「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村8月の滞在(6) 原村へいらっしゃい

2013-08-30 00:00:29 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
BRUTUS 9/1号。



村の特集だ。

都道府県の中で最も村の数が多いのが長野県だそうな。



35村中の31番、原村! 小さいけど元気でーーす!



田舎でありながら、美しさとちょっとシャレた雰囲気では負けてはいないぞ。

BRUTUSによれば原村は

● 福祉も充実。
● 退職後の移住先としては理想的。
● 森の中に美術館やセレブな家が建ち並ぶ別荘地のゴージャスさは軽井沢クラス。



上記3項目のうち、最初の2つは本当だ。最後の項目は正しくない。軽井沢と比べれば、原村の別荘地の標高は平均して高く、したがって軽井沢ほど開けてはおらず、政財界人や有名人の別荘なんてほとんどないので豪壮な建物など見かけない。

ついでに言うと、原村ではレストランや店舗の数は軽井沢と比較にならないほど少なく、アウトレットなんてないし、新幹線どころかローカル線でも「駅」というものが村内には存在せず、森は深く静かであり、湿度や温度は低い。

森の中でFidelio♪ 聴いてみますか?






皆さん、原村にいらっしゃいませんか?

ついでに、自動車1台買うお金で原村に山荘を!



マンションを買うお金を工面出来る人は、全体を調整すれば買えるはずだ。

ここのところ、いやずっと、20年以上原村の地価は下落続きだし。

この冷涼で乾燥した空気を好きなだけあなたのモノに!



私は今から15年前に無理して買いました。。。



それに比べれば今の地価はウソのように安い。



原村の別荘にご関心がある?

だったら、まずはここを見るとか。。。http://www.shinshu-chino.com/maruyamanomori/bukken.html

赤トンボなんて、夏からぶんぶん飛んでいて、指を出せばすぐ指に止まって来る原村のてっぺん。



真夏のお昼寝は涼しく快適。ゴロンと床の上にワンコと転がって天井見て寝る。



数か月すれば今度は薪を焚いて、またヌクヌクと快適。



風にそよぐ木々の音と鳥の鳴き声しか聞こえない場所。



イタリアン!・・・なんて大層なものでなくナポリタン!

村内のA-Coopで調味料を買って来る。



日本式イタリア風のパスタ。



こんなおいしいものはない。チキンライス同様お子ちゃま味。



こういうものを作って食べて、飲んで、昼寝。



この本、以前ご紹介したけれど、いい。すごく、いい。物事の本質に気取らず突っ込む楽しい食文化の本。



いろいろ読んで理解して、でも結局はケチャップのナポリタン。



こんなものも食べた。えのきヨーグルト。長野県はえのきが大量に生産される。



こわがることはありません。おいしいヨーグルト。



茶々之介氏が掃除されている。気持がいいらしい。



信州は馬肉。



でも名物の馬肉すき焼じゃないよ。



速攻で中華!!



馬肉野菜炒めオイスター・ソース風味。馬肉以外はもやしにニンニクの芽とタマネギ。安い食材でおいしく。



あとは炊いたご飯があればよい。

また昼寝。

DVD。3枚買ったら1枚あたり1,000円。何を見ましょう。



戦火の馬。1,000円。



シャーロック・ホームズ。1,000円。



楽しい毎日。静かに過ごす原村。

やがて日が暮れる。



真西に日が沈む。



我が山荘が闇に包まれて行く。



おやすみなさいね。また明日。
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八ヶ岳西麓原村8月の滞在(5) お買い物@八ヶ岳リゾートアウトレット

2013-08-28 00:00:59 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
話を八ヶ岳に戻そう。

「右 原山」「左 甲州」



古くからの原村の交通の要所、払沢の交差点。

本日も大御所。



俗っぽい本日の記事の内容とは、対極な感じの歌ですが。Misty♪



現代の払沢交差点はちょっと煩い景色。



村最大のガソリン・スタンドも払沢交差点にある。



ハイオク176円。高っ!

でもまあ満タンにして、小淵沢(現北杜市小淵沢町)の八ヶ岳リゾートアウトレットへ向かいましょう。

いきなりですが・・・CHAPS!



