さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

トラフグの放流 〈松輪・長井〉

2013-06-19 09:58:20 | 放流、イベント


昨日はトラフグの稚魚放流がありました。




まずは、みうら漁協松輪支所。

組合の事業で4000尾を沖合放流しました。




そして、長井漁協へ。

横須賀市と(財)横須賀西部水産振興事業団の補助金を受け、
長井町漁協が5500尾を放流しました。




こちらも船を使っての沖合放流です。




相模湾でも漁獲が増えてきたトラフグ、
みなさんのお口に入る日が来るかもしれません。
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カワハギの放流 〈浦賀〉

2013-06-19 09:38:28 | 放流、イベント
6月12日(水)、浦賀にあるシティマリーナヴェラシスで
カワハギの放流がありました。



(財)東京湾南部水産振興事業団の事業で、
横須賀東部漁協浦賀久比里支所と共同で実施
されたもので、当協会は種苗の斡旋を担いました。

300尾に標識を付け、計11,000尾を
マリーナの船着き場から放流しました。

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貝殻アクセサリー 〈復興支援〉

2013-06-12 15:55:46 | その他


当協会のアワビ生産中に回収された貝殻が、
東日本大震災の復興支援活動の一環である
「わたつみ」で使用されています。

割れやすい稚貝の貝殻を、割れにくように
加工して、素敵なアクセサリーに生まれ変わりました。

石巻駅前の物産館ほか、FAXでも購入可能です。

詳細はコチラ
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沖出し後

2013-06-11 15:25:20 | 魚類生産


マダイの沖出し後の海上筏です。

毎年悩まされていたサギやウによる稚魚の食害。

その対策として、鳥よけネット(防鳥網)を張ることにしました。

今のところ、被害はないようです。




ネットの下には稚魚がいっぱい。




ネットが遮光の役割も果たしているようで、
魚たちは落ち着いてエサを食べていられるようです。

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マダイの沖出し

2013-06-07 09:56:02 | 魚類生産
昨日はマダイの沖出しでした。

沖出しとは、室内で生産・育成してきた稚魚を
中間育成場である海上筏の生簀網へ移送する作業です。

とても大がかりな作業のため、沖出しの日は、
職員総出で早朝から作業に入ります。

朝5時、施設で水槽の底掃除や準備をする班と、
中間育成場である小網代でセッティングする班
に分かれて作業開始。

セッティングが完了すると、いよいよ作業開始です。



水位を落とした円形水槽に入り、網で稚魚を追い込みます。

後ろに写っている2人が追い込み隊。




魚が集まってきました。




頃合いを見て網で巻きこみます。




網の下はポケット状になっていて、
そこに稚魚が溜まるようにします。




溜まった稚魚をバケツですくい、




ダンベの中へ。

稚魚は酸欠になりやすく、デリケートなので
慎重に素早く行います。


ダンベ4つに適正な密度が入ると、トラックで小網代へ。



クレーンでダンベを吊って移動用の筏に乗せ換えます。




船で牽引して海上筏へ。




筏に着くと、サイフォンで稚魚を生簀網へ入れていきます。




ホースからどんどん出てきます。

数年かけて色々試した結果、これ一番稚魚にストレスが少なく
沖出し後の生残率が高い方法でした。

この作業を繰り返すこと計7回、
1ラウンド目のマダイは全て移送が終了しました。




穏やかな湾内で、元気に大きく育ちますように。
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