来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
憲法を改正しようという意見
戦後(1945年8月15日以降)の日本を事実上支配したのは(「連合国」の第一番目の国)アメリカだった。戦争を推進した「戦争犯罪人」を処罰し、旧憲法改訂もアメリカの日本占領司令部(GHQ)の見解が重要だった。
しかし1950(昭和25)年6月、朝鮮で戦争が起こった。すると対日占領部(GHQ)は直ちに日本政府に対して「再軍備」を指令した。こうして、軍備を放棄することにした日本は「警察予備隊」という目新しい「軍隊」をもつことになる。
この警察予備隊は、2年後に「保安隊」に改編され、また2年後(1954)には「自衛隊」として「成長発展」して今日に至っている。
この「再軍備」、自衛隊への動きは当然のことながら、「戦争放棄」を宣言した「日本国憲法」の規定に反することになった。だから日本国政府は、自衛隊は軍隊ではない、と言っていたのではないだろうか。最近は、軍隊か否かの議論はあるのだろうか、よく分からないが…。
そして再軍備が進む動きと同時に、日本では「憲法改正」の可否が議論されて今日に至っている。
今の自衛隊は誰がみても「日本国憲法」が放棄した「軍隊」の生まれ変わりではないだろうか。そうであれば、日本国政府は憲法違反を何十年も推進してきたことになる。だから、違憲行為を避けるために、憲法第9条を改定すべきという意見がたえず目や耳にはいるのだ。
憲法が「理想」として言っている非武装日本(自衛隊を解体)を、現在の国際社会において造り直す政治方針を明確に示す政党はあるのだろうか。
世界では常にどこかで「戦争」が起こっている。そういう現実をみたときに、日本は自衛隊を解体し、非武装中立の日本国の再生を断固として進めるべきだ、という意見をいう勇気はあるかと自問してイエスと答える勇気は私にはなくなっている。
しかし1950(昭和25)年6月、朝鮮で戦争が起こった。すると対日占領部(GHQ)は直ちに日本政府に対して「再軍備」を指令した。こうして、軍備を放棄することにした日本は「警察予備隊」という目新しい「軍隊」をもつことになる。
この警察予備隊は、2年後に「保安隊」に改編され、また2年後(1954)には「自衛隊」として「成長発展」して今日に至っている。
この「再軍備」、自衛隊への動きは当然のことながら、「戦争放棄」を宣言した「日本国憲法」の規定に反することになった。だから日本国政府は、自衛隊は軍隊ではない、と言っていたのではないだろうか。最近は、軍隊か否かの議論はあるのだろうか、よく分からないが…。
そして再軍備が進む動きと同時に、日本では「憲法改正」の可否が議論されて今日に至っている。
今の自衛隊は誰がみても「日本国憲法」が放棄した「軍隊」の生まれ変わりではないだろうか。そうであれば、日本国政府は憲法違反を何十年も推進してきたことになる。だから、違憲行為を避けるために、憲法第9条を改定すべきという意見がたえず目や耳にはいるのだ。
憲法が「理想」として言っている非武装日本(自衛隊を解体)を、現在の国際社会において造り直す政治方針を明確に示す政党はあるのだろうか。
世界では常にどこかで「戦争」が起こっている。そういう現実をみたときに、日本は自衛隊を解体し、非武装中立の日本国の再生を断固として進めるべきだ、という意見をいう勇気はあるかと自問してイエスと答える勇気は私にはなくなっている。
昨日、「憲法記念日」。迷える自分の一面を記してみたのだが…。
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