「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

鶴岡八幡宮の名碑と石長 / North Face Base Camp Fuse Box / 稲村ヶ崎

2024-04-29 14:05:58 | あちこち見て歩く
アイネ・クライネ・ナハト・・・♪

Mozart: Serenade in G Major, K. 525 "Eine kleine Nachtmusik" - I. Allegro

爽やかだね。

鶴岡八幡宮の名碑。


八幡宮境内の西側に、横浜鎌倉線(県道21号線、一般に鎌倉街道ともいわれる。古道としての「鎌倉街道」と少々異なる)に向けて設置されていて、多くの人やクルマから丸見えだ。

でもこれ、なんか変ですよね。

前面の一番上のところ(「鶴」の字の上)が削り落とされている。一体ここには何があったのか? 紋の類か、字か?

インターネットで調べてみたけれど、私が見た限りでは、どこにもそれについての説明が見つからなかった。なぜ話題にならないのだろう?


そう私が書くと「神仏習合時代は鶴岡八幡宮寺と呼ばれたくらいでここは寺でもあったわけだから、この場所には寺としての紋か何か仏教的なものが刻まれていたのだろう。ところが明治時代に入り神仏分離令が出て廃仏毀釈となり、鶴岡八幡宮の大塔の破却などと同時にこれも削り除かれたのであろう」と想像する人も中にはいるはずだ。

しかしそれだと話が合わない。

鶴岡八幡宮の廃仏毀釈は明治時代に入るとすぐに行われたと記録にあるが、この名碑はそれよりはるか後に建てられているからだ。


建立されたのは明治36年とある。

明治36年に刻まれ、その後削り除かれなければならなかったものとは何だろうか?

ご存じの方がおられたら、教えてください。


もうひとつの疑問がある。

この名碑って、本当に明治36年に建立されたのかねえ?

妙に文字の刻みがシャープだ。10年前の建立と言われてもおかしくないくらいに。

ちなみにこの名碑を建てた人は「石工 杉山由太郎」であると書いてある。杉山家とは今年で創立420年となる石長のこと。鎌倉の名門石屋さんである。


現在の社長も杉山さんだ。そのご先祖である十四代目杉山由太郎さんがこれを刻んだ。そして現在の杉山社長は十九代目に当たる。

石長の仕事の跡は鎌倉市内のあちこちで見られるが、観光客の目に現在最も頻繁に触れることになるのは、近年の若宮大路改修工事で新たに建てられた100基近い灯籠だ。



その中の1基は石長本店ビルの前にある石長が寄贈した灯籠だ。

以前このブログで書いたことだが、石長が関わったもっと古い物が八幡宮境内に残っている。

三の鳥居を入ると目の前に見える太鼓橋は、関東大震災で崩れた太鼓橋を新たにコンクリートで作り直したものである。

一方鎌倉時代に最初の太鼓橋は木で作られ朱塗りだったことから、当時からしばらくは「赤橋」とも呼ばれていたと多くの説明にある。


しかしその初代木製太鼓橋(赤橋)が関東大震災までの700年以上の間ずっとそこにあったわけはない。耐久性から言って何度もかけ替えられたはずだが、それについて詳しい説明はどうも存在していないようだ。

ところが関東大震災で崩れた石製の太鼓橋の一部は今も残っている。それがこれ(↓)で、境内の中の土留めとして今も使われている。


「元禄十・・・」から始まっていろいろと書かれている。


以前説明したから、これは省くね。

その続き。

ここに石長のことが出て来る。四代目庄兵衛だ。



関東大震災で崩れた太鼓橋は石製であり、それは元禄十年(1697年)に作られ、責任者は石長(当時「石長」とは言わなかった)の四代目にあたる庄兵衛だったのである。

因みにこれは「せきちょう」と読まないからね。「いしちょう」が正しい。音読み訓読みが混じっている形。「石工の長次郎」という呼称からそうなったという説明が同社のホームページにある。

しかし「石屋の長次郎」なら「いしちょう」で良いと思うが、「石工の長次郎」だと言うなら「せきちょう」になってしまわないかと思うが、まあいいか。

八幡宮にまつわるお話はこれで終わり。

これは私のリュック。主として食料品の買い物に使っている。あるいは1泊程度で出かける時(関西に住んだ生前の母に会いに行った時とか、どこかホテルで泊りがけのセミナーがある時)にはこれで出かけたこともある。


リュックであるから両手が空くし、たくさんものが入る。たくさんものを運ぶわりには、片手で持ったり片方の肩に担いだりしないから、上半身が直立する形で楽に運べて腰に負担が少ない。

North Face Base Camp Fuse Boxというのが購入当時の正式名称。

たしかにFuse Boxらしき四角い形をしている。

この四角がいい。リュックで四角いものって、これを私が購入した11年前にはあまり多くは見かけなかった。


四角いと食料品を大量に入れるのに便利なのだ。

段ボール箱が直方体なのと同じだ。段ボール箱が円錐あるいはピラミッドみたいな形だったら、大変でしょう?(笑)


このリュックについて懸念していることがひとつある。

数年前からかなり流行しているのが気になるのだ。11年前にこれを購入した私は先見の明があったとも言えるが。そして今やNorth Face社だけではなく競合アウトドア用品メーカーが類似の形のリュックというかバッグをいろいろと生産している。

前を歩くのは鎌倉学園の生徒だ。二人とも同じNorth Faceの製品で、私のとは色違いのものを背負って通学している。


JRや江ノ電でも最近やたら見かけるんだよねー。

世の中でこういう流行があると、たいていの場合行き着くところまで行って飽和状態になり、どうせ若い子たちは乱暴に扱うので、数年も経れば買い替えることになるが、その時には同じものは買わない。

その時点ではまた別のデザインの新しいものが出て来ていて、彼らはそれを買う。そこからさらに10年ほど経つと「そう言えば昔、North Faceの四角いの流行ったよね~」なんて、彼らは昔を懐かしむようになる。

将来のその頃、つまり私がこれ(↓)を購入してから四半世紀以上経っても、私はまだこれ(↓)を使っている可能性が高い。するとこれを背負った私を見た若い人たち(あるいは彼らも中年になっているかもしれない)が「あのおじいちゃん、まだあれを使ってるわ」なんて言うかもしれない。

その時私はその若い人たちに対して「違うんだなあ。私は君たちがこれを使い始めた時の10年以上前にはすでにこれを使っていて、君たちがこれを捨ててから10数年経った今もまだこれを使っているのだ。私のこのリュックの長ぁ~い使い方からしたら、君たちのこれの使い方なんて、途中の数年間のほとんど瞬間とも言えるものだ。私には流行など関係ないのだぞ」と説明するのだろうか?(笑) ただの変人ですね。


私はこれをとても大事に使っていて、隅っこに多少のスレ、日焼けが見られるくらいで、今もまったくと言ってよいほどこのリュックに損傷はないのである。

したがってあと10数年は少なくとも使えると思う。


また話は変わる。

この小説をご存じでしょうか?

保坂和志さんの季節の記憶。


保坂さんは山梨県生まれで、幼い頃に鎌倉に転居して鎌倉で育った人だ。だから鎌倉のことはよくご存じである。

この小説には稲村ケ崎の谷戸や海のことがよく出て来る。

我が家からは稲村ケ崎なんて徒歩ですぐなので、小説を読んでいると、私はそれが具体的にどの箇所のことを書いたものかと想像してしまう。



この画像(↓)の右のページにある"急な坂"ってのも、それがどこのことか、私にはわかる(と私は思っている)。


おそらくこの坂(↓)のことだ。



めちゃくちゃ急な坂である。

尾根の中の楽しい山道から、谷戸へ降りて来るとんでもない急坂である。

稲村ケ崎と言えばはぶか牛肉店。



ついつい寄ってしまうのよねー。

ピリ辛ソーセージと焼き豚を購入した。


ところで、ゴールデンウィーク突入の鎌倉市は大変なことになっている。

大型クルーズ船入港禁止や入域税を実施し始めたヴェネチア並みに、そろそろ施策を考えてはどうかな。外部からの訪問者数 ÷ 面積では京都をはるかに凌いでいる鎌倉市。小さすぎて麻痺しているわ。

ところがゴールデンウィーク初日の27日(土曜日)は、朝から少し雨が降ったからか、拍子抜けするほどの観光客の少なさ。

これはその日の午後4時台半ばの江ノ電稲村ヶ崎駅のホーム。江ノ電もガラガラだった。


しかしその反動は大きかった。

翌28日(日曜日)午後4時22分の鎌倉駅がこれだ。鎌倉駅に入って来た江ノ電から降りて来る乗客の列がすごい。車両の中から人が出て来る出て来る。ほとんどはJR横須賀線鎌倉駅に向かい東京・横浜方面へ帰る人たちだが、一部は江ノ電鎌倉駅改札から外へ出る。


この江ノ電に乗ろうとホームで待っていた人は、すべてがそれに乗れるわけではない。私も含め多くの人が駅員に「次の電車を待ってください」と言われ乗るのを制止されれるのであった。

道路もすごいことになっていたな。渋滞で市内中心部は排気ガスがたまっていたような。あちこちでゴミのひどい捨て方が見られたしね。5月上旬のゴールデンウィーク期間や夏休み期間が思いやられる。

こちらは先ほどの稲村ケ崎駅前はぶか牛肉店の焼き豚。お店がくれたタレをかけ、パクチーを添えた。


これを食べるためにランチをそろえたよ。

焼き豚以外は、キムチ、中華スープ、中華ドレッシングのサラダ、中国風炒めそば。


中華ドレッシングたって、ごま油に酢に醤油。それだけ(笑)。

炒めそばは、太麺を茹でて冷水で締めて炒めたもの。

炒めそばの調味料は老抽王、醤油、砂糖、胡椒、ニンニクを擦ったもの、中華ペースト。


具はネギ、ニラ、モヤシ。それだけだ。

はぶか牛肉店の焼豚、タレ、パクチーが混じりあう。たまらんね。


老抽王も使い切った。


いい調味料だね。

よく洗いましょう。樹脂の栓も全部取って。

明日は瓶や缶を廃棄する日だ。ちょうどいい。

このラベルをうまく剥がせるかな? 湯に浸けると取れそうだけど、かなり手ごわいやつだった。

コメント (19)
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ビヨンド・ミート社の製品の残りで麻婆茄子@鎌倉七里ガ浜

2024-04-28 14:37:02 | 食べ物・飲み物
前日から玄関ドアにへばりついているバッタ君。


いろいろと事情があるのでしょう。

バッタ君が落ちないように、玄関ドアの開け閉めにも注意が必要になる。

気を遣うなあ。バッタ君は、このドアが気に入ったのですか?(笑)

黄砂がすごいので嫌になる。車体についた黄砂。


これから運転しないといけないので、とりあえずガラスについた黄砂は洗い流す。

ドガティ君が「おとーさん、どこに行くの?」と尋ねる。


おとーさんは業務スーパーに行くのよ。

ベートーベンを聴いて行こう。

春だから威勢のいいベートーベン。


Beethoven left bonn and went to vienna to live.  Vienna in those days was to music what ancient Athens had been to philosophy and science.(ベートーベンはボンからウイーンに移り住んだ。当時のウイーンと音楽の関係は古代アテネと哲学・科学の関係にそっくりだった)・・・とは高校生の時に「記憶するくらいにスムーズに読めるように繰り返し読め」と教師に言われて読んだ、ベートーベンの英語の伝記の一部。

