「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

七里ガ浜からデンタルクリニックフォレスト(千代田区内幸町)へ行く

2009-04-30 14:48:24 | あちこち見て歩く
ちょうど1週間前のことだ。妻がいきなり「あなたクサイ。ひどい口臭よ。自分でわからないの? U先生に診てもらいなさいよ」と私を罵倒したのだ。それも何度も繰り返し言う。キッチンで廊下で食卓で。人一倍自らの体臭、口臭には気を使っている私の胸に、妻のキツイ言葉が流鏑馬の矢の如くスコォーンと突き刺さった。「クサイ。夫にそこまで言うか?」と憤慨しつつも気弱な夫(=私のこと)はそう指摘されれば自分でかなり気になる。ここは信頼出来るドクターUに診てもらおう。

U氏はちょっと沖田浩之似(と私は秘かに思っている)の歯科医である。U氏の職場は富国生命ビル(下画像)地下1階にあるデンタルクリニックフォレストで、その住所は千代田区内幸町2-2-2(電話03-5510-5550)。日比谷公園のスグそばである。鎌倉市七里ガ浜からはかなり遠い。江ノ電とJRを乗り継ぎ、自宅から1時間30分以上の道のりだ。連休の谷間の1日を私はその往復と治療とその他の用事に費やした。



私はこの時、げんべいのパーカーを着ていた。私を診察室に案内した看護士(とお呼びするのが正しいのか?)の若い女性は「○の中に『げ』って、それ何ですか?」と私に問うた。げんべいの名声はせいぜい横浜までしか届いていないようだ。私はその方にげんべいについて解説を行った。げんべいをご存じない方は前回の葉山話をどうぞ。

背の高いU氏と対面。ご挨拶し私は状況を説明した。以下が私の説明:
妻は犬並みの、それもバセット・ハウンド並みの嗅覚を持つ人間なので割り引いて考えなばならないのですが、先週からいきなり私の口についてその犬が、いや妻が「うわぁ~クサイ、クサイ」を連発ですよ。ほとんど夫婦崩壊の危機です。私の口の何が悪いのでしょうか?

U氏はいつもどおりニコニコ(といよりはU氏は「ニヤニヤ」と言った方がピッタリ)と私の話をお聞きになり、「では診てみましょ」と診察を開始。以下がU氏の診察結果:
胃が悪いことはないですか?そう。じゃ胃が悪くないのならば、ブリッジの所か、オヤシラズのへこみに物がつまって起きた炎症か、さもなければ舌。舌もバイ菌が繁殖しやすいのですよーー。鏡持って自分で見て下さい。ちょっと舌が黄色いでしょ?その3つのどれかですね、きっと。

そんなにいっぱい指摘されるとかなり心配になるではないか。しかしU氏にはここ6年近くお世話になっていて、私は彼を大変信頼しているのだ。指摘は正しいのだろう。その後U氏から、お馴染みの妙齢の女性の歯科衛生士さん(と呼んでいいのか?)にタッチ交代。歯科衛生士さんに歯をキレイにしてもらい、消毒してもらって、いろいろと指導を受けて終わり。どうだ、私はもうクサくない・・・かも。



上の画像の左は殺菌力に優れるマウス・ウォッシュ。今回デンタルクリニックフォレストで購入したものだ。一般的なマウス・ウォッシュというよりも、舌のバイ菌を殺すことを主目的に購入したつもり。右は舌ブラシ。これで舌の上のバイ菌を物理的にこそげ取るのである。帰り道に街中のマツキヨで購入した。これらに加え、自宅のデンタルフロスト、歯間ブラシを使い、かつオヤシラズも丁寧に磨く。これでもう妻は怖くない。妻よ、これでどうだ!私の口を嗅いでみる?

