さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの稚魚放流<東扇島>

2023-08-29 14:12:37 | 放流、イベント
8月26日(土)、東扇島東公園でマダイの稚魚放流イベントがありました。

これは、川崎田島ライオンズクラブが主催するイベントで、
関係者や市会議員、ボーイスカウト等が参加して開催されました。

放流の前に、当協会専務理事によるマダイ種苗生産のおはなし。


おはなしが終わると、バケツに入った稚魚を受け取って、


人工海浜へ。


波打ち際に設置されたすべり台を使っての放流です。


大きく育ってね~

放流尾数は1,000尾。
人工海浜でありながら、アサリも自生している海岸ですので、
マダイの稚魚も、元気に育ってくれることを期待しています。


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マダイの放流イベント <横浜ベイサイドマリーナ>

2023-08-17 14:09:06 | 放流、イベント
今日は横浜ベイサイドマリーナで、マダイの放流イベントがありました。
横浜市金沢区主催の体験放流イベントで、区内在住の親子が約60名参加しました。

最初に当協会の専務理事より東京湾・神奈川県の魚についてのおはなし。


先日行ったマダイの県内一斉放流の様子も紹介。


おはなしが終わると、ライフジャケットを着て
バケツに入った稚魚を受け取ります。


浮き桟橋で放流。


放流は一度では終わらず、2回目、3回目と列を作っては稚魚を受け取り、
予定数が終わるまで続きました。

放流後、海面近くに来た稚魚に気付いた参加者からは
「可愛い!」「がんばって大きくなって欲しい」といった声が聞こえました。
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アマモの移植、それから。

2023-08-10 14:12:04 | その他
昨年8月に、県立海洋科学高校から株分けされたアマモ。
今年の春には当初の4倍量ほどに増殖したので、
小田和湾に移植しました。


5月23日、少雨の中、漁業関係者や海洋高校の教諭に生徒、
その他関係者と共に移植地へ。
ここはかつて、アマモが生えていたものの、近年無くなってしまったとのことで
今回はその復活を目的としています。


干潮前に作業を開始したため、かなり視界の悪い海中作業となりました。


植えられたアマモ。

さて、無事に根付くことができるでしょうか。

5月25日、移植2日後、現地を確認しに行きました。

半数以上が、根が露わになった状態でした。
移植当日の視界の悪さと、慣れない作業でしっかり植わっていなかったようです。

協会スタッフがひとつひとつ、しっかり植えなおし。


深くまでしっかりと植えたので、当面は大丈夫そうです。


6月6日、台風2号の影響を確認しに現地へ行くと、半数ほどになっていました。
そんなこともあろうかと持参した追加の株を移植。


6月22日、前回から減らずにいてくれました。
移植から1ヶ月、最初に植えた株は根付いてくれたでしょうか。



8月3日、放流事業がひと段落したので現地へ。

しっかり残っています。

前回より安定して、しっかり根が付いていました。


干潮時、点々とアマモの塊が見えています。


これから来る台風に負けず、残ってくれることを願います。
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岸壁放流されたマダイ稚魚<その後>

2023-08-08 15:42:03 | 放流、イベント
7月28日(金)、城ケ島の岸壁からマダイを放流しました。


4日後の8月1日(火)、岸壁から海中を覗いてみると沢山の稚魚の姿がありました。



放流後、しばらくその場に留まって過ごしていることが確認できます。

そして8月8日(火)、放流から約10日後、再び海中を覗いてみました。

いました。


それも小さな群れが出来るほどの数です。

エサを撒いたら集まってきそうですが、せっかく放流したので
むやみに影響を与えても良くないと思い、数カ所で元気な姿を
確認するに留めました。

これで、岸壁放流後も稚魚たちは浅場で元気にしていることが
確認できました。
成長と共に、少しずつ深く広く移動していくのだと思います。

県内各地で同様の動向があれば、放流直後の大型魚からの捕食圧から
免れて、放流効果も高くなることが期待できます。

今後も、放流魚たちの動向を見守りつつ、放流効果について
考えていきたいと思います。
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ヒラメの放流 <走水・金田湾>

2023-08-08 09:44:11 | 放流、イベント
8月2日(水)、ヒラメの稚魚放流を行いました。

1カ所目、

横須賀市漁協走水大津支所から稚魚を積み込んで、


地先、数カ所に分けて放流。


一部、鰭カットをした標識魚も放流しました。

放流尾数は、
当協会から1万尾、
横須賀東部漁協横須賀支所より600尾(平成町沖に放流)です。

2カ所目は金田湾より。

当協会から5,000尾、
みうら漁協から2,700尾、
金田湾遊漁部会から5,000尾、
合わせて12,700尾が放流されました。
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