おかげで今もこの部分を記憶している。何の役にも立たなかったが、ベートーベンがボンからウイーンに移り住んだ事実だけは記憶に残った(笑)。

Beethoven: Symphony No. 3 In E Flat, Op. 55 -"Eroica" - 1. Allegro con brio

堂々たる交響曲第三番をどうぞ♪

英雄。まさに英雄。

聴いていると気分が大きくなって交通事故を起こしそうになる音楽だ。

対向車がぶつかって来ても、私は死なない!みたいな気分になるから危険だ。


ここ(↑)は七里ガ浜小学校前交差点。

行合川交差点はいつも赤信号。


私は業務スーパー柄沢店に向かう。

どんどん走っちゃうよ。

江の島を見ながらね。いつ見てもいい景色だ。


赤沢交差点で赤信号。



モノレールが通る。

手広交差点を過ぎて、川名の信号でまた赤。


そこを右折したら、あとはスイスイスイ。

この高架道路は今後どうなるの?


ずっとこの状態なまま放置されているわ。

ゆっくり行こう。春の晴天。バイパスは快適。


業務スーパーについた。



私が好きな業務スーパーTAKENOKO柄沢店。

駐車場が広い💛


どこでも停め放題だ。

買い物はいっぱいだ。


ダンボール箱は豆乳だよ。


またもや川名交差点前の渋滞。


腰越駅前から小動までの渋滞だ。


いつものことだね(笑)。

国道134号線に入った。もうちょっとで自宅だよ。


鎌倉高校前。


この生茶のCM(↓)が、広町緑地から鎌高前に下がる坂道や江の島を背景に撮影されているね。

いつものドガティ君の散歩道だ。

キリン 生茶 「登場」篇(鈴木亮平)30秒

自宅に戻った。 



ドガティ君はキレイキレイ中だった。


茄子を買ったよ。


ビヨンド・ビーフの残りがある。


買って来たサントリー・ストロングゼロを飲みましょう。


プリン体ゼロ、糖分ゼロ。

プリン体ってなんだ?(笑)

茄子にピーマンにネギを切る。


いつものジャン・ジャン・ジャン・トリオ♪


これさえあれば無敵。

麻婆茄子なんて自由自在さ。

スープを作る。


麻婆茄子の味付けはご覧のようなもので。


油多めでビヨンド・ビーフを炒める。


ニンニクとショウガと豆板醤。


たまらない香り。

ドガティ君が走って来たよ。「おとーさん、それは何?」


味付けを行う。

これで炒めりゃ、植物由来の肉もおいしいよ。


ザザザァ~っと炒めましょう。

水も加えて煮立てるように、炒める。


そこへ水溶き片栗粉。

さらに味の調整。

そろそろ出来上がりだ。


はい、出来ました。

麻婆茄子丼とスープ。


麻婆茄子の肉みたいな素材は、ビヨンド。

ビヨンドは世界の温暖化を救う(かな?)。


パクチーも添えた。

ほとんど肉。

みなさんもビヨンドをどうぞ。


植物由来の肉もどき。

それはそれで意味あることだ。

肉に似ているが、どこかちょっとちゃうけどね(笑)。
コメント (8)
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VクックスーパーでBeyond Meat (ビヨンド・ミート)の製品を買って使ってみよう@鎌倉七里ガ浜

2024-04-27 06:46:11 | 食べ物・飲み物
長期予想だと、今年も酷暑になる可能性が高いらしい。

毎年のように、その年の最高気温が記録更新する状態だね。

地球温暖化の原因はいろいろあるのだろうけれど、世界中で食べられる牛肉の生産が直接的、間接的な原因のひとつになっているのは確かだ。牛肉を生産するために大量の飼料が生産され水が使われるが、人間が牛肉を食べることで摂取できるカロリーの何倍ものカロリー摂取が可能な量の穀物が牛肉となる牛の飼料として生産されて、ただ「餌」として消費される。

その餌を生産するための畑用地としてアマゾンでは熱帯雨林が日々失われ毎年火事も発生する。人間の数よりはるかに牛の数が多いニュージーランドでは、牛のゲップやオナラに含まれるメタンガスや二酸化炭素の方が、自動車の排気ガスよりも環境への負荷が大きいらしい。



だったら人間が最初から環境負荷の小さいものを作って牛の飼料としてではなく、人間が最初からそれをもうちょっと食べようという話が何年も前から始まっている。

5年前、オックスフォード大学が学内の食堂での牛肉の提供を停止した。


同じく5年前、オックスフォード大学の競合校であるケンブリッジ大学があるあのケンブリッジで夏は38.7度の最高気温を記録した。



ケンブリッジですよ。

私が英国に住んでいた35年ほど前、エアコンなど必要がなかった、涼し気な楽園みたいな場所。

このままじゃまずいぞ!と代替肉の開発が盛んだ。

あのポール・マッカートニーも「肉を食べない月曜日」を歌にしている。

'ミート・フリー・マンデー' by Paul McCartney

米国で代替肉のトップランナーとも言えるビヨンド・ミート社。


ところがここへ来て、代替肉への関心は中だるみだ。関心が薄れているような。

EV(電気自動車)への切り替えの動きも中だるみ。

巨大クルーズ船観光への批判も中だるみ。

米国がトランプ政権になればさらに地球温暖化への関心は後退するでしょうね。

ビヨンド・ミートもかなり苦しい。欧州に活路を見出しているらしい。


このブログを長くご覧の方なら、私がこのビヨンド・ミート社の株式に投資したことを覚えておられるかもしれない。

笑ってやってください。

ビヨンド・ミートの株価はご覧のとおりである。



十分下がったと判断して私はこの株式を買った。

買値は1株80ドルほどだ。しかし同社の現在の株価はそこからも下がり続け今では私の買値の10%以下だ。

どなたでもいいから、何とかしてください(笑)