デンタルクリニックフォレストの指導を受け、自分のニオイに神経尖らせ気を遣うオジサンが展開する健気な努力の数々。その健気なオジサンの胸は妻の「クサイ」の一言に鋭く射られたが、デンタルクリニックフォレストのU氏及びスタッフの皆さんにより優しく治療、指導され、解決方法を見出した。

東京にお住まい、あるいはお勤めの皆さん!歯の悪い人はデンタルクリニックフォレストへどうぞ。歯とお口の魔術師ドクターUが優しく丁寧に治しますよ。



帰路、JRに乗る。途中で妻からメールによる命令を受け取る。「横浜で、○○○○のプリン、あるいは、たねやの柏餅買って来い」 私は健気に、この命令にも従った。たねやは横浜高島屋の地下に店がある(と妻に指定された)。自宅に帰ってから食べたが、あんこが上品。甘くない。お餅の柔らかさ、薄さ。確かに立派なものである。



妻の「クサイ」の一言に東京まで歯の診察に行き、妻の「柏餅を買え」の命令に従って高島屋で買い物して、今日の活動は終わった。朝早くから昼過ぎまで、ほとんど一日仕事である。そしてやっと鎌倉まで戻った。

この春からJR鎌倉駅に一つの変化がある。ついにホームから喫煙コーナーがなくなったのだ。上の画像は喫煙コーナーの跡。歴史的経緯もありJRはJTに寛容で、東京近郊の私鉄各社が駅から喫煙場所をなくしてからもJRはそれを維持した。最近喫煙者は分が悪い。喫煙は非喫煙者にとってプラスになることは何もなくマイナスばかりであり、どう言い訳してもそれが褒められた行為でないことは確かだから、喫煙者やJT及びその味方も、非喫煙者に対し「少しは我慢しろよ」とすら言いにくい。喫煙者のテリトリーはどんどん狭まっているのが今の風潮である。



鎌倉駅に着いたからと言って、私はすぐ家に着くわけではない。そこからがまた遠いのである。江ノ電に乗り換え、今日は稲村ガ崎駅で降りて歩いて帰った。JRの駅で言うと、大船を過ぎてしばらくで北鎌倉、鎌倉、逗子、東逗子を通過する。このあたりはちょっと見渡せば山が見える地域だ。ご覧の画像は稲村ガ崎駅から我が家への帰り道。やっと帰って来た、という感じだ。私には東京は遠い。
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七里ガ浜から葉山に出かけて葉山ブランドを満喫する

2009-04-29 14:10:39 | 


朝からクルマをピッカピカに磨き、葉山に出かけた。自宅のある鎌倉七里ガ浜からは距離にして10kmと少し。もっとも一口に葉山と言ってもかなり広いが。葉山はダラダラ感がいい。私が住む七里ガ浜も海辺の田舎であり、ダラダラ感も相当なものであるが、葉山はさらにもう一段緊張感を欠いた感じだ。ここに住んでここで仕事したいなぁ。



どうです。この穏やかなこと。真正面は御用邸である。皇族の方々が時々来られるからして、葉山は小さい街のわりに警察官の数が多い。どんどん物騒になる世の中で、治安を優先するなら住むのにベストな街である。朝も昼も夜も、住民の挨拶は、敬礼スタイルをしながら「おいこら!」。もちろん海あり山ありで環境も東京に比べれば格段に良い。

本日のお買いものとランチは全部葉山である。訪問順にご紹介する。なんだか小学生の遠足の作文調になりそうで嫌なのだが。




久しぶりにげんべいに行った。上の画像のうち左が、妻が買ったTシャツ。右が私の買ったサンダルだ。私はオレンジとグリーンの組み合わせが前から欲しかったのである。げんべいの商品は以前からいくつか持っていたが、げんべいも今や葉山を代表するブランドとなった。漁村の小さな洋品店も出世したものである。経営者のセンスに拍手!関心ある方はげんべいのウェブサイトをどうぞご覧下さい。 http://www.genbei.com
 


お次がブレドール。新しい店だが、これも葉山を代表するブランドになった。朝から店内は大賑わいだった。人気では老舗ボンジュール葉山店と並ぶかもしれない。妻が「しっかりしたパンで美味しい」と推薦したので買った。右がルヴァン。なんと900円(!)。左がなんとかカンパーニュで300円。ルヴァンは今までに私が買ったパンの中で、グラム当たり価格が最も高いパンではなかろうか。確かにおいしそうだ。明日の朝食べよう。このお店はウェブサイトはないらしい。

