「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

Shukran-KITCHENのレシピで焼肉のタレを使い、驚きのカンタン麻婆豆腐 in タジン鍋@鎌倉七里ガ浜自宅厨房

2020-12-27 15:00:01 | 食べ物・飲み物
どんどん行くぞ。またタジン鍋だ。なぜか日本では一過性のブームとも言える盛り上がりと盛り下がり(笑)を経た調理器具。

しかし一過性のブームで終わらせるには惜しい。

タジン鍋のあの形には深い意味がある。最大のポイントは匂いの多くを漏らさず、鍋の中に閉じ込めるところにある。

鼻をつまんで食べたら何を食べても同じような味になるでしょう。と言うか、味はほとんど感じられない。

つまり、我々が味と思っているものはほとんどが匂いなのである。

したがって匂いを閉じ込め、食べ物から匂いを離さないタジン鍋はパワーを秘めているのだ。


タジン鍋の先生として私が崇めるShukran-KITCHENのレシピのひとつ。

麻婆豆腐を作るのだからして、豚挽き肉と豆腐はもちろん要る。

しかしそれ以外に使うものはこれだけ、ショウガ、ニンニク、ごま油、醤油、豆板醤、焼肉のタレ。



これで麻婆豆腐が出来てしまうらしい。

普段私は調味料をいろいろと重ねて麻婆豆腐や麻婆茄子を作っている。

今回のレシピの驚愕のポイントは、総合調味料としての焼肉のタレのマルチ・タレントぶりだ。

私は焼肉のタレをサラダドレッシングに使ったことはあるが、麻婆豆腐に使ったことなんてない。

でもなんとなく、わかるような気もするね。



● 豆板醤が唐辛子的辛さを演出する。
● 醤油が必要な塩辛を出す。
● あとの甘みやうま味はすべて焼肉のタレから出て来るのであーーる。
(豆板醤も醤油もコクやうま味も出すけどね)


本日もタジン鍋。



ニンニクとショウガと豆板醤とごま油。



これを軽く加熱したあと、豚ひき肉を炒める。



そこへ豆腐を加え、焼肉のタレをドボドボと垂らし、醤油を加え、豆板醤を再び散らす。



あとは蓋して煮込むだけ。



味見して足りなければ、醤油、あるいは焼肉のタレを補うだけでいいだろう。



弱火で煮込んで12分。

出来たみたいだ。



そこで水溶き片栗粉を入れる。



よくかき混ぜよう。

挽き肉は煮込み中ずっと動かしていないので、固まりやすいから。

で、細いネギを散らす。



完成だよ。

なんて簡単なんでしょう。味はもう普通に麻婆豆腐だ。

焼肉のタレってすごいね。

マルチに役割をこなしている。

ごはんと一緒に食べよう。



あぁ、おいしい。

これ(↓)は、私の母が20年くらい前に作った陶器製のスプーン。



こうやって取り分ける時に重宝している。

Shukuran-KITCHENは一人暮らしの方向けに、タジン鍋を使った簡単レシピを多く紹介している。

これも簡単だねぇ。



びっくりした。すごい。アイデアが冴えている。

焼肉のタレはマルチ・タレント。タジン鍋と協働すれば無敵だ。
コメント (18)
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