「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(8) 茅野市の岳麓公園で遊び、諏訪郡富士見町で買い物

2024-08-27 06:51:24 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ギタリスト、トミー・エマニュエルの演奏だ。


TOMMY EMMANUEL c.g.p. - Only *Special Edition* (2009) [FULL ALBUM]

心地いいでしょう?

モンベルの店舗内でかかっていそうな音楽でもある。

ドガティ君と出かけましょう。


山荘を出て最初は北上し、やがて西へ下る。

茅野市側に入る。

太陽光パネルが結構多い。


チェルトの森は鹿島が作った別荘地。


晩年の両親が住んでいたので、何かとここへは行く機会が多かった。

以前ご紹介したとおり、両親が住んでいた家の敷地はその転出後数年間で荒れ果てたが、今はとてもシッカリした方が住んでおられ、美しく管理され、鹿島リゾートのホームページの中の1ページを飾っていて、土地選びや設計に関わった私としては大変うれしい。



そこを通り過ぎたら次は蓼科高原三井の森だ。

そこを抜ける。


やがて到着。


こちらは岳麓公園。


途中ナビがうまくゆかずGoogleにナビさせたら、岳麓(がくろく)公園を「ダケフモトコウエン」と読んでナビしてくれた。

Googleもこの無料サービスでそこまで細かく正確には対応していられないらしい。

そういえばこの時こんなニュースがあった。米国司法省は独占禁止法的発想から、今や巨大すぎるGoogleを分割したいと考えている。Googleも大変だ。日本と違って、米国って市場主義社会を守ると言う意味では徹底しているね。



以前一度だけここへ来たことがあるドガティ君。


張り切って歩いている。

楽しいですか?


赤とんぼ。


早いねえ。この時点でまだ8月半ば。

さすが岳麓公園(笑)。

ドガティ君はうれしくて仕方ないみたい。


公園の脇には流れがある。


これはやがて流路になって・・・


この溜池へ。


そしてもまたもっと低い所へ農業用水となって流れて行く。

どこで遊ぼうかなぁ~~っと妻とドガティ君が歩いて行く。


ではこのボールでどうですか?


「はいはい、それでお願いします」と嬉しそう。


私が投げると取って来る。

そしてかみかみ。


「また投げてくださいな」とお願い。


そして取って来て、またかみかみ。


かみかみが酷いもんだから、ボールがみな短命に終わる。

今度はおかーさんがボールを投げた。

慌てて取りに走るドガティ君。


ボールを捕まえた。


そしてウロウロ。


こういうことがなぜか楽しいらしいですよ。


「おかーさん、かまって、かまって」とかまってちゃんになる。



もういいおっさんなんですが、こうやってさすってもらう。


そしてまたボールを追う。


しっぽを振って喜んで見せる。


またボールを追う。


おかーさんがドガティ君を教育中。


この日の授業内容は「正しい犬になるにはいかに振る舞うべきか」

真剣に授業を聴くドガティ君。

授業が終わると川へ。クールダウンする時間。


カツラだ。背が高いね。


まっすぐ伸びる。

そして葉っぱが丸い。


最後のボール遊びを少し。



向こうでは家族連れが野球に興じていた。


岳麓公園さん、ありがとうございました。


「ボクもよく遊びました」


さて、移動しましょう。


エコーラインを走って最初は北へ向かってみたが、気が変わったのでくるっと旋回する。


そして今度は南へ。


茅野市から原村に戻る。



原村を過ぎて富士見町へ。


富士町のAコープ・ファーマーズだ。


ツバメちゃんたち。


ツバメちゃんたちのお母さんが餌を咥えて飛んで帰って来る。

そしたら、ツバメちゃんたちがキャーキャー言って喜ぶ。


私が近寄ると「あなた違うでしょ。ツバメじゃないでしょ」と言って、私をにらむ。


この巣は商店の人が補強してあげたみたいだね。優しいなあ。

私が好きだった書店がなくなり、ダイソーが出来た。


ワンコのおもちゃコーナー。


妙にリアルな魚のおもちゃもある。



この恐竜たちもワンコのおもちゃなの??


いろいろと購入。



すぐ近くには、かわいいエリーちゃん☆なんておもちゃもある。


買おうかしら?(買ってどうする?)

Aコープでは、まぐろ。


鯉の旨煮。


それらは買わずに生ハムや野菜やコロッケを買う。

そして帰る。


もうすぐ夕暮れですよ~。


苔むした巨岩たち。


あとは夕飯食べて、お風呂入って、寝るだけ。


例の日清オイリオ社販のおいしいエクストラバージン・オリーブオイルで生ハムのサラダを食べる。


このオイル、いいわぁ~。


買って来たコロッケや、残りものの野菜とベーコンの煮物も。


「ボクもなにかほしい」


そうですねえ。そろそろ君も晩御飯を食べましょうかねえ。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(7) 薪の移動、ベーコンと野菜の煮込み

2024-08-26 00:00:10 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
薪を移動させないといけない。秋の準備だ。



憂鬱だなぁ。

重労働なのだ。

まずは朝ごはん。



ここ(↓)にあるのは昨年秋に焚きものもりやさんから購入した薪だ。


でもここに今年秋に購入する予定の薪を置かないといけない。

ということは、ここは空にしないといけない。

この中途半端に残った薪(↓)も、玄関脇に移動させないといけない。


玄関脇に積み上げるのだ。


それが一番便利だからね。

寒い時に玄関からあまり遠いところに薪があると面倒だから。


わっせわっせと運んでいるうちに、こちら(↓)が空になった。


渋いカメムシだねぇ。


カメムシっていろんな色があるね。

こちらはエルク・スキンの手袋。頑丈だ。


薪の作業をするにはちょうどいいよ。


そして作業終了。

①の薪を②へ。
③の薪の多くを空っぽになった①へ。
③の残りの薪を④へ。

最後に③が空っぽになる。



玄関脇の右側へ積みあがった薪(↓)。


これ(↓)は左側だ。



これ(↓)は昨年購入した薪。


そしてここ(↓)が空っぽになった。


ここに今年秋に焚きものもりやさんが持って来てくれる予定の薪が入る。

この画像(↓)は昨年秋に撮影されたもので、こちらが焚きものもりやさん。



今年も秋になったら再会することになる。

焚きものもりやさんは、春からゆっくり乾燥させた薪を、秋になってから山荘まで配達してくださっている。

その薪は春には予約しておくことが必要で、秋になって注文しても入手できない。

野菜の残り物。


ホールトマト缶。


ベーコン。


適度に切る。


ストウブを出して来る。


ニンニクとオリーブオイル。


玉ねぎ。


ストウブが得意な弱火の蒸し煮で玉ねぎを加熱。

刻んだ夏野菜を加えて炒める。


ホールトマトを手で崩して加える。


水の諏訪の酒「舞姫本醸造芳醇静」とマギーブイヨンを加える。


茄子、かぼちゃ、パセリ。


クツクツ煮る。


かぼちゃが崩れそうになったら、終わりだ。


新たなパセリをちょっとのせておく。

ブラックペパーをガリガリ。


これを食べれば十分幸せ。

粗食ですなあ。

パンをかじる。


しかしおいしいなあ。

なんて単純な。でもおいしいなあ。


お茶を飲んだら昼寝しよっと。


薪運びで疲れました。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(6) ハーバルノート・シンプルズ、尖石縄文遺跡公園

2024-08-24 18:35:39 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
名盤で名曲をどうぞ♪


Grieg: Piano Concerto in A Minor, Op. 16: I. Allegro molto moderato

 

ドガティ君とお出かけだ。


原村を北上し、茅野市へ入る。


蓼科高原三井の森だ。

ここ(↓)は三井の森が運営するゴルフ場。


ゴルフボール除けの鉄柵。


やがて蓼科高原三井の森のメインストリートに出るので、そこを下る。


広見交差点という文字通り見通しの良い交差点を左折したらすぐに到着。

ハーバルノート・シンプルズというハーブ屋さんだ。


このブログには頻繁に登場しているね。


何も変わったことが起こらないのがこのブログの特徴。

毎回同じような記事ばかり(笑)。

珍しいねえ。フサフジウツギだ。


すぐ近くに別荘が見える。



ここは三井の森のしらかば平に隣接している。


でもあまりしらかばは見かけないが(笑)。

こちらがお店だ。


ハーバルノート・シンプルズという。


ハーブ界では有名な萩尾先生のお店だ。

これ(↓)を買って帰るつもりでやって来た。


窓は開けっぱなし。


網戸もないよ。


店内は様々なハーブでいっぱいだ。

香りがすごい。



虫が店内にまったく入って来ない。

ハーブの力ってすごいね。

奥様は店内を見学中。


いつ来ても楽しいお店だ。


店員さんもお客さんもほとんどがオンナで、オトコが皆無に近いのが、このお店のひとつの特徴である。

ハーブを学ぼうとすると、日本語の情報だけでは追いきれないかもね。


このあたりは料理でもよく見かけるハーブ。


セージやタイムなんて、サイモンとガーファンクルの歌みたいだ。

カルダモン、キャラウェイ、クミン、クローブ・・・、カレーの世界だね。


隣の部屋(↓)にレジがあって、その周りもハーブだらけだ。


こちらはアロマオイルだね。


香りに酔った頃にお勘定を済ませて、外へ。

梅雨の時期はここを川が流れる。


でも今はカラッカラ。


そんな庭を撮影していると、奥様が「いつまで撮影してんだ?」という顔して立っている(↓の画像の右端)ことに気づいたので、戻る。


これ(↓)はヘリアンサスレモンクイーンという花らしい。


すぐ近くにあるのは、似ているがオオハンゴンソウ。


八ヶ岳西麓の高原地帯にはあちこちでこれが見られる。

特定外来生物に指定されていて、勝手に移植などしてはいけない。

日本固有の在来植物に悪い影響がある可能性が高く、抜いて焼却処分でもした方がいいらしい。


ブラックバスみたいね。

妻がこれ(↓)を見て、田村智子さんの顔が左右の画像でかなり異なって見えると言って笑っていたので、記録のため撮影。たしかにそうだね。


そこからクルマで数分の移動。

だれもいない駐車場に駐車。


いつもの尖石縄文遺跡公園だ。


あ、栗が落ちた。

私の見ている目の前で木から落ちたばかりのが、画像中央の緑の栗。


長いリードを引きずってドガティ君が登場。


その赤いボールで遊んでみましょう。


ボールを追って疾走中のドガティ君。


しかしどうも気に入らないらしい。

毎日気分が変わって、好みのボールも変わるのね。

ではトリポッポちゃん(このボールのあだ名)で遊びましょう。


これは気に入ったみたい(笑)。


「おかーさん、投げてみて~」と頼むドガティ君。


「おとーさんも投げてみて~」


上機嫌で走るドガティ君。


いつもの縄文住居址33号へ。

竹箒が珍しいドガティ君。


これが33号住居跡です。


この周囲には無数の縄文住居跡があり、全部地下に埋め戻されている。

その上で、ドガティ君が教育を受けているところ。



教育が終わったら(笑)、移動。

いつもの秘密の小径へ。



ここはいいところ。

めったに人が来ないし、水路があって、整備されて歩きやすい。



木陰の道を行く。

静かだねぇ。


やがて竜神池へ。


毎回同じことしかしないこのブログ。

退屈している皆さん、ごめんなさい。

いつも同じなんですー。


あ、いつもと違うことがあった!

レストラン竜神亭にお客さんがいっぱい!!