特に何も買うものございません。

BEAMS!



妻が立ち寄るも、結局買うものはなかった様子。

Danner!



頑丈な靴ならここだ!

でももう、私も何年も履いているし・・・。ダナー・マウンテン・リッジ・ロー。



Dannerって1足買ったら、脂塗って永久に履けそう。残念ながら、いや幸運なことに、おニューを買うことには今後何年もならないだろう。世の中のモノはすべてこうあって欲しい。

買うものないなぁー。



皆さんいろいろお買い物。



何、これ?



靴屋さん。これ、履きやすいそうです。私はよくわかりません。妻の意見です。

で、お買い物。



「何足買ったの?」「2足」

・・・ずいぶん大きな袋ですなぁ。そう、実は妻の靴のサイズは41.5cm!・・・なわけないでしょ。

ついでにアウトレットの中でランチ。これはハイボール、ではなくってジンジャー・エール。



お安く、やたら腹がふくれる。



ついでにアグリモールでお買い物して帰る。

これ、おいしいですよ。ご飯を炊く時に入れるだけ。



韓国焼酎「鏡月」。



石原ひとみちゃんのCMで有名だ。



奥様の買い物を開ける。



ほぉ~。



夏用と冬用?



このかかと部分が適度に柔らかくてとってもいいそうです。



実は私もひとつ買い物をした。

LEEのレギュラー。ウェスト31インチ。股下32インチ。



これならそのまま履けちゃう。LEEのこのサイズ、私は昔から何本買っていることでしょう?? 変化がない。



昔は・・・つまり30年くらい前は、インドネシア製やメキシコ製のLEEが多く売られていたと記憶する。でもいつからだったか、日本ではエドウィンがLEEを生産するようになった。



このベルトはもう20年。1,000円ぽっきりで八王子のマルカワ(安売りのお店)で買ったと記憶する。ヘンなことはよく覚えている。これもまたそろそろ脂やらないとね。
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お誕生日デジュネ@鎌倉フランス食堂スリジエ in 七里ガ浜

2013-08-26 00:00:46 | 
「八ヶ岳西麓原村8月の滞在」シリーズはちょっとお休み。

昨日のこと。七里ガ浜は曇天ないし雨。



七里ガ浜の空の下。

いや、ちがった。

名曲、パリの空の下♪



Jill Barberはカナダ人です。いいでしょ、この歌声。彼女の新しいアルバム。

とってもパリな雰囲気。もう長年行ってませんが。

さて、傘の用意を。



スタスタ歩いてあのお店へ。

七里ガ浜住宅地の中のフランスへ!



