「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

タイフーンが接近して来そうな土曜日の朝の茶々之介君はかなり退屈でミミガーと戦う

2010-10-30 10:34:14 | ペット
朝からしっかり雨。



玄関ドアを開けてもらい茶々之介君は天気を知り、絶望する。



傷心の茶々之介君は、仕方がないから取り敢えずトイレ。本日の朝一番のトイレはオリーブの木の近く。よいしょっと!



さあさあ、家に入りましょ。寒いし、濡れるし。外にいても何もいいことないし。そそくさと戻る。



雨の日の楽しみと言えばこれくらい。ごはんごはん。うまいわ、うまいわ。



これなんですがね。おフランスのドッグフード。下痢体質のワンコ用。これが手放せない、茶々之介君。コレ以外のモノをやると、フードでも肉野菜の類も、ちょっと危険。激やせする恐れあり、



こんなんです。



アッと言う間に完食。「少ないなぁ・・・」と茶々之介。いや、適量なんですよ。計ってやってるんだから。



もう一回のぞく。「やはり、ない・・・」 何度見ても、ないですよ。



水、水。喉が渇いた。



はいはい。500cc差し上げます。



水を飲んだ後は、あちこち、滴をこぼして歩く。拭いて回る人間は大変。



退屈だ・・・。遊んでよ。



ねえ、遊んでよ。



ねぇってば。一度濡れた毛はなかなか乾かない。



ミミガー(グレーのコットン製のおもちゃ)を自ら床に置いてみる。そして飛びかかる。



イタチがニワトリに襲いかかるように。素早くサッと襲いかかってみる。練習、練習。朝レンだ。「ボクって上手?」



あぁ~それでも満たされることのない心。ひどい退屈感



噛んじゃう。



噛みながら、暴れちゃう。ミミガー振りまわしちゃう。「ミミガー、どうだぁ!参ったか」



ミミガーを引き裂く。「お仕置き、お仕置き、ボクに謝れ!」(なんで?)



「ミミガー! あんなこと二度とするなよ!」(って、何を?) 



でも満たされない。退屈だよ、とーちゃん。
茶々之介君の濡れた毛はちょっと暴れたくらいでは乾かない。



とーちゃん、遊んで。とーちゃんの前にミミガーを置いてみる。「とーちゃん、ミミガー噛んでみる?」 噛みませんよ、そんなの。



やがて、あぁ~~嫌いな時間。キレイキレイ。犬って不幸。画像右隅に控えるのは、ブラッシング後に使うdyson。毎日スゴイ毛のゴミが出るのだ。



止めてくれ、耳そうじは一番嫌。



ブラッシング中、我慢していると、また喉が渇くらしい。水、水、水。今回は200cc。



そして人間は後片付け。茶々之介君を中心に過ぎ行く我が家の朝の時間。


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何もしない週末はすることがいっぱい@七里ガ浜(4) 簡単に鶏三昧 / Genie♪でノリノリ

2010-10-28 13:25:55 | 食べ物・飲み物
前回の記事の続き。たくさん買った鶏モモ肉が余っている。またもや鶏肉。Chicken Festivalだ!



カーネルおじいさんも喜ぶ。



ノリノリで今日も作って食べましょう!・・・SNSDでGenie♪ 日本語versionで、どうぞ!



読書。これもまた前回から引き続き玉村豊男著「食卓は学校である」(集英社新書)を読む。私に言わせれば「厨房はもっともっとさらに学校である」だ。世界の食糧事情から、自給率の問題、飢餓の問題、各国文化歴史の問題までも教え考えさせてくれる。自分で選んで買わないと、そして作らないと、わからないことはたくさんある。

