さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

カサゴ・メバルの放流 <金沢漁港>

2015-06-26 10:16:30 | 放流、イベント
6月25日(木)、横浜市漁協 金沢漁港で放流がありました。



まずは関係者によるカサゴ・メバル稚魚の放流。

トラックから船までリレーで籠に入った稚魚をはこび、




船上から放流です。




次は地元の金沢小学校から5年生が授業の一環として
やってきました。

地元の漁業や栽培漁業について、
そして今から放流する魚についてレクチャーを受けます。




これで1人分。

アサリがいっぱいと、カサゴの稚魚。
メバルもいるかな?




東京湾名物のアナゴもいました。




遊漁船に乗って沖合放流!




そして2校目、関東学院小学校の5年生も放流体験です。




八景島シーパラダイスの横で放流!

両校とも、放流とミニクルージングを楽しんだようです^^

この日の放流は、横浜市漁協金沢支所と、東京湾地域遊漁協議会の
事業として行われ、放流尾数はカサゴ6,000尾・メバル500尾でした。




金沢支所には当協会の募金型自動販売機も設置されています。

見かけたら、ご協力をお願いします☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週のヒラメの放流

2015-06-17 11:51:17 | 放流、イベント
今週は4ヶ所でヒラメの稚魚放流がありました。

まずは6月17日(水)




三浦市の金田湾に5,000尾。




横須賀東部に10,000尾。

いずれも当協会の種苗放流事業として行いました。


そして6月19日(金)




江ノ島です。




江ノ島片瀬漁協の事業で16,600尾を放流しました。




港に帰るとちょうど朝市をやっていました。

今日はヒラメは見当たりませんでしたが、
いずれココに並ぶ日も来るかもしれません。




最後は腰越です。

(公財)相模湾水産振興事業団の事業で
20,000尾のヒラメ稚魚を、地先の沖に
数か所に分けて放流しました。

やっと水温も上がってきて、稚魚の成育には良い環境に
なってきたのではないでしょうか。

大きく育ちますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒラメの放流 <長井・荒崎>

2015-06-08 10:23:04 | 放流、イベント
6月7日(日)、ヒラメの放流を行いました。



まずは長井の井尻地区。



WAFA(地域の未来を考える会)、(公財)日本釣振興会、長井町漁協
が共働で4,000尾のヒラメ稚魚を放流しました。




トラックからカゴごと出して、




そのまま湾内へ。


それが終わると荒崎海岸へ移動です。



毎年春と秋に開催される、クリーンフェスタ。

ビーチクリーンできれいにした浜から1000尾を放流します。




当協会専務によるヒラメの成長のおはなし。




活魚車の上では稚魚の準備。




そしていよいよ放流体験。

バケツリレーで放流台まで運びます。




すべり台をつかって放流~




波打ち際に着地。

ちびヒラメたちは、波に乗って海へと泳いで行きました。




このイベントに合わせて、海岸横にある研究施設も一般公開されていました。




磯で採集された生き物たちの水槽展示。




タッチプール




調査中に捕獲された巨大イカ





荒崎公園では屋台も出店。




カレーだんご汁

すいとんみたいで美味しかったです^^




恒例、ハイジのおばさん




エギづくり体験




釣りゲーム


お天気もよく、どの会場もたくさんの来場者で賑わっていました。

秋もまたよろしくお願いします!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つり環境ビジョンの取材

2015-06-08 09:14:55 | 魚類生産
当協会では、(一社)日本釣用品工業会の「つり環境ビジョン」事業に
マダイ種苗を提供しています。

沖出し翌日に、つり環境ビジョンのホームページ「LOVE BLUE」担当者
が取材に来られました。



既に鳥よけネットを張った後で、かなり撮影しづらいですが。。。




協会のコンパクトカメラではこんな感じになってしまいました。

プロのカメラではどう写ったのでしょうか。




エサやり風景も。




浮いたままの配合飼料を、生簀の下にいる稚魚にも食べられるよう、
水を撒いて沈めます。

LOVE BLUEのページでは、受精卵の池入れから夏の放流までの作業工程を、
定期的にレポートされています。

一般の方にもわかりやすい文章となっていますので、是非ご覧になって
みてください^^

LOVE BLUE
マダイレポート

マダイは釣り対象種として人気が高く、放流魚も多く釣獲されている
ため、栽培漁業を釣り人に知ってもらう良いキッカケになれば、と
思っています。

これからもよろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マダイの沖出し

2015-06-05 09:58:04 | 魚類生産
きのうはマダイの沖出しでした。



沖出しとは、屋内の水槽から海上筏の生簀網に移送することです。



まず水位を下げた円形水槽に入り、網を広げます。




ゆっくりと魚を追っていき、




網の中へと追い込んでいきます。




きれいに追い込みました。




網の片方を持ち上げて、




稚魚をバケツですくいます。




バケツからダンベへ。




ダンベごと移動用桟橋の上へ。




桟橋に下ろしたらすぐに蓋を開けて
魚の状態を確認し、酸素を供給します。

マダイはとても酸欠になりやすいのです。




みんな元気そうで一安心。




桟橋を船で曳航して海上筏へ。




サイフォンの原理を利用して、
ホースで海水ごと生簀網に移していきます。




掃除機のように稚魚を吸いこみ、




網の中へ。




この作業を朝の4時半から始め、
移送後、防鳥ネットを設置して、終わったのは14時前でした。


一夜明けて、マダイ稚魚は落ち着いていると現場から連絡がありました。

夏の放流まで、無事に大きくなりますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする