稲村ヶ崎駅へ行こう。
浅尾さん、このあたりでは支持者も多い議員さんだが、岸田さんに比べて顔色が悪い。画像ではわかりにくいが、緑色っぽいのだ。もうちょっとなんとか調整してあげたらいいのにな。
細い道をスタスタ。
稲村ヶ崎駅で、江ノ電待ちだ。
鎌倉駅行きが来た。
まだ朝だから空いているはず・・・と思ったら、修学旅行生で車内はいっぱいだった。コロナ禍はもう終わったらしい。3年前の夏のようだ。
彼らはみな途中、長谷駅で降りた。もうちょっと行儀よく出来ないかしら。車幅が狭い江ノ電の中でリュックを背中に背負ったまま歩き回り群れて騒ぎ、通路を塞ぐ。これで外国人が大量に戻って来たら、江ノ電はどうなるのでしょう?
鎌倉駅に到着。
JR横須賀線に乗り換えだ。
横浜駅で降りる。
そこから京浜東北線に乗り換えて、となりの桜木町駅で降りる。
みなとみらいさ。
いつ来てもとても気持ちの良い街だ。このまま中華街に行っちゃおうかな。
こんな音楽でどうでしょうか?
ぜひ、クリック♪(↓)
Chinese Restaurant Background Music
・・・いかんいかん。
そんな用事でみなとみらいまで来たんじゃない。
先にここで用事を済ませましょう。
用事はすぐ済んだ。
で、その後はどうしましょう? あちこち歩いてみようか。
横浜エアキャビンががんばって稼働中。
まるほんじつ。
違います。にほんまると読みますよ。当たり前。
日本丸はいつ見ても立派だ。
美しいよね。
細部まで美しい。
これは以前ブログに画像を載せたことがあるね。
Chicago Pneumatic Tool Co.の頭文字だ。
同名の米国企業から三菱重工業にに売られたエアー・コンプレッサーだ。
造船に使われたものだね。
一番上にその米国企業の名称がある。
前世紀的産業遺物。
三菱重工業はみなとみらいに今も巨大なビルを持っている。
長い歴史があって今もそこにある。
そろそろ、さび落としと塗装をしてあげてね。
私の憧れ、港を一望する三井不動産のタワー・マンション。
その足元には変わった建物が。
左側はマンション建築時に新たに建てられたものらしい。しかし右側は古い。ところがデザインは両者ともほぼ一緒だ。
一体これは何か?
どうしてこんなデザインなのか?
ひろい道路を隔てて、さらに向こうにも同じような建物がある。
役所だね。合同庁舎。
つまりはこのデザインを踏襲して、横にも同じようなものが建てられたらしい。
旧安田銀行横浜支店。
旧横浜銀行本店別館。
いろいろあるね。
港町横浜。
はまぎん本店別館となる前は第一銀行のものだったらしい。
先に見た安田銀行はその後の富士銀行である。一方、この第一銀行はその後の第一勧業銀行である。しかし富士も第一勧業もその他と一緒になって、今じゃ全部がみずほ銀行だ。このあたりの古いビルはみな、親戚みたいなもんだ。
この旧横浜銀行本店別館であり旧第一銀行のものでもあったビルの中をガラス越しに覗く。銀行っぽいねえ。
私はこういうのを見るのは好きだけれど、今じゃ銀行はこんなスペースを必要としなくなった。そんな土地や建物を持っていても、経営の重荷になるだけだ。楽天銀行なんて店舗を一切持たないが、1,200万以上の口座数を誇る。
西洋歯科医学発祥の地は横浜です。
県の歯科医師会もここにある。
大岡川には船がいっぱい。すぐに横浜港に出られるからなあ。
ブラジル料理が食べられるらしい。
ホルモンには関心大だ。
しかしまだ時間が早すぎる。
馬車道(さっき旧安田銀行のビルがあったところ)に戻ろう。
あ、あった。懐かしい。
旧横浜正金銀行本店だ。日本の貿易の発展を意図して、国策として建てられた外国為替専門銀行だね。
戦後改組されて東京銀行となり、そこまでは外国為替専門銀行だった。私は学校を卒業した後そこへ入行したことは以前このブログで書いたが、1990年代半ばに同銀行は合併して東京三菱銀行となり今は三菱UFJ銀行となっている。
現在この建物はもちろん銀行などではなく、県立歴史博物館になっている。
それも以前このブログで紹介したね。
かなり面白い内容だから、行ったことない人はぜひ一度訪問してみてください。
これは(↓)、横浜正金銀行の紋章だ。
そこからまた移動。
少し離れたところには、ちょっとエキゾチックな建物がある。
横浜銀行協会の建物だね。
今も使われているのかな?
