今日は夜明け前からマダイ作業がありました。
マダイの県下一斉放流のため、約70万尾の稚魚を
活魚運搬船に積み込むのです。
鳥避けネットを外すなどして準備を終えたころ、
小網代湾口に船の姿が。
職員が和船で誘導に向かいます。
筏で待機。
活魚船が近づいてきました。
和船と比べると大きさがわかるでしょうか。
なんと400t!
筏の手前で切り返して、向きを変えます。
ゆっくりと筏の横に移動。
近くまで来たら船のロープを受け取って、
筏に繋ぎます。
船が止まると、早速作業開始。
生簀網のロープを外して、
片側を船に乗せて、網をたぐって魚を寄せます。
船に設置してあるクレーンを使って
大きな水網を下ろします。
水平移動しながら魚を網に入れていきます。
そのまま水ごと汲み上げます。
網の横から魚の姿が見えます。
そのまま活魚船の生簀の中へ。
網の下の縛りを解くと、水ごと魚が落ちていきます。
船の生簀を、放流場所ごとに割り振って、
順番に入れていきます。
1時間ほどで積込み作業は終了。
水を出して、筏から船を離します。
いざ放流へ!
これから7時間かけて、金沢~小田原にマダイ稚魚を放流していきます。
その様子は、また後日お伝えします。