さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

マダイの放流 <江の島片瀬・腰越・葉山>

2023-07-27 14:42:46 | 放流、イベント
7月20日(木)、マダイ放流5日目です。

この日は出荷量に対して水槽に収容されている尾数が
多いため、必要数より多い稚魚を別の水槽へと移す作業
からスタートしました。

樽に入れた稚魚を滑車で持ち上げて、


向かい側の水槽へとスライド。


やってきた樽を受け止めたスタッフが計量し、


収容。
この作業を何回か繰り返し、通常のトラックへの積込み作業へ。

1カ所目は江の島片瀬です。



ここでは当協会より1万8千尾、


組合から8,350尾、
合わせて2万6350尾を放流しました。


どんどん出てくるマダイ稚魚たち。
元気で。

お次は腰越です。


漁港に着くと、しらすが水揚げされていました。


江の島とは目と鼻の先。



当協会から1万5千尾、(公財)相模湾水産振興事業団より8千尾、
合わせて2万3千尾を放流しました。

3ヶ所目は葉山です。



当協会から1万5千尾、
(公財)相模湾水産振興事業団より5千尾、
(公財)日本釣振興会神奈川県支部から4千尾、
合わせて2万4千尾を放流しました。


関係者の皆様、ありがとうございました。
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マダイの放流 <大磯二宮・平塚・茅ヶ崎>

2023-07-25 15:44:03 | 放流、イベント
7月19日(水)、マダイ放流4日目です。


マダイ稚魚は各地区ごと放流尾数が決まっています。
そのため、水槽から活魚トラックに収容する際、
計量しながら生簀へ入れていきます。

マダイ1尾の重量は予め計測してあるので、ここでは
樽に入った海水を抜いた重量を算出して、必要尾数の合計重量に達するまで
収容していきます。

大磯二宮分、


平塚分、


茅ヶ崎分、

といった具合です。

さて、君たちはどのエリアに放流されるかな?


そして現地で無事放流。

大磯二宮では当協会から1万尾、
(公財)相模湾水産振興事業団より8千尾、
合わせて1万8千尾が放流されました。


平塚では当協会から1万2千尾、
(公財)相模湾水産振興事業団から8千尾、
合わせて2万尾が放流。


茅ヶ崎では当協会から2万尾、
(公財)相模湾水産振興事業団から8千尾、
合わせて2万8千尾が放流されました。
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マダイの放流 <間口・大楠>

2023-07-25 14:12:59 | 放流、イベント
7月18日(火)、マダイ放流3日目です。

間口漁港

この日は10年前から関わっているLOVE BLUE事業の
事務局も立ち合いに来られました。
(LOVE BLUE事業での放流は、先日の横浜ベイサイドと、
この間口漁港の2ヶ所で行われました。)


当協会から27,000尾、
(一社)日本釣用品工業会から45,000尾、
合わせて72,000尾の放流です。


海水ごとホースを伝って送り出されたマダイ稚魚たち。


最後はバケツから。

大楠漁港に移動。



大きなエイがお出迎え。


当協会から13,000尾、(一財)横須賀西部水産振興事業団より8,000尾、
合わせて21,000尾が放流されました。

放流後、市場を見ているとヒラメの水揚げが。


その中でも一番大きいヒラメが放流個体でした!

おそらく数年前に小田和湾で放流した個体でしょう。
立派に育って漁業者の手で漁獲された現場に立ち会う機会は
あまり無いので、とても嬉しいですし、やりがいを感じます。

今回放流したマダイたちも、いずれこうして出会うかもしれません。
快く撮影させて下さった市場の皆さん、ありがとうございました!
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マダイの放流 <横浜ベイサイド>

2023-07-25 13:29:08 | 放流、イベント
7月15日(土)、横浜ベイサイドマリーナで
マダイの稚魚放流がありました。


前日同様、活魚トラックに稚魚を積込み、現地へ。


横浜市漁協から立ち合いが来てくれました。
漁模様の今昔を聞いたり、放流魚種についての話をしたり、
貴重な時間を持つことが出来ました。


当協会より3万尾、(一社)日本釣用品工業会より5万尾、
合わせて8万尾の放流です。


放流は、サイフォンの原理を使い、海水ごとホースで稚魚を
海中へと送り出す方法ですが、ホースで吸いきれない分は
網ですくってバケツから。


岸壁から海中を見てみると、稚魚たちがそのまま留まっていました。

稚魚たちは車酔い対策で前日からエサを食べていないので、
浅瀬の藻場で食べるものを探しているのでしょうか。
盛んに海藻の間を行き来していました。

藻場には稚魚のエサになる小さな生きものが多いので、
放流後、しばらくこうして浅瀬で体力をつけて
徐々に移動していくのだと思います。


ちなみに横浜ベイサイドマリーナのイーストハウス外には、
当協会の募金型自動販売機が設置されています。
見かけた方は、ご協力お願いします(^^)
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マダイの放流 <久里浜>

2023-07-18 11:53:46 | 魚類生産
7月14日(金)、マダイの放流がはじまりました。

まずは飼育池の水位を下げて、取り出し作業がしやすいように
備品を外していきます。


寄せ網を使って稚魚を網の中に集め、


網の片方を上げて、


酸欠防止のため酸素を投入


海水を入れた樽に稚魚を入れていき、


滑車で樽を持ち上げて、


トラックの生簀へ。


生簀の中の稚魚たち。


久里浜港へ到着。
久里浜だけは、岸壁ではなく遊漁船による地先放流です。

ホースを使って海水ごと遊漁船の生簀へ稚魚を入れていきます。

トラックの生簀から、、、


船の生簀へ。


そして地先放流。


(一財)東京湾南部水産振興事業団より25,000尾、
当協会より35,000尾、
合わせて60,000尾を放流しました。
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