重そうなドアには帆船が描かれているね。
清水組(現清水建設)の施工らしい。
すぐ近くには県庁。
このあたりはいくらでも面白い建物があるよね。
東京みたいに効率と経済性だけを理由に、バンバン建て替えられていないから。
横浜開港資料館。
こちらも変わらず、SCANDIA(北欧料理)。
神奈川県民がパスポートを取りに来るところ。シルクセンター。
横浜でシルクってところが歴史だよ。
輸出産業だ。
シルクセンター1階のドラッグストアに立ち寄り。
そこからすぐのところに山下公園がある。
関東大震災の時の瓦礫をぶち込んで最初の工事が行われたらしい。だから元々は海だったところだ。
広々していて、みなさんあちこちに座って弁当を食べてたりする。
鎌倉みたいに「園内は犬禁止」なんて書いてなくて、犬もたくさんいて楽しそうに遊んでいる。
横浜市は親切💛
氷川丸だ。
ってことは反対側を見ると、ホテル・ニューグランド。
ダグラス・マッカーサーも泊まったあのニューグランド。
私も一昨年の秋に、食事しに来たな。
よかったなぁ~。
視線を戻すと氷川丸。
また戻すとホテル・ニューグランド。
どちらも横浜の象徴みたいなもんだ。
しつこく見せる、ニューグランド。
みなさんもYOKOHAMAの雰囲気に浸りましょう。
魅力的なヨコハマ。
氷川丸の所有者は日本が誇る日本郵船(NYK)。これを建造したのは三菱重工業だ。先にお見せした巨大な米国製エアーコンプレッサーも、氷川丸の建造に関して、三菱重工業に貢献したことだろう。
氷川丸の煙突もそうだが、日本郵船のマークはみなこれだ。白字に横向きの赤い線が2本。
すぐ先にあるトイレを指し示す、親切過ぎる掲示。
さて、やって来ました。
みんなが大好きな中華街。
ブログ記事編集もやっとここまで来たな。
いつものことだけれど、今回の投稿は特に画像数が多い。
ここまで見て下さっている皆さまも大変だろうが、画像を編集して貼り付けてそれに文章をつけている私の作業もかなり大変。
苦行になって来たな。だったらブログなんて止めたらいいのにね。
しかし引き続きがんばります(←なんで?)。
中華街をどんどん歩く。
神戸の南京町よりはるかにデカい、横浜中華街。
ニューヨークのよりは小さいけど。
でも広いよねえ。
大発展の中華街だが、それでも経営とは難しいものらしい。
こちらが名店、聘珍楼本店だ。先日倒産を発表したばかり。
日本人が食べて絶対おいしいと思う中国料理。支店も多数。格調は高い。そして結構お高めのお値段。ところがダメになっちゃった。接待や宴会需要が多かったのかねえ。コロナ禍を最後まで乗り切れなかったのか。
都内他にある支店は別経営らしく、営業は継続するという。
まだまだ歩く。
私が行こうとしているお店はこんな中心部にはない。
このあたりは、見て歩くだけ。
ただの通り抜けだ。
おぉ~~、萬珍楼だ!!
ここは、おいしいぃ・・・。
私もここでランチしたい。でも今日は私ひとりだ。
しかもこのお店は、結構ハイレベルだ。
私がひとりでここへ行ったなんて知ったら、妻に絞め殺される。
「萬珍楼の亀ゼリーを食べてお肌をプリプリさせる必要がある」なんて、私には意味がよく理解できないことを妻は最近言うようになって来た。
恐ろしいので、そのまま通り過ぎる。
まだまだ先だ。
ここは四五六菜館別館である。
中華街の中では、ジェフ・グルメカードが使える数少ないお店が四五六菜館だ。
この別館には、妻と一度そのジェフ・グルメカードを使って食事するために来たことがある。
でもそこも通り過ぎる。
こちらは四五六菜館新館だ。
2年前の3月、コロナ禍が欧米で恐ろしく拡大し始めた頃、この店に来たことがある。お仕事関係で2人の食事だったが、大きな店舗なのにコース料理を食べる間最初から最後まで我々2人以外誰もいないという状態だった。
飲食店経営って大変だ。
関帝廟。神戸の南京町にもあるね。
さあさあ、私のランチ・タイムが近づいてきましたよ。
私が目指す店は中華街のはずれ。
こんなところを歩いて、もうちょっと。
ほら、あった!