株価は絶望的だ。ダメモトでビヨンド・ミートを応援してあげよう。

ヴィーガン専門のVクックスーパー(ネット専業)でお買い物しよう。


ヴィーガン(肉を食べない(人))のための植物由来の肉(みたいなもの)がいっぱいだ。

ヴィーガン(Vegan)の語源は野菜(Vegetable)ではなく、ラテン語のVegetusらしい。

鎌倉市内に同名の野菜専門料理店Vegetusがある。ただしその店名の発音は英語風に「ヴェジトゥス」となっている。

しかしラテン語だと「ウェグ(ガ)トゥス」くらいの方が近いようだ。


ここ(↑)のページの右向き三角(▷)をクリックすると聴こえますよ。

で、このスーパーはヴィーガン(Vegan)の人向け商品を売るネットスーパーだから、Vクックスーパーというネーミングなのだ(たぶん・・・確認してないけど(笑))。



そこにビヨンドビーフがある。

ビヨンド・ミートが生産・販売する植物由来の肉である。



冷凍のお肉状態で宅配便でやってくる。

私はこれまでに国内産の乾燥した大豆のお肉をいろいろ使ってみている。


これはそれで作った麻婆ナス。


いろいろと工夫してみるんだが、どうも食感、匂いがかなり違う。

ビヨンドビーフはそれを超えるだろうか。

乾燥したものではないからね。もうちょっと肉に近い状態で冷凍でやって来る。

ビヨンド・ミート社のウェブサイトにはビヨンドビーフを使ったレシピが満載だ。


鎌倉市内中心部のあちこちで探したらバンズが紀ノ国屋鎌倉店でやっと見つかった。



ここは大抵何でも置いてある。

紀ノ国屋で購入したバンズを上下に分割に切る。


私って切るのが上手(笑)。

パクチーを使うよ。二種類のハンバーガーで、ひとつは普通の。そしてもうひとつはアジアンな味付け。パクチーは後者のみに使う。


ピクルス、玉ねぎ、トマト。


解凍したビヨンド・ビーフに玉ねぎみじん切り。


それらを混ぜ混ぜする。


どんどんこねてゆく。


クレイジーソルトを加える。


ハンバーガー状に形をつくる。1個あたりビヨンド・ビーフが50gだ。


ソースに使うもの。



ノーマルなハンバーガーは右の二つだけ。ケチャップと野菜のクリーミーなドレッシング。

アジアンなソースはケチャップ以外の全部。微量ながらナンプラー(魚醤)を使うので、そのソースについては厳密なヴィーガンではない。

これはアジアンなソースをつくるところだ。


ニンニクを擦って加える。


グリーンリーフも加えましょう。


グリーンリーフはノーマルなハンバーガーのみに。

トマトもね。これは欠かせない。


トマトは両種のハンバーガーに使う。

ポテトを揚げている。


横ではハンバーグを焼いている。


焼き始めるとすぐにとてつもなく旨そうな牛肉を焼くにおいが香って来る。

エンドウ豆由来なのに不思議な肉もどき。

しかししばらく焼いているうちにその匂いが弱まる。なぜだ?


初めて使う食材って、疲れるね。わからないことだらけ。

さっぱり調子がわからないな。火加減も味の調節も。

蓋して弱火。


旨そうに焼けているわ。


これがビーフでないなんて信じられる?

ドガティ君も出て来た。


バンズにハンバーグを載せてケチャップ。


トマトを載せる。


グリーンリーフとピクルスだ。


その上から野菜のクリーミーなドレッシング。


バンズを載せたら出来あがりだ。

これがノーマルのハンバーガー。


2個目をつくるぞ!

