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世界史の勉強

今年度から(高校)世界史を久しぶりに担当することになった。実は2月から高認試験を受けたいというFS卒業生のために世界史を週に一回勉強しているのだが、以前はあまり感じなかった疑問が大きくなっている。疑問というのか、自分の力不足の自覚なのか、世界史という勉強で何を理解してもらおうとしているのか(文科省が?)、だんだん分からなくなった。 . . . 本文を読む
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元暦の大地震

「方丈記」という古典がある。これは鴨長明が鎌倉時代に書いた随筆であるが、この中に天災のこわさ・すごさがいくつも例をあげて記されている(09.7.15のブログでも触れた)。この中で、「元暦(げんりゃく)の大地震」がある。1185年の8月にあたる時期であるが、この数か月前に壇ノ浦で平家が滅亡している、その直後だ。 . . . 本文を読む
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「デフレの正体ー経済は『人口の波』で動く」ー(藻谷浩介氏著)

「角川ONEテーマ21」シリーズの「日本経済」テーマ。久しぶりの経済書で、日本の経済の現状とこれからの施策に関する提言に接することができたという感じである。外国との収支、GDPの上下、経済成長率、成長戦略、いろいろ言われていることについて大方の思い込み、誤解があるということから話が始まる。今、一番国民が心しなければならないことは「人口の波」についてであることを数字とグラフを十分に使って説明する。 . . . 本文を読む
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NHK「邪馬台国を掘る」

奈良県桜井市にある纒向(まきむく)遺跡は大和朝廷の発祥、ひいてはその前段の「邪馬台国」の女王卑弥呼の都と深い関係があるというのが、関係者の意見で、昨年来の発掘調査はこれを証明するものだった。この調査に密着した番組である。これを見て私はどう考えてもこの遺跡が卑弥呼の居城であったという気はしなかった。 . . . 本文を読む
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浦島太郎・御伽草子バージョン

昨日に続いて。浦島太郎の「本家」は、「御伽草子(おとぎぞうし)」にある話。これは室町時代から江戸時代にかけてまとめられたもののようだから、それほど「むかしむかし」でもないが、この中の浦島太郎について注釈しよう。もちろん「御伽草子」の中にはたくさんのおとぎ話がある。例えば「一寸法師」なども。 「浦島太郎」を読むと、私たちが知っていることと大きな違いがあることに驚いた。まず太郎の「本籍」は丹後国(京都府北部)。年齢は24,5歳。魚をとって両親の面倒を見ていた。 . . . 本文を読む
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北朝鮮の蛮行と朝鮮学校への措置

北朝鮮の戦争瀬戸際政策が重大問題になっていることはいうまでもない。このことをきっかけにして、日本にある朝鮮学校(高校)の授業料無償化策を行わないような措置をとるという。韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃がなされる前までは、高校無償化策(私立学校は「無償化」ではないが、ここは慣例に従ってこう呼ぶ)を適応すべく進めていたが、砲撃による北朝鮮の蛮行への怒りがきっかけになって、朝鮮学校への無償化政策はキャンセルする旨菅首相は言っている。文科大臣も無償化は延期すると言った。 . . . 本文を読む
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韓国旅行2

韓国の歴史の町・慶州。ガイドの会社がレンタカーを使って慶州への往復を案内してくれた。朝鮮の三国時代(新羅、百済、高句麗)、最も栄えた新羅(しらぎ)の歴史遺産が詰まっている地域。古い時期の建造物を模して今の建物もつくられている。4~6世紀、日本でいえば古墳時代。この期の王の墓からの出土品に圧倒される。金製品の数々。そして石の彫像など。日本には石造文化の時代はなかったはず。(例えば)。大きな石の大仏像など。(甕棺など同じようなものが日本にもある)。 . . . 本文を読む
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中国という国家

もともと「中国」とか「中華」とか「中原」などという語には、黄河流域の国家が世界の中心にあるという意味をもっていたと、以前読んだ記憶がある。日本でいえば弥生時代から2,000年近い間、中華帝国は東アジアの盟主だった。日本をはじめアジア各国は、その時々の温度差をもちながらも全体としてこの帝国に組み込まれていたといえる。いわゆる中華帝国の冊封体制のもとにおかれていた。 . . . 本文を読む
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古代ローマ帝国の遺産

サブタイトルは「栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ」。 14日、道立近代美術館で開催されている同展示会に行った。お盆休みも重なっていたからだろう、沢山の人。この展示会への関心の高さを知る。 . . . 本文を読む
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「薩長連合」

NHK大河ドラマ「龍馬傳」は、近く薩長連合のドラマに入っていくはずである。 この「薩長連合」の成立が、江戸幕府が倒れ明治維新が展開される基本的な力になった。その後の日本史の流れだった。だから、今でも「薩長連合」に相当する新しい力を構築することをうたう人が少なくない。自民党を離れた何人かはこれを叫んだことはまだ記憶に残っている。 . . . 本文を読む
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