さすが盆休みだね。ここいつもディナー時間はガラガラなのよ。

康燿堂美術館横を通る。


はい、ドガティ君の夕方の散歩は終了だ。


そこからさらに10分ほど移動。

Aコープ ファーマーズ ピア(茅野市)へ。

駐車場に上手に駐車(自慢?)。


ここで夕食を仕入れる。ちょっとだけね。


山荘に戻った。鯛の刺身にサラダを合わせて、例の日清オイリオ社内販売専門のエクストラバージン・オリーブオイルと塩をかける。


このオリーブオイル、いいわぁ。


めちゃくちゃ旨い。

加えて、買って来たばかりのタコのから揚げ。


ハーバルノートで購入したのはこちら。


たっぷりとハーブティを楽しめるよ。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(5) 夏の森

2024-08-23 08:10:28 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
退屈な話ばかりのこのブログ。

いつも同じような話題ばかり。

その中でも特に退屈そうな話題が今回の話題で、夏の森だ。



キリ・テ・カナワの名唱をどうぞ。


Danny Boy (arr. Gamley)♪


アイルランド民謡だね。

動画開始38秒くらいから出て来るFrom glen to glen♪という言葉が印象的だ。

ゲール語でglenは谷。谷が続いていたのだろうね。それも大きな渓谷が。鎌倉も谷だらけで「ナントカガ谷(ヤツ)」ってところばかりだが、それとは異なる巨大なスケールの谷が、彼の地はいっぱいあるのでしょう。

スコットランドのウイスキーには、「グレン〇〇〇〇」って名前の銘柄が多い。



原村のてっぺんの森もいいですよ。

静かだしね。

このあたりはカラマツが多い。


トンビだ。

夏らしい空と雲。それにカラマツ。


ここ(↓)はドガティ様のプライベート運動場となっている。


彼はここを走り回るのだ。

これは何度も紹介している私の好きな木で、ウリハダカエデ。


正に瓜肌でしょ?


こちらが我が山荘前の道路。


夏の昼間なんて、だれもここを通らない。

ほとんど人がいないのにやたら幅が広い通りだ。

笑われるかもしれないが、この何本かのシラカバはわざわざ購入して植えたものだ。シラカバが買いたいと言うと、樹医でもあった植木屋さんのご主人は「なんでそんなものを?」と笑った。


2000年頃の話だ。私も若かった。

今ならもうちょっと別の木を植えるだろうなあ。

この時セミがうるさいくらい鳴いていた。

今年は梅雨の時期にここへ来なかったので、我々夫婦はエゾハルゼミの鳴き声を聞いていない。


エゾハルゼミは梅雨の時期だけこのあたりで鳴いている小さなかわいいセミだ。梅雨が明けるころには姿を消す。

これ(↓)は、隣地との境界杭だ。


法務局で住所を調べたのか、私宛にハガキを送りつけて来て「隣地の所有者が境界線について法的措置をとると言って来ている。弊社に〇〇万円支払えば弊社が問題を片づけてあげるが、どうします?」なんて、そのハガキに書いてあったりする。

そういうハガキは無視しましょう。最近は減ったが20年くらい前はよくあった。

これはモミの新しい芽。


新しい芽はとても白っぽい。


美しいよ。

モミは常緑樹。御柱祭でも使われるね。

日陰が多いと岩に苔が生える。

まったく日陰にならないようなところは苔は生えない。


この土地を買う前から、ミヤマザクラの老大木が敷地内には1本生えていた。


私はナナカマドという木がどれだけ大きくなるかを知らないまま、ミヤマザクラの下にナナカマドの苗木を植えた。

そうしたらナナカマドの苗木はすくすく成長して、頭がミヤマザクラの枝の下につっかえてしまった。ナナカマドさん、すみませんでした。

この岩は、基礎工事で掘り出された岩。最初は何も生えてなかったが、やがて苔が生えて来て、今はその上に木々が生えようとしている。放置するとやっかいなことになりそうなので、早めに引きずりおろしておこう。


原村の三井の森は1980年代から1990年代にかけての開発だ。

もうほとんど売り切れているが、空いている土地もありますよ~。


皆さんもぜひ原村のてっぺんへお越しください。

夏らしい雲を再びお見せしましょう。きれいな空だね。


こちらはギボウシの仲間だ。原村にはたくさんあるよ。


路面に緑色の苔が生えて、その上にまた白っぽい苔が生える。


苔と苔とのせめぎあい。

どこも自然界は厳しいね。

アオギマダラ。


このあたりでは非常に多い蝶だ。

ツリガネニンジン。


かわいいね。

山荘内へ戻る。

屋内の気温は外の木陰と同じで23.5度。


私の山荘を求める気持ちはここ(↓)から始まった。


恋沼薫さんの丸太小屋。

恋沼さんは当時自然工房という会社を経営していた。その会社が私のためのログハウスを建ててくれたのが1990年。34年前だ。

もうずっと前だね。場所は、長野県東筑摩郡麻績村だった。



1990年代はこの夢の丸太小屋に暮らすという雑誌が大人気。


この広告を出していた会社(↓)にもコンタクトしたな。


米国のとてもいいログハウス企業だった。



今は国内では別の企業が輸入代理店をしているようだ。

なんだかんだあって、日本では太い丸太のハンドカット・ログハウスよりも、北欧のマシンカット・ログハウスが、今世紀に入る少し前から人気が出た。

それもなぜかフィンランドのホンカという企業のログハウスが一定のシェアを握る時代に入る。それは今も続いている。これ(↓)がそうだ。


この原村の方もお元気なんでしょうか?


今世紀に入ってからは、このような丸太の豪快なログハウス(↓)は新築工事で見かけることがほとんどなくなるのだった。


日本国内の山荘のスタイルの流行が変わり目を迎えたそんな時期である1999年6月に、そうした流行と無関係な(笑)私の現在の山荘は、ブレイスさんにより完成したのだった。

あ、因みに我が山荘はログハウスではありません。ティンバーフレーム構法という在来の木材軸組構法と基本的に同じ、柱や梁がある建物です。

【つづく】
コメント (23)
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八ヶ岳西麓原村(4) 日清オイリオ社販のスペイン製オリーブオイルと、信州産材料でつくる夏野菜カレー

2024-08-22 08:09:11 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ランチの時間だ。

信州産の材料をなるべく多く使って、夏野菜のカレーをつくろう。

まずは信州産のコメ。


かぼちゃとショウガ以外は信州産である。


あ、ニンニクもだった。これは中国産のニンニクだ。


中国産のニンニクは粒が小さく皮がはがれにくいので苦手だ。

スペイン産か国産がいいんだが、売ってなかったのよねぇ~。

スペインの小規模なオリーブオイル製造所が日清オイリオに話を持ち込んで来たおいしいエクストラバージン・オリーブオイルがあったらしい。ところが日清オイリオが全国で販売するには、総量があまりに少なかった。そこで日清オイリオはそれを全量買い取り、社内販売限定にした。


