たぶん、今晩はずっと飛行機なので、まだ朝だけど、最近GETしたビートルズ本の紹介をもう一冊。
またまた出たビートルズ本。あのシンコーミュージックさんからということで、かつ、あの廣田さんが噛んでいるということで、期待してゲットしたが、なかなか評価は難しい。
新たな発見はない。写真も、シンコーミュージックが取材させてもらえた時のもので、目新しいものはない。海外の人々は、フールオンザヒルの制作時に、日本人ジャーナリストがいたことは驚きだろうが、日本のファンには、旧知のこと。
んで、ランキングというのは、日本のビートルズ知識人?100人の投票によるランキング。ここに無理がある。
評論家がどう選ばれたがもポイントだが、そもそも評論家は、自分の個性を出そうとするもので、その100人が投票したら、その結果がハチャメチャなものになることは目に見えている。
もちろん、それぞれの意見は、面白いが、それが羅列されると、訳がわからなくなるのだ。
ここは、企画が無理筋ということで、あきらめよう。
ちなみに、アルバムでは、1、アビーロード、2、ラバーソウル、3、ホワイトアルバムなのだが、なかなか納得できない人も多かろう。
かつアルバム内の曲の人気順も紹介されるが、これまたなかなか難しい。
そもそも、ビートルズの曲は、時代によって全然違うし、同時代でも、バラェティにとんでるし、個性の強い4人の集まりだし、なかなかランキングを付けるのには馴染まない。
ということで、いろんなビートルズの聴き方があるなと、広い心で受け止められる人向け。
ランキング中心ではなく、100人それぞれの順に紹介してもらったら、もっと読みやすかったかもしれない。
”達人100人のビートルズへの想い”などと改題して、再編集して、出してみたら?