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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Eric Clapton

2025年04月16日 | Music


今日は、いい天気。
午前、家事に集中。
午後からおでかけ。

お濠の桜は、流石に葉桜。



おみやは充実。
トート、T、パンフをゲット。
周りを見ているとかなり少ない方。



マーティンのブースも。
ちょっと我慢した。



いつもの看板。
Not Bad。



シンディローパーも行く予定。
武道館、大忙し。



ステージは、こんな感じで、いつも通りシンプル。



ディスプレイが見えるが、コンサート中は、見えなかったので、何が映されていたのかわからない。



ここが、席からの眺め。
近いのだが真横。
手前の
Doyle Bramhall ⅡGuitar)と、Tim Carmon (Keyboard)の手元が見にくい。
Nathan East (ベース)、Sonny Emory(ドラム)、Chris Staiton(KEYBOARDS)は、正面になるので、ばっちり。

セトリがアップされていたので。

White Room (Cream song)
Key to the Highway (Charles Segar cover)
I'm Your Hoochie Coochie Man (Willie Dixon cover)
Sunshine of Your Love (Cream song)
Kind Hearted Woman Blues (Robert Johnson cover)
The Call
Motherless Child (Robert Hicks cover)
Can't Find My Way Home (Blind Faith song)
Tears in Heaven
Badge (Cream song)
Old Love
Wonderful Tonight
Cross Road Blues (Robert Johnson cover)
Little Queen of Spades (Robert Johnson cover)
Cocaine (J.J. Cale cover)
Encore:
Before You Accuse Me (Bo Diddley cover)

なんといっても、今回は、Cream時代の曲が多く入ったのが、目立つ。
Laylaは、やらなかったが、その他有名曲は、かなり盛り込まれ、最新アルバムからの曲も入り、かなり充実のセトリ。
演奏もよく、クラプトンのギターソロも多かったように思う。
大満足。
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異教のローマ

2025年04月15日 | Books


今日は、ゴルフ。
明け方凄い雨だったが、開始時にはあがり、好天だった。
ただ、ずっと風が強く苦労した。
その割には、スコアは、ふつう。

桜もいよいよ最後。



今年は、結構長く桜を楽しめた。



青空に映える。



本書は、ネットで見つけて、本屋でゲット。

かつて、弥勒展で、ミトラスが、弥勒の原型というイメージがあったのと、最近地中海絡みの古代史に関心があったので、興味深く読めた。

本書を読んで驚いたのは、かなり普及したはずの宗教なのに、その実態は、ほとんどわかっていないということだ。
経典があったらしいが、残っておらず、キリスト教が国教になったのをきっかけに、異教として、消し去られてしまったのか。
弾圧されたというより、自然消滅に近かったようだ。

太陽を神とあがめ、いろいろ秘儀があって、その秘儀をクリアーし、初めて、信者として認められるというオカルト的な面もあったようだ。
当初の研究者は、ゾロアスター教の一部と捉えていたようだが、重なる部分はあるものの、別の宗教だったのではと今は考えられている。
神殿跡なども残るが、一番の目安は、牡牛を殺すミトラス神の像だ。
牡牛を殺すことにより、祈りを叶えるという意味があったという。

分布も、オリエントの影響の強い宗教と考えられているにも関わらず、ローマより西の方に広がっていたという。
キリスト教を国教としたローマ帝国が、東に勢力を伸ばしたことも要因になっているという。
この辺りも、イメージと実態にギャップがある。

弥勒菩薩との関連は、単に、名前が似ているだけと、ほとんど俗説扱い。
より四天王に教義が似ている面もあるというが、その繋がりも不明で、やはり関連している可能性は低いという。

ローマ帝国が、キリスト教を国教とし、キリスト教が定着する前の混沌とした様子がうかがえて興味深かったが、文字資料がほとんど残されておらず、これ以上の実態解明は、なかなか難しいのかもしれない。
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古代マケドニア全史