神奈川県三浦郡葉山町一色657-1
電話:046-875-4548



最後に紹介するのはルアイ・ルアイ。タイ料理店である。こちらも久しぶりに訪問した。かわいらしくジンジャ・エールを飲みながら、揚げ春巻きや豚肉料理をつまんだ後、メインに食べたのが鶏肉のガッパオ炒めご飯つき(画像)。これは美味しい。甘みも香ばしさもあるが、唐辛子が効いている。タイ米も香りが強い。サラサラと食べるが、私は汗だくになった。そして今度自宅で作ってみることを宣言した。私が作ると言ったら本当に本を見て作る。しかもそんなに間を置かずに。

葉山と横須賀の境界をなす長者ガ先の目の前でロケーションは最高である。ウェブサイトはこちらのようだ。http://www.luai-luai.com

帰りはスズキヤ葉山店で夕飯の材料を買って帰りました。今日はとっても面白かったです・・・ほら、小学生の遠足の作文調になったでしょ。
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洗面台天板の妥当な高さとは@七里ガ浜自宅

2009-04-28 09:39:28 | 内装・インテリア

前回と同じ話題である。人は洗面台の前に立ってうがいをしたり、顔を洗ったりするが、その時腰を曲げる。手を洗うのだって多少は腰を曲げる。簡単な汚れもの洗いも同様だ。人は皆身長が違うのだから、洗面台天板の床からの妥当な高さは人により異なるはずで、それは前回書いたキッチンの調理台の話と同じだ。 この高さが適当でない場合、調理台ほど深刻ではないにしてもやはり腰に負担があるだろう。

 

 

キッチンの調理台の如く、洗面台にもその高さに建築家が当てはめる公式のようなものがあるのかどうかを私は知らない。しかし一般的にオフィス・ビルやレストランの中にある洗面台を私は低いと感じることがある。

 

画像は我が家の洗面台である。これもキッチンとまったく同じ要領で、同じ素材で作られている。扉はすべてオークで、取っ手の金具も同じものである。この天板上麺の床からの高さを測ると83.5cmあった。確かこれも前の自宅や山荘の洗面台を参考に、この家の施工者であるブレイス代表丸山さんに私が依頼したものだ。私はこの高さが非常に都合が良いと感じている。

 

話題がそれるが、扉に取り付ける取っ手の形は調理台も洗面台も画像のようなものが良いと思う。取っ手はその形によって、服のすそ、ズボンのベルト通し、エプロンの紐の等をしばしば引っ掛かけてしまうものもあるのだが、この形はその心配がない。

 

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調理台天板の妥当な高さとは@七里ガ浜自宅

2009-04-27 09:01:51 | 内装・インテリア

画像は我が家の小さなキッチンの調理台の面材だ。キッチンを専門にトータルに面倒みてくれる有名メーカーもあるが、世の中にはいろいろな小規模な仕事をオーダーメードで請け負う業者さんもいて、我が家のは後者の製作による。多少のデザイン的希望、シンクの大きさ、面材はオークにすることをこの家全体の施工を請け負ってくれたブレイス代表の丸山さんに伝えたら、丸山さんがそうした業者さんに発注してくれたものだ。我が家のキッチンにピタッと収まっている。ちなみに八ヶ岳の山荘も同様だ。タカラとかサンウェーブとかの有名メーカーのシステム・キッチンなどと較べれば格安で、オークの素材感も私好みで我が家にはこれで十分である。

 

 


 

さて本日の話題。床から調理台天板までの距離はどれくらいが適当なのか。 日本は何でも低いということを前に書いた。欧米でもアジアでも海外に長い間住んでいた人が久しぶりに成田空港に戻った途端、トイレの便器や洗面所の水栓やリムジンバスの椅子やレストランのテーブルや椅子やドアノブが皆妙に低いと感じることも多いだろう。日本の調理台天板も一般的にはそうだ。 しかしことはそれほど簡単なものでもない。

 

