さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

クロダイの放流 <長井・荒崎>

2018-09-25 10:16:49 | 放流、イベント
9月23日(日)、クロダイの稚魚放流がありました。


まずは長井の井尻地区で4千尾を岸壁放流。


そして荒崎へ。


ビーチクリーンイベントが始まっていました。

毎年恒例、春と秋に開催されている荒崎海岸クリーンフェスタです。


ビーチクリーン終了後、まずはレクチャーから。
栽培漁業とクロダイの成長について、説明しました。


稚魚は、トラックの生簀からバケツに入替えて
リレー方式で波打ち際まで運びます。


この光景も、このイベントならでは。


波打ち際に設置されたすべり台を使って放流します。


元気で大きく育ってね~
イベントでは1千尾のクロダイ稚魚を放流しました。



海岸の隣にある研究施設では、一般公開も行われていました。

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カサゴの放流 <大楠・長井>

2018-09-25 09:44:42 | 放流、イベント
9月21日(金)、カサゴの稚魚放流がありました。


大楠漁協にて魚の積み替え。


地先にて放流。



長井にて。
海洋科学高校の生徒たちも参加しました。


港にて岸壁放流。

今回は、
(一財)横須賀西部水産振興事業団の事業で、
合わせて8千尾のカサゴ稚魚を放流しました。
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カサゴの放流 <真鶴~腰越>

2018-09-25 09:10:22 | 放流、イベント
9月20日(木)、カサゴの稚魚放流がありました。


はじめは真鶴より。


真鶴といえば石(小松石)。
そして魚付き保安林。
海岸線にはせり出した岩肌と林が続きます。


地先にて放流。
左奥には三ツ石が見えます。



そしてお隣の岩地区へ。


こちらも地先に放流。
カサゴは岩場に棲みつくので、各地区の漁場にしっかり放流していきます。



お次は小田原です。


同じく地先に放流。



そして最後は腰越。


カゴから樽に入れ替えて、


放流。
左奥には江ノ島が見えます。


今回の放流は、
(公財)相模湾水産振興事業団の放流事業で、
真鶴に1万尾、岩に1万尾、小田原に1万尾、
腰越に1万2千尾のカサゴ稚魚を放流しました、
関係者の皆様、ありがとうございました。


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カサゴの放流 <久里浜・北下浦・江の島>

2018-09-18 16:09:34 | 放流、イベント
今日は3箇所でカサゴの稚魚放流がありました。


まずは久里浜。
横須賀東部漁協の事業で2万尾が
岸壁より放流されました。



北下浦(横須賀市)では1万尾が、
(一財)東京湾南部水産振興事業団によって提供されました。


最後は江の島。
こちらは稚魚を船に積み替えています。


江の島片瀬漁協より、1万3500尾が地先に放流されました。
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サザエの成長

2018-09-18 13:48:09 | 貝類生産
今日の作業はサザエの飼育管理から。

波板飼育では、波板の管理がとても大事です。
稚仔貝のエサとなる珪藻が良い状態で生えていないと、
せっかく採卵して成長している貝が死んでしまいます。

今日は、上部に緑藻が繁茂してしまった波板を
珪藻の付いた波板に取り換えるため、
まずは波板に付着しているサザエの稚貝を落とす作業からスタートです。


落とし方はいたってシンプル。
波板を水槽内に振りおろし、その衝撃で貝を落とします。


サザエはビックリすると貝の蓋を閉じて転がるので、
大きなアクションで振り下ろせば簡単に落とすことができます。


集められたサザエの稚貝たち。
まるで砂礫のようですが、1個取り出してみると


ちゃんとサザエの形になっています。

このロットより少し成長の進んだサザエを顕微鏡で観察してみました。


色のコントラストが美しく、陶磁器のような雰囲気です。


転がった状態から起き上がろうとしています。
足はツートンカラー。
蓋はだいぶ厚みがでてきました。
触角の根元にある黒い丸い部分が目です。


顔を正面から見るとこんな感じ。
両目の間にあるのが口です。


虹色の光沢も見えます。

サザエの殻を磨くと美しい真珠層が出てきます。
近縁種のヤコウガイ(夜行貝)は、大型で美しいため
工芸品やアクセサリーにも使われています。


現在の殻長(つまみ上げるのが難しいので殻幅は未計測)は、
3mm前後。

このまま順調に育ってほしいです。

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