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主権回復の日、そして昭和の日

昨日は政府は「主権回復の日」として式典を行った。これに対して沖縄は全県あげて「屈辱の日」として抗議の声をあげた。サンフランシスコ講和条約が発効した1952年4月28日、私たちは中学校でラジオから流れる条約の調印式から半年後、「アメリカからの占領」から「独立」したと祝った。沖縄の人たちの苦しみについては情報不足だったし、ほとんどの内地の日本人には関心外だったかも知れない。 . . . 本文を読む
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靖国神社

またぞろ靖国神社が政治問題、むしろ国際問題になりかかっている。政府要人が靖国に参拝したことについて韓国との関係がぎくしゃくしてきたことだ。靖国神社参拝は個人の宗教心を巡る問題だ、と問題をすり替えて言おうとしているようだが、私たち市井の人間がこの神社にお参りしようとすることと、政府の中枢にいる人が(あるいは国会議員といってもいいだろう)参拝することとは根本のわけが違う。 . . . 本文を読む
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尖閣、どうして争いを拡大するのか

尖閣諸島の領有権をめぐって日中の摩擦が続く。中国側は、日本の実効支配を黙認する一方で、両国間に領土問題があることを認めさせるという方策を打ち出していると道新は報じている。(9月2日朝刊)。 . . . 本文を読む
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対米英開戦の日

今日12月8日は対米英開戦記念日であり、ニュースはこれを報じている。たまたまこの木曜日は日本史と世界史の授業があり、ちょうど第二次大戦がテーマだったから、当時のニュース映像を見せたり、この前後の説明を授業で行った。 . . . 本文を読む
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「玉音放送」をめぐって

今年も8月15日をはさんで各テレビ局は戦争に関連する番組を放映した。私は、録画しておいた「ザ・スクープSP」(テレビ朝日系.「玉音放送」をめぐって)が印象的であった。NHKの「占領地」での経済工作などの番組も勉強になったし、これからの戦争に関する「証言」が放映されるし、またさまざまなドラマ、例えば「人間の条件」なども含めて過去を考える資料がたくさん提供されている。 . . . 本文を読む
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「龍馬」と「平和」

この10日間ほどで何人かといっしょに高知市と沖縄・与論の遠い2箇所に行った。会議の内容については別として、両市での印象であるが、高知市は「坂本龍馬」であり、沖縄はいうまでもなく「ひめゆり」をはじめとした「平和」がポイントである。 . . . 本文を読む
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「昔、女性は太陽であった」

 1911(明44)年、当時の積極的な女性活動家の平塚らいてう(らいちょう)は、女性解放誌ともういうべき「青鞜」の冒頭次の文章から始めた。『元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。今、女性は月である。他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である』。 . . . 本文を読む
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「青い目の人形」の話

これについて、このブログで何度か記している。特に、09年4月25日に私たちの高校の開校式に際して生徒たちが演じた朗読劇「青い目の人形」について、その数日前にこの由来等を記している。今回は、いわば補足である。 . . . 本文を読む
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松浦武四郎

わが故郷の「蝦夷地」を「北海道」と名づけたのは江戸後期の探検家の松浦武四郎ということは、教科書的常識である。しかし、松浦は「北加伊道」「海北道」その他を提案したが、北海道という案は出していない。明治政府は、「北加伊道」という地名候補を、「東海道」その他律令制にあった地域分けを準用する形で「北海道」にした。 . . . 本文を読む
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歴史教育について

昨日の「世界史」に関する続き。いわゆる「自虐史観」などと日本の歴史教科書に口汚く文句をつけている藤岡信勝という人がいる。この人を招いて1980年代後半に何度か勉強会(「授業づくりセミナー」といった)を開いたことがある。その時の講演は、新鮮で少壮気鋭の実践的学者という印象をもっていたし、少なからず社会科教育論では影響を受けたと記憶している。ところが、1991年の「湾岸戦争」を機に彼の立場はまさに180度変わった。「変身」という言葉があるが、これを地でいく変わりようだった。 . . . 本文を読む
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