さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの計量

2017-07-19 16:27:09 | 魚類生産
マダイの一斉放流が金曜日に決まったので、
今日は海上生簀で中間育成中のマダイ稚魚の
計量作業がありました。


筏に到着。


鳥避けネットを外して、生簀網の半分のところを持ち上げます。


そのまま上にたぐって、稚魚を集めます。


集められた稚魚たち。
すっかりマダイらしい体になっています。

ここからは時間との勝負。
マダイは酸欠にとても弱いので、密集させたままでいると死んでしまいます。


まずは計量用のタルに水を入れて、重さを量ります。


次に稚魚を網ですくって入れます。


そして計量。
水の重さを引いて、稚魚だけの重さを記録していきます。

予め、稚魚1尾の重さは量ってあるので、
そこから尾数を算出します。


今年の当協会の事業放流分は36.8万尾です。
その他に、関係団体からの放流分も合わせて、
明後日は、70万尾近くのマダイ稚魚を県内各所に放流します。


静かにその時を待ちます。

無事に終わりますように。
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