さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイ生産スタート!

2015-04-20 16:40:24 | 魚類生産
早朝4時に出発して静岡まで取りに行き、
13時に城ケ島に帰着。

マダイの受精卵がやってきました。



まずは水温調整。

場内の水温に合わせます。




その間、(一社)日本釣用品工業会の取材を受ける主任。

こちらの団体とは5ヵ年計画で、マダイの稚魚を毎年20万尾
東京湾に放流しています。


水温が整ったらパンライト水槽に開け、
死卵を取り出します。

どうするのかというと、



ぐるぐると全体を撹拌し、しばらく静置します。

すると、死卵とゴミが水槽中央部に沈みます。




それを吸い出して、




計量。

そこから死卵数を算出します。


そしていよいよ池入れです。

(全体の卵数は提供元から聞いているので、
今回はカウントしないでそのまま入れます。)




フォークリフトでパンライトを持ち上げて、
サイフォンで落とします。




5つの円形水槽に等分していきました。




顕微鏡で見た受精卵です。

孵化が待たれます。
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マコガレイの放流 <横浜ベイサイド>

2015-04-13 08:58:47 | 放流、イベント
4月11日(土)、横浜ベイサイドでマコガレイの稚魚放流がありました。



横浜市漁協柴支所の立会いのもと、
岸壁からサイフォンにて15000尾を
放流しました。




これをもって今シーズンのマコガレイは全て放流されました。

今回も白化率は極めて低く、順調な生産となりました。

来週からはいよいよマダイの生産がはじまります。
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マコガレイの放流

2015-04-10 08:52:01 | 放流、イベント
4月7日(火)、2箇所でマコガレイの稚魚放流がありました。

事業主体は(公財)相模湾水産振興事業団。

1箇所目は小田原です。



毎年恒例、体長測定からはじまります。




放流は沖合3か所ほどで行いました。

尾数は5000尾です。


2箇所目は腰越(鎌倉)。



こちらはトラックからそのままリレーで、




岸壁からの放流でした。

尾数は5000尾。



翌日の4月8日(水)、横須賀東部漁協で放流を行いました。



こちらは当協会の放流事業で、1万尾の無償放流です。


不安定な天候の中でしたが、予定通りに放流を終えることができました。

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マコガレイの放流

2015-04-03 11:09:30 | 放流、イベント


今日は大黒ふ頭でマコガレイの稚魚放流を行いました。




放流尾数は十万尾。

当協会の種苗放流事業として、無償放流されました。

元気に大きくなりますように!
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