今や七里ガ浜の人気店。赤マル急上昇。



鎌倉フランス食堂スリジエ。



お誕生日からはちょっとずれているが、近いということで私のお誕生日デジュネ。

Happy Birthday To Me♪
Happy Birthday To Me♪



Bonjour, bonjourと店員さんに挨拶しながら(そんなこと言わないけど)お店に入る。

でかいメニュー。でもデジュネは3コース。



誰か知っている人通らないかなーー。



わくわくする時間。



誰か通らないかなーー。



と思ったらMAYU先生(七里ガ浜ヨガ教室の「青空空間」の先生)がいらして、ご挨拶。

まずはこれ。



妻はキール。



オードブルが待ち遠しい。



食べる前から酔い始める。



早いピッチ。

おーー出て来たぞ、オードブル。



2杯目。



カツオのカルパッチョだ。

これ、かなり美味しい。かかっているソースって、バルサミコ、醤油、ニンニク?? でも少しだけ甘みもあるような気がする。なんだろ?さっぱりわからんな。



カツオもこうすると別の食べ方が出来るな。楽しいオードブル。

うますぎ。さすが。

ケンタロウさんのK。本店は大船のシェ・ケンタロウだ。



次はコーンのポタージュ。冷製であーーる。おいしい。甘みがすごい。延々と飲み続けたいな。



バゲット。こちらは大船からやって来る。とっても美味しい。店内で買うことが可能。



すごいぞ次は。

鯛のポワレ / アオノリのリゾット添え。鯛の皮目はカリッと、ちょっとスパイシーに焼いてある。



このリゾットが憎いんだ。海の香りが鼻にくるが、わずかに酸味もあって、相当複雑な味だ。

こういうの自宅で作ってみたいな。



白ワイン。



M.シャプティエ・ペイドック・ブラン。軽めでポワレにはちょうどいい。



でも次はコート・デュ・ローヌの赤に行く予定。しっかりとバランスがいいワイン。



再びK。



まだ食べる。

前回訪問した時、食べそこなったバスク風若鶏のワイン煮込み。



もうこれがお箸でスッと骨から肉が取れてしまうくらいさ。



これがコート・デュ・ローヌ。かなりのよっぱらい。



よく入るもんだ、私の腹の中。



完食さ!!



でもまだこれがある!



また食べすぎで、なぜかうれしい。かなりのボリュームがあるのだ。これ、アラカルトで食後に頼んでも300円!!



全部組み合わせて口の中に放り込むとおいしいぞ。

お水も出て来た。



まだこれがあるし・・・。



苦しさの中の幸せ。目一杯食べました。



お店で買ったもの。お持ち帰り。



お腹いっぱい。魚サンで行ける気楽な近所のお店、鎌倉フランス食堂スリジエ。楽しい休日。



カジュアルだけどシッカリ厚みも感じ、様々な要素を取り込んで冒険があるお店。

七里ガ浜の皆さん、鎌倉の市民の方々、観光客の皆さん。是非スリジエへ!

鎌倉フランス食堂スリジエ
所在地: 鎌倉市七里ガ浜東3-1-14
電話: 0467-66-5024

家に持ち帰ったのがこちら! (他にパンもあり)



おほほほぉ~。アイスクリームを添えて食べたいくらい。楽しいお店、スリジエ。
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八ヶ岳西麓原村8月の滞在(4) クルマとワンコ

2013-08-24 19:58:07 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今年に入って発売されたOld Sock。渋い。

クラプトンはホント元気だなぁ。



代表的な曲Gotta Get Over♪



BE-PAL最新号の特集はクルマ。表紙を飾るのは本当にカッコよかったランクル・クラシック。今ではほとんどみかけなくなった型だ。



BE-PALの手にかかると、あのイヴォークだってアウトドア活動的お荷物を目一杯載せるテストが行われちゃう。



デリカとアウトバック。どちらもかつて私が乗ったことがあるクルマだ。アウトバックは2台も経験があるのです。



結局、家に大きなワンコがいて、それを乗っけて山に時々行くなんて人は、2シーターのカブリオレやクーペなんて永遠に乗る機会がない。後ろに大きなイヌが寝っ転がれて、かつ荷物もたくさん積めるクルマでないといけない・・・私だってたまにはカブリオレに乗ってみたいってもんだ。

エステートやワンボックス等積載量の多いタイプって、「スタイルよりは実用」って感じだ。



このワンコがいるから。



こんな頑丈な金属製ネットがつく。狩猟犬用オプション。



彼は荷室を占有する。下はゴムマット。周囲は彼の茶色い毛だらけ。



運転席下は草だらけ。山に来るといつもこうなる。ここもゴムマット。



ルーフ上はキャリアも積めるようになっている。積んでいないけど。アウトドア志向なスタイルなのだ。



よく乗ってます。6年半ほどかな。でも走行距離は50,000kmを越えたあたりで、そんなでもない。ワンコがいると、あまり出かけなくなる。



フルタイム4WDだから、雪道なんてへっちゃら。

確かに、クルマを変えたらジンセイが変わるかもね。何せ住宅の次くらいに高価な買い物。クルマの選び方はその人のモノの考え方をよく表す。



エステート・タイプって、ワンボックスほどではないけど、やっぱり所帯じみてるわ。



荷物積載量は大きいのに、茶々之介氏がここに乗るから、結局ここには荷物積めないし。



「いいじゃないか、さあ、みんな! 農場でオレと遊ぼう! 犬は世界の中心」



「ボール、待てぇーーーっ!」



「かなり疲れる」



「それでも素早い」



「みんな、いいだろ、見て、オレのボール」



「どう思う? オレのボールをいいと思う?」



「オッ!」



「アッ!」



彼の視線の先にいたのは牛でした。白黒と茶色。シラカバの向こうに見えますでしょ。



こういうワンコと一緒に生活していると、選択出来るクルマの幅が本当に狭まいものになる。冬の八ヶ岳に行くわけだし、大きなワンコもいるし、荷物もいっぱい。シッカリした金属製のドッグガードが装着可能な4WDのワゴンくらいしか選択はないのだ。