こちら(↓)はアジアン風味のハンバーガーだ。


先ほどの自作ブレンド東南アジア風ソースをかける。

トマトもね。


パクチーを載せて、ドレッシングをかける。


バンズを載せてできあがり。あれ?、上下さかさまだ。


ポテトもつけちゃうよ。



妻が8 Peaksを飲んでいる。


手前がアジアン風味付けで、奥がノーマルだ。



これ(↓)がノーマルね。


かじりかけを失礼。重なり具合はこんな様子です。



こちら(↓)はアジアン風。


おいしそうでしょ。

おいしいんです。


ヴィーガンな方はぜひどうぞ。

私もこれからは時々使おうと思う。

世界一旨い飲み物と思う人が多いギネス。



私もそう思うわ。

これぞ本物。

ギネスは本物、ビーフは偽物ね(笑)。


でもおいしいわ。
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苦しい季節の始まり@鎌倉七里ガ浜の庭

2024-04-26 00:00:48 | 
この季節の歌をどうぞ♪

Green, Green

毎年同じことの繰り返しだ。 

気温が高くなるね。

日差しも眩しい。

私は春が嫌いだぁ~。


草木は元気。


カエデの若葉はキレイなもんだ。


アジサイはもうすでに小さな花を用意しているよ。


カエデの葉がさらさらぁ~。



風が気持ちいい季節だ。

しかし私は苦しい。

この季節が嫌いなのだ。

第一にですねぇ、芝生の間に雑草がやたら生えて来るから。それを除去しないといけない。


第二に、芝生の間のサッチ(芝生を刈ることで、あるいは自然に芝生が枯れたカス)が芝生の間に詰まってしまうのでそれを何度も除去しないといけないからだ。


そして第三に、ヒーヒー言いながら酷暑の真夏も芝刈りをやらねばならない。

そして第四に、水撒きあるいは肥料やりなんてことをしないといけない季節になるのだ。

何も楽しいことがないね。芝刈りもそうだが、このサッチの除去って作業は腰痛を発生させる。


背中を曲げて腰に負担をかけながら、腕や太ももに力を入れる。

いくらでもこんなサッチが採れるのである。

キレイでも可愛くもないサッチを集める、楽しくもないただ苦痛な作業だ。


それでも芝生をほじくり返す。そしてサッチを取り除く。

するとまたここから元気に芝生が生えてくるよ。


面倒だけどしかたがないねえ。


あぁ~、腰が痛い。

右と左、レーキを持つ前後の手を交換して、すると、体が180度違う方向を向いた作業となり、少しはまし・・・あんまり変わらない。

これ(↓)はシラカシ。ちょっと弱っている。


こちらはオーストラリアのグレビレア・エレガンス。


今年はエレガンスちゃんは変な咲き方をした。

暖冬で開花時期を間違えたらしく2月の終わりから一旦少しだけ咲いて、その後静かになり、今になって再び普通の開花時期を迎えている。

妻はピラティスに出かけた。

私は留守番。

妻が帰宅するのは午後1時40分頃になる予定。

別のものをランチとして用意するつもりだったが、それが不可能になり、急遽マルちゃんのソース焼きそばに変更。

こりゃ簡単だ。


妻が帰宅。

はい、どうぞ。

安くて簡単でおいしい、マルちゃんのソース焼きそば。


十分おいしいねえ。

野菜たっぷり、豚肉たっぷり。


食べ終わったら、お仕事しましょう。


たまにはお仕事ね。

夕方になったら残りのサッチとりをしましょう。

春ですなあ。。。
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八ヶ岳西麓原村(8) たてしな自由農園原村店、茅野市運動公園、三井の森の鹿

2024-04-24 11:47:19 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
クルマで出かけますよー。


「さて、ボクはどこへ行くのか?」


まずはたてしな自由農園原村店へ。


駐車場は広い。


それでも日によっては満車になるからすごい。

飲食店部門もいつもたくさんお客さんが入っている。


たてしな自由農園は観光客も別荘族も地元の人もやって来る。

この季節、山菜は豊富だ。

山うど。


ウコギ、フキノトウ。


タラの芽、かんぞう。


それからお米のコーナーへ。


我々が好きな米沢米。

佐久しらかば米、長野みゆき米。


米沢米5kgを二つ買おう。


茅野市米沢地区のおいしいお米だ。

天日干しのお米はやや高価。


こちらがスズキヤさんコーナー。充実しているね。


鹿ジンもあるよ。


鹿肉が気楽に楽しめる製品だ。

15年前に私が初めて買ったスズキヤさんの製品である。

これは信州のサーモン。


馬刺しもあるよ。


諏訪地域に店舗展開する町中華チェーン、テンホウの製品もある。


地元のブルワリー8 Peaksのビール。


妻が1本購入していた。

クルマで移動して茅野市へ。

茅野市運動公園だ。


ここは広大な公園である。

プールもあって、市民でなくても入れるよ。私も昔入ったことがある。

ワンコもリードを付けていれば、プールは無理だが(当たり前)公園には入ることが出来る。


駐車場はいくつかあって、広い。

特殊なイベントでもない限り、満車になることなんてない。

というかむしろ普段はガラガラだ。


ソメイヨシノがたくさん植えこまれている。


しかしこの日はまだ11日の木曜日で、開花にはまだ早かった。

ここはね、開花したら見事なんだ。


下の画像に見える道路は交通量が多いところだが、道路の両側にソメイヨシノがずらっと並び、開花すると見事なものだよ。


ドガティ君はどこでも遊び放題。


ドガティ君にとっては初めてのところなので、興味津々。


歩く歩く。張り切っているね。

橋を渡る。


その先の広場でボール遊びをしましょう。


ドガティ君は張り切る。


ボールを投げる、走って取って来るの繰り返し。


これが彼は楽しいのですねえ。


新しい場所、ボール遊び、ドガティ君にとっては最も幸せなこと。


広い公園だなあ。

楽しい散歩道が続く。人はいないし。


しかもですね、あちこちにノビルがあるわ。


見ただけでよだれがでる。

洗って刻んで塩漬けして、醤油かけて七味かけてごはんに載せて食べたい。


市街地と言える場所にある公園だが、散歩中リスを見かけた。

実際多く出るらしい。


「あぁ~、おもしろかった、また来たいな」という気分らしい。


帰りにA-Coop原村店に寄る。


そしてお惣菜を買う。

夕飯としてだ。こんな日は買ったお惣菜を簡単に食べて終わり。

翌日朝には鎌倉へ戻るので、もうあんまり作ることもない。

食材も余ると持ち帰らないといけないからね。

山荘へ戻る途中、八ヶ岳中央高原三井の森の坂で、鹿に遭遇。


道路を横断しようとしている。

これだから走行の際は速度を抑えないといけない。

私はかなり距離を置いて停止した。

横断が始まった。しかし右端の鹿はこちらを警戒して見ている。


かなり時間が経ったが、右端の鹿は引き続きこちらを凝視している。


やがてみんな道路を横断することになった。


でもまた別の鹿が右から現れて、こちらを覗っている。


警戒しながらも横断していった。


横断が終わってからはこちらに近寄って来てはいるが、時々こっちを見ている。


全部で7頭いるね。


立ち去る時、最後にまたこちらを見た。


またね。また会えるかもね。

こちらがA-Coopで購入したお惣菜。これが晩御飯だ。


高天を飲みましょう。


岡谷の酒だ。

薪ストーブを焚く。


滞在はこれで終わり。

翌朝はさっさと帰る。

ドガティ君はねんね。


連載はこれで終了。

読んでいただき、ありがとうございました。
コメント (16)
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八ヶ岳西麓原村(7) ヤマサのこれ!うま!!つゆで焼うどん大泉洋さん風

2024-04-23 00:00:08 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
トニー・ベネットのデュエット・アルバム。