ある日清オイリオ社員がそれを多めに買って、私に1本下さった。

それがこれだ。


スペイン製と書いてある。


そのまますくって飲めそうなくらいおいしいらしい。

サラダでもカルパッチョでもパンにつけても。

うれしいねえ。ありがたいねえ。

信州産のパプリカ。変なかたち(笑)。あんたトマトかよ、みたいな。


全部刻んだ。


トマトが完熟であまあまでした。

おいしそうでしょ。


基本スパイスと豆板醤。


スパイスに塩。


ズッキーニとパプリカを軽く揚げる。


しばらく放置。


玉ねぎを炒める。


トマトも炒める。ニンニクやショウガを加える。


塩とスパイスをサッと加熱する。


八ヶ岳西麓の水を加える。


はちみつ、ブイヨン、みりんも加える。


グツグツ煮て、そこにかぼちゃを加える。


妻はドガティ君のおもちゃを改良中。


その作業を真剣に見守るドガティ君。


「それ、ボクのおもちゃなのに、おかーさんが遊んでいる」と思っているらしい。

諏訪の酒、舞姫本醸造芳醇静。


本醸造であるからして、醸造アルコールが添加されている。

それを嫌い、純米酒しか飲まない人も多いが、私は平気だ。

それよりも純米酒だろうがアル添だろうが、味や香りや酸味が自分好みでない酒があり、それは困る。

この本醸造は私の好みに近いな。


そしてこのお酒をカレーにサッと加える。

それによりカレーの諏訪度が増す(笑)。

玉ねぎとキュウリをみじん切り。


ニンニクを擦る。


完熟トマトにそれらを加え、塩&胡椒を足して、その上から、貴重なスペイン製オリーブオイルをかける。



これがおいしいんだなぁ。

びっくりしたよ。高級なオリーブオイルってあるもんだねぇ。

いいものをもらっちゃったな。ありがとうございます!

豆板醤を鍋に入れよう。


先に揚げたパプリカとズッキーニを煮る。


適度にかぼちゃが柔らかくなったところで、出来上がり。


おいしい夏野菜カレーをどうぞ。

おいしいオリーブオイルのサラダもどうぞ。


山荘のランチって楽しいわ。


何ももらえないドガティ君。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(3) 寒冷地の山荘

2024-08-20 12:00:04 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
8月12日に我が山荘から見えた日の出の画像。

冴えないアングルだね(笑)。


朝の気温を示す2枚目の画像は焦点が合わずボケボケで、ますます冴えないのだが、この時の気温はとにかく18度だった。


涼しいのである。ここは寒冷地。夏は天国のように涼しく、冬は恐ろしく寒い(笑)。

ドガティ君の散歩に行って、その後しばらくして朝ごはん。


前日村内のパン店フリルフスリフで購入したいちじくパンを食べる。


少し前に三井の森からオーナー全員にアンケートが送られて来た。


その中で気になった質問は下の画像の右側、「貸別荘運営による収益化を希望しますか?」だった。


大半のオーナーが「希望しない」と答えている。私も同様だ。

この別荘地で貸別荘が可能になったら、不特定多数の人がこの別荘地に出入りすることとなるだろう。

当然ながら別荘地への思い入れが、オーナーと貸別荘利用者中では異なる。貸別荘利用者の中には夜遅くまで騒ぐ人、ごみ捨てのルールを守らない人、別荘地内の道路においてとんでもない速度でクルマを走らせる人、珍しいものだから他人の敷地に入って行く人などが現れるに違いない。民泊で問題になっているようなことがこの静かな別荘地でも起こりはじめ、別荘地としての落ち着きはなくなってしまうだろうね。

三井の森さん、そんな恐ろしい提案や質問は最初からしないで頂きたい。

兼好法師(吉田兼好)の徒然草には「家の作りやうは夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり 」という箇所がある。


冬はどんなところでも住めるが、夏に家の中が暑いのはかなわないから、夏に涼しい家をつくれという、変わったアドバイスだ。日本の建築業界でたびたび引用され、好き勝手に都合よくその表現が使われている言葉は他にないらしい。

私が察するに、兼好法師は(時代からして家屋に軒や庇がしっかりあるのは当たり前だから)通風を確保することの重要性を強調したかったのだろうね。

現代では軒や庇の無い住宅が当たり前のようにあるので、兼好法師の言いたかったこの部分(兼好法師はほかにもいろいろと面白いことを書いている)を現代に当てはめれば、「軒や庇をしっかり確保したうえで、通風を確保せよ」ということにでもなるのかな?

この山荘が建つ場所は夏でも涼しく、冬は極端に寒いところだ。したがって兼好法師の言うように「夏をむねとする」建物ではなく、むしろ冬をむねとする建物にすべきところだが、そうはなっていない(笑)。夏をむねとしているのだ。

まず周りは夏は木陰だらけだ。これが涼しさを決定づける。この標高1,600mの高地であっても、木陰がなければただ暑いだけだ。



以前建築家高橋修一さんの調査をご紹介したが、涼しさを決定づけるのは
1.地面の材質が何か?(そこが土か?草か?アスファルトか?コンクリートか?板か?等)ではなく
2.その土地の標高がどれだけか?(標高0mか?あるいは1,000mか?)でもなく
3.その地面が日陰に覆われているか否か?ということらしい。

建築家の高橋修一さんは我が山荘から少し離れたところに山荘をお持ちなようだ。偶然、我が山荘と標高もまったく同じ(1,600m)である。

彼は信州八ヶ岳 / 高橋修一の「山中日誌」というブログを書いている。今から8年前に高橋さんはその山荘周辺の複数の場所で気温を測定し、その結果、敷地内に樹々があるかどうかがその敷地の気温に決定的な影響を与えることをその紹介している。その時の気温測定結果は以下のとおりだ。

【標高1,600m】
① 樹木に覆われた敷地内にある高橋氏の山荘の屋内 21.0度
② 樹木に覆われた敷地内にある高橋氏の山荘の屋外 24.0度(23.0度)
③ 樹木がほとんどない他の敷地の屋外 36.5度(39.5度)
④ 舗装道路 36.0度(38.0度)