2025年04月14日 | Books
今日は、ちょっと風が強いが、好天。
家事に集中。

なんと、本ブログサービスが停止されるという。
大手だと思って安心していたのだが。
引っ越せるとは言うが、もう2回(AOL→Teacup)引っ越ししてきているし、当ブログへの引っ越しの際は、文字化けがひどくて、かなり苦労した。
まだ、文字化けが放置されているところもある。
ただでさえ、忙しいのに憂鬱。
クラウド系サービスは、これがあるから、要注意。



本書は、出たばかり。
ギリシャ旅行をしたタイミングに合わせたように出た本で、即ゲット。
特に、今回は、旧マケドニアの地域から旅行をスタートしたから、まさにぴったりの内容だった。
かつ、行った所が、随所に登場し、臨場感を持って読むことができた。

マケドニアの歴史本があるとは知らなかったのだが、1970年代にお墓が発見された(今回訪れることができた)フィリッポス2世とアレキサンダー大王以外の史実は、未解明の部分が多く、これまでこのような形で著されることがなかったという。
同時代に書かれたものが、断片的でしかなく、かつギリシャ側に残されたもので、もっと言えばアテネ中心史観によっており、事実を捻じ曲げられていると思われる部分が多いという。
かつ、政治的に難しい地域で、考古学的な研究も進まなかった。
首都的な存在のアイガイの場所が特定されたのも、1970年代に入ってからということからも、謎に包まれていたことがわかる。

古いマケドニアの史実を伝えたのは、よく出てくるヘロドトスと、トゥキュディデスの2人だが、触れている期間も限定的で、かつ内容にも偏りが見られるという。
ヘロドトスと同時代のアリストテレスも少し記録を残しているが、マケドニア側が語る史実は、ほとんどない。
それによると、マケドニアの王族は、ヘラクレスを先祖とするとされているが、神話を起源とする話は世界中によくある。
国が形づけられた時期も、紀元前5世紀頃と推定されているというが、根拠は、薄弱。
どんな社会だったかもほとんどわからない。
そのような中、王になると、王の顔を彫った貨幣が造られるため、王が即位状況を伝える数少ないヒントになるという。
本書では、バイアスとか、レトリックという単語がよく出てくるが、ギリシャ側の資料の読み方の難しさを象徴する言葉。
状況証拠を積み重ねて史実を組み立てていくしかない。

マケドニアは、今のギリシャの北方を発祥とし、隣国と、戦闘を繰り返したため、ギリシャ側から野蛮な人々と考えられていた。
たた、船の材料となる木材を供給できる国土を持っていたため、イランも、ギリシャも、マケドニアを味方にしようという動きもあった。
民族は、不明だそうだが、政治的には、当初は、イランに近かったとされる。
ただ、フィリッポス2世の時代に、ギリシャと同化し、アレキサンダー大王の時代に、インドにまで勢力を広げる大帝国になった。

サリッサという兵器についての考察も面白かった。
以前考えられていた使用法とは、全く違う使い方をされていたと今は、考えられているそうだ。
それほど、残されたたものが少なく、未解明の部分が多い。



そのような経緯から、ギリシャのマケドニアに対する感情は、複雑。
オリンピアで、フィリッポスが、馬主として、戦車競走に勝利し、フィリッペイオンという円形堂を建立した。
中には、5体の像があったが、今は、柱しか残っていない。
ただ、これが、フィリッポス2世がギリシャに君臨した象徴になっている。
紀元前338年にペロポネソスに軍を進めた際に、オリンピアを訪れ、紀元前336年のオリンピア祭で披露するために建造を命じたらしい。
5体は、オリンピアス、アレクサンドロス、フィリッポス、アミュンタス3世、エウリュディケの順に並んでいると推測されているそうだ。
マケドニアのギリシャ支配を誇るようだ。





