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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

今日は最終日

2012年08月16日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
今日はいよいよ最終日、と言っても、夜行で香港に来て、トランジットして、今夜成田に帰るだけ。今、香港にいる。

今回は、初の雨季の印度。
ラッキーだったのかもしれないが、土砂降りはなく、小雨がぱらついた程度だった。
逆に、気温が、たぶん、日本の6月中旬ぐらいの感じで、印度の8月にしては、涼しく感じた。
緑も多い。

間違いなく、日本よりは、涼しい。
爽やかな風?も、時々吹いたりして。

但し、湿気は凄く、ノートなど、すぐよれよれになる。

やはり、もっとも問題なのは、食事で、印度料理ばかりで、流石に飽きるし、体にも良くない。
後半、都会に近づいて来たので、中華やら(おいしくはない)、最後は、スパゲティまで、食べた。

いつも、干からびてしまう。

流石に、しばらく印度に来る機会はないと思うが、万一あったら、いよいよカップヌードル持参にしようか?

香港では、早速、味千ラーメンをいただいた。

不衛生なものは、ウェットティッシュを活用し、カメラ関連品などは,現地調達などできないとわきまえる。

調子が悪くなった時の薬、粉末ャJリなど、すべて、経験から来るノウハウが、役立った。

唯一、蚊取り線香だけは、役に立たなかった。ホテルの部屋に蚊がいなかった。
ここのところは、旅行社にお任せなのだが、今回は、ラッキーだった。
現地のガイドにお土産としてあげて来た。

現地のガイドと言っても、役に立つと思ったら大間違い。

ホテルや、列車や、車の手配はしてくれるが、あとは、片言の英語と日本語を話す、旅の同行者と思った方がいい。

今回のガイドも、このコースは、5年振り2回目といい、それぞれの日のスケジュールは、ほとんど私が決めてるし、観光では、私よりも彼が、先に写真を撮りまくっているあり様である(これは、流石に初体験)。

印度の、歴史、経済についても、私の方が、知っている。

セキュリティーチェックで、ハサミとナイフを捨てさせられていた!(これも流石に初体験)。

フライトでは、途中停車の空港(インドール)で、降りようとするし!(これまた、流石に初体験)。

泊まるホテルの電話番号知らない???(これもまたまた初体験)。

どっちが、ガイドかわからない。

私の方が、持って来た資料を見て、彼に教えていた。

これも、印度。

日本へのお土産は、これから、香港で、調達予定。

前回も、そうだったが、印度でお土産を買うとしたら、ティーぐらい?

全員に、宝石を、お土産にできたら、別だけど。
アジャンタの岩山は、玄武岩だそうで、水晶などが、たくさん顔を覗かせていた。

いずれにしても、目的完遂し、めでたしめでたし。


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今日は、ムンバイ。

2012年08月15日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
今日は、印度の独立記念日だった。
65年間、大きな内戦もなく、ここまで来た印度に拍手である。

ただ、昨日、ムンバイへのフライトを待っている時に、ぼんやりTVを見ていたら、工業大臣が、急死したと言っていた。印度の経済の中心であるムンバイのあるマハーラシュトラ州の元州知事だった大物政治家だ。

髭もじゃのヨガのお坊さんが、政府の腐敗に抗議して、ハンガーストライキをやっている。
印度の将来は、まだまだ前途多難でもある。

そういえば、オーランガバード空港は、必要以上に立派になっていた。
このバランスの悪さも、印度の特徴である。

今日は、ムンバイ。
ムンバイには、6~7回来ているので、かなり見ているのだが、その中で、まだ行けていなかった3箇所に狙いをつけた。

一つ目は、プリンス・オブ・ウェールズ博物館。
立派な建物で、いつも気になっていたのだ。
と思ってたら、独立記念日で、休みだった。とほほ。
0点。

二つ目は、ジャイナ教寺院。
ジャイナ教の始祖であるアディナを祀っていて、敬虔なジャイナ教信者が、次から次へと訪れる。
ジャイナ教信者には、経済界で活躍するお金持ちが多く、商業の中心であるムンバイにも、信者が多い。

ジャイナ教の寺院を訪れるのは、初めてだったので、興味深かったが、ムンバイの街を、ムンバイ湾越しに臨める側は、雨季はクローズとのことで、50点。

最後に訪れたのは、カンヘリー石窟。
ムンバイの北42kmにあるが、空港に近く、ずっと高架道路がつながっているので、行きやすい。
高架を降りると、すぐ国立公園で、公園内の密林を、数キロ行った山の中にある。車で、入り口まで行ける。歩くとたいへんなので、シャトルバスもあった。

人などいるのだろうかと思ってたら、とんでもない。
独立記念日の休日で、ごった返していた。恐るべし、ムンバイパワー。

石窟が100以上もあるということで、とても見きれないのだが、地図がないのが致命的。
それでも、素晴らしい仏像に多く出会うことができてびっくり。

仏塔だけの石窟もあるが、古いものではなく、古いものを真似たものらしい。
仏像も立派で、典型的なグプタ様式だが、入り口の唯一の説明板によると、11世紀頃のものという。

流石にそれよりは、古いのではないか?第一その仏教の衰退期に、これだけの石窟群を掘る力が、残されていたのだろうか?
仏像のレベルも、低くないし。

印度人もびっくりしているが、一面に石窟が散らばる山をハイキングしたり、ジャングルの眺めを楽しんだり、中を流れる川で水遊びをしたり、石窟で隠れんぼをしたり、思い思いに、国民の休日を楽しんでいる。

