さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

クロダイの放流 <久里浜>

2020-09-29 16:36:01 | 放流、イベント
9月10日(木)、久里浜でもクロダイの稚魚放流がありました。


活魚トラックから遊漁船へ稚魚を移します。


地先に放流。

(一財)東京湾南部水産振興事業団による事業で、
10,000尾のクロダイ稚魚が東京湾へ放流されました。
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クロダイの放流 <横浜市野島>

2020-09-29 16:05:57 | 放流、イベント

9月10日(木)、毎年恒例の東京湾黒鯛研究会による
クロダイ稚魚放流が行われました。


活魚トラックで運ばれてきたクロダイ稚魚を
リレーで船へ移します。


例年だと地元の小学生も一緒に放流していましたが、
今年は会員のみでの放流になったようです。
放流尾数は9,000尾でした。


今年もありがとうございました。
来年はまた賑やかな放流になりますように。
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マダイの放流 <小網代>

2020-09-17 14:31:07 | 放流、イベント

今日は小網代でマダイの放流がありました。
これは地元のNPO法人小網代パール海育隊(小パール隊)が毎年行っている
地元の小学生を招いての放流体験で、
豊かな自然の残る小網代湾で行う海洋教育の一環です。


代表による魚チェック


近所にある名向小学校の3年生がやって来ました。
小パール隊による挨拶と、当協会専務理事による海の生き物のおはなし。


裏では放流用の魚の準備中


すべり台を使っての放流!


「大きくなれよ~」と声をかけながら、地元の海で育つ
生きものたちを身近に感じる良い機会になれば嬉しいです。
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マダイの放流 <三崎>

2020-09-15 11:22:25 | 放流、イベント

9月5日(土)、日本プレジャーボート協会による
マダイの稚魚放流がありました。


城ケ島の岸壁で稚魚の受け渡し。


30年近く子ども連れの家族に放流イベントを行っていましたが、
今年は新型コロナの影響でテケテケ号と竜王丸で行いました。


2000尾のマダイ稚魚が城ケ島の西側海域に放流されました。
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マダイの放流

2020-09-15 09:14:18 | 放流、イベント
8月18日(火)~28日(金)、県内全域でマダイの放流を行いました。
例年だと大きな活魚運搬船で1日かけて県内各所の沖合いを
巡り、放流していましたが、今年から活魚トラックを使用して
6日間かけて県内各所の漁港・岸壁からの放流に変更しました。

変更理由としては、放流するマダイは60~70mmでまだまだ稚魚です。
本来なら岸に近い浅場で成長して大きくなったら沖へと移動していく
と言われています。
また、沖合で放流するとすぐ海底へ向かって泳いでいくのですが、
深場には大きな魚も多く、移動中に捕食されるリスクが高いことも
考えられました。
マダイの生態に合わせ、放流効果を高めるためにも、日数はかかっても
岸壁からの放流が良いのではないか、と考え、今回の方法になりました。


また、今年度から中間育成を海上筏ではなく、陸上水槽で行うことに
したのも、船ではなくトラックを使う方法に変えた大きな要因です。

それでは実際の放流の流れです。


まずは水槽内の稚魚を網の中へと追い込み、


ある程度集まったら網の端を上げて袋状にし、
稚魚をバケツへ入れていきます。


バケツには計量された水が入っていて、


そこに稚魚が加わった重さを測り、
尾数を算出します。(稚魚1尾分の重量は予め量ってあります)


それを活魚トラックの生簀に入れていくのですが、


放流場所ごとに尾数が決まっているので、
その数を間違えないように計算しながら入れていきます。

初日の8月18日(火)は、福浦・真鶴・岩・小田原です。


真鶴では、岸壁というより磯場での放流でした。
隠れる場所も、エサも豊富そうな場所です。


現地の関係者も興味津々でのぞき込んでいました。

2日目の8月19日(水)は、大磯二宮・平塚・茅ケ崎です。


こちらは漁港内より。


稚魚は海水と一緒にホースで放流するのですが、
生簀の最後の方は吸いきれなかった稚魚が出てしまいます。
そのため、水がある程度減ったらスタッフが生簀に入り、
直接ホースの先を稚魚に向けて吸い込みます。


最後の最後はタモですくい、バケツで放流です。

3日目の8月20日(木)は、江ノ島片瀬・腰越・葉山です。

放流を待つマダイたち。




4日目は8月22日(土)、横浜市金沢です。


三井アウトレットパーク横浜ベイサイドの駐車場が見えます。


朝の8時過ぎなので、関係者以外誰もいません。
この岸壁からマダイ稚魚が何万尾も放流されているとは、
商業施設に訪れる人は思いもしないでしょう。

5日目は8月25日(火)、松輪・大楠です。


東京湾の松輪と、


相模湾の大楠。

そして最終日となる8月28日(金)は、久里浜です。


港では遊漁船がスタンバイ。


唯一の地先放流です。


無事に大きく育ちますように!


初めての試みとなった陸上での中間育成、
そして岸壁からの県内放流。
無事に終えることが出来ました。

立ち合って下さった関係者の皆様、
積込みからお手伝い下さった活魚トラックのドライバーさん、
本当にありがとうございました。
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