春分の日、墓参のため三か所を訪問し、先祖や若くして仏になられた方への供養をした。3か所目に墓参したお寺の中で、珍しい地蔵ケヤキを拝見した。
その場所は、茨城県取手市の高源寺で境内である。
古木のほら穴に地蔵さまが祀られている。通称「地蔵ケヤキ」と言い、茨城県指定文化財、天然記念物「地蔵ケヤキ」である。指定樹齢は1600年、幹周囲10メートル、高さ約15メートルと説明に表示されている。
幹の根元のほら穴には、子育て地蔵尊が安置されており、安産・子育てにご利益があると言われ、多くの人が参詣するとのこと。
木を元気づけるため、周りを囲い、人が根を傷めないようにしている。また、根本も土を軟らかく耕されている。木の幹の他の空洞の部分は、コンクリートで固めている。これは異様な感じをしたが・・・。
春分の墓参に現地を訪れ、柵の外から手を合わせ、お参りをした。
地蔵さま、檀家の皆様、見学に訪れる皆さんのため、また、地域の発展と平和と幸福のため元気な姿に戻ることを祈念して、お寺と別れ帰途についた。(616号)(105)
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