私、モーガンに乗るのが夢なのですが・・・。
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八ヶ岳西麓原村8月の滞在(3) 池輝屋(草刈.com)さんが敷地をクリーニング

2013-08-23 00:00:10 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
原村の道はここまで。登山道はこの先もありますけど。そのまま上がれば阿弥陀岳。



1ヵ月ほど前、7月のことだ。私は池輝屋(イケテルヤ)さんに敷地のクリーニングをお願いしたのだった。

東欧「チェコ」および「森林」について深い知識と経験をお持ちの池輝屋さんによる作業。

原村のてっぺんでサクサクとその作業は行われた。



途中ですが・・あの有名な5番。

本日はいきなり第4楽章から行きます♪ 森の作業がサクサク捗る音楽だ。



聴いていると・・・

 世の中に怖いことなんか、何もなーーい!
 私は強いんだぞーー!

という気になり、チェーンソーでも草刈機でもどんどんサクサク作業が進むはず。
それにしても森の中で最高に躍動するBeetoven♪

・・・で、池輝屋さんの作業終了後ひと月ほどして、私は原村に再びやって来た。

到着した直後の私が撮影した画像がこれ。まずはサントリー白州(現山梨県北杜市、旧北巨摩郡白州町)のオンザロック。八ヶ岳のシングル・モルトだぜ。



なかなか本題に入らない。

さあ、池輝屋さんにより作業された敷地を見てみよう。



あら、キレイじゃないの。すっかり雑草やササや藪が刈り取られている。



鎮座する大岩たち。これが我が敷地の大きな特徴。いや普通別荘オーナーは、岩を残さない。私がヘンなだけ。



しかーし、キレイでしょ。



先月私が池輝屋さんにお願いしたのは、以下のことだった。

● 最初から意図的に敷地に残した大木は皆残す。
● 大木とはカラマツ、シラカバ、ナラ、カエデ、サクラ、ナナカマドの類だ。
● 後から勝手に生えて来たいろいろな木は全部伐採。
● 立ち枯れた大木や極端に曲がったシラカバも伐採。
● 後から勝手に生えたものでも、カエデやナラは残す。
● でもカラマツやシラカバは残しているとキリがないから後から生えて来たのは全部処分。
● 笹や雑草も処分。

森の専門家は恐ろしい素早さで「はい、はい」と言いながらすべてを了解されていた。



で、こうなったのだ。



森が明るくなった。

すっかりキレイになったが、一方で私のリクエストどおり、勝手に生えて来た(たぶん)ウリハダカエデは見事に残してあった。



これもまた「勝手に生えた組」のナラも残してあった。



同じく「勝手組」の細いカエデ。これもしっかり残してあった。



そうそう、こういうサクラがあれば私はいいのです。



敷地もスコーン!



空もスコーン!



山の上は寒いから鍋焼きうどん。ウソじゃなく、朝夕は本当に寒いの。



朝夕は屋内でこれ着てますから。



冷凍鍋焼きうどんはローソン小淵沢IC店で売っていたもの。山の中で火さえあれば食べられる貴重な食料品。大発明品だと思うわ。

敷地はこんなにさっぱり。正面の木はミヤマ(深山)ザクラ。山荘を覆い隠す大きさ。老木で大木。ご近所さんもよく眺めておられる。



ミヤマザクラを避けて山荘を覗き見。



たぶんモグラの仕業。



ウチって岩だらけなの。



ここも。



ほらね。



原村の交差点(丁字路)としては最高地点にあるもの。ここを北に降りればすぐ茅野市に入る。



我が山荘から徒歩1分の所にある看板(↓)。我が山荘のある別荘地(八ヶ岳中央高原三井の森)に隣接する四季の森こけもも平。アルピコの経営だ。あなた、買いませんか? 新発売!とあるし・・・15年以上前から。



だってその北側には、柳川渓谷とその向こうに蓼科山を臨む絶景があるのですよ! 見事な眺め。



「北側」ってところが大事。

皆さん「南側」ばかりを尊ばれるが、南ばっかり見てても仕方ない。1日中ほとんど日の光は南寄りから射して来る。クッキリした眺望を望むことを楽しみたいなら、北を望む土地だ!!!

