「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

またもやハヤシライス@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2020-12-05 04:00:05 | 食べ物・飲み物
またもやのハヤシライス。ハヤシライス続きの我が家。

ハヤシライスは日本の洋食でごはん物の中の正統派だ。

そのわりにはどうも冷遇されている。ライバルである日本風のカレーライスに随分差をつけられている。

こんなにおいしいのに。

私はハヤシライスばっかりしょっちゅう食べているよ。

ケチャップとデミグラスソースとブイヨンで作りましょう。



ハヤシライスと言うと、一般的には「あ、そんなのあったね」みたいなちょっと不運な位置づけにある。たこ焼きに対する明石焼きみたいな。しかしハヤシライスは、カレーライスより味は奥が深く、ルゥを使ったカレーライスよりもさらに簡単に作れるのになぁ。みんな、カレーライスのあのスパイスの香りにやられてしまって、地道で誠実なハヤシライスの良さに気づかないでいるのだ。

ハヤシライスは肉がないと難しい。夏野菜カレーなんてのを真似て夏野菜ハヤシライスを作ってみたことはあるが、どうもしっくり来ない。



牛肉でないといけないなんてことはない。本日は米国産ポークのスライスを使う。

これ、おいしそうでしょう?



サッポロビールの黒ラベルの限定生産版があるよ(左)。



サッポロビールはもともとおいしいが、このバージョンがまた旨い。

たまねぎ。



バターを加熱。



そこで豚肉スライスをよく炒める。



タマネギも加える。



アメリカンな会社、ハインツのデミグラスソースを使おう。



原産国はニュージーランドだそうな。



ハインツ日本の100%株主は現在はクラフト・ハインツ(米国)だ。

クラフトってあのパルメザン・チーズのクラフトだ。今やネスレみたいな食品総合会社。買収、買収、また買収。

10年ほど前、米国のクラフトはボーンヴィル(イングランドの街の名前)の愛国心いっぱいの英国人たちと大揉めして英国のキャドバリーを買収した。今じゃハインツとも合併してクラフト・ハインツ。

酒を入れよう。



これらを煮込む。熱湯で溶かしたブイヨンも入れようね。



胡椒も加えて刺激的に。



ぐつぐつ煮ましょう。



最後は醤油でコクと塩気を。



あとで気づいたが、大豆ミートを使ってもよかったな。



それはまた今度にしましょう。

サラダも用意ね。日本伝統の洋食には大根サラダが似合う。



しかもこの庶民的な乾燥パセリが似合う。



ほら、出来ましたよ。



あのカレーライスより味が深いよ。

みなさん、もっとハヤシライスに注目していいと思うよ。

ハヤシライスを食べましょう。



名前としては、丸善の創業者の林さんの名前が起源となったという説が有力だが、いまもよくわからない謎に包まれたハヤシライス。

内容的には、ハッシュド・ビーフから転じた食べ物との説も有力だ。



それはいろいろ議論があるところだけれど、とにかく、ハヤシライスを作ることをお勧めします。

鎌倉ハヤシライス協会でも作ろうかしら。

絶対おいしいと思うんだよね。



旨そうでしょ。

どうしてハヤシライスは、人気においてカレーライスに勝てないのか?

カレーライスはスパイスが売り物。それもおいしいが、それがどうした?ってもんでもある。
コメント (14)
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