【標高1,000m】
⑤ スーパーマーケットの駐車場 42.0度(42.0度)

● 気温は地表から1.5mの高さで測定。
● カッコ内の気温は同じ場所で、地面の上で測定。

これを見た限りでは、他の条件よりも、陰の有無がその場所の涼しさを決定づけているようだ。

晩秋になると我が山荘周辺の風景が一変する。このあたりにある木々、つまりカラマツ、ナラ、カエデ、サクラ、シラカバ、ナナカマドなどはほとんどすべて落葉してご覧のようになるので(↓)、山荘は陽にさらされることとなるのだ。



落葉樹ってありがたいね。

モミ、スギ、ヒノキ、マツ等の常緑樹ではこうはならない。

45度の角度の軒を外壁から水平に70cm出して、窓は腰の高さ以上のものだけを採用。


これだけのことだが、真夏はお日様の位置が高いので、昼間に南から室内に日光が入って来ることがなくなる。

これ(↓)が正午の真南を向いた窓だ。真夏のその時間帯に、日光はここからは入らない。

一方真冬はお日様の位置が低く、屋内まで真南から日が差す時間帯がある。


タオルを日陰干し。


兼好法師の話に戻ると、建築家的視点から見たらあまりに荒っぽいものなのだろうが、それでも夏にいかに涼しく過ごすかということを兼好法師は大昔に大真面目に考えたのである。

私はそれと似たようなことを寒冷地で実践しているのだから、真冬の山荘内は寒くなる。「そんなの困るじゃないか!?」と思われる人は多いだろう。

しかしねえ、真冬にこの標高1,600mの場所にある山荘に、いきなり到着した状況を想像してごらんなさい。


どんな山荘を作ろうが、そこはめちゃくちゃ寒いわけですよ。屋内外の気温は同じようなものになっているからね。

屋内外が例えば零下12度なんて状態から、薪ストーブを焚いて室内をガンガン温めて行き、そして滞在中はずっと薪ストーブを焚いている。

冬に我々が到着したばかりの山荘の内外の気温は極寒地並みに低いわけで、とにかく温めることが必要である。山荘の作りなどどうであっても、同じことなのだ。

したがって家の作りは、夏をいかに涼しく過ごすかということを考えればいいってことになり、軒をしっかり出して、窓を適度な高さに配置し、山荘の周囲に大きな木々を残している。


ただしそれがたまに滞在する山荘ではなく、永住している人の家だとすれば、別の配慮が必要だろうね。

ずっとそこに住んでいて、太陽光の助けをたくさん借りずに、真冬の屋内を暖房器具で温めるのは、秋~春の期間の暖房費用が高くついてしまう。薪、電気、あるいは石油が余計に必要になることだろう。出来ることなら冬は太陽光を多めに取り入れたいだろうから、軒、窓、敷地内の木々について、別の考え方が必要になって来る。


ということで、我が山荘の設計や周囲の木々の残し方は、寒冷地であるにもかかわらず「夏をむねとした」ものになっているのでした。


山荘の中でおもちゃをかみかみして遊ぶドガティ君。


雨が降って来た。


我が家にはもうひとつ利点があった。

軒があって、こうした窓があれば、雨が降ったからと言っていちいち窓を閉める必要はない。雨天時でも窓を開けたままでいられて、通風が確保できる。



仮に暴風雨で横殴りの雨風が迫って来たとしても、この上下の上げ下げ窓は、上半分を開けておくこともできるのだ。それをすると、台風が来ても平気で窓を開放していられるのである。

先にご紹介した高橋修一さんの主催する住まい塾が建てた家をご覧ください。

《 住まい塾 》「垂水の舎」

これがおそらく現代的な理想だ。

近年の新築住宅ではまず見かけないほど、軒が長い。これだけ長いと、床まである大きな掃き出し窓を開けていても、普通の風の状態なら、雨が家の中まで吹き込むこともないだろう。採光、通風、夏の涼しさが十分確保できるはずだ。エアコンの使用も最小限に抑えられるだろう。

昔のテレビドラマで出て来た武家屋敷みたいなものだ。「曲者だ! 者ども、であえ、であえ」なんて言いながら、障子をパンパンパンと開けたら、壁は全部開口部。しかしその上には庭に向かって大きな軒が出ている。密閉度の高いガラスサッシなんてものが誕生する前は、大きな開口部の上には必ず大きな軒があったのだ。


屋内では温かい空気は上へ溜まりがちだ。

冬に薪を焚いた時や、夏の温かい空気は屋根裏にたまるのである。


そういう場合は、屋根裏部屋の窓を開けると同時に、扇風機を回して暖気を水平に動かしている。



そしてその暖気が移動して来たところで、天井のファンを回すことで、その暖気を下に落としている。


この土地を買おうかどうしようかと迷った時に、高原について知識を持つ先輩たちは「悪いことは言わない、そんな高冷地は止めておけ。ただでさえ原村ってところは寒いんだ。その原村のてっぺんだなんて人が暮らせるところじゃない・・・」と私にアドバイスした。

しかし先輩たちって、みんな自分の過去の経験に誇りを持っていて、その過去の経験に基づき何も知らない後輩たちに熱心にアドバイスしようとするからねえ。

下のグラフは直近数十年の気温の推移のイメージを表現している(つもりである)。横軸が時間で、縦軸が気温だ。私が生まれてからずっと、年数が経つほど、気温(黒い線)が上昇して来た。私が山荘の土地を取得したのが26年前の1998年。赤い丸のところだ。その時点で私にアドバイスをくれた人はそれに先立つ(赤線の左側の)30年くらいの期間の記憶、つまり1970年代~1980年代~1990年代の記憶(黄色で表現されている)を元に、私に知識を授けようとしたのである。しかしそれは、今よりはるかに八ヶ岳山麓の気温が低かった時代の話だ。


私にはそんな昔の話は関係がない。私がこの山荘を使うのは赤線以降の数十年(右側の青の矢印)だからだ。その間も気温は上がり続けている。赤線より右の時代に新たな山荘暮らしをしようとする人(つまり私のこと)が、赤線より左の経験しか持たない人に気温に関してアドバイスを求めても無駄なのであった。

