今日は地元でサザエの放流に参加してきました。
これは、㈱鈴木組が三崎漁港の工事を請け負うにあたり、
三崎小学校の児童たちが漁港工事や栽培漁業について
学ぶ時間をつくる、というものです。
学校で鈴木組による事前授業を受けた子どもたちと共に
にじいろさかな号へ乗り込み、工事現場へ。
老朽化した岸壁の保全工事を見学。
子どもたちは、いつもと違った視点から自分の町をみて、
とても興味深げでした。
「工事で大変なことは?」「どんな気持ちで工事してますか?」
など、次から次へと質問が飛び出しました。
船が当協会の横を通りがかるころ、
専務理事から栽培漁業とサザエの生産についてのお話。
そして、2班に分かれて放流と海中見学へ。
放流班は、ひとりずつにサザエの稚貝が入ったバケツをもらって、
豆まきのように稚貝を投げて放流!
放たれたサザエは、
船内で待っている海中見学班の前へ・・・
今日はとても透明度が良く、綺麗に沈みゆくサザエが見えました。
沈んだ先は海中林。
サザエが育つには申し分ない環境です。
無事に大きく育ち、自分たちの口に入りますように・・・
その頃には彼らも大きく育っていることでしょう。
我々も、放流した種苗の海中での姿を見られて感激しました。
今度はカサゴなど、魚の放流も同様に体験したい・・・
と思わずにいられませんでした。
港に戻り、船を下りてからも質問がたくさん出ました。
とても熱心な小学生たち。
彼らが三崎の将来を背負ってくれる日が待ち遠しいです。
㈱鈴木組はじめ、みうら漁業協同組合、㈱三浦海業公社ほか
関係各所の皆さん、ありがとうございました。