今やクルマって価格改定の嵐だ。
世界的インフレにより世界中で生産されるあらゆるものの価格が大きく上昇していて、しかも近年日本円は価値を下落させて来た(=つまりは円安)ものだから、国内で販売されるクルマの価格は国産あるいは外国産を問わず、かなり上昇している。
私が購入したボルボV60 クロスカントリーも、2023年から現在販売されている2024年モデルにかけて、60万円~80万円の値上げとなっている。
その価格上昇に恐れをなした私は、以前の価格で昨年新車登録されたばかりの中古車のうち、キレイなものを探しまくって購入した。
新車を今新たに予約した場合よりは「価格改定前に販売されたクルマを購入する + 1年落ちの価格低下」によって、200万円ほど安くクルマを購入できた。
しかも納車費用の支払いを避けて、自宅から4.3km歩いて自分からクルマを取りに行ったし(笑)。
スタッドレスタイヤも、通販サイトで探しまくって格安なものを購入した。
これはめちゃ安だったねぇ~。4本セットで、この価格はなかなかないと思うよ。
そのスタッドレスタイヤをはめるアルミホイールを買おうとしたら、ボルボ純正のホイールは40~63万円ほどすることがわかった。
だから中古でボルボ純正ホイールを購入した。
だってアルミの塊なので、よほどの傷でもついていなければそれで十分。
100,000円(外税は10,000円)だ。
ゴム製品もアルミ製品も価格上昇が顕著なのだ。
ということで、新品のスタッドレスタイヤとピカピカの中古ボルボ純正ホイールが、かなり安く揃った。
次は車内のゴム製のマットだ。
八ヶ岳に頻繁に行くので、これは必須。
一度行っただけで、車内に自分が持ち込む落ち葉と泥だらけになるのでね。
上の画像のボルボ純正部品で19,800円は高くない。
なので、そのままディーラーさんで購入した。
運転席のマット。
助手席のマット。
後部座席の左、中央、右。
全部で5つのパーツが揃って19,800円なら、純正としてはまあまあな価格だろう。
しかしこれを購入し既存のマットを剥がして新たにセットしてもらうところまで全部を、ディーラーさんにお願いしてはいけない。それをすると、工賃の支払いが発生するからだ。その支払いも避けたい。
だから「新しいマットはビニール袋に入ったまま車内に置いておいて下さい」とディーラーさんに頼めばいい。ただ受け取ればよいのだ。そんなの自宅に戻ってから自分でセットできるからね。どんだけケチやねん?(笑)
次の問題は荷室のゴム製のマットだ。
先ほどの5枚のフロアマットの合計価格(19,800円)を考えると、荷室のマットは少し大きいとは言え、1枚で27,500円は高過ぎるように思う。
ボルボさん、なんかプライシングがおかしくないかい?
こんなもんは形がピッタリで頑丈なら何でもいいわけで、Amazonで適当なものを3,485円で購入した。ボルボ純正製品ではないが、私の購入した車種専用に作られたものである。
それがくるくる巻かれた状態で、我が家に到着した。
開いてみるとこんなのだよ。
V60専用だ。
荷室はこんなのだ。
ここに購入したばかりのゴム製のマットを敷く。
ピッタリと収まる(↓)。これもまた安くついたな。
タイヤの空気入れをしまっておきましょう。
金属チェーンは後部座席に置いておきましょう。
前のクルマから移し替えた様々なもの。
今度は今装着されているノーマルタイヤとアルミホイールを取り外し、バラバラな状態である新たなスタッドレスタイヤとアルミホイールを組み合わせて、それを装着してもらう作業を、どこかに頼まないといけない。
いわゆる「持ち込みタイヤ交換」だ。これがまたお店により価格はバラバラだ。
自店のタイヤを売りたいので、持ち込み交換を拒絶するお店もある。
私は藤沢にあるお店へ頼むことにした。理由は簡単で、単に安かったからだ。悪い評判も聞かないし。
慣れないナビで、そのお店を目的地としてセットする。
その後、慣れないボルボで出かけた奥さまが、やがて帰宅した。
リースを作って来た。
縦長のリースだよ。
昨年のはこれ(↓)。
それを取り外し、新たなのを付けておきましょう。
本当に縦長ですね。
これからしばらくはこれを飾っておきましょう。
で、またクルマの話で、安く揃える極意(笑)
1.そもそも車両本体を安く買う。
2.納車費用を避け自分でクルマを取りに行く。
3.通販サイトで安いスタッドレスタイヤを探しまくる。
4.ピカピカで新品同様の中古アルミホールを買う。
5.新品純正フロアマットは購入するが、工賃を避け自分で設置する。
6.荷室の純正マットは高過ぎるので、Amazonで超安いものを買う。
7.スタッドレスタイヤとホイールを持ち込んで安く装着してもらう。
最後の問題、ここからが持ち込みタイヤ交換の話である。
そんなのオートバックスでいいじゃんと言う向きもあるだろうが、オートバックスも自社のタイヤを売りたいわけで、他店で購入した持ち込みタイヤに関してはタイヤ交換料金が高めに設定されている。