1998年当時、夏でも寒くて窓を開けていられなかった山荘は、直近の四半世紀で、夏に窓を開けていてちょうどいい山荘に変化した。山荘に行ったら、途中の道が豪雪で大変なんてこともかつては多かったが、今ではほとんどなくなった。斯様に、先輩方のアドバイスなんてあてにならないものだ。

これから新たに別荘を買い求める方々は、万が一私のブログを読んでしまったとしても、その内容をあまり参考になさらない方がいいと思う(笑)。自分で考えて納得できる別荘をお買い求めください。

【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(2) 村内でお買い物 / フリルフスリフとAコープ原村店

2024-08-19 04:14:54 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
初日は早朝に起床して、バタバタと荷物を全部クルマに積み込み、長距離を運転してやがて原村に到着するので、いろいろと疲れるのである。

ランチを食べ終わった頃には眠くなるのだ。そして昼寝をする。昼寝をして目が覚めたら、夕方になってた。

それでは出かけましょう。お買い物だ。


原村のペンションビレッジの横を抜ける。


エコーライン沿いにフリルフスリフ(パン店)がある。


事前に予約したいちじくパンを購入する。


ここのパンはおいしいよ。

そんなに多くを販売しているわけではないので、売り切れるのも早い。

事前に電話で予約しておくのが無難だ。


私が行った時も、入口に「売り切れ」と貼り紙があり、店内に10個くらいはパンが残っていたが、それらはすべてすでにお客さんの予約済みのものばかりだった。


そのままAコープ原村店へ移動。


このあたりまで来ると、木陰もないし、普通に暑い(笑)。

それでも標高は1,000mほどある。

わかさぎの唐揚げを買おうかどうしようか悩む。


結局買わずに野菜ばかりを買った。


鮒、お好きですか?


いなごはいかがですか?


難易度が高そうなのが、さなぎ。


県外でもファンが多いのが蜂の子。


私も蜂の子が好きだが、なにせ高い。

貴重品だよ。

夕方になっても暑いねぇ。



買い物をクルマに積んで帰ろう。


買い物に西日が当たる。

エアコンで冷気を入れて。


夏の八ヶ岳西麓。夏っぽい景色だねえ(↓)。


そして山荘へ戻った。陽が暮れる前にドガティ君と散歩。


別荘地内のメインストリートを下る。

誰もいないように見えるが、そうではない。

さすがお盆休みで、滞在者数はかなり多かったのだ。

ただしそれでも道を歩いている人は少ない。静かなものよ。


あっという間に滞在初日が終わりを迎えようとしている。

これで晩御飯食べてお風呂に入ったら、就寝だ。

早いものよね。

下のほうへ降りて来た。このあたりまでが三井不動産の別荘地でしゃくなげの丘という。



さらに下がると、三井の森のすずらん平というところに入る。

1980年代の開発だ。


しゃくなげの丘(三井不動産)とすずらん平(三井の森)の両方を、三井の森の八ヶ岳管理センターが管理している。

今回の滞在中にひとつ困ったことがあった。携帯電話の受信がすごく悪かったのだ。早くからこの別荘地に滞在していた人に尋ねると、8日(木)から受信が急に悪くなったとのことだった。私も妻もDocomoを利用しているが、その他のキャリアの人も受信が悪いらしい。

隣接するアルピコの別荘地こけもも平にはソフトバンクのアンテナがある(↓)。ソフトバンクの受信はこの別荘地では最強らしいが、今回はどうだったのだろう? ソフトバンクを使う人とは会話をしていないので、わからない。


Docomoを使う妻が携帯の受信状況をチェック中。


残念ながら、いまいちだったらしい。

気を取り直して、散歩を再開。


このあたりはシダが多いが、刈り込まれたところに、一斉に小さなシダが育ってくることがある。


原村の東の端は阿弥陀岳。


標高2,805mだよ。

阿弥陀岳を見ながら歩く。この坂道を登り切ったら、我らの山荘である。


到着~♪


よく歩きました。

これは何かご存じ?・・・答えは、禅味水月麩。


岐阜県多治見市の武内商店の商品だ。

禅寺の精進料理に合わせたレシピで、麩を原料にして、あさりのしぐれ煮のような味わいに仕立ててある。

鎌倉のある禅寺で頂いたもので、山荘に持ち込んで食べた。

レモンサワー飲んじゃおう。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(1) 敢えてお盆休みに山荘へ行く

2024-08-17 20:30:49 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
原村の山荘に行って帰って来た。

8月11日(日)に出かけて、6泊7日で原村に滞在し、昨日つまり8月17日(土)の朝に鎌倉に戻った。時期的にはドンピシャで日本の正しい盆休みだ。6泊7日という滞在期間は、近年では最長だ。

お盆シーズンと言えば空を見上ることも多い。

ジュピターをどうぞ♪


Holst: The Planets, Op. 32: IV. Jupiter, the Bringer of Jollity

まだ朝の5時過ぎだというのに、ムシムシな鎌倉市。

荷物をクルマに積み込むだけで汗だくになる。早朝から汗だくって嫌だね。

車内の空気も淀んでいて、嫌なムード。


ドガティ君はうしろに積み込まれている(↓)。


エアコンを最強にしましょう。


後ろのドガティ君に冷気が届きますように。

江ノ島さん、さようなら。お元気で。


腰越を超えたら、藤沢市。

ここは竜宮橋入口交差点。


竜宮橋って場所は、国内にも他にいくつもあるらしいよ。

茅ヶ崎を抜ける。


茅ヶ崎海岸ICだ。ここは茅ヶ崎市でも南西の端に位置する。


もうちょっと先にある川を渡れば、平塚市だ。

世の中ではお盆休みが始まったばかりだというのに、圏央道も空いていた。


ラッキーだね~♪

この先で新東名に入ろうとするクルマが多い。静岡、名古屋、関西方面に向かう人たちだ。


我々はそのまま圏央道を北上する。

相模原市に入ると、トンネルが増える。

圏央道が中央道と交わる八王子ジャンクションまではトンネルだらけだ。


トンネルの途中から渋滞に。


相模湖近くまではノロノロらしい。

もうちょっと早く自宅を出ればよかったね。


いつもなら早朝に難なく通過している場所だが、今回はそうは行かなかったなぁ。


中央道で新宿方面に向かう人は少ない。圏央道でそのまま青梅や関越道に向かう人も少ない。

多いのはここから中央道に入り、長野県や山梨県へ向かおうとする人だ。つまり私達と同じ。


ね、一番左のレーンだけが混んでいるでしょう?


