「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

dyson DC26 turbinehead complete

2010-08-31 00:00:03 | モノ・お金
よく寝る犬。これがいるからウチの掃除機はいつもdyson。七里ガ浜みたいに長毛の大型犬が多い地域では、dysonレシオ(=dyson保有戸数÷その地域の全戸数)がすごく高いのではないか。



ピーーン・ポーーン♪ ピーーン・ポーーン♪

あっ、クロネコだ。早っ!



荷物が届いた。我が家としては3台目のdysonがやって来た。DC26 turbinehead completeという。大変高性能ながら、しばしば壊れる英国製の掃除機dyson。部品交換も様々に応じてくれるしサービスも抜群だが、買い替えになることも多い。我が家はこれで3台目。6年で2台をつぶした。買い替える度、どんどん小さくなるパッケージ。



最新機はこのとおり。きゃーーカッコいいわ。



全体を見下ろすとこんなの。



おなじみのdysonらしいデザイン。



透明な部品が多用されるデザイン。隙間吸い取り口。



犬: オレ、掃除機なんて関係ない
人間: いや、君が来てからなんですけど、掃除機がdysonになったのは。これで3台目だ。子供の時dysonと本気でケンカしてたの忘れたの?
犬: オレ、そんなこと覚えてない



dysonを生んだ英国では、すでにDC32 Animalというモデルが発売されているらしい(↓)。



ところがそれはまだ日本では買えない。残念だ。
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屋外屋内をキレイに / 8月最後の芝刈り@七里ガ浜の小さな庭ワンダーランド / dyson DC26

2010-08-29 16:43:54 | 
毎度おなじみ芝刈りの話。

またか!と思われるかもしれないが、8月では最後となる芝刈りを実行した。夏は2週間が芝を放置出来る限度なのだ。我ながら毎年よくやると思う。



間もなく9月。9月に入ると芝生の成長のスピードが徐々に落ちて来る。年内の芝刈りはあと3回か。うまくすれば2回で済むかもしれない。



10月に入ると、伸びも止まるのだ。苦行もそれまでの辛抱。楽な日々はもうすぐだ。

話は変わる。dyson dc26 タービンヘッド・コンプリートを通販で注文した。間もなく商品が到着するだろう。我が家のダイソンとしては3台目である。よく壊れるやつだ。しかし高性能であることは認めざるを得ず、また買ってしまった。



大きくて毛が長いオランウータン並みの動物がいるご家庭では、とても便利な掃除機。ゴミ捨ても簡単で、使い捨ての紙製ごみ袋も不要だし。透明な箱の中で茶色い長い毛がいつもクルクル回っている。



屋外も屋内もキレイに。
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井上ひさし著「ボローニャ紀行」 / スパゲティ・ボロネーゼ

2010-08-28 10:07:44 | 本/音楽/映画
イタリアに魅力的な街は数あれど、自慢じゃないが、私はフィレンツェしか行ったことがないのだ。フィレンツェは街全体が美術館か博物館みたいなところで、蓄積された物のボリューム感もスゴイが、それがそのまま大量に今も保存されていることに驚いた。



井上ひさし著「ボローニャ紀行」(文春文庫)を読んだ。それによれば、ボローニャも大変魅力的な街らしい。

景観も立派な街だが、地域自治、域内相互扶助、伝統と並行した革新の精神がとても強いそうだ。街とそこにある自分達の暮らしを自分達で守り育てようとする住民の姿勢が顕著だという。いい街ですねぇ。赤茶けた屋根が続く。


<source: worldphototour.org>

100年前も同じであったであろう景観。


<source: worldphototour.org>

井上ひさしはボローニャのことをあらゆる角度から説明しようと試みる。ボローニャだけでなくフランスの例も準用して、彼らの街がどうあるかということについては、国ではなく地域の自治体ですらなく、彼ら自身が決めるているとする。もっともだ。そうでなければ、こんな景観も守れないことだろう。

自分達で判をつき景観に関するルールを定め市に届けることまでしたのに、それを破る人がいて、またそれを黙認して来てしまった我が住宅街とは大違いである。いや、それは我が住宅街に限らないが。私権が制限されることを嫌いその自由を強く望んだ時は、自分がまともに行動していても、近隣の他者がまったく予想外な行為でもって、自分にネガティブな影響を及ぼして来るリスクが生じる。私ならそういうことは御免で、全員一律に私権がある程度制限される方が、まだましだと考える。