建築家は天板の床からの妥当な高さの公式は

 

使う人の身長(cm) ÷ 2 + 5cm  であるという。

 

この公式に従うとすると身長が150cmの人なら80cm、160cmの人なら85cmが妥当な高さということになる。日本の調理台の既製品のほとんどが高さ80cm、85cmで作られているのは、日本女性の多くがおおよそこれくらいの身長であるからだろう。しかし、それにしても80cm、85cmでは長時間の洗い物で腰に負担を感じる人も多いのではないだろうか。

 

 

 

ましてやdancyuを愛読し厨房に入って中華鍋を振り回し、秘かに料理の鉄人となる野望を抱く男子諸君は、今や平均身長が170cmを超える時代だから、腰にかなり負担があるはずだ。まだ包丁でものを切る作業は良い。中華鍋を振り回すのも良い。問題はシンクでの食器洗いだ。天板よりも低い所に手を突っ込んで食器や調理器を洗うのは背中から腰にかけて負担が大きい。

 

こうしたことから我が家では天板の高さを92cmほどにしてもらった。かなり高めではあるが、それでも私は腰に来る。妻はちょうど良いと言っている。

 

本日の結論だが、それは「一般化して『妥当』と呼べる高さなど存在しない」である。どこの家庭でもたいていは夫婦や家族に身長差があるだろう。つまりひとつの家に複数の人間がいて、調理なり後片付けなりで、その複数が皆フェアに厨房に立つ場合、「この家にはこの天板の高さがピッタリ!」というケースはほとんどないのである。誰かにピッタリなら、他の誰かには高過ぎるか低過ぎるのだ。 

 

 

 

追記: とかなんとかブツブツ言いながら、本日も自宅厨房でランチ作りに励んだ。カルボナーラに初挑戦。うまく出来た。


 


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庭木の移植その後 シマトネリコとオリーブの変化@七里ガ浜

2009-04-26 09:22:44 | 

昨日とは打って変わって今日は晴れ。鎌倉市市議会議員選挙の日でもあり、投票率もアップしそうなお日柄だ。芝生も徐々に緑色を増す。そろそろ今年最初の芝刈りをせねばならない。

 

 

 

ちょうど1週間前に西武園芸七里ガ浜店H店長にシマトネリコとオリーブの樹を移植してもらった。そのストーリーはここをクリック。2本の樹はそれぞれ鹿児島と香川で根を一部切られてまとめられ、暖地からより気温の低い鎌倉に持って来られたものである。移植の大原則として、根と葉の量は一定の割合でバランスしていなければならないと本で読んだことがある。移植すると、多かれ少なかれ根は損なわれる。気候も変わる。樹も疲れる。少なくなり傷ついた根には以前と同じ量の葉は保てない。移植直後、H店長は新芽の葉をつんでいた。

 

 

シマトネリコはその後自分でも葉を落とし、一部の葉は黄色みを帯びるようになった。これで外観が、七里ガ浜近隣でこの季節に見かけるシマトネリコのそれに近くなった。1週間前に我が家に到着した直後のシマトネリコは、まだ葉の緑色が濃く、かつ葉の密度が高かった。それは原産地におけるこの季節のシマトネリコ本来の姿なのかもしれない。

 

一方オリーブも葉を落としているが、葉色に変化は見られていない。

 

 

 

 今は次にH店長が持って来てくれる予定のソヨゴの樹を待っている。

 

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鎌倉では公園から締め出されてしまう不幸な犬は、犬の楽園である葉山へ向かう

2009-04-25 09:19:28 | ペット

前回の話の続きだ。鎌倉市内のほとんどの公園は「犬禁止」である。そこで我が家は昨日犬の楽園、葉山町へ向かった。もう葉山に引っ越したいくらいである。クルマに犬を載せ、海岸沿いに走る。稲村ガ崎を越え由比ヶ浜沿いに走る(下画像)。

 

 

さらに小坪を越えたら逗子湾が見える(下画像)。このあたりでは逗子湾が一番キレイな景色を呈している。小規模で深くえん曲し、山が迫るからだ。

 

 