これ(↓)ね。河口湖、甲府方面、あるいはその先の長野県方面へ向かう人たちである。



下の画像で右のレーンに入ったら、中央道を東京方面に向かうことになる。

しかしそちらへ行く人はいつもわずかしかいない。


ついに中央道に入りますよ。


圏央道を南の方から来た私達のような人たちと、同じく圏央道を北の方から来た人たち、つまり湘南、横浜、相模、所沢、大宮、八王子なんてナンバーのクルマがここで入り混じって、中央道へと流れ込む。


トンネルの途中から、このあたりまで渋滞があったが、あとはスイスイ。

大した渋滞ではなかったね。

相模湖や藤野を過ぎたらすぐに山梨県へ入る。


山梨県内の前半は山ばかり。

上野原、大月なんてところを過ぎる。トンネルも多い。

そんなトンネルの一つが笹子トンネルだ。同トンネルの天井板落下事故なんて恐ろしいことがあったよね。たくさんの犠牲者が出た。もう12年前のことだ。

早く甲府盆地に入らないかな。トンネルは嫌だよねぇ。

もう30年ほど前のことだが、中央道下りの笹子トンネル出口付近で渋滞があり、同トンネル内に多くのクルマが停車していた。私もその中の一台だった。すると、渋滞の車列の後ろから居眠り運転のトラックが猛スピードで突っ込んで来たことがある。私の何台か後ろのクルマまでが順番に玉突き衝突状態になり、トラックはやがて停止。迷惑な話だ。バックミラーを見ていると、トラックがトンネルの内壁にぶつかりながらこちらに迫って来るのがわかった。「自分は死ぬかもしれない」と思ったよ。


甲府盆地を北上する。

まもなく双葉SAなんて大きなサービスエリアがあるよ。

朝ごはんやガソリン補給、トイレ休憩には便利。

我々は双葉SAは素通り。


見えて来た。あれが八ヶ岳の南麓だ(↓)。


「八ヶ岳さん、ご無沙汰です。お元気ですか?」と声をかけたくなるね。

小淵沢ICから中央道を出る。

あら、スピード違反で捕まったのね、きっと。

白のクラウンには気を付けよう(笑)。多いからね。


小淵沢は、現在山梨県北杜市の一部。

かつては山梨県北巨摩郡小淵沢町だった。

ここからは長野県・山梨県の県境はすぐだ。


ローソン小淵沢インター店へ立ち寄り、食糧を調達する。


あとは高原の道を行くだけ。

スイスイスイだ。

長野県側に入った。


さすがハイシーズンだなー。

カントリ-キッチン・ベーカリーは朝から盛況。駐車車両でいっぱいだ(↓)。

パンがすぐに売り切れちゃうらしい。

午後に試しに電話してみたが、売り切れで、買えなかった。


八ヶ岳中央高原三井の森に到着。

ここは管理センター。


ここからさらに上がる。

しゃくなげの丘は三井不動産(三井の森の親会社)直轄の別荘地。


ぐんぐん上がって・・・着きました。


山荘に来るのは三カ月ぶりだ。

前回の滞在は5月だったからね。

ミシュランのタイヤもご苦労さん。自宅からは185kmくらいかな。


山荘の周囲も夏らしい景色だね。


5月半ばなんてこんなの(↓)だった。



全然違うでしょ。

夏は木陰の中で涼しい山荘。


この日(8月11日)は滞在期間中一番気温が高かった。

朝9時半頃で外気温が21度ほどだ。よく晴れていたしね。晴れていると放射冷却で日の出前は気温が下がるが、その後気温が大きく上昇する。


屋内の気温はこれよりも少し低いので、パーカーを着る。


こちらが私の朝ごはんで、サンドイッチ。


さらにメンチカツのバーガー。


あ、見たくないものを見つけてしまった。


玄関ドアの真上の屋根の破風にキツツキ科の鳥による穴を発見。

ずいぶん大きく開けやがったなあ。

棟木(屋根のてっぺんの水平な部材)より上、棟木に斜めに立てかけて屋根の傾斜を支える垂木(屋根に斜めにかかる部材)より下に穴が開けられているようだ。


棟木は断面が縦30cm×横18cmという太いもの(上の画像で穴を開けられた破風の下に一部が見えている角材)を使っているが、それよりさらに上に穴を開けられてしまっているようで、穴から動物が侵入する可能性がある。

たまんないねえ。

他のところに穴を開けたりしたら許さんぞ。

ブレイスの代表丸山さんに電話したら、この日の夕方、出先から丸山さんがここへ立ち寄ってくださった。

ここの穴を金属で塞いでいただくようにお願いした。


板金と足場でまたお金が出て行く・・・。

お昼ごはんもローソンで買ったもので済ませる。

ホルモン炒飯だ。


レンチンだよ。


味付けはすごく良いけれど、これは豚モツだねぇ。


別に豚モツでなくてもよかったような気がする。

豚モツは好きだが、なんだか炒飯には合わないように思うのだ。


【つづく】
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BARRY'S TEAの到着、自作やさいたっぷり味噌ラーメン、江ノ電稲村ヶ崎駅前のはぶか牛肉店の焼き豚

2024-08-16 00:00:04 | 食べ物・飲み物
注文したBARRY'S TEAの到着だ。


コーク市(アイルランド)から送られて来た。


ずっと飲み続けている。


新たに缶に入れておきましょう。


アッサム(インド)、ケニヤ、ルワンダ。


とてもストロングなティだよね。

それをCTC製法と言って、ご覧のような形にしてあって、とにかくしっかり出る茶葉だ。


これでしばらくは大丈夫。

でもまたすぐなくなるんだよねー。


江ノ電稲村ケ崎駅前のはぶか牛肉店でいつも焼き豚を買って来た。


本日はこれを野菜たっぷり味噌ラーメンに使う。

味噌は普通の大衆的なやつでいいよ。

ただし豆を発行させた豆鼓醤を加味する。これでしっかりした味が出せる。


あとはご覧のとおり。


鶏ガラだし。昆布茶、ブラックペパー、醤油、辣油、ごま油。

野菜たっぷり味噌ラーメンにはキャベツ中心の野菜袋、きくらげ、もやしを使いましょう。


豆乳はラーメンには使わないが、補給しておきましょう。


マルサンの豆乳をいつも箱買いしている。


こちらがはぶかさんの焼き豚だ。


いつもきれいだ。

みなさんのお墨付きのつけ麺を使う。


スープの基本に味噌。


ニンニクと生姜。


さきほどお見せした調味料。



味噌味を強調する豆鼓醤。


水からお湯を沸かして、それらを全部加える。


「暑いわーー」と言ってドガティ君が寝ている。


11時前。キッチンは暑い。早めに食べ始めましょう。


昔の証券会社社員の食事みたいだ。

暑さでダレるドガティ君。


野菜も加えて煮る。麺をそろそろゆでようか。


スープが出来て来た。


きくらげや焼き豚がスタンバイ。


辣油もね。


もやしは1分もゆでればいいから。


出来た。

盛り付けが完成だ。


野菜たっぷり味噌ラーメン。

盛りだくさんよ。野菜が特に多い。


赤いのが具入り辣油(↓)。


はぶかさんの焼き豚にブラックペパーが載る。


おいしい味噌ラーメンでした。

皆さまもどうぞ、暑い夏に熱い味噌ラーメンを(笑)。


ちょっと汗をかきました。
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タイ+メバチマグロ+サーモンの漬け丼、長野県飯田市からスズキヤさんのお肉が到着@鎌倉七里ガ浜

2024-08-14 00:00:01 | 食べ物・飲み物
ナット・キング・コールの名曲。

Get Out And Get Under The Moon♪

When you're all alone
Any old night
And you're feeling out of tune
Pick up your hat
Close up your flat
Get out and get under the moon

Underneath the bright, silvery light
You'll be feeling better soon
Pick up your hat
Close up your flat
Get out and get under the moon

Look Look Look at the stars above
Look Look Look at those sweeties love
Oh boy! Gimme a night in June
I really mean it

外出しようとすると、ドガティ君が玄関へついて来る。

「おとーさん、ボクも行きたいよ」


止めておきなさいね。

外はめちゃくちゃ暑いから。

先代のアイリッシュ・セターの茶々之介氏はひどい食物アレルギーだった。血液検査を何度かして、最後はユカヌバ社のダック&タピオカなんて療養フードを食べていた。食べられないものだらけで、その療養フード以外を食べたら極端な下痢や嘔吐を繰り返した。

そこまでは行かないものの、ドガティ君も少々おなかが緩い。辿りついたのがお魚系フードだ。

魚と米。これはいいみたい。ドガティ君に合うみたいだ。


魚とえんどう豆。これはさらにいいみたい。


現在はこの魚&えんどう豆を食べている。

焼き魚定食食べているみたいなもんだね。

外は暑い。自宅屋根も焼けそう。


クルマの中もあちちあちち。


それで西友七里ヶ浜店に行く。

いつもなら徒歩だけど、お米を買わないといけないから。

重いからね。

一発で完璧な駐車。私って上手←自慢。


ここは七里ガ浜東の西武スマイルパーク。


コシヒカリ、買ったよ。


でもそれはまだ食べたない。

茅野市米沢地区の米沢米がまだあるからね。


この米はおいしい。

西友でメバチマグロ、タイ、サーモンの刺身を買って来た。


暑いからね。

キッチンで火を使わずに済ませる。漬け丼をつくるのだ。

つくるって言ってもね、簡単だ。

ヤマサのこれ!うま!!つゆで刺身を漬けにする。

ミツカンのカンタン酢でごはんを酢飯にする。


前もやったよね。これ、リピートしちゃう。

カンタンなんだよね。電気炊飯器を使うだけで、あとは火も使わずさっさとランチづくり。

これ!うま!!つゆのレシピはほとんど無限だ。



大葉を漬け丼に加えましょう。トマトはサラダに入れましょう。


こちらがサラダね。


大葉を細く切る。


タカラ焼酎ハイボールを飲む。



定番だよね。

ごはんが炊けた。


そこに1合あたり大匙3杯の分量でミツカンのカンタン酢を加える。


よく混ぜる。

刺身の上からこれ!うま!!つゆをたっぷり振りかける。


そしてこれをごはんの上に載せる。

海苔を切る。ちょっと荒っぽいけど、そこは許して。


大葉と海苔を載せる。ちょっと大葉が多かったかなー(笑)。


サラダにドレッシングをかける。


おいしい刺身を食べましょう。


こ!うま!!つゆがしっかり染みて、おいしい。

ダシが効いているねえ。


うまい。

最初はちょっと抵抗があったが、このつゆが浸みた魚っておいしい。

追加的に、フンドーキンの甘口醤油をぽたぽたと落として食べても美味しいよ。


これをごはんと一緒にささっとかき込んでね。


ドガティ君も食べたいらしい。



食卓の下で落ちてくることを期待している。

何も落ちませんよ(笑)。

こちらは夕方の七里ヶ浜。インバウンドさんがいっぱい。


スズキヤさんのお肉が来たよぉ~♪


「お肉の匂いかもかも」とドガティ君が寄って来る。


そうさ。

山肉、マトン、いろいろ。


どや? こんなにたくさん。


全部紹介していられないけど。

さくらジンギス。馬肉だよ。


ぶたチク(にんにく胡椒味)だ。


心臓近くの大動脈だね。

めっちゃおいしい。

鹿のひき肉、うさぎのキドニー。後者は初めてだ。


この包装紙がいいでしょ(↓)。


いつもたくさんお肉情報が書いてあるんだ。


楽しいスズキヤさん。
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