以上に整備されていて、よかったかな。