5年ほど前に自宅からすぐ近くに彗星のごとく現れ、いまや鎌倉紹介のガイドブックや雑誌には頻繁に登場する日本料理店、虹。
住所は鎌倉市稲村ガ崎5丁目。
我が七里ガ浜住宅地内にある。
我が家から歩いても5分もかからない。
「さあ、食いに行くぞ」と張り切る妻。
それでは参りましょう。
マンホールのふたを見てたら着きますよ。
虹と書いて「こう」と読む。
すでに書いた通り、住所は稲村ガ崎5丁目だ。
虹を探してインターネット検索をし、このブログに迷い込んでくる人たちがいる。
その人たちが検索エンジンで使ったキーワードを見ると、「七里ガ浜」「にじ」だったりする。
惜しい! 正しくは「稲村ガ崎」「こう」だ。
虹と書いて「こう」ですよ。
もうあと1分です、その虹(こう)は。
ほら、そこ。
いきなりですが、本日の音楽。
ジョニー・マチスが巨匠ヘンリー・マンシーニを迎え歌ったスタンダード。
今から30年くらい前に出たアルバムだ。
その中からWHEN YOU WISH UPON A STAR♪ 映画ピノキオのテーマ曲。
美しいメロディー。ジョニー・マチスはいつも美声。オーケストラの伴奏がまた泣かせる。
着きました。自宅からあまりに近い料理店。
和のしつらえがあちこちに。
このお店はたいていご主人と奥様の2人で運営されている。
お忙しそうだ。
上品でしょ? いいでしょ?
これが歩いて数分のところにあるわけで、うらやましいでしょ?
中へ入れてもらう。
ご主人のおじいさまは蕗谷虹児さん。数多くの作品を残された。
この絵もおじいさまの作品のひとつ。
お店はおじいさまのお名前の1文字をとって、虹(こう)と名付けられた。
お庭も植木職人さんが入って整えられている。
テーブルは3つのみ。
この日も満席だ。
私はあっさりとスーパードライから行ってみた。
さあ、秋のメニューを楽しませてもらいましょう。
来たよ、来たよ。季節の小鉢で秋満載。
お菓子みたいというか、芸術品みたいというか。。。
食べるのがもったいないみたい。
これ、崩すのがもったいないよねぇ。
なんて言いつつ、どんどん食べちゃう。次々食べて、最後はホヤの塩辛。
私はホヤが大好物。
こちらが献立。
次。松茸の土瓶蒸し。
注いで飲む。いい香り。「オレ、贅沢してるな」感がある。
困っちゃうな、こんなおいしいの。
全部飲んで開けたら、ほら。秋です、秋。松茸だよ。
全部たべちゃおう。
次の飲み物は日本酒のアワアワ系。
とんぼスパークリングというらしい。
でてきましたよ、お刺身。
食べたらわかる。モノがちゃう。ええぞ。
特にタイがすごかった。
どんどん飲む。
麦焼酎のソーダ割。
ジュワー!
こんなおいしいもんばっかり、いいのか?
恐縮しちゃうわ。
これ! これがねえ、違うのよ。
しめサバなんだけど、いつも食べてる酢ばかりがきいて、醤油つけて食べるようなのとはちゃう。
お出汁で上品に頂くしめサバ。
大根おろしにショウガ。あっさりと美しい味のしめサバ。
あぁ~おいしかった。
しかし、まだ道は半ば。
次に出て来た器。
ふたに茄子の絵だよ。周囲にはまるでメジャーのような模様。きれいな器です。
生湯葉と栗を蒸したもの。
栗があった。秋だねぇ。。。いいねぇ。。。
七本槍。近江の酒だ。最近ちょくちょく見かける。
琉球の器で頂きましょう。
いいなあ、この器。欲しいな。
ちょっとエキゾチックな絵柄、色使い。
これ、ビスケットじゃないよ。
からすみだ。いぶしてある。
香りがすっごくいいよ。たくさん食べたいな・・・そういうわけに行かない。さらに進みます。
どん!と出て来たお出汁。
これ、どうすんの?