玉村氏は、すでにそんなことはご承知だろう。彼は料理人でもある。それもかなりコスモポリタンなやり方、発想だ。



さて、モモ肉を使い、タマゴも使い、親子丼を作ろう。誰でも出来る、居眠りしながらでも出来る、何度も作ってる、失敗知らずの親子丼レシピ♪



玉村氏の著書によれば、ユダヤ教的考えからすると、親子丼は少々「危ない料理」になるようだ。鶏肉とタマゴを一緒に調理して食べることは、近親(母子)相姦的だと忌み嫌われるらしい。ヤギの乳でヤギの肉を煮込む料理等と同様だとか。



しかし私は気にしない。



どんどん調理を進める。



三つ葉も入れよう。



タマゴはサクッとかき混ぜるだけに。ここからはスグ。



あっという間の瞬間芸。



フワフワ・トロトロでタマゴが大量。今日もまた高カロリー食。



七味も入れて。善光寺前の八幡屋礒五郎。



降りかけて食べる。つゆだくに作った。美味いの何の。



こうして何もしない週末は終わった。鶏肉三昧な休日。
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何もしない週末はすることがいっぱい@七里ガ浜(3) 食事編

2010-10-27 00:00:34 | 食べ物・飲み物
何もしない週末は引き続き忙しい。読書もしなければいけない。玉村豊男さんの最新著作「食卓は学校である」(集英社新書)。シャレた文章、コスモポリタンな発想。



そう、食卓は学校並みに学ぶことがいっぱい。さらにいえば、食卓も厨房もだ。玉村さんは食事の時間の重要性を説く。現代の日本人はそれを軽視し過ぎだと。無言でサッサと食べる食事ばかりしていると。フランス人やイタリア人や中国人が多数でとる場合の食事風景を見よと。彼らは食事に多くの時間をかけ喋りまくるだろうと。



まあ、日本人も、おっさんが夜の飲み屋でグダグダやってたり、ダンナが職場で10分で500円以下の弁当を食べている同じ時間帯に、その奥さん(専業主婦)が自宅付近のファミレスでダンナの弁当の倍の価格を支払い仲間と食べるランチは結構長時間だったりすると思うけど。

出来ることなら、食べるだけでなく、食べるモノを作る時間や作る前の過程について家庭内で男女ともにあれこれ議論したり、食材や調味料の買い物までを愉しむことが出来ればもっとコミュニケーションも充実すると思う。1日普通は3回あるのが、食事という家庭内イベントだ。残念ながら「グルメ」と呼ばれる男性はそのほとんどが食べることを専門としており、したがって高級料理を味わうのには長けているが、知識はただ知識に留まり、かつ相当偏ってしまっている。



さて、鶏モモ肉。今日は今までの反省点を踏まえ、鶏肉のフリカッセを作る。ひょっとするとご記憶の方もいるかもしれないけれど、鶏肉のフリカッセはこのブログで2度登場している。最初は某フレンチ・レストランのオーナー・シェフの豪華レシピによるもの。もうひとつは簡単レシピを専門にしているテキストの材料もお安めの簡単なレシピによるものだった。前者は作るのも大変でかかるコストもすごい。コッテリと美味しい。後者は安いしすぐ出来る。しかしちょっと物足りない。今回はその中間で、ただしコストはあまりかけないようにする。



さっそく登場。「肉ちょうだい!」の犬。



無視してモモ肉に塩とコショウをする。そして放置。



もらえないから不機嫌。



さあ、徐々におフランスの雰囲気が漂い始める。ブラウン・マッシュルームにシメジにニンニクにオニオン。包丁はおフランスのサバティエ。恐ろしく分厚く重い刃だが、スパァ~ッと軽く切れる。C'est bien.



ミレイユ・マチューの美声で「パリは燃えているか♪」 この曲とともに、続きをどうぞお楽しみ下さい。



キノコ類はこんな具合。



そして陰の主役。バター。



出た! バターが大好きなバタオ(本名:茶々之介)再登場。
「とーちゃん、バターくれよ!」



あげられません。たっぷりとフライパンへ。



そこで塩・コショウ済みