さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

神奈川トヨタ商事より社員見学

2024-08-20 09:33:56 | 寄付金
毎年、当協会に寄付金を贈呈して下さっている
神奈川トヨタ商事株式会社の全社員が、
7月上旬、3日間に分けて当協会を訪れ、
どんな事業を行っているのかを視察されました。


ご自身も生粋の釣り好きな、黒田社長からガイダンスがあり、


当協会専務理事の座学。
神奈川県内の海で起こっている変化や、
栽培漁業についての説明がありました。

座学の後は生産現場の見学。

貝類飼育棟では、サザエ・トコブシ・アワビの種苗を見て
普段は市場に出回る大きな貝しか見たことが無いので
小さい貝が水槽にビッシリ飼われている状態に興味深々でした。


マダイ棟では、ちょうど放流前のマダイ稚魚が、これまたビッシリ
元気よく渦を巻いて泳ぐ姿に釘付けでした。

神奈川トヨタ商事のみなさん、遠いところをありがとうございました。

かなとよマリンのブログでも、当日の様子が紹介されているので、
よろしければそちらもチェックしてみてください。
かなとよマリン公式ブログ
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トラフグの放流 <長井・佐島>

2024-08-20 08:50:07 | 放流、イベント

8月5日(月)、トラフグの稚魚放流がありました。

まずは長井から。

活魚トラックでやって来た稚魚を船へと移します。


船内の生け簀へ。


乗せ終えたら出港。


地先にて放流。

佐島(大楠)でも同様に。

放流場所についたら、生け簀からタモですくって


放流。

今回は、(一財)横須賀西部水産振興事業団より
長井・佐島それぞれ5,000尾ずつ、計1万尾を放流しました。


放流された稚魚たちは、タモですくわれたときに
空気を吸って膨れてしまいます。
放流後、時間がたてば空気を吐いて泳ぎだしますが、
膨らんだお腹を上にした状態で漂っている稚魚も多く、
捕食者に狙われやすくなってしまいました。
次回から、放流方法を工夫したいと思います。
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