こちらをつけて食べるらしいが。
皿の底にエビの絵が描いてあってシャレてますねえ。
しゃぶしゃぶのお時間です。牛肉です。しかも松茸が惜しげもなくついてきます。
あっちは妻の。
鍋の中に、ドバっと松茸を放り込む。
ほっほぉ~、いい香りだ。
そしてそこへ牛肉を突っ込んで、しゃぶしゃぶしましょ。
だはだは。美味過ぎでしょう。なんてこったい。
こんなおいしいの反則。
松茸もネギも全部食べよう。困るなあ、秋のメニュー。明日から我々夫婦は自宅で何を食べればいいの?
失礼。中座します。トイレ。
戻る。
そうしたらこんなお出汁が。飲むらしい。おいしいぃ~。トイレから戻ったからだが温まる。滋味あふれるお出汁。
ごはんの部だぜ。こりゃまた豪華に並んだごはんのおとも。
明日からも虹(こう)の余韻を楽しむため、このちりめん山椒を自宅用に購入。
早く来い来い、ごはん来い。
鉄釜に大きなふた。
ふたを開けると、上がる湯気。なんとごはん2合。二人分。全部食べられる? 食べられます。
身が満載のカニが出て来たぜ。強い香りが楽しめる。
ごはんに乗っけて食べる。
また食べる。
今度は盛り合わせ風にして食べる。
まだまだ。
その次はお茶漬けにするんだ。
土瓶にお出汁が入って出て来るのでそれをかける。
どうだぁ、うまそうだろう??? いいだろう???
うっかりしていた。
知らない間に妻がこっそりカニを自分の手元に寄せて食べまくっていた。
家庭内の身分の上下関係を表す出来事。
私はお出汁でごはんを食べるのみ。
最後です。デザート。
ほうじ茶プリン。
初めてです。ほうじ茶を使うなんて。
お茶を頂いて終了。
よく食べたわ。苦しい。これで自宅が遠かったら、虹(こう)に泊めてもらわないといけないところだ。
しかし幸いなことに自宅はすぐ。
出っ張ったお腹を抱えて歩く。わずか数分が苦しい。酔っているし。
奥様も苦しいらしい。
近所のお宅の間を抜け、無事帰宅。
こちらが自宅用に買ったちりめん山椒。
明日からごはんが楽しみです。
みなさん、日本料理店の虹(こう)に行きましょう。
情報はこちら: http://kou-fukiya.com/fukiyajun/
住所は鎌倉市稲村ガ崎5丁目。
我が七里ガ浜住宅地内にある。
我が家から歩いても5分もかからない。
「さあ、食いに行くぞ」と張り切る妻。
それでは参りましょう。
マンホールのふたを見てたら着きますよ。
虹と書いて「こう」と読む。
すでに書いた通り、住所は稲村ガ崎5丁目だ。
虹を探してインターネット検索をし、このブログに迷い込んでくる人たちがいる。
その人たちが検索エンジンで使ったキーワードを見ると、「七里ガ浜」「にじ」だったりする。
惜しい! 正しくは「稲村ガ崎」「こう」だ。
虹と書いて「こう」ですよ。
もうあと1分です、その虹(こう)は。
ほら、そこ。
いきなりですが、本日の音楽。
ジョニー・マチスが巨匠ヘンリー・マンシーニを迎え歌ったスタンダード。
今から30年くらい前に出たアルバムだ。
その中からWHEN YOU WISH UPON A STAR♪ 映画ピノキオのテーマ曲。
美しいメロディー。ジョニー・マチスはいつも美声。オーケストラの伴奏がまた泣かせる。
着きました。自宅からあまりに近い料理店。
和のしつらえがあちこちに。
このお店はたいていご主人と奥様の2人で運営されている。
お忙しそうだ。
上品でしょ? いいでしょ?
これが歩いて数分のところにあるわけで、うらやましいでしょ?