「持ち込みタイヤの交換でも喜んでやります!」というお店で、一番安いところを探したい。
私が探したところ、一番持ち込みタイヤ交換の料金が安かったのがここだった。タイヤ交換はホイールのサイズで料金が決まる。18インチなら以下のとおりだ。
ウェブサイトから作業の日時を予約した。
そして8,800円で交換してもらうことにした。
バルブを持ち込んで交換もしてもらったので、その交換手数料880円は余計にかかった。
話は変わるが、お仕事関係でお客様からもらいものがあった。
お礼を言われた上に、おかきやおせんべいまでもらってしまった。
こういうのはうれしいねえ。私の仕事が気にいって頂けたみたいだ。
それとは別に一緒に仕事をしている方からもらったものもある。
高級な、おフランスの紅茶だ。
得したねぇ。今週はついているぞ。
ものをくれる人って好きだわ~。
さて、そろそろ作業開始だ。
二階からタイヤとアルミホイールを降ろすという大作業が待っている。
これを全部二階から一階に降ろし、外に運び出し、クルマに積み込むって大変よ。
部屋から運び出し、二階の階段の入口に置く。
ここまでで結構疲れている。
しかしそこから一階へ運んだ。
これ(↓)は現在ついているノーマルタイヤとそのホイールだ。
これを剥がすことになる。
そして先ほどのスタッドレスタイヤとアルミホイールをここへ装着してもらうのだ。
荷室と後部座席に積み込まれたタイヤとホイール。
腰がガタガタだ。
しかしこれから出かけないといけない。
海沿いを行き、若宮大路に入る。
一の鳥居を過ぎる。
鶴岡八幡宮方面に向かっている。
それを過ぎたら北鎌倉方面へ。
建長寺にちょっと用事があり、立ち寄る。
境内奥まで突っ込んでそこの駐車場に停めさせてもらっちゃう。
左が三門、右が塔頭の妙高院だ。手前は業者さんのクルマ。
ここでの用事はすぐに済んだ。
かなり重いものだが、ご覧のようにホイールを片手で持ち上げて、反対の手のこぶしでそれを強く叩くと建長寺の梵鐘(←国宝だぞ)とそっくりの音が鳴るよ。
それだけアルミホイールで厚みがあって重いのだ。
さて、ここからまた鎌倉駅の方へ戻り、長谷観音前交差点経由藤沢方面へ向かう。
後部座席と荷室でタイヤとホイールが揺れているわ。
着きました。ここがENEOS藤沢ウイングTS(神奈川県藤沢市西富723−1)である。
デカいガソリンスタンドだ。
洗車、タイヤ交換、定期点検、傷の修理などなんでもやるみたい。
到着時は意外に空いていた。
しかし波があるみたいで、給油するクルマが混みだすとめちゃくちゃ混む。
いろんなクルマがあるだろうに、この店舗のおねーさんは私から鍵を受け取ると、まったく迷わずにエンジンを始動し、素早くバックして前進してカーブして、正確に指定場所に停めた。
すごいわ。素早い。
クルマの扱いに慣れておられる。
私なんていまだにこのクルマに習熟していないのに。
ピタッと決まっているよね。
こんな風に(↑)。
私は作業待ちとなる。
作業が始まった。
すでにはめてあったノーマルタイヤとホイールがはずされ、バラバラだったスタッドレスタイヤとホイールが組み合わされ、装着された。
こちら(↓)がノーマルタイヤ。これは持ち帰る。
新たに装着したホイールは、かなりかっこいいな。
スタッフのみなさんはキビキビと働いていて、とても良いお店だった。
先ほどのおねーさんは、クルマを動かすだけではなく、タイヤ交換担当のおにーさんと協力してタイヤを運んだり袋に詰めたり、力仕事もこなし、最後はお会計もしてくれる。
「力仕事までこなして、すごいですね」と私が言うと、おねーさんは「実は私、もういっぱいいっぱいなんですー」と笑った。
給油車がやって来た。
ENEOSはいい会社。日本経済を支えているね。
私も少しだけ同社株を持っている。高配当だからね。
高配当株に興味ある方はENEOSを調べてみて下さい。
急に給油するクルマが増えて来た。
私は帰り道の途中にある横浜市栄区のスーパーたまやでお買い物。
この新しいホイール、いいわ💛
先に挙げた1.から7.までの細かい努力で、合計金額でかなりお安く全体を仕上げることが出来た。
そうは言ってもクルマの買い替えであり、それなりにお金が出て行ってしまったな。
私はお金が入るのは好きだが、出て行くのは大きらい。誰もがそうだね(笑)
こちらがスーパーでのお買い物。
今回はクルマの買い替えに伴う出費をいかに抑えるかとう、なんとも渋いお話になってしまったね。
自宅に戻ってからが大変だった。ホイール径18インチで幅215mmというタイヤとアルミホイールが組み合わされると、めちゃくちゃ重いのである。自宅にそれを持ち帰り、クルマから運び出して4個も片づけなければならず、腰がおかしくなってしまったわ。
行きはタイヤとホイールがまだ組み合わされていないものを運ぶだけだったので、重いことは重いが、まだマシだったのだ。
以上、クルマのお金の話とそれを可能な限り低下させる努力の話でした。