毎日のニュースを見ながら、「希望の種をまきましょう、希望の芽を大きく育てましょう」と語る野田首相の最近の動きはどこに「希望の種や芽」があるのだろう、としみじみ悲しくなる。「日刊ゲンダイ」という新聞を、コンビニで初めて買った。「米国の貧しい属州となる運命-それでいいのか、アメリカ・オバマのための自由貿易という名の陥穽(かんせい)と罠」。今の政府の方向をこういう言葉で表現している。 . . . 本文を読む
民主党参院議員で和寒町出身の小川議員は、今は参議院農林水産委員長の立場にある。これまでも多少のかかわりがあるので、「政経パーティ」なる集まりに個人的立場で参加した。会費が1万円で、負担ではあったが、これも(私的)交際費に近いカネなのだろうとガマンする。3,400人いただろう参加者の中で、顔を見たことのある人は小川氏以外に2名ぐらい。 . . . 本文を読む
野田内閣が発足した。中高生たちに「新しく総理大臣になった人は?」と聞いて、「野田さん」との答えはストレートに返ってこない。「誰がなっても同じだ」程度の感想らしい。一般国民のそれをある部分反映しているようである。世論調査では、野田内閣支持率は54%~65%で、スタート時点では鳩山さん、菅さんに次ぐレベルだから、期待度は下がっていると言える。いずれにしても、頑張ってもらいたい。 . . . 本文を読む
野田さんが、伊藤博文初代内閣総理大臣(1885=M18)から数えて62人目で代数からいえば95代になる総理大臣に就任した。どういう人かよく分からないのだが、結局は反小沢の空気が強まることで民主党の党首になることができたということらしい。政策とか政治理念などの支持もあったのだろうが、小沢体制が大きくなったらマズイという民主党の議員さんたちの気持ちが決戦第2位の野田さんをトップに押し上げた。 . . . 本文を読む
あれだけ「退陣なんて言っていない」とか「全力で責務を遂行する」などと延命の可能性を探究してきたかに見えた菅さんも「退陣」を明言して一週間たった。誰が後継者になるのか、その最有力者とされる人も「大連立」を叫び、民主党がマニフェストにかかげたことが次ぎ次ぎにキャンセルされていくことなど、政治の混乱は増大しているように見える。 . . . 本文を読む
なんとも腹立たしい。いうまでもなく今日報道されている松本龍復興対策担当大臣の発言についてである。「知恵を出せよ。知恵を出さないヤツは助けない」「県でコンセンサスを得ろよ。…ちゃんとやれ。分かったな」「お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。長幼の序が分かっている自衛隊ならやるぞ」などなど。 . . . 本文を読む
「ペテン師」などと「同志」からひどい悪口を言われて菅さんはしぶしぶ首相のイスから離れることになった。まだまだ未練の後ろ髪が見えるようだ。小泉純一郎氏が首相をやめたのが2006年9月だったが、それ以来何人が総理大臣になったことか。阿倍さん、福田さん、麻生さん、鳩山さん、菅さんの5人。それぞれ多少前後するが、皆9月ころに就任している。菅さんだけは昨年6月なので、いつ退任するか分からないが来月以降なら小泉さん以来の最長を記録することになるのだそうだ。 . . . 本文を読む
東京の石原知事が当選後の会見で節電に関係して、夜中も電気をムダに使っている自動販売機を放置しているような国は世界にない、という意味のことを語った。それ以外にもパチンコ屋の電気の使用規制についても触れていた。これに刺激されて自動販売機規制の動きが東京で始まったようだ。 . . . 本文を読む
震災の悲しさと悲惨さをどう表現してもしきれない。しかし、悲しさ、悲惨さと同じくるいの感動も伝わる。レスキュー隊、働く若者たち、子どもたちの元気な前向きの姿、など。この大震災はどういう教訓をつくり出すだろうか。 . . . 本文を読む
18日、農水省は2020年の世界の食糧需給見通しを発表。世界の人口増加や新興国の経済成長の影響もあって、穀物生産が追いつかず、その価格が3割前後上昇するとしている。 . . . 本文を読む