アイガイのフィリッポス2世の墓にも訪れることができたが、その石室、副葬品の豪華さも、フィリッポス2世の強大だった力を証明している。



戦争を繰り返したマケドニアだが、マケドニアの支配下入ったフォキスが、デルフォイから奪った黄金の鼎が立っていた蛇の柱は、イスタンブールで見ることができた。
柱は、紀元前330年に、コンスタンティヌス帝が、デルフォイからコンスタンティノープルに持ち去ったモニュメント。

ギリシャ、イタリア、エジプトとマケドニアは、攻防を繰り返し、アレキサンドロス王の時、最大の領土を誇ったが、維持できなかった。
以来、世界は、そういう争いはやめようという努力を続けて来たが、それを意に介さない国家指導者が次々と生まれるのは、残念なことだ。

マケドニア側の譲歩で、マケドニア南部が、ギリシャの一部に、北部が北マケドニア国となり、安定した環境下、考古学的な発見が、急増することを期待したい。

推理を積み重ねながらのマケドニア史で、古代史の面白さを味合わせてくれる1冊だ。
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神々の国ギリシャの旅 その26 お土産

2025年04月13日 | Europe・Middle East・Africa
今日予定していたゴルフは、やはり中止になった。
雨は、これからますますひどくなりそう。



ギリシャ旅行レポートの最終回で、お土産をちょっと披露。
シーズンオフで、お土産屋の活気もなかったのだが、集めているベル中心に。
これは、ポロス島で。
時計台は、あんまり似てない。



これは、デルフィで。
見応えのある遺跡だった。



これが、今回の目玉。
デルフィでゲットしたハンドペインティングのベル。
いかにもギリシャ。
もっと安いのも見つけたのだが、店番がずっといなくて買えず(ランチタイムをはさんで、何度かチェックしたのだが、ずっといなかった)、こちらの立派な方を購入する羽目になった。
でも、これは芸術品。



これは、tourに組み込まれていたショップで、購入した天然スポンジ。
お肌にいいかな?



これは、王道のベル。
パルテノン神殿のデザイン。



メテオラのベル。
これも、定番だが、なかなか個人では行きにくい場所にあったメテオラのベルということで。

ダイニングの棚に早速飾った。
いい旅の思い出。
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神々の国ギリシャの旅 その25 イスタンブール・ミュージアム

2025年04月12日 | Europe・Middle East・Africa
昨夜の雷雨は凄かった。
横浜スタジアムは超満員だったのに、雨天中止。
ドームでないのでしょうがないが、ドームでない良さもある。

今日は、好天。
家事に集中。
明日のゴルフはどうなるかな。
不安定な天候が続いている。



イスタンブール空港では、来るときには、ゲートだけ見たイスタンブール・ミュージアムへ。
ちょっと時間があったので。
まだ、出来たばかりのようで、グッズ売り場は、棚があるだけだった。
入場料は、13ユーロだったが、トルコ国内の様々な博物館から集められたお宝がコンパクトに展示されていて、なかなか良かった。
特に、トルコ旅行の時に行けなかったアンカラの博物館からの展示もあり、トルコで博物館に行けなかった人には、お勧めできる。



アウグストゥスの地と海の像。
紀元後1世紀の製作。
風神像みたいだ。



大理石で作られた人物像?



豊穣多産の神、アステルテの像と、黄金杯。
青銅器時代前期。



暴君の頭像。
紀元前530年。



ローマの皇帝たち。



アウグストゥスの頭像。
西暦1世紀。



ティベリウスの頭像。
これも、西暦1世紀。



カラカラ帝。
西暦211~217年。



セルジュークトルコ時代の椅子。
西暦13世紀前期。



13世紀のモザイクタイル。



星型タイル。
西暦13世紀半ば。

石器時代に近い時代から、近代まで、幅広い時代の展示をコンパクトに楽しめた。



出口に至る通路にある不思議な目の展示。
裏にトルコの名所の説明書きが写真とともに。



ということで、イスタンブール空港で、ちょっとゆったりした時間を過ごした後、成田へ旅立ち。
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