さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの放流 <茅ヶ崎>

2012-08-22 16:25:02 | 放流、イベント


8/21(火)、茅ケ崎市漁業協同組合60周年記念事業として
マダイの稚魚放流がありました。




茅ケ崎市長、




茅ヶ崎市議会議長、




茅ヶ崎市漁業協同組合長より

お祝いの言葉があり、




当協会専務理事によるマダイの種苗生産のお話の後、




相模湾水産振興事業団より、武井理事長立会いのもと8000尾が放流され、




茅ヶ崎市漁協より、市内の小学生とその父兄約30名の手で2000尾が放流されました。




放流後は鮮魚や水産加工品の“さかなの市”があったようです。


みなとまつりや今回のイベントのように、
県内各所の水産業活性化の一役を担わせていただくのは
光栄なことです。

今後も神奈川県の漁業・水産業がより一層活性・発展するよう、
「育てる漁業」としての栽培漁業を頑張っていきたいと思います。
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網がえと出荷準備

2012-08-22 09:47:29 | 魚類生産


小網代の海上筏です。




マダイ、だいぶ大きくなりました。




クロダイも順調に育っています。

いけす網は海中にあると珪藻などが付着して目が詰まってしまうため、
定期的に交換作業<網がえ>が必要です。




まずはロープをはずして半分たぐり寄せます。




新しい網を広げて、




空いた半分のところに入れます。




中央で古い網と新しい網を針金で縫い合わせます。




網がつながったら海中に落とし、魚を移動させます。




そして古い網を引き上げて、




たたんで終了。

これを中間育成の間は繰り返し行います。


と同時に、放流用の出荷準備もあります。



網を小さく区切って魚を集めます。




それを手網ですくって樽に入れ、出荷用のいけすに移しながら
数をカウントしていきます。


マダイは酸欠で死にやすいので、スピード勝負の作業です。


厳しい残暑が続きますが、海上作業はいま佳境を迎えています。
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小田原みなとまつり

2012-08-07 11:37:38 | 放流、イベント
8月5日(日)、小田原みなとまつりに参加してきました。



小田原漁港全体がまつり会場となり、
関係各所のPRブースや物販、屋台などがたくさん並びました。




当協会は今年も稚魚・稚貝を水槽展示しながらのPRです。




生きものがいるとみなさん興味を持たれて集まって来ます。

栽培漁業のことを知ってもらうためのパンフレットや
おさかな図鑑などをお土産として配布しました。




一方で、関係者によるマダイの稚魚放流も行いました。

この日は全部で4000尾、小田原の海へ旅立って行きました。




市場内もアジの干物づくり体験など、港町ならではの催しがあり、
たくさんの人で賑わっています。




晴天に恵まれ、とても暑い日でしたが、
多くの人に興味をもっていただき、
募金も11,297円集まりました。

ありがとうございました!
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マダイの放流 <久里浜>

2012-08-03 14:28:15 | 放流、イベント
7月29日(日)、久里浜漁港でマダイの放流がありました。



横須賀市東部漁業協同組合久里浜支所より1000尾、
東京湾南部振興事業団より2000尾が準備され、
(当協会で生産した種苗)
地域のお祭りに参加している子どもたちや
地元の親子が放流しました。




ハッピ姿で放流する子どもたち。

この光景は、毎年繰り返されています。

数年前に放流した子どもたちと放流されたマダイたち、
それぞれに大きくなっていることでしょう。

夏休みに釣りをしてマダイが釣れたら、
それはもしかすると数年前に放流した稚魚かもしれません。
コメント (2)
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マダイの放流 <三崎>

2012-08-03 14:20:04 | 放流、イベント
7月28日(土)、三崎のイベントでマダイの放流がありました。



これは「三浦・海のフェスティバル2012」といい、
将来的な漁業とマリンレジャーとの調和のとれた秩序ある
共存を目指し、地元自治体や漁協、日本プレジャーボート協会
などが協力して企画・開催している市民参加型のイベントです。




小学3年生以上の親子50名(先着順)が参加し、各船に乗り込んで
沖合放流しました。

この日放流したのはマダイ稚魚5000尾

三浦の海で大きく成長し、釣り客をワクワクさせる日がくるでしょう。
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