ふたりともかなりのベテラン歌手であり、長くCBSの所属であるが、そんなにデュエットする機会がなかった二人の素晴らしい共演。

トニー・ベネットとバーブラ・ストライザンド。

Smile♪


ヤマサが売込中のこれ!うま!!つゆ。


大泉洋さんがCMに出ているね。


この昆布も魚介もきいた出汁を使えば何でもできるよ。


ランチづくりの前に薪の移動を行いましょう。


小さな山荘の周りで、薪をあっちこっち移動させる。


玄関ドアの周りや階段下の薪置き場で。


本日のランチは焼うどんだ。



Aコープのうどんを使いましょう。


信州の豚肉、ただし値引き後のもの(笑)がある。


野菜はこれらを使う。


スマホでヤマサの焼うどんのレシピを見る。


簡単なもんだね。


自分なりにまとめておく。


オリジナルのレシピどおりにキャベツと書いてあるが、このキッチンにキャベツはないんだが。

氷結の無糖を飲みながら作りましょう。


ドガティ君はおかーさんに抱っこされてねんね。


昆布エキス、そうだ節、かつお節、みりん、煮干しなんてものが入っている。


おいしそうだね。旨味がありそう。

豚バラ。


それを炒める。


長ねぎを入れて炒める。


油が飛ぶので、ドガティ君がやって来る。


もやしその他を加えて炒める。


ゆでたうどんを冷水で締める。


味付けはこれだけ。醤油でキリっと、そこにこれ!うま!!つゆで味の深みを出す。


開栓したこれ!うま!!つゆ。


ほら、もうできるよ。


はい、完成。


通常の焼うどんから比べると、薄味なんだが、出汁が効いている。

大泉洋さん、ありがとうございます。


これはいいね。

なかなか行けるわ。出汁っておいしいよねー。


こちらに(↓)焼うどんも出てきますよ。

「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!うま!!つゆ」TVCM『ひとまわし応援団』篇

何ももらえず、寝るワンコ(笑)。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(6) カフェ&デリ「K」(原村の八ヶ岳自然文化園内)

2024-04-21 12:00:55 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
八ヶ岳山麓に戻るぞ。


国道20号線を北上する。


北杜市の旧白州部分を北へ行くと、サントリーの蒸留所が見えて来る。


シングル・モルト・ウィスキーの白州や南アルプス天然水を、サントリーが生産しているのが、ここだ。

県境を越えたらそこは信州で、蔦木宿。


そう言えば前回ご紹介した実相寺は、甲州側にあるが、武田家に仕えた蔦木氏と関連が深い。

こちらは信州側だが、蔦木宿。なにがしか関係があるんだろうね。調べてないけど。

中央構造線と糸魚川静岡構造線が交わる諏訪湖を目指す地形を北上。谷だよ。


途中から右へ。すでに八ヶ岳の麓だ。


中央道諏訪南インターチェンジ前にはハルピンの支店がある。


富士見町内を東進して八ヶ岳を目指す。


ズームラインに入るぞ。


すぐエコーラインへ。

今度は原村のペンションビレッジを抜ける。


八ヶ岳自然文化園に入る。

その中のカフェ&デリ「K」へ行った。


ここはとてもよくなった。

ランチ時には地元の方も多く訪れ、にぎわっている。

店内はWi-Fiもあって、PCを使いながらランチや喫茶として使われている。

妻は八ヶ岳信州サーモンポキ丼を狙っているらしい。


ドガティ君もめちゃくちゃ張り切っている。


何ももらえないんだけどね(笑)

こちらが入口。


入口でスマホを使いQRコードを読んでメニューを呼び出し、そこから注文を済ませて、レジで会計を済ませる。

我々の席は天空の特別席。


ドガティ君はうろうろ。


これは私のブドウジュース。


濃いねえ。

ひょっとしてWelch's(ウェルチ)?(笑)

気持ちいい席ですよ。

秋まではここをお勧めします。真夏は暑いけどね。

ワンコOK。


こちらが妻のポキ丼。


この温泉卵を落として食べる。


ドガティ君が「ボクにも八ヶ岳信州サーモンポキ丼とかいう名前の食べ物をちょうだい!」と頼んでいる。


こちらが私ので、チキンバスケット。


めちゃくちゃお得感ありですよ。

揚げ物だらけでぎっしり詰まってる。

文字通りの内容で、フライドチキンとフライドポテト。


ビールが欲しい。

ブドウジュースじゃ物足りない。

何か食べたいドガティ君は、このフードでも食べてもらいましょう。


「おかーさん、フードじゃなくって、ポキ丼が欲しいです」


山荘へ戻りましょう。

JAバンクの信州諏訪に口座を持っている。


原村に払う固定資産税、水道料金、村税、あとはJAに支払うプロパンガス料金。



でもそれも年間10数万円かかる。

そろそろ残高がなくなるので、送金しておかないと。

そして記帳もしないといけないね。JAの口座はデジタル化する手続きをまだとっていない。

加えてお友達の一人である長野県小諸市のぶどう農家が作るシャスラ(スイスに多い白ワインになるぶどう種)によるワインのファースト・ビンテージが出来たということで注文したのでそれも送金しないといけない。シャスラのワインは国産ぶどうでは初かも。


スマホで生体認証して送金。


しかしこれでは生体認証ができないね。


スライサーを使いサラダにする野菜を切っていて、こうなった。

これ(↓)はアボリジニ(オーストラリアの先住民)のアート作品なんだが、中が空洞になった筒状の木。

本来は何をする道具かご存じですか?