上海料理 萬来亭。
大衆的なお店だ。
いつ覗いても、ご飯時はお客さんでいっぱい。私は初めての入店だ。
やっとキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
私は名物の上海焼きそば大盛りをオーダーした。
私の横には男女二人連れ(オトコ:40歳くらいで強烈な関西のアクセント、オンナ:おそらく関東の人で30代半ば)がいて、そのオトコがしゃべりまくっている。私が来る前から、かなりいろんなものを食べていたようで、ビールまで飲んでいる。追加で上海焼きそばをオーダーして二人でシェアしようと、オトコはオンナに熱心に奨めている。
オトコ: ここの焼きそば、めっちゃおいしいねんて。食べような。な、うまいさかいな。
オンナ: 私はもうお腹いっぱいだから・・・。
オトコ: そんなん言わんと、ちょっとだけでも。癖になるうまさやで。
オンナ: いやーー、それはちょっと無理かも・・・。
オトコ: さっきな、横のおっちゃん(=私のこと)が大盛り注文したさかい、どんなもんか見てみたらわかるわ。それから判断してや。
イマドキの関西人としては珍しいパターンのオトコだ。まだ直接話しかけてもいない相手(=私)がすぐ横にいて、その相手を指して「横のおっちゃんが大盛り注文したさかい・・・」とは、なかなか言えない。
その直後に私の上海焼きそば大盛りが来た。
それがこれだ。
かなりの盛りだね。
関西人はこういう時に無視して澄ましていると失礼にあたると考える。関西人的に礼儀正しい私は、その関西人のオトコに笑顔を向けて「これ、かなりのもんやねー、すごいわー」と言った。
オトコはニヤリとした。そして盛んに相手のオンナにこれを食べようと誘って、そのまま追加注文した。
あ、断っておくけど、これは日本のソース焼そばではないからね。それなりの醤油や砂糖で味付けられている。
私がこの上海焼きそばをカメラで撮影していると、そのオトコは私の焼きそばを見ながら「インスタ映えするがな、おっちゃんの焼きそば」「バエやバエ。な、すごいわ~」と言っている。
そばで「バエ、バエ」言われたら、私が撮影しにくいじゃないか。
でもこのオトコ、面白いから許す(笑)。
関西人はええわ。
同じ関西人として、そのオトコに対して、いきなり横のおっちゃん(=私)に話しかけてニヤリと出来る振舞いを身に付けていることに敬意を表す。
私はこれを短時間でペロリと食べて、再び隣のオトコとオンナのテーブルの横をすり抜ける。
あまりにそこが狭いので、「失礼、失礼、何度もバタバタさせてごめんな」と言いながら通り過ぎた。オトコは「かましませんて、何回でも通ってね」とリアクション。やはりいい。会話はこうでないと。将来二度と会いそうにない相手でもね。
萬来亭はもともとは麺の製造所からスタートしている。私が今回上海焼きそばを食べた店は、あとから出来ているのだ。
製造所と店は道路を隔てて建っている。
飲食店で上海焼きそばに使われていた極太麺は、ここでは売っていない。
製造所の人によると、以前はその極太麺も売っていたが、使いこなせない人が多いので売るのは止めてしまったという。その代わり、お店では海鮮焼きそばに使っている平打ち麺があるから、これでやったらどうだ?とおっしゃる。
で、それを購入した。
帰りにこちらの中国食材店へ立ち寄る。
老抽王(中国の醤油)を買うためだ。
以前のボトルはもうほとんどなくなってしまっているはずなので。
中国食材店の中って、見ていて楽しい。調味料を見るだけでよだれが出るって感じだね。
加えて辣油も購入した。
ここからだと、石川町駅よりも関内駅が近いな。
では関内駅目指して移動開始。
ベイ・スターズの拠点だよ。
がんばってくれ、ベイ。
青い軍団、ベイ。
目の前にJR関内駅がある。
JRに乗って帰りましょう。
こちらが食材店で買った老抽王と辣油だ。
あ~~、長かった。書くことに疲れた。
この老抽王(右側)で、上海焼きそばをつくりましょうね。