逗子湾の南端なぎさ橋交差点を越えたら葉山町。長柄交差点を左折したら南郷上ノ山公園はスグだ。自宅から片道12km。ガソリン代のかかる犬の散歩である。 葉山町立南郷上ノ山公園は大きな駐車場を完備している。無料だ。

 

 

 

広いドッグランがある。町役場で登録をすれば誰でも(葉山町民でなくても)使えるそうだ。犬の水飲み場まである。ドッグランではリードを放して自由に走らせることが出来るし、リードつきなら、この広い公園のどこでも自由に犬を遊ばせてよい。ご覧のとおり、平日ならほとんど誰もいない。

 

 

 

広い。とにかく広い。

 

 

 

ただしグランド内は犬の散歩は止めましょう。グランド以外なら、道も広場も山の中も自由だ。

 

 

この公園は周囲を山に囲まれていて、そこには散策路もある。そこを歩くのもかなり楽しい。犬も喜ぶはずだ。植物や動物のにおいが濃いので、ウチの犬など嬉々として歩く。住宅街の中を歩く時とは全く異なる様子で、全身に注意力をみなぎらせているのが見て取れる。犬にはこういう時が必要だ。

 

 

 

大きな街路樹のある遊歩道にも、人も犬もいなかった。「おい、目を凝らして見ても、誰もいませんよ」 いくら動体視力に優れるウチの犬でも、動物を彼の視界に捕えることは出来ないはずだ。

 

 

 

南郷上ノ山公園所在地:

葉山町長柄1888-1

 

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鎌倉七里ガ浜の犬は七里ガ浜浄化センターに向かう

2009-04-24 09:20:44 | ペット

ウチの犬が自宅から散歩に出た時に行きたがるところが3箇所ある。それは①海岸、②鎌倉山、③七里ガ浜浄化センターだ。今回はその③についての話である。犬が七里ガ浜浄化センターに行きたがるのは、住宅街の中を歩くのとは異なり、そこに土や木のにおいがあり、広場があるからだ。

 

鎌倉市の犬は悲惨である。ほとんどの公園には「犬を連れて来るのは止めましょう」と看板があり、誰もいない公園であっても犬を連れて公園を通り抜けようものなら、そのことを非難したり市役所に通報する市民がいるからである。犬が入ることが出来る公園も市内にいくつかあるのだが、それは家から遠すぎて多くの愛犬家にとって役に立たないのである。犬の飼い主が馬鹿とは限らず、きちんとした飼い主だっていることだろう。ガキにもきちんとしたガキとどうしようもないガキがいて、どうしようもないガキは人がいるそばでボール投げをし、バットを振り回し、近隣の家にボールを当て公共建築物にも当てる。しかし公園に立てかけられた看板には「犬禁止」とあるだけで、「ガキ禁止」とは書いていない。これは矛盾だ。犬を全面禁止するならガキも全面禁止にすべきだろう。

 

 

ついでに言うと公園によくゴルフボールが落ちている。公園内でゴルフクラブを振り回して本物のゴルフボールを使い練習する馬鹿な大人もいるのだ。これが一番危険なので、「一律犬禁止」の原則に倣えば、まともな大人も中にはいることがわかってはいても公園の看板には冒頭に「あらゆる大人禁止」と書くべきだろう。そうしたら誰も公園に入れなくなり、公園が安全になって市民の皆が喜び市役所も管理が楽だ。

●すべての大人禁止

●すべての子供禁止

●すべての犬禁止

トンビと猫とリスが勝手に入るかもしれないが、究極の「外から見るだけの公園」である。 世にも珍しいので鎌倉市役所も念願の世界遺産登録が出来るかもしれない。冗談に聞こえるかもしれないが、一部の馬鹿な飼い主を例にとり公園を「犬禁止」にするならば、ロジカルには同様に「人間禁止」と看板に書くべきだろう。それを書かずにただ「犬禁止」とだけするのは、まともな犬の飼い主に対する差別である。

 