現地にはエミウという飛ばない鳥がいる。その卵を採取するためのものだ。

この筒を片手でにぎり、反対の手のひらをその筒でたたく。

するとこのような音が出る(↓)。

 

するとエミウは「なんだ、なんだ?」とその音がする方に寄って行く。その間に人間はエミウの巣から卵をもらっちゃうという道具だ。


ラッセルという資産運用コンサルタント企業から、もらったおみやげだ。

薪ストーブを焚こう。気温がどんどん下がって来る。


夕方になったので、ドガティ君の散歩に出かけないといけない。

極寒地でも最強のウェアを着ましょう。


これさえあればマイナス20度くらいまでは平気。


耳までかぶれるフリースの帽子もね。



それでは夕方の散歩に出かけましょう。

【つづく】
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春の個性派フラワーアレンジメント@鎌倉七里ガ浜

2024-04-20 12:00:22 | 内装・インテリア
八ヶ岳西麓の連続投稿は一回お休み。

なぜか奥様と犬は昼寝中。

テーブルの上には奥様のフラワーアレンジメント作品と飲みかけのティー。


これが今回の奥様の作品なのだ。


テーマは「白と緑の個性的な作品」。

これはなんだ? 


このたわしみたいなの?

これはそのたわしの葉っぱ。


こっちが表。

こっちが裏。



これはユーカリだな。


カラーもしっかり白の代表で入っているよ。


これは(↓)なんでしょう?


いろんな植物が融合したみたいな。

ハイブリッド系?(笑)。

これ(↓)はシャガに似ているなあ。


白と緑に限定した作品としては、うってつけの花(↓)。


なんと繊細な植物たちでしょう。


美しいね。

最後に全体をもう一度。


妻の今月の作品でした。
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八ヶ岳西麓原村(5) 実相寺(北杜市)へ

2024-04-19 00:00:27 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
滞在期間中一番寒かったのがこの日の朝だ。

マイナス4度。


朝の散歩に出かけましょう。


霜柱がバキバキ。


寒いんだが、すでに春であることを感じさせる寒さだなあ。

どこか暖かさを感じる寒さというか、何というか。


また別の霜柱がバリバリ。


「おかーさん、寒いです」とドガティ君が言う。


アルプスも見えますよ。

下の画像の中央が槍ヶ岳。尖がっているでしょ。


槍ヶ岳には朝日がガンガン当たって明るいが、我々が立っている場所は、すぐ東にある高い阿弥陀岳に遮られて朝日はまだ当たっていない。

我々がいるここが標高1,526m。


槍ヶ岳は我々がいる場所の二倍以上の標高があって3,180mである。

槍ヶ岳も見えるこの別荘地(↓)を買いませんか?


ずっと販売中だ。

25年以上前に販売が開始された。そして今も販売中。だれか買ってあげて。

やっと朝日がこの地域にも昇って来た。


落ち葉に霜がついて綺麗。


もうひとつお見せしましょう。


この日は朝は冷え込んだが、昼間に向けて気温はぐんぐん上昇した。


「さて、今日はどこでボール遊びをする?」とドガティ君が問いだげだ。


ボール遊びは夕方にしましょう。

まずは朝ごはんを食べる。


朝ごはんを食べたら、今度はクルマに乗って甲州へ行ってみよう。

ドガティ君も一緒だ。


時間は朝9時5分。到着予定は9時57分。距離は35kmと出ている。


「今度の行き先は面白いところなのだろうか?」とドガティ君は考える。


別荘地の森の中を抜ける。


しばらくはまっすぐだ。


やがて富士見町に入る。

富士見パノラマスキー場も大変だ。近年は、雪が周囲にない日数が多いからね。


「baue」の部分がドイツ語っぽいと某SNSで噂になった(富士見町)役場上交差点。


国道20号線に入って、谷間を行く。



このまま行ったら新宿まで行けるよ。

でも今回ははるか手前の武川へ行くだけ。

ここは蔦木宿だ。


国界だ。

信州と甲州の境で、ギリギリ信州側だね。

そこを超えたら甲州だよ。白州(旧北巨摩郡白州町、現在の北杜市の一部)に入る。


次が武川だ。旧北巨摩郡武川村、現在はこちらも北杜市の一部である。

おいしい武川米で有名な場所。

小高い山の中へ。


神代桜で有名な実相寺に向かっている。

下の画像に見える山が甲斐駒だ。いつ見ても立派な形。


さらにお見せしましょう。

すごい眺めだねぇ。甲斐駒。そびえたつ姿が美しい。


我々は旧武川村の山高神代桜を見に来たのだ。


駐車場はいくつもあるが、どこも500円。

その神代桜は実相寺の境内にあって、このあたりでは有名な古木である。


サクラ、サクラ。


ワッサワッサといくらでも見ることができた。

いいタイミングで来たかも。


偶然だけどね~。

すごいわ。


標高573mにある神代桜はいかに?

どんどん行ってみましょう。ドガティ君が張り切っている。


実相寺のホームページには「ワンコ歓迎」と書いてあったから、ドガティ君も堂々と参拝。

これが実相寺の鐘楼だ。


美しい鐘楼だね。

繊細な感じ。

ドガティ君は「これが実相寺か・・・」と納得しているが、ボール遊びをする運動場みたいなところを想像していたのか、その点では落胆している。


こちらが実相寺の本堂。


日蓮宗のお寺なんだけどね、珍しいね。何が珍しいのか?って・・・瓦が。

住宅に赤茶けた瓦を使う地域は多くあるが、このあたり(旧北巨摩郡武川村)はそういう地域ではない。

しかもお寺の屋根といえば普通は黒い瓦が使われる。

本堂だけではなく、御朱印所(↓)も赤茶色の瓦が使われている。


鐘楼(↓)の屋根は違うね。普通に黒というか銀色にも見える瓦だ。


画像(↑)の左下に見えている本堂の瓦の色とは対照的だね。

「ボク、そんなこと興味ないです・・・」


では順路に従い進みましょう。


しかし変わった順路だなあ。

まずは本堂へ向かうのが普通のような気がするが。

お参りしないといけませんよ(↓)。


最近はどこの寺でも本堂へお参りもろくにしないで御朱印だけもらって帰る人がたくさんいるとのこと。昨今の御朱印ブームはものすごく、寺の歴史の理解も寺の観察も、そもそも参拝も放ったらかしで、とにかく境内に入って「御朱印はどこでもらえるの?」なんて言う参拝者が多い。いつからこうなったのでしょう。。。