日本人が大量に昔から欧州に旅行に出かけるのはなぜか。なぜ惹かれるのか。日本は観光立国を目指すという。そうであるならば日本の景観を魅力的にするにはどうすればよいのか。

話は変わるが、この本によれば、ボローニャでは家ごとに自慢のボロネーゼの味があるらしい。そりゃそうだろな。日本の味噌汁、肉じゃがと同じようなことか。



読んでいると作りたくなって、さっそく作る。本日のランチだ。

こってりしたボロネーゼである。濃く味つけるが、塩辛くはならないように気をつける。我が家で作るパスタの中では、おそらく最もコスト的に高いものだ。牛挽肉、タマネギ、ホールトマト、デミグラス・ソース、バター、オリーブオイル、ニンニク、塩、コンソメ、コショウ、パセリ。醤油もちょっと入れた。



我ながら上手。自画自賛。ボロネーゼはスパゲティの王様。

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消防署の出張所ただいま建設中@七里ガ浜

2010-08-26 00:50:36 | あちこち見て歩く
このブログではたびたび登場するこの坂。


相模湾の方からこの坂をえっちらおっちら登って来るとそこは・・・

失楽園!・・・じゃなかった、鎌倉プリンスホテル。



それを通り過ぎて我が住宅街に入り込んだところが只今工事中。



派出所の南隣りの土地だ。消防署の七里ガ浜出張所の工事がやっと始まった。決定はずいぶん前だったような。

我が住宅街で火事と急患があった際、消防車と救急車の到着はかなり迅速なものになりそう。どちらも1秒でも早く到着してもらいたいケースが多い。我が住宅街の人々は皆安心。



でもそれは七里ガ浜だけではなく、稲村ガ崎等周辺地区で何かあった時も同様であり、その都度消防車や救急車が我が住宅地内のここから出動することになる。この施設のすぐそばに家を構える皆さまには「ひょっとしてサイレンとかうるさい?」という御懸念もあるという。ごもっとも。年がら年中、昼も夜中もサイレンを家の前で鳴らされたらたまらない。



この場所の決定には紆余曲折あったらしい。我が住宅街の中にそれに反対する人はいるし、他の地区からは「どうして七里ガ浜住宅地の中に作らないといけないのか。市内の消防署配置的に偏り過ぎではないか」との意見も出たと聞く。



かなりおおがかりな工事。



消防車が入るくらいだから「出張所」とは言え、大きいのね。
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気分がいまひとつな庭の作業@七里ガ浜の小さな庭ワンダーランド

2010-08-24 21:37:49 | 
夕方の庭。日も落ちて来て、気温も下がる。海風が強い。



何事もないような庭でも、秘かに進行中のことがある。地中の幼虫だ。しばらく放置しておいたら、どうも地中ではコガネムシ等の幼虫が繁殖中らしい。庭に飛来するムクドリの数がやたら多くなるのでわかる。ムクドリの群れはあちこち庭に穴を開け、地中の幼虫を見事に捕食する。糞をするし、土の山をあちこちに築く。



仕方がない。これを撒こう。地中の虫を殺すのだ。見るからに人体や犬に悪そうな袋。



化学肥料的臭いが漂う薬。



このように撒く。



そして水をたっぷりと撒き、溶解させ、土中にしみこませる。



芝に限らずどんな植物も、それを人間が意図的に選別しそれだけを植え育てようとすると、多少の無理が生じる。それ以外の植物を人為的に排除して虫も排除して肥料等を施さないと、選別した特定の植物のみを美しく維持することなど出来ない。なんとも気の重い作業である。
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dancyu掲載のレシピをパクって勝手にアレンジしてキーマ・カレーをつくる@七里ガ浜自宅厨房

2010-08-23 13:16:00 | 食べ物・飲み物


朝から暑い夏の日。自宅にあるCD。アンディ・ウィリアムスの甘い歌声で、クラシカルな映画やミュージカルのテーマ曲を楽しむ。



あなたもどうですか?