以前これに関する話はこのブログで書いた。鎌倉市役所と犬をご参照。さて画像(上と下)は、七里ガ浜浄化センターである。この広場を求めて、七里ガ浜及び周辺の愛犬家がやって来るのだ。我が家もそうである。

 

 

公園を犬禁止にしているのは市役所の公園管理課である。浄化センターは同じ市役所でも管轄が違うがために、犬禁止になっておらず、というか寧ろ職員の皆さんは犬に寛容である。有難い話だ。 浄化センターの職員の皆さん、愛犬家を代表してお礼申し上げます。

 

こうした背景があり、近隣の犬は公園には向かわず、下水処理場の広場に向かう、というねじれ現象が起こっている。鎌倉市は不思議なところである。 下の画像は広場西端の崖。鎌倉らしい地層で、見ていても面白い。犬もここが好きだ。緑が濃い。

 

 

リードなしの犬はダメよ、と書いてある。これが普通の姿勢だろう。リードを付けていない犬と人間との間のトラブルを避けるためである。リードをはずした犬が人間とトラブルを起こした場合、浄化センターは管理責任を問われかねず(本来浄化センターの責任ではないが)、それはやがてこの広場も「犬禁止」となる可能性につながる。

 

すでにトラブルもあったのだろう。だからこそ、ここにはこうした張り紙が何度も出ている。管理者側からの重要なサインとして、しっかり受け止めるべきだ。本来ここは公園ではないが、犬を受け入れてくれている。露骨に無視すると、やがて愛犬家は自分のクビを絞めることになる。

 

 

誰もいない広場で、運動とトレーニングが終了。ロング・リードを引きずって疲れ切った犬を、短いリードに繋ぎ替えて帰路につく。

 

 

そこで突然ですが、七里ガ浜クイズ!浄化センターの煙突を地面と平行に切ったとしたら、その断面はどのような形をしているでしょう?

 

 

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本日は夏日だとか  爽やかな七里ガ浜を歩く

2009-04-22 17:33:17 | あちこち見て歩く

本日は夏日になったようだ。しかし空気は乾いていて、なんとも爽やかな一日だった。我が家はすでにご紹介したように、直射日光を室内に入れないようにしているので、涼しすぎるくらいだ。八ヶ岳西麓標高1600mにある山荘に真夏に滞在しているかの如きである。

 

84.7Mh FM YOKOHAMAでは終日波の情報を流している。「・・・辻堂海岸ではオフショアの・・・インサイドから・・・ひざ下でブレイク・・・ロータイドはなんちゃらかんちゃらぶーちゃらら・・・」私にとってはさっぱり意味をなさない情報だ。ちんぷんかんぷん。

 

 

上の画像は七里ガ浜駐車場にあるファースト・キッチン前から撮ったもの。

 

 

駐車場東端から海岸に降り、稲村ガ崎を目指して歩く。

 

 

犬も歩く。かなり喜ぶ。人も犬もあちこち落ちているものを検分しながら、楽しい砂浜の散歩である。しかし帰ってからが大変だ。靴の中や底の砂を落とし、犬の脚を洗い、犬のリード(長いもの。砂浜を散歩する時に使う。上の画像でも左に見えている)を洗い、干さねばならない。

 

私のブログらしからぬ、シンプルな書き方の記事・・・でしょう?

 

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事前予告どおりの濃厚な焼きビーフンを作る@七里ガ浜自宅厨房

2009-04-22 13:17:32 | 食べ物・飲み物

私はウソはつかない。昨日予告したとおり、本日のランチとしてオイスター・ソースと牛肉さらに豆板醤を効かせ、リッチで辛味のある焼きビーフンに私は果敢に挑戦した。下の画像は、本日使用した李錦記のオイスター・ソースとyouki食品の豆板醤である。この2つの調味料が味のポイントだ。さらに安価なオージービーフの切り落とし140gばかりを用意した。オーストラリアの広大な牧場で育った牛も、七里ガ浜まで来てオイスター・ソースと混じり合いビーフンの具として食べられるとは想像しなかったことだろう。

 

 

