さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

ヒラメの放流 <葉山>

2022-05-17 14:49:24 | 放流、イベント

今日は葉山でヒラメの稚魚放流がありました。
本当なら町のイベントとして子どもたちに体験放流してもらう
予定でしたが、事業放流となりました。


葉山町の組合から2,000尾、
(公財)相模湾水産振興事業団から3,000尾、
合わせて5,000尾が森戸海岸と一色海岸の沖合いに放流されました。


来年はイベントが再開されますように。
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トラフグの放流 <長井・大楠>

2022-05-17 14:43:13 | 放流、イベント

今日はトラフグの稚魚放流がありました。


活魚トラックで運ばれてきた稚魚を、


船に積み込みます。


(一財)横須賀西部水産振興事業団による放流事業で、
大楠漁協の地先で5,000尾、
長井町漁協の地先で5,000尾、
合わせて1万尾のトラフグ稚魚が放流されました。

近年、大型のトラフグの水揚げや釣りが盛んになってきて
地場産のトラフグをブランド化する動きもあります。
こうした放流事業による成果かと思いますので、
今後もより一層活気づくと嬉しいです。
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アワビのシェルター代用品

2022-05-12 10:06:30 | 貝類生産
最近のアワビ飼育水槽では、こんなお試しをしています。


手前のシェルターは従来の飼い方。
貝の付着できる面積が広くなってとても良いのですが、
なんといっても購入金額がお高い。
そこで奥に見える庇(ひさし)のようなボードを設置しました。
アワビは海の中でも岩の下や隙間など、外敵から身を隠せる
場所にいるので、目隠しのようなものがあれば、その下に
集まってきます。


ボードを上げてみると、目論見どおり貝が集まっていました。

この方法なら水通りもよく、掃除もやりやすいので
貝にとっても、飼育するこちら側にとっても良い感じです。

あとは、飼育密度について考えることと、
餌やりの時にボードを上げる必要があるので、
上げ下げしやすい設置方法についても検討中です。

さて、今後の展開はどうなるでしょうか?
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