さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

トラフグの放流 <長井・大楠>

2016-06-22 14:05:07 | 放流、イベント
今日は、トラフグの稚魚放流が横須賀の二箇所でありました。

まずは長井。



港で活魚車から漁船に稚魚を移して、




沖まで運びます。




そして放流。

タモですくわれ、水から出されたストレスで
ポンポンに膨らんでしまっています。

海中に放たれると徐々に元通りの形にもどり、
泳ぎだしました。


お次は大楠。



港で漁船に稚魚を乗せ替え、沖へ。




こちらもやはりタモで放流。
ポンポンです。

元気に大きくなりますように!


本日のトラフグ稚魚は、(一財)横須賀西部水産振興事業団による
事業で、長井・大楠ともに各5000尾が放流されました。

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アワビの出荷

2016-06-22 13:36:04 | 貝類生産
昨日はアワビの出荷がありました。

これに伴う一昨日の出荷準備からご紹介。



飼育水槽からシェルターごと取り上げた
稚貝を、薄いエタノール海水に浸けて酔わせます。




手で触って、すぐ剥がれる状態になったら
どんどん剥がしていきます。

酔っていない貝を無理やり剥がそうとすると、
身が傷ついたり、ダメージで死んでしまうことも
あるので、この作業は慎重にします。




剥がれた稚貝をザルに集め、水を切って計量。




流水にさらして酔いを醒ませます。

その間に殻長チェック。

事前に選別して振り分けてはありますが、
確認のため再チェック。



そして昨日の朝、受取りのため
小田原から船がやってきました。



決められた数ごとに網袋に入った稚貝を
船の生簀に収容。




積み終わるとまた小田原へ向けて出発。

担当者にとって、生きもの相手の生産・育成作業は常時
気が抜けないので、無事に受け渡せたところで
やっとひと段落です。

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ヒラメの放流 <腰越>

2016-06-22 10:03:56 | 放流、イベント
6月20日(月)、腰越(藤沢市)にてヒラメの稚魚放流がありました。



活魚車から、遊漁船に種苗を移して、




樽に入れ替えます。




地先の数カ所で沖合放流。

今回は、(公財)相模湾水産振興事業団による購入で
2万尾のヒラメ稚魚を放流しました。


岸には江ノ電の駅が見える場所。

週末には観光客でにぎわう場所です。

漁業も一層にぎわうと嬉しいです^^
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ヒラメ・トラフグの放流 <江の島片瀬>

2016-06-22 08:58:11 | 放流、イベント
6月20日(月)、江の島片瀬漁協でヒラメとトラフグの放流がありました。



朝、活魚車から漁船へ種苗を積み替えます。




県からの補助金と、組合負担分を含めて
ヒラメ17500尾




トラフグは2500尾

漁港から出てちょっとの地先で沖合放流しました。

最近、相模湾でトラフグの水揚げが増えてきているようなので、
放流効果も出てきているのかもしれません^^

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ヒラメの放流 <長井・荒崎>

2016-06-15 11:37:42 | 放流、イベント
6月12日(日)、横須賀でヒラメの稚魚放流を行いました。



まずは長井の井尻地区の漁港にて。



漁業者とイベント関係者で、4,000尾を放流しました。




そして荒崎へ移動。

地元のイベントでの放流体験です。




ビーチクリーンには沢山の参加者が!




ゴミの回収が終わると、
これから放流するヒラメの種苗生産のおはなし。
卵からどのように成長して、放流後はどのように成長していくのか、
パネルを使ってのレクチャーです。

そしていよいよ放流。



活魚車からバケツリレーで浜まで。




すべり台の手前で、子どもたちがバケツに入った
稚魚を受取り、そのまま放流です。




大きく育ってね~

1000尾のヒラメを放流しました。

前半と合わせて5,000尾の種苗は、
(公財)日本釣振興会神奈川県支部によって
提供されました。

同日開催で、海岸の隣にある水産研究所の一般公開も行われました。



地元の海の生きものの研究内容を紹介するパネルや、



磯などで見られる生きものの水槽や
タッチプールなど、こちらも盛況のようでした。

また、荒崎公園では、ご当地グルメの露店や、
釣りに関するワークショップなど、
毎回恒例のお楽しみイベントも。


さかな釣りゲーム

毎年、春と秋に開催されるこのイベント。

次回は10月でしょうか。

また宜しくお願いします!

主催団体:地域の未来を考える会 WAFA
(公財)日本釣振興会神奈川県支部
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