中へ入れてもらう。
ご主人のおじいさまは蕗谷虹児さん。数多くの作品を残された。
この絵もおじいさまの作品のひとつ。
お店はおじいさまのお名前の1文字をとって、虹(こう)と名付けられた。
お庭も植木職人さんが入って整えられている。
テーブルは3つのみ。
この日も満席だ。
私はあっさりとスーパードライから行ってみた。
さあ、秋のメニューを楽しませてもらいましょう。
来たよ、来たよ。季節の小鉢で秋満載。
お菓子みたいというか、芸術品みたいというか。。。
食べるのがもったいないみたい。
これ、崩すのがもったいないよねぇ。
なんて言いつつ、どんどん食べちゃう。次々食べて、最後はホヤの塩辛。
私はホヤが大好物。
こちらが献立。
次。松茸の土瓶蒸し。
注いで飲む。いい香り。「オレ、贅沢してるな」感がある。
困っちゃうな、こんなおいしいの。
全部飲んで開けたら、ほら。秋です、秋。松茸だよ。
全部たべちゃおう。
次の飲み物は日本酒のアワアワ系。
とんぼスパークリングというらしい。
でてきましたよ、お刺身。
食べたらわかる。モノがちゃう。ええぞ。
特にタイがすごかった。
どんどん飲む。
麦焼酎のソーダ割。
ジュワー!
こんなおいしいもんばっかり、いいのか?
恐縮しちゃうわ。
これ! これがねえ、違うのよ。
しめサバなんだけど、いつも食べてる酢ばかりがきいて、醤油つけて食べるようなのとはちゃう。
お出汁で上品に頂くしめサバ。
大根おろしにショウガ。あっさりと美しい味のしめサバ。
あぁ~おいしかった。
しかし、まだ道は半ば。
次に出て来た器。
ふたに茄子の絵だよ。周囲にはまるでメジャーのような模様。きれいな器です。
生湯葉と栗を蒸したもの。
栗があった。秋だねぇ。。。いいねぇ。。。
七本槍。近江の酒だ。最近ちょくちょく見かける。
琉球の器で頂きましょう。
いいなあ、この器。欲しいな。
ちょっとエキゾチックな絵柄、色使い。
これ、ビスケットじゃないよ。
からすみだ。いぶしてある。
香りがすっごくいいよ。たくさん食べたいな・・・そういうわけに行かない。さらに進みます。
どん!と出て来たお出汁。
これ、どうすんの?
こちらをつけて食べるらしいが。
皿の底にエビの絵が描いてあってシャレてますねえ。
しゃぶしゃぶのお時間です。牛肉です。しかも松茸が惜しげもなくついてきます。
あっちは妻の。
鍋の中に、ドバっと松茸を放り込む。
ほっほぉ~、いい香りだ。
そしてそこへ牛肉を突っ込んで、しゃぶしゃぶしましょ。
だはだは。美味過ぎでしょう。なんてこったい。
こんなおいしいの反則。
松茸もネギも全部食べよう。困るなあ、秋のメニュー。明日から我々夫婦は自宅で何を食べればいいの?
失礼。中座します。トイレ。
戻る。
そうしたらこんなお出汁が。飲むらしい。おいしいぃ~。トイレから戻ったからだが温まる。滋味あふれるお出汁。
ごはんの部だぜ。こりゃまた豪華に並んだごはんのおとも。
明日からも虹(こう)の余韻を楽しむため、このちりめん山椒を自宅用に購入。
早く来い来い、ごはん来い。
鉄釜に大きなふた。
ふたを開けると、上がる湯気。なんとごはん2合。二人分。全部食べられる? 食べられます。
身が満載のカニが出て来たぜ。強い香りが楽しめる。
ごはんに乗っけて食べる。
また食べる。
今度は盛り合わせ風にして食べる。
まだまだ。
その次はお茶漬けにするんだ。
土瓶にお出汁が入って出て来るのでそれをかける。
どうだぁ、うまそうだろう??? いいだろう???
うっかりしていた。
知らない間に妻がこっそりカニを自分の手元に寄せて食べまくっていた。
家庭内の身分の上下関係を表す出来事。
私はお出汁でごはんを食べるのみ。
最後です。デザート。
ほうじ茶プリン。
初めてです。ほうじ茶を使うなんて。
お茶を頂いて終了。
よく食べたわ。苦しい。これで自宅が遠かったら、虹(こう)に泊めてもらわないといけないところだ。
しかし幸いなことに自宅はすぐ。
出っ張ったお腹を抱えて歩く。わずか数分が苦しい。酔っているし。
奥様も苦しいらしい。
近所のお宅の間を抜け、無事帰宅。
こちらが自宅用に買ったちりめん山椒。
明日からごはんが楽しみです。
みなさん、日本料理店の虹(こう)に行きましょう。
情報はこちら: http://kou-fukiya.com/fukiyajun/