オージービーフの安さから較べれば、なんと高価なのかとため息をつきそうなのがどんこだ。西友七里ガ浜店の干しシイタケ売場からは今や中国産が姿を消した。身が分厚く味わいがあり出汁も良く出る国産のどんこは、この1袋の価格が980円である。信じられるだろうか? しかしおいしい焼きビーフンのためには手段が他にない。泣く泣くこれを買った。

 

 

 

上記以外に用いた材料は前回同様、野菜(キャベツ、タケノコ、ニンジン、タマネギ)、鶏がらスープの素、干しエビである。ビーフンはまたもや台湾製の新竹米粉。これも販売者はyouki食品である。すべて西友七里ガ浜店で手に入る。調味料は塩、醤油、胡椒、サラダ油、ゴマ油である。これも同店で入手可能だ。さくさくっと作ってみた。完成!(下の画像)

 

 

 

これは文句なしに美味しい。前回は上品な塩味のビーフンだったが、今回はオイスター・ソースと豆板醤が効いている。しかも前回は豚肉で今回は牛肉である。今回はよりパンチが効いて、味もしっかり濃厚だ。香りも強い。妻からはまたもやお褒めの言葉を賜った。私はすっかり自信をつけてしまった。

 

 

 

焼きビーフンとしては非常に強くこってりした味になったので、お昼から赤ワインを引っ張り出してみた。豪州産のブレンドである。ピーター・レーマンのクランシーズである。最近よく飲むものだ。シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが入っていて、シラーズの割合が最も強い。渋みの向こうに甘みも感じるしっかりしたワインで、グラスに注ぐと、若干茶色っぽい濃い赤に見える。オイスター・ソースとも合う。ワイン評論家風に言うとちょうどそれは、湿度は高いが温度が低く雪も残る高山地帯の早春に、森を駆け抜けて来たばかりで土や雨露が体について体温で湯気が発生した雌鹿の香りに少し似ている・・・冗談。 そんな香りを私は知らない。

 

なんとものんびりしたランチになった。

 

 

 

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焼きビーフンを作るには作ったが・・・@七里ガ浜自宅厨房

2009-04-21 16:34:57 | 食べ物・飲み物

何日か前にベトナム料理のフォーを作ったら、今度は台湾風ビーフンを作りたくなった。やはり米から出来た麺は美味しい。そこで昨日の昼は、新竹米粉を買って来て自分で作ることにした。新竹米粉は西友七里ガ浜店で売っているのでいつでも入手可能だ。

 

 

しかし汁ビーフン(下の画像、数カ月前のもの)は過去に何度も作り、やや飽きが来ている。そこでその日のランチは焼きビーフンを作ろうと思ったのである。私にとって焼きビーフンは初挑戦だ。慎重な初心者シェフとしては、レシピに新たなリスクを負わず、この新竹米粉の包装の裏に書いてあるとおりに作ることにした。

 

 

 

新竹米粉以外に必要な材料は、タケノコ、干しシイタケ、玉ネギ、キャベツ、人参、豚肉、干しエビ、醤油、胡椒、塩、ごま油と書いてある。厨房は「焼きビーフン初挑戦!」ということで、若干の緊張が走っていた。しかし冷静に、私はレシピそのままに作ってみた。

 

 

 

出来上がった(下の画像)。食べてみた。十分に美味しい。あっさりと塩味の野菜たっぷり焼きビーフンである。隠しても隠し通せない私の出自を反映してしまい、なんとも上品な味付けで宮廷風とも言える出来具合だ(?!)。しかし不満が残る。なぜか?

 

 

ビーフンはレンジが広く、千差万別、いろいろな種類がある。私にとって最も美味しい焼きビーフンは、10年くらい前に港区芝大門の中華料理店で何度も食べたものなのである。それはオイスター・ソースが効いてこってり濃厚な味わいで、唐辛子も効いていた。

 

私は再び作ることにした。22日水曜日のお昼に焼きビーフンを作ると妻に宣言したのである。今度は牛肉を用い、それと野菜を具材にオイスターソースと豆板醤を効かせたリッチな風味の焼きビーフンを作ることに挑戦するのである。結果はまたここで報告しよう。

 

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