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また「政治混迷」の夏が来る

「ペテン師」などと「同志」からひどい悪口を言われて菅さんはしぶしぶ首相のイスから離れることになった。まだまだ未練の後ろ髪が見えるようだ。
小泉純一郎氏が首相をやめたのが2006年9月だったが、それ以来何人が総理大臣になったことか。阿倍さん、福田さん、麻生さん、鳩山さん、菅さんの5人。それぞれ多少前後するが、皆9月ころに就任している。菅さんだけは昨年6月なので、いつ退任するか分からないが来月以降なら小泉さん以来の最長を記録することになるのだそうだ。

ポスト官の争いが激化しかかっている。「大連立」などという半世紀以上前ではあるが「大政翼賛会」という文字どおり「大連立」が強行されていた。いうまでもなくこの政治が日本を戦争に引っ張り込んだのだが。大連立はこの戦争推進勢力結集とは根本的に異なるのだ、と聞きたいものだが。

多くの国民の心を燃えたぎらせる政治の夏ではなく、どろどろとした「政策はどこ?」というような政治混迷の夏が来るのだろう。若ければいいというわけでもないが、年齢に関係なく(だいたい50代までか)理念と日本・世界の未来をしっかりした言葉で語ることのできるリーダーは出てくるのか。

一昨年のマニフェストはそれなりのロマンを招いたのだが、これをキャンセルすることを声高に叫ぶことが次ぎの政治リーダーの言葉になりそうだ。

分からないことばかりだ。せめて、北海道の夏が本州の夏と同じように暑くあってほしい。

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