さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

台風に備えて

2010-10-29 15:25:06 | その他
台風14号が関東に向かってきています。

そこで、今日の現場は台風対策をしています。




資材を入れた水槽に水を入れて、飛ばされないようにします。




とにかく空の水槽にはおもり代わりに水を入れておきます。




海も少しざわついてきました。




ウミネコたちはじっと風に耐えているのか、
台風前に少しでも食いだめすべく獲物を待ち構えているのでしょうか。


このまま進めば、協会を直撃しそうな台風の進路ですが、
大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海外研修生の見学

2010-10-29 14:57:32 | その他
今日の昼過ぎ、(財)海外漁業協力財団から海外研修生が当協会の見学に来ました。




まずは室内で、当協会の事業についてレクチャーです。

アフリカ圏からの参加者が多く、年齢層は20代から40代までそれぞれでしたが、
熱心に話を聞いていました。




レクチャー後は、屋外の水槽で実際に飼育している貝類を見学です。

やはり生きものを前にすると興味シンシンの顔つきになります。




アワビ棟内では、塩ビ管の裏に隠れている稚貝をじっと見つめていました。

それ以外でも施設を隅々まで見学していて、その熱心さが伝わってきました。

この研修は、1ヶ月かけて関東圏の水産施設を巡るというもので、
毎日いろいろな場所で講義や見学などの予定がビッシリ決まっているようです。

その中の約1時間という短い見学でしたが、何かが心に残り、
帰国後、少しでも役に立てて貰えたら嬉しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トコブシの剥離

2010-10-26 10:13:01 | 貝類生産
昨日からアワビの採卵が始まり、貝類生産が忙しくなってきました。

今日は、朝からトコブシの剥離をしています。

※剥離とは、板上で飼育されていた仔貝を網いけすに移す作業です。




まずは低濃度のエタノールを入れた海水中で貝を酔わせ、
板を上下に振って、貝を落とします。




目の細かい網の中に落ちた仔貝を、海水をかけて下に集めます。




そして取り出された貝を、サイズ別に振り分けます。




5~7mmほどの小さなトコブシ。

個人的な印象ですが、昨年度よりも貝が薄いようです。

原因は色々あるのでしょうが、海水温の上昇も影響しているのでしょうか。

これから水温も下がり、貝たちの食欲も増していくので、
元気に大きく成長して欲しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サザエの出荷

2010-10-22 09:37:03 | 貝類生産
魚類生産がひと段落して、今度は貝類の生産が忙しくなってきました。




先日出荷準備をしたサザエが、いよいよ出荷の日を迎えました。




すでに数は数えてあるので、いけす網から直接、梱包します。




ビニール袋に酸素封入し、外気の影響を受けないよう発泡スチロールに入れて、宅急便として発送します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クロダイ放流 ~東扇島~

2010-10-12 09:32:33 | 放流、イベント
10月9日(土)、東扇島東公園(川崎市)にてクロダイの放流を行いました。

主催は川崎田島ライオンズクラブで、地元の小学生と保護者が参加しました。




当日はあいにくの天気で、参加者も約30名と少なめでした。




トラックから直接バケツに入れられたクロダイ稚魚が子どもたちに渡され、
次々に放流されて行きました。




中にはバケツを一度置き、興味シンシンでクロダイに触っている子もいました。





今回をもって、今年度のマダイ・クロダイの放流は終了しました。

参加・協力くださった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

来年度もよろしくお願いします!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする