さいばい日誌

放流用のマダイやアワビなどを育てる種苗生産の現場をご紹介します。

サザエの放流

2013-02-21 13:35:30 | 放流、イベント


今日は地元でサザエの放流に参加してきました。


これは、㈱鈴木組が三崎漁港の工事を請け負うにあたり、
三崎小学校の児童たちが漁港工事や栽培漁業について
学ぶ時間をつくる、というものです。

学校で鈴木組による事前授業を受けた子どもたちと共に
にじいろさかな号へ乗り込み、工事現場へ。



老朽化した岸壁の保全工事を見学。

子どもたちは、いつもと違った視点から自分の町をみて、
とても興味深げでした。

「工事で大変なことは?」「どんな気持ちで工事してますか?」
など、次から次へと質問が飛び出しました。




船が当協会の横を通りがかるころ、




専務理事から栽培漁業とサザエの生産についてのお話。

そして、2班に分かれて放流と海中見学へ。




放流班は、ひとりずつにサザエの稚貝が入ったバケツをもらって、




豆まきのように稚貝を投げて放流!




放たれたサザエは、




船内で待っている海中見学班の前へ・・・




今日はとても透明度が良く、綺麗に沈みゆくサザエが見えました。

沈んだ先は海中林。

サザエが育つには申し分ない環境です。

無事に大きく育ち、自分たちの口に入りますように・・・

その頃には彼らも大きく育っていることでしょう。

我々も、放流した種苗の海中での姿を見られて感激しました。

今度はカサゴなど、魚の放流も同様に体験したい・・・
と思わずにいられませんでした。




港に戻り、船を下りてからも質問がたくさん出ました。

とても熱心な小学生たち。

彼らが三崎の将来を背負ってくれる日が待ち遠しいです。

㈱鈴木組はじめ、みうら漁業協同組合、㈱三浦海業公社ほか
関係各所の皆さん、ありがとうございました。

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Love Love マダイ2012より

2013-02-12 08:56:11 | 寄付金
2月11日(月・祝)、松輪の棒面丸でLove Love マダイの年間表彰式が行われました。



2012年、棒面丸で1番大きなマダイを釣ったのは
東京都日野市の和田大地さん(2012年6月5日 6.44kg)でした。




エントリーした参加者より当協会へ10万円の寄付をいただきました。




毎年継続的に寄付をいただくことは大変ありがたく、励みになります。

本当にありがとうございました。
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マコガレイの変態

2013-02-08 15:06:49 | 魚類生産
1/13孵化のマコガレイですが、日に日に成長しています。



特に、加温してある水槽は成長が早いです。

上の写真は1/29撮影のもの。

体長は1cm弱。




2/1撮影。

1cm強になっていました。

餌も、ワムシからアルテミアに切り替わっています。




2/8撮影。

1週間で体がだいぶ平たく伸びてきました。

着底し、頭部の変態も始まっています。




頭部がねじれ、口と目の位置が変わってきています。

この2個体を比べてみても、微妙に違います。




撮影したなかで、一番変態が進んでいた個体です。

撮影中たまたま裏返ったので、裏側の目も撮ってみました。




まだこちらもしっかり見えていそう。

これからどんどん体色も出て、肉がつき、カレイらしい姿になっていきます。
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