アッ、いけね! 今日はちょっと忙しい。そろそろ準備を始めないと。



dancyu2010年8月号。



この特集は偉い。料理雑誌はこういうことやらなくては。一流シェフが、その専門のレシピを説くのは当たり前。でもそれではなかなか、一般人は真似しにくいことが多い。



カレーを本格的に作ろうとすると、ターメリック、クミン、コリアンダー、ローリエ、チリペッパー・・・・と、スパイスをたくさん揃えねばならない。やってみたことない人も、ちょっとやってみればわかるが、そうやって自分で美味しいカレーを作るのは非常に困難である。市販のルーを使って作ると、誰だって居眠りしてても簡単においしいカレーが出来るが、スパイスから揃えて自分の好みの味に仕立てあげるのは至難の業なのである。



その点、この特集はカレー粉を使うことを勧めている。カレー粉とは数多のスパイスを調合した総合スパイス調味料であり、それが使えればそれに越したことはないのだ。カレー粉を使いながら、強調したいスパイスをいくつか加える。これで好みのインド・カレーが出来るのならば理想的だ。



東銀座の名店「ナイル」の跡継ぎが解説する、カレー粉 + スパイスによるおいしいインド・カレーのレシピ。こうしたチャレンジは楽しい。そして実際的だ。さぁ、キーマ・カレーを作ろう。今回使うのはカレー粉、ガラムマサラ、クミン(パウダー)。簡単!



ご覧のとおり、カレー粉は最初から様々なスパイスが含まれているのだ。



dancyuにはいろいろ書いてあるが、自分の好きなように勝手にレシピを変える。



西友七里ガ浜店で買った牛挽肉。レシピには合挽を使えとあるが、半額の牛挽肉の方が安かったのでそうしただけ。



指定されてはいないが、タイ米とサフランを使う。



他にもいろいろと。



「みじん切りせよ」とあるが、ニンニクとショウガはすり潰してしまった。



タマネギとトマトはザクザクっと切る。一旦冷蔵庫へ。



自宅にある細長いタイ米。香りがすごく良い。



茶々之介は「オレには関係ねえ」と寝ている。



中華鍋を使っちゃおう。口が広くて炒めやすい。



クミンもシードそのものを使えとdancyuは言うが、自宅にそれはないので、クミンパウダーで代用。多めの油にクミン・パウダーを入れ、熱する。もうこの段階で激しいニオイだ。



クミンを熱し、ニンニクとショウガを熱し、タマネギも熱する。ああ、魅惑的なニオイ。うぅ~。



10分ほどタマネギを炒めよう。そしてその後にトマトを入れよう。



肉も。



グリーンピースも。



どんどんレシピから離れ、勝手に作る。辛味と甘み。スコットランドのマーマレードとチュニジアのハリサ。グローバル・カレーだ。マーマレードは大量に入れる。



出た! バタオ!
「おう、とーちゃん! 何してるの?」



バタオ君。バター好きなヘンな犬だよまったく。



くれよ!



くれぇ~~ってばぁ。ボクの眼力どぉ?



犬は無視しよう。私は忙しいのだ。ゆっくり煮込む。コンソメ、水、醤油等を適当に加え、最後にミルク。本当は生クリームがいいらしいが、それも家にはない。



バタオはバターを諦めた。



完成だ。あとは盛り付けるだけ。



なかなかおいしいキーマ・カレー。出来上がるまで、実はかなり苦労した。ここまで単純でも、やはり味つけが難しいのだ。とても楽しいチャレンジだった。あなたもどうぞ。dancyuにはほかにもフィッシュ・カレーやチキン・カレーが掲載されている。

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暑い日本の家を考える@七里ガ浜

2010-08-22 00:13:57 | 建築外観・構造
酷暑だ。今年の夏の電力消費量は記録破りらしい。エアコン使用量の急増が原因だとか。おそらくこれからも毎年どんどん暑くなる。2020年には今より2度ほど東京の平均気温が上がるなんて調査もあった。このまま行くと大変。私が思うに、やはり日本の平野部では「兼好法師の教え」に従い夏を旨とした家、つまり室内を暑くしないことを重要視する設計思想の家を建てるべきではないだろうか。そうでないとエアコン使用量はウナギ登りになるし、熱中症で屋内で死ぬ人だらけになってしまう。いやすでにこの夏はそうなっている。



前から何度も書いているけれど、これから家を建てようという人は、涼しい家を建ててみませんか!