どうですか?



十分な広さ。



さらに十分な広さ。シラカバだらけ。



「自分じゃイメージが湧かない!」って人には建物プランつきで提案もありますよ。



さあ、楽しみましょう、八ヶ岳西麓の冷涼な気候を。

なんて言っていると・・・あっ! スズメバチの巣、発見! ぶんぶんとすごい音。



池輝屋さぁ~~ん! 助けて!! 一番上にスズメバチ!かも・・・みたいな!



池輝屋さんがやがて登場。なんとかしてもらうことに。

薪、草刈、木の伐採、その他森のことでいろいろご相談がある方は、森のスペシャリスト池輝屋(イケテルヤ)さんへ

 ⇒ http://www.草刈.com/
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八ヶ岳西麓原村8月の滞在(2) CAFE魔法屋JINなら茶々之介氏が訪問出来る(かな?)

2013-08-21 00:00:51 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
永遠に爽やかな晴天が続きそうな原村のてっぺん。



エセ信州人(=私)はシンマイ(信濃毎日新聞)で世の中の情報を得る。130円の愉しみ。



あぁ~、帰りたくない。いや、「下に降りたくない」と言うべきか。干からびて死にそうな関東平野の夏。



このアルバムの最後は大御所とセリーヌ・ディオンによる名曲All The Way♪



さわやかな休日の朝。HO HO HO♪ 朝からシットリ。上手な2人のデュエット。

いきなりですが、この原村の山荘も鎌倉の自宅もついでに言うと以前両親が住んでいた蓼科の家も、全部この方が建ててくれた。ブレイスの丸山さん。



その丸山さんから「原村のもみの木荘のスグ下に最近私が施工した家があるの知っているでしょ? あそこがカフェをプレ・オープンさせたんだよね。だからちょっと寄ってみてね」と連絡があった。

はい、了解。

クルマならほんの5分。さあ、行ってみましょう、朝からカフェ。

あら、看板も真新しい。



「魔法屋」とは、このお店を、魔法をかけられた如くお客さんが幸せな気分に浸れる空間にして行きたいという、新店主様の願いを意味するらしい。JINとは店主様ご夫妻がお飼いのワンコ(2頭)のうちの1頭の名前。

我が家がカフェを経営したら「カフェ茶々之介」になるのだろうか?

パーキングはゆったり、ふかふか。



建物全景。ブレイスの丸山さんらしいな。等間隔に並んだ小さめのタテ長ウィンドウが潔い。



OPEN!



アプローチを行くと・・・



再びOPEN! 入っていいらしい。



店内の様子。見ていてどこか懐かしいような、でもクスッと笑っちゃうような。と言うのは、妙に我が山荘に似てるから。画像ではわかりにくいが細部まで似ているのだ。当り前かしら。同じ人がつくっているからね。