スタンプラリーじゃないんだからさぁ(笑)。御朱印をもらうために寺に来ているわけじゃないだろうから、本末転倒だよねえ。


多くの参拝者がそこまで来てしまったのなら、お寺も御朱印なんて止めたらいいのにと私は思うが(だってそれ自体重要性はなく、自分がお参りしたという事実が重要なのだから)、大きな観光寺では、御朱印ブームによって御朱印は参拝料と並ぶ重要な収入源にいまやなっていて、職員たち(僧ではない)による御朱印量産体制を敷いて、ブームに応えている。どっちもどっちだね。

こちらが神代桜。


樹齢2000年だそうですよ。


エドヒガンという種類の桜で、さすがに樹勢が衰えてしまっている。


明治~大正時代には花の勢いがすごかったらしい。

今も健気に花を咲かせているね。



また甲斐駒だ。


いつ見ても美しい山だな。

中心部をちょっと離れると駐車場も500円から100円下がって400円だ。


向こうに駐車場入口との標識があるが、だれもいない。


クルマも停まっていない。

ちょっ戸惑うね。

またもや甲斐駒と、実相寺(↓)。遠くから撮影ね。


桜を楽しみましたね。

ドガティ君もいっしょに原村へ戻ろう。


八ヶ岳(↓)の麓へね。


【つづく】
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八ヶ岳西麓原村(4) いつもの村内散歩

2024-04-17 11:27:16 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ドガティ君のお散歩に出かけましょう。


「ボクはどこに行くことになるのかな?」


まるやち湖へ。


いつも代わり映えしない我が家の行動。本当に同じことばかりしているね。

このブログをお読みくださっている方に謝罪しないと。

このブログって退屈ですよね~m(_ _)m

私の好きなヤドリギ。


シラカバにいっぱいヤドリギがついている。

シラカバもいい迷惑だね。

いつもならここに見える八ヶ岳連峰が今日は見えない。


運動不足だ。このあたりをしっかり歩き回りましょうね。

ここはワンコにとって本当に散歩しやすい場所。


ここもシラカバとヤドリギ。


ここはヤドリギ銀座だ。


上下両方2枚の画像に写っているのはシラカバではなくズミ。

ズミの木にヤドリギが寄生しているのだ。


若いヤドリギ(↓)。


これがやがてもっと大きくワッサワッサとなる。

ドガティ君は入れない区域。


この表示(↓)がわかりにくい。


最初の二行で「わんちゃん広場」とあり、その下に「立入禁止エリア」と続く。

「わんちゃん広場」ってくらいだから、わんちゃんは入れるの?

立入禁止エリアなのは人間についての話?

そんなことないですよねえ。絶対にない(笑)。

結局「広場」って言葉を「わんちゃん」と「立入禁止」の間に入れたことが、話をややこしくしているのでは?・・これをややこしいなんて思っているのは私だけか。

広場は削除して「わんちゃん立入禁止エリア」にしたら意味が通り易くていいと思うが。

ドガティ君専属インスタグラマーが得意のうんこ座りでドガティ君とヤドリギをセットで撮影中。


小さな湿地になっていて、ミズバショウが咲いている。


拡大してお見せしましょう。


橋をわたる。ここまで来たら農場が近い。


流れが多数ある原村の森の中。


農場の売店は冬季休業中だった。もう4月なんだけどなー。


運営を民間企業に委託してから、その手法が効率的になって来ているのかな。

ドガティ君のボール遊びに付き合う。


そして再び森の中へ。


AとかBとか、フィールドアスレチックでもするのかね?


今回の滞在中、森の中で折れた枝、幹をたくさん見た。


すごい折れ方だね。


「おとーさん、怖いですねえ」とドガティ君が言う。


ここにも流れがあるね。下流では農業用水として利用されるのだろう。


あ、かわいいのがあった。


フキノトウだ。


流れはどんどん下へ。


そこへまるやち湖の水も加わり、より大きな流れになる。


あ、さっきは見えてなかった八ヶ岳連峰の一部、端っこのみだけど、見えているね。


やがて阿弥陀岳も少し見えて来た。


惜しいなあ、もうちょっとで全部見えるのになあ。


ドガティ君の散歩が終了した。


帰り道に原村のA-Coopへ寄りましょう。


わかさぎの唐揚げにいなごの佃煮。


小鮒の甘露煮に絹の味(さなぎ)。


わかさぎの佃煮と鮒の甘露煮。


いなごと蜂の子。


いかにも信州的な食べ物。

これだけ見せたのだからそれを買うのか?

と思ったら、残念。私はそれらは買ってない(笑)。

お惣菜やお酒や野菜やお肉を購入。


山荘に戻る。

朝洗ってまだ乾いてない洗濯物を薪ストーブの熱で乾かす。これが早い。


暖かいねえ。ありがたいねえ。

まるぅ~く暖かい熱が伝わる薪ストーブ。

エアコンとはどこか違うんだなあ。


ドガティ君はちっちゃい。


夜はおとなしく寝るね。

薪ストーブはいい調子でゆっくりゆっくり燃えているわ。


夜はハンキー・バニスター。



これを飲んだら寝ましょう。

前日夜からこの日の昼まではかなりの雨量だった。

その雨が止んでからは気温がどんどん下がって来た。

翌日の朝は晴れで放射冷却もあってかなり気温が下がることになる。

【つづく】
コメント (14)
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