今どき、ちゃんとつくれば冬寒く夏暑いなんて家はない。亜熱帯化した日本。直射日光を目一杯家の中に取り入れ、床や壁のどこかが一日中暖められているような家の作りは避けた方が、これからは楽ではないかと思う。ますます暑くなるのだから。



2階に軒や庇があっても、それは1階の窓にとってあまり役には立たない。一日の多くを過ごすことになるのは、たいていの場合家の1階だろう。2階だけじゃなく、終日日光が注ぎ込む南側1階の窓の上にも、軒か庇が十分ある家が望ましい。それがあれば1階の窓からは直射日光が入らず、かつ、雨が降っても窓を開けていられる。そうすればエアコンの使用時間も減ることだろう。エアコンとはなんとも自虐的で、取り敢えず自分の家の中だけを冷やし、自分が住む街をどんどん暖める馬鹿な機械である。人類は賢いようだが、どこか抜けている。



窓の高さや大きさと軒や庇の関係を考えれば、なんでも可能である。家の中は明るくも暗くもなる。家の中が明るいことを最優先すると、高気密の家の中は直射日光により暖められ、夏は熱川バナナワニ園状態になる。ところがどうも「とにかく明るい」がファッショナブルな家づくりのようだ。どんどん暑くなる日本で、工務店や建築家もそんな家を推奨するが、私には理解できない。これでは熱中症で死ぬ高齢者が増えるばかりだ。

照明学の先生も言うように、明るいほど良いとするのは単純過ぎる発想だ。そして今の日本の住宅は世界的にも明る過ぎる部類に属する。亜熱帯並みの日本でなぜそうせねばならんのか。この100年で暗過ぎるところから明る過ぎるところへ急変したと言われている。大昔の日本家屋は長屋も武家屋敷も、畳が直接日光に焼かれるようなつくりにはなってなかったはずだ。



我が家は現代日本の家としては中は相当暗い。しかし暑さは「まし」である。

庇もないまま大きな掃き出し窓ばかりつくっていては、強烈な日差しで家の中をボイルしているようなものだし、雨が降れば屋内に雨が吹き込むので、すぐ窓を閉めねばならない。これではエアコンの使用時間も増えるばかりだ。「開口部が大きいと通風がよくなり涼しい」というのは、それなりに条件がそろわないと不可能なことである。現代の多くの家では寧ろ逆で、開口部を広げて屋内を熱しているに過ぎない。



四角い家なら切妻屋根の構造にして東西を妻壁とし南北に屋根を落としその軒を深く南の窓に被せればOK。逆はダメだ。なぜならそうすると南側に軒が出ない。もちろん庇を別途設ければそれでもOKだが、敢えて面倒なことをする必要はない。我が家は2階まで壁を立ち上げず、1階の壁の上に屋根を載せている。「変わっている」と思われるかもしれないが、森に建つ別荘建築は、建物を低く見せ森に埋もれるように造るのが美しいとされ、ほとんどがそうしたつくりだ。そして傾斜天井の屋根裏を2階とし(一部ドーマー)、南側軒を1階窓にかぶせている・・・とこう書いて、意味わかります?

これに関し、昨年書いた記事はこちらだ(↓)
http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/c9dd2ddd9206f45ea1367ff47b42e4ea



得意な激辛麻婆厚揚。夏に汗だくで作り、汗だくで食べる。
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速報: 第33回七里ガ浜夏祭り準備完了

2010-08-21 07:09:39 | あちこち見て歩く
今日明日と、相模湾を見下ろすこの住宅街(西武七里ガ浜住宅地)で繰り広げられるのが夏祭り。なぜか毎年異様に盛り上がる。



天気も良いようだ。



両日とも出し物は15:30から。今日も明日も夕方には盛り上がっていることでしょう。



プログラムはこのような感じです。



お店もいっぱい。



バイクも自転車も放置しないでね。もちろん自動車もね。



テントに提灯。



手作り感溢れる灯篭が。



「自治会直営店」もある。売り物は恒例のお赤飯かな。



タバコポイ捨てはやめましょう。歩く人の数がスゴイです。子供もたくさんいます。ポイ捨て、というか、喫煙はちょっと迷惑。



ステージも用意済み。フラやウクレレ。
みのもんたが司会します・・・それはウソ。
でもTUBEが2曲だけ歌います・・・それもウソ。



商店会さん、その他皆さん、ご寄付を有難う。



何を焼くのでしょう? とうもろこしか。



出店するブースの中では、おそらく最大の集客をしそうなのが、ご存じ珊瑚礁。



珊瑚礁は自店脇にたくさんの屋外客席を確保。



犬は禁止なので、今のうちに見ておきましょう、茶々之介君。

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犬の精神的成長と窓ガラスの関係

2010-08-20 02:04:59 | 内装・インテリア
ビリビリ。ビリビリ。



犬の落ち着きの無さとの戦いの日々は犬の精神的成長とともに終わり、当方は安心するとともに、寂しくもあり。
こんな気分(↓)