彩色の壁画が残る石窟があるらしいのだが、いろいろ探したが、どこにあるのか見当もつかなかった。

何の説明もない方が、探検隊気分を味わえるという向きもあろうが、そこが、減点で、90点。

ということで、現在ムンバイ空港で、ウェイティング中。

ムンバイ空港も新ターミナル建設中だ。
海を渡るバイパスもできで、渋滞も少しは、ましになってきたようだ。大都会は、変貌を続けている。

空港は、独立記念日をはさむ数日は、4時間以上前のチェックインをさせないそうで、国中が、厳戒体制だ。ということで、まだチェックインできてない。
これから、帰国するまでが、もう一苦労。
修行は、続く。



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今日は、アジャンタに行った。

2012年08月14日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
昨日は、送信するのが遅れて、日が重なっていると思うが、今日は、アジャンタに行った。

オーランガバードから、車で飛ばして2時間半。
こんなとこにあるから、紀元前1世紀頃から、紀元後6世紀頃の壁画が、奇跡的に残された。
印度広しと言えども、彩色の壁画は、他にほとんど残されていない。
イスラム教の人々に見つかったら、トルファンみたいに、顔はすべて削りとられてしまっただろうし、アジャンタとの類似性が指摘される法隆寺の壁画も焼失してしまった。
人々に、千年以上も、忘れ去られていたことが、この奇跡につながった。

前来た時は、石窟近くまで、車で行けたが、今は、その数キロ手前の駐車場から、シャトルバスに乗り換える。
不便になったが、それだけ来訪者が増えたということだろう。

それより問題なのは、前回来た時から、8年しか経っていないのに、壁画の痛みが激しいことだ。
もっとも有名な、第1石窟は無事だが、第17石窟のモダンな美女は、煤けてしまったという(確認できず)。
漆喰が、新たに剥落したところもある。
湿気が大敵。

ここは、フラッシュ撮影禁止だが、そんなことより、ポタラ宮や、敦煌の石窟のように、入場制限をかけた方がいいかもしれない。
一方、化学的な修復で、当時の色が、蘇っていたところもあった。

科学の力で、できるだけ、今の姿を将来に伝えたいものだ。高松塚の二の舞は、懲り懲りだ。

今日は、これから、最終目的地の、ムンバイに飛ぶ。


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今日は、エローラに行った。

2012年08月14日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan
昨日は、夜行だったので、TVを見なかった。
今日、ホテルに着いたらESPNで、閉会式をやっていた。
イギリス版紅白歌合戦みたいで、超豪華。
オリンピック後半の日本選手の活躍は、どうだっんだろうか?

今朝は、ブサヴァルに着いて、そこから、ひーこら3時間半、エローラに着いた。
エローラは、2回目なので、落ち着いて見れた。
仏教の石窟が一番古く、ヒンドゥー教、ジャイナ教の石窟が続く。
最大のものは、このカイラーサナータ寺院。
奥行き81m、幅47m、高さ33mの巨大な寺院だが、岩山をまず、上から彫り、横に掘り、一面に彫刻を彫り込み、巨大な寺院を作り上げた。
最初にどの程度の設計図があったかわからないが、一度間違えたら、やり直しがきかないので、とんでもない力が、完成まで継続していたに違いない。
7世代かけて、完成したという。

その後、今いるオーランガーバードに行く途中、ダウラターバードに寄った。
山城なのだが、並大抵では、登れない。敵から守るには、いいが、兵糧攻めにあったら、どうするのか?
ちなみに、ダウラターは、豊かなという意味で、相当リッチな王国だったらしい。

オーランガバードでは、ビービー・カ・マクバラー、オーランガバード石窟、オールドマーケットに行ったが、オールドマーケットは、ラマダン明けに向けて、ごった返しており、通っただけ。

ビービーふにゃららは、デカンのタージと呼ばれている。

オーランガバード石窟は、規模は小さいが、見事な仏像が、複数残されていて、驚いた。

旅も、いよいよ終盤。


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今日は、サーンチーとピーマペトカ

2012年08月12日 | India・Sri Lanka・Nepal・Bhutan・Uzbekistan

今日は、ボパールを起点に、サーンチーと、ピーマペトカの、二つの世界遺産に行った。
特に、サーンチーは、いつかは、訪れたかったところで、はるばる来た甲斐があっ た。

ここにブッダ自身は訪れていないが、アショカ王時代のストゥーバや、トーラナと呼ばれる門が、残る。
特に、その門の彫刻は、素晴らしいの一言。
仏像がなかった時代の仏教信仰の姿を今に伝える、かけがえのない人類の宝である。
芸術性も、極めて高い。
このストゥーパが、世界の仏塔の原型と考えられており、数百年の後、法隆寺の五重塔の姿になって、日本に、伝わった訳である。

トーラナの方も、神社の鳥居の原型ではないかとの説があるが、定かではない。

アショカ王の夫人はサーンチーの出身で、その娘と息子は、ここからスリランカに仏教を伝えた。
そのため、ここに、スリランカの寺院が建てられ、多くの巡礼者が、訪れていた。

もう、思い残すことはない?

ピーマペトカの方は、石器時代の人の岩絵が多く残されていた。
見たのは、ごく一部かと思うが、10000年前から、2000年前のもの。もっとも古いのは、40000年前まで、遡るという。
題材も、動物、狩猟、王様、ダンスなどさまざまで、抽象化されたデザインは、かえって新しい。
ボパールに来なら、こちらにも足を延ばしてもいい。
ボパールから、40km、2時間ぐらい。

時間が余ったので、州立の博物館に行ったが、やなら大きくて疲れた。
ノーコメント。

今日は、これから、夜行で、オーランガバードまで、行く。
やれやれ。


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