似ているわぁ、私の自宅にも。



照明もいろいろなモノの中から慎重に選んだのでしょうねえ。



DEERブレンド。森の香り。原村は鹿の天国。



家具がかっこいいぞ。



この店に来て私が最初にした質問は「あの天窓はどうやって開け閉めするのですか?」



答えは「2階左手の小窓のところから棒を使って開け閉めする」でした。

次の私の質問は「夕方から飲み屋やらない?」でした。店主様は困っておられました。すみません、ヘンな客で。

でもやってほしい、ギネス常備のアイリッシュ・パブとか・・・山菜や鹿肉を出す渋い居酒屋とか・・・。

生ビールを置いたら、もみの木荘で風呂入った後の人が続々立ち寄るだろなーー。ここ、もみの木荘のお風呂から徒歩でスグ。

出来れば送迎車を用意して。あーーそしたら私、絶対行くけど。

さて妄想はこのくらいで・・・北欧の鋳鉄製が鎮座。原村らしい。



むむむ、ウッドデッキがある。「ここってワンコは大丈夫なのか?」



奥がウッドデッキ。



我が家の茶々之介氏は犬種(アイリッシュ・セター)的に落ち着きがない。新しいところに行くとじっとしていられず、激しく動き回りあちこちをチェックする(やがて飽きて寝てしまうのだが)。しかもカラダがデカいし柔らかいため、くにゃくにゃ大きな動作をして、他のワンコに警戒されやすい。でも、ここならデッキも大きいし何とかなりそうだ。

山荘に帰るとお昼過ぎ。茶々之介氏は昼寝。



************ やがて夕方になる *************

「オレだってカフェに行きたい。どうしても行きたい」と茶々之介氏が言うので・・・

行ってみました。本日2回目の魔法屋JIN午後の部 with 茶々之介氏。

デッキに誰もいない瞬間を狙い突入。

「わーーい、わーーい、カフェだ!」



「オレもオトナだからカフェ」



「全部見てまわるんだ。激しくチェックしまくるんだ」



「イスがいっぱいあるな」



「伏せ!」



「イヤ、だめだ。伏せていられない」



「カフェ楽しいね」



「誰か通らないかなーー」



大きなお店。晴天。涼しい。



本日2杯目はJINブレンド。



「誰か来い! 鹿でもキツネでも」



「あっ、来た、イヌ」



ハヤタ君というらしい。店主様がお飼いの2頭のうちの若い方。

9歳の茶々之介氏よりよほど落ち着きのある7歳のハヤタ君。



落ち着いて挨拶しなさいな、茶々之介君。



落ち着きあるハヤタ君と私の妻がご挨拶。茶々之介氏は落ち着かず、あちこち移動中。



ハヤタ君、くにゃくにゃした茶々之介氏に唖然。



茶々之介さん、うるさ過ぎ。そろそろ帰りましょうか?



CAFE 魔法屋 JIN
長野県諏訪郡原村17217-706
電話 0266-74-2333



JINはもみの木荘のちょっと下だ(方角で言うとちょっと西)。

ブレイスの丸山さんに店舗建築を依頼したくなった人はこちらへ http://www.brace.jp/
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八ヶ岳西麓原村8月の滞在(1) 夏の原村

2013-08-19 11:23:55 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
原村にちょっとだけ行って来た(今は鎌倉の自宅に戻っている)。

原村はそこら中、花だらけ。



ジョージ・ウィンストンをどうぞ♪



そう、「ここは原村」。武田信玄の棒道が通り抜ける。



原村の朝市は有名。皆さん朝早くから準備中。この季節は信玄の棒道のすぐ横で毎日開催。



信玄はまっすぐな道を好んだ。ローマ人と同じ。軍人は皆そうらしい。



来てみませんか、原村?

歴史をたどる道。かなり長距離にわたって歩けますよ。



県境を越えて八ヶ岳西麓を南北に貫く棒道。



この季節はこればかりが目立つ原村の森の中。いつも真っ黄色。



原村は高原野菜で有名。でも田もある。



とにかく田舎。



農家はみんな裕福そう(?)。



ご存知ですか、これ。



これ。



これ(↑)とこれ(↓)が私の中でどうも結びつかない、とうもろこし。



田舎なんだなぁーー、原村。いい景色でしょ。



歴史のお勉強。これはご存じでしょうか?



せぎ。一之瀬のせぎだ。

普通、川は上流から下流に向かっていくつもの細い支流を集めて順番に太い川になって行くけれど、ここでが逆の風景が見られる。八ヶ岳山麓の水が乏しい地区に農業用水を流すシステム。川から水を分流させ、その流れをまた別の川に流し込む。そうした分流をたくさん作れば、広大で乾いた山麓の土地が農地に変わって行くのも容易になる。

向こうが上流、手前が下流。柳川という大きな川から作った一之瀬のせぎと呼ばれる分流を、ここでさらに左右に分ける。



右へ左へ。



一之瀬のせぎは左へそのまま流れ、新しくつくられた分流は右へ。



周囲は別荘地です。



坂本養川氏は江戸時代の人。せぎ開発を先導し、山麓の農業の増産を可能にした方。

http://www.p-rg.com/history/yosen/

これは我が山荘前のあざみ。



ついでに歴史もの。

原村の中新田という集落の北はずれ。中新田という言葉自体、開拓を思わせるけれど、とにかくそこに面白いものがある。



狼の供養石。これは、以前に一度、このブログでご紹介しましたね。



この伝承についてはその記事をご参考にどうぞ。

http://blog.goo.ne.jp/kama_8/e/48d4740f79df9eeb8d9d54a2db99c954

昔はヤマイヌがいたのですね、日本オオカミ(すでに絶滅)が。

牙もある。



爪も。どこかユーモラス。



狼の供養石そばのタコのような松。ホント、タコのようなんです。

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岡野製作所 リードと首輪

2013-08-18 00:00:53 | ペット
皆さん、愛犬のリードは大丈夫ですか? ブチ切れる前に交換してますか?



我が家は岡野製作所のリードと首輪を買い続けています。以前も書いたことがありましたが、今回の記事は同社製品のビフォー・アフターについてです。

左も右も同じサルカンを使い、同じ幅の革を使用したリードですが、今ではまったく違うものに見えます。左は何年かの使用に耐えたリード。何年だったかは定かではないですが。革は明らかに細くなっていますが、サルカンも伸びていることがわかります。



サルカンには上のパーツ(首輪と接続する部分)と下のパーツ(=皮とつながれている)がありますが、上のパーツの下部、ジョイント部分をご覧下さい。細く伸びきってしまい、リベット(正確にはリベットとは呼ばない)の頭部分に相当するところが小さくなっていますね。

金属も革も細くなっているくらいだから、全長は10cmほど違います。もともとは全長140cmという最も標準的なリードです。



しかしここまで変化があるほど酷使されたにもかかわらず、糸を縫いつけられた革の両端部分には損傷も、糸の緩みもないのが立派なところであります。信頼のOKANO!

特に大型犬をお飼いの方には、岡野製作所の頑丈な製品をお勧めします。



首輪も同様です。アイリッシュ・セターはカラダの大きさの割には、手・足・首・顔、あらゆるパーツが細く小さいのです。ゴールデン・リトリバーの逆とでもいいますか。首輪は意外に細めで、24というサイズを一番きつく締めてもまだ余裕。



こちらもそろそろ予備を購入。



君のだ、君の。



「そうか、オレのか」

頑丈な革で出来た首輪までこのように伸びるのでありました。金具のとりつけも、非常にシッカリしていて、トラブルなしです。



岡野製作所のホームページ ⇒ http://www.petokano.com/
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またまた オーストラリアン・ワイン到着!@七里ガ浜

2013-08-16 00:00:21 | 食べ物・飲み物
ワインが到着! 毎度おなじみのダンボール箱。



こういうシチュエーションで、こうやって皆がうれしそうに誰もが知っている歌を歌うっていいですなぁ。

Waltzing Matilda♪ Waltzing Matilda♪



オージーっぽく歌いましょう。

ヴィレッジ・セラーズ。オセアニアのワインのことなら、ここへ。最近はアメリカ大陸のワインも扱うようだが。



以前もこのブログで書いたが、私がヴィレッジ・セラーズからオーストラリアのワインを購入するようになったきっかけがこれだ。1998年3月のBRUTUS。この頃、BRUTUSはワイン特集号を続けて出していて、これはその中の一冊。



小さな記事で、ヴィレッジ・セラーズが紹介されていた。電話してカタログを送ってもらい注文した。それが始まり。



それ以来のことで、15年を超えた。ずっと通販で買って来て、いままでまったくトラブルなし。「信頼」とはこういうことか。

この箱はまったく変わっていない。変わったのは持って来てくれる人が、ネコから飛脚になったことくらいかな。



「それだけ飲んでいたら、おちゃさん、さぞかしオーストラリアン・ワインに詳しいんでしょうねぇ」と言われることがある。ところが全然。なぜなら、私は限られた種類のワインしか飲んでいないからだ。さらに、欧州大陸のワインなんて私はさっぱりわからない。

最初はいろいろ買ってみた。そのうちいくつか気に入ったのがあって、あとはほとんどそればかり。今回買ったのもそうだ。左からピーター・リーマンのクランシー赤、同シャルドネ、ダーレンベルグのラスト・ディッチ・ヴィオニエ、同オリーブ・グローブ・シャルドネ。 



・・・つまり高いボトルは買ってないってことだ。

クランシーの赤は、ラベルが変わった。今回買ったのは右の2010年。左が古いもので2008年。シラーズ + メルロー + カベルネが入った非常にオーストラリアンなワイン。コスト・パフォーマンスがやたら高い(と私は思っている)。以前のラベルの方がいいなぁ・・・。



ラスト・ディッチ・ヴィオニエ。今回買ったのは2009年(右)。2007年(左)、2008年(中)と併せて3つのヴィンテージが揃ってしまった。早く飲もうっと。ちょっと重めで辛口。飲みごたえのあるワインだ。鶏肉料理、牡蠣フライなんかとどうぞ。



このラスト・ディッチ・ヴィオニエは、正にこちらのブドウ畑から生まれているそうだ。Youtubeに写るおっちゃんは、ダーレンベルグ家の後継ぎ。Youtube開始からちょうど1分経過したところで、ラスト・ディッチ・ヴィオニエのボトルが出て来る。



これも昔から飲んでいるオリーブ・グローブ・シャルドネ。「100 Years, 1000 Stories」とある。家族的な名門ワイナリーだからねぇ。



こんなところ。100 Years!



URLもラベルに書いてあるから、訪問してみますか?



http://www.darenberg.com.au



とりあえず、ここへ。でも早目に飲んでしまいましょう。

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夏だから・・・サバとナスとインゲンでちょっとドライなカレー@七里ガ浜自宅厨房

2013-08-14 11:39:16 | 食べ物・飲み物
午後からドサッと雨が降ってもおかしくないくらいの、湿度が高い七里ガ浜住宅地の昼間。でも天気はボヤッとした晴れの蒸し暑い日。



アブラゼミがうるさい。 

 

元気つけましょ。

インド! 元ミス・インディアのAishwaryaは思いっきり美人。



食材買いに行きましょ。西友七里ガ浜店へ。 



あぁ~海もボヤァ~ッ。



サバの水煮缶。



インゲン、トマト。



後はカレーの常連。トマトに玉葱。さらにショウガ、ニンニク。

全工程中華鍋で行きましょう。最高の調理効率。



そしてスパイス。あれこれ。



インゲンとナスを軽く揚げてます。



タマネギ。



トマトも入れて、水分飛ばして。ニンニクとショウガも。



スパイス&塩をぶち込んで軽く炒める頃には水分がないに近い状態。

水、酒、みりん、バター、ブイヨン、ケチャップ、はちみつ、マーマレード。くつくつ。



野菜は休憩中。



夏はオリオン。



出来たも同然。



休憩。



カレーっていいわぁ。一皿料理、というか一鍋料理。あとは全部先に洗っちゃおう。



静寂のキッチン。



その間にインディカ米を炊いて。

そしていよいよ大問題。どちらのサバ水煮缶を使うか??



妻は巨大企業のマルハが確実だと言う。敢えて私はこのHOKO(右)にしてみようと思う。

ついでに紹介。缶置き場には、何年か前に香港で買った缶がある。左の缶に大変興味があるのだが、まだ使っていない。

 

サバ水煮缶をぶちまける。



先に揚げた野菜を入れて、軽く煮るだけ。



出来ました。インディカ米の香りにスパイス。とろとろした野菜。そしてサバ!



最初から水は少なめで。かなりドライにしてあります。いわゆるドライ・カレーではないですが。



サバの勇姿。



サバ水煮缶って最高。西友七里ガ浜店で、この日1缶が97円。ウォルマート・カードでさらに値引きあり。
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