(ドヴォルザーク「新世界より」第二楽章 帝王が指揮するBPOの演奏)

「ん? とーちゃん、何やってるんですか?」と茶々之介。



サッシに貼られた目隠しシートを剥がしているのだ。我が家の米国社製木製サッシにはくもりガラスなんて選択はなく、それがしたければ、工事完了後サッシの上に目隠しシートを貼るしかなかった。

自宅が建築中だった2006年のこと。2歳になったばかりのガン・ドッグ、茶々之介はまだ精神的に幼かった。動くもの、近づくもの、逃げて行くものに対する警戒や興味は異常に強く、その興味は郵便配達の人等にも及んだ。茶々之介は家の中から見ていて、いきなり近づき去って行く彼等をそのままでは許せないらしい。彼らを見た時の興奮の度合いは、我々が簡単には抑えられないものだった。



当時お世話になっていた犬のトレーナーさんに相談すると「窓にシートを貼って隠してしまえ」と言われた。「窓を見る都度、必ずそうした人々がやって来る、と覚え込んでしまうとやっかいだ。窓の外に人を見かけても興奮しなくなるまでは、シートを貼っておきなさい」ということだった。それで茶々之介の視線が届くところはそのようにしたのだ。

茶々之介も6歳。大型犬の成長は早く、人間でいえば40代半ばである。いくら興奮しやすいと言われるアイリッシュ・セターでも、もはや瞬発的で異常な興奮もほとんどなくなった。そういうわけで、竣工より3年半経過して、茶々之介興奮防止用シートを一部はがしてみたのだ。



少し明るくなった。ネギトロ丼もちょっとはよく見える。



「それ下さい」と茶々之介が言う。

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またもや苦行@七里ガ浜の小さな庭ワンダーランド / ゴージャス・チキンライス with 高山商店のGUINESS

2010-08-18 00:00:42 | 
毎度ご紹介、お馴染みの苦行、芝刈りを実施。「えっ? 先日キンボシ社のスパイクで芝の根切りをしたばかりじゃん!」と思う方もおられよう。そのストーリーはこちら→http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/b547909bace1ce3053c44b416d39d103



いや、それとは別問題なのだ。スパイクは、地中で一杯一杯になった根を切り、空気や栄養分を通りやすくする作業。芝刈りは定期的にせねばならず、夏に放置するのは2週間が限度である。



それでも、植え木の根元の周囲はこの通りだ。これをマブダチのyannさんに教えてもらった言葉で「軸刈り」という。長く伸びた芝生は一見キレイに見えるが、それに隠れた根元はうまく成長しておらず、芝刈りをすると、根元の枯れ具合が露呈する。こんなのがあちこちにある。この写真はなぜか青々して映り、そんなみじめに見えないけれど、あちこちに大きな茶色いところが露出してなんとも無様なのである。



芝刈り機の作業が終わっても、続きがある。レンガのアプローチに沿ったところはバリカンで作業する。座り込んでやる作業だから疲れる。さらにその後は・・・切りくずを掻い出し、集め、大きなビニール袋にどんどん入れて、水曜日の植物ゴミの日に出せるように準備。汗だくの作業が続く。



疲れるけれども、作業がすべて終了し夕方になった。あたりがちょっと暗くなり暑さも弱って来る頃、水を撒くのはとても気持ちがいいものだ。



疲れた日には、簡単で作るのに面倒がなく、でもしっかりこってりの食事を。そこでゴージャス・チキンライス。ただのチキンライスではない。ゴージャス・チキンライスである。大量のバター、そしてコンソメやウスターソースの効くこってり感、リッチ感がいっぱいの洋食屋さん風チキンライスである。



チキンライスとは言え、相当なこってり味に仕上げると、これが合う! 赤ワインですら合うだろう。世界一おいしい飲みモノのひとつ。伝統と名声。世界のビール業界の競争は激しい。とりわけ日本は発泡酒から第3のビールまで含め大変だ。わずかの味の差と価格差やアルコール度数の違いで勝負を続けている。しかし欧州の伝統的なビール、特にベルギービールの多くや、このアイリッシュなGUINESSは独自の世界を持っていて、そうした競争とはやや距離を置く。



七里ガ浜でギネスが買えるのは高山商店だけ。ギネス、及び高山商店について知りたい方は、こちらへどうぞ→http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/de6c2734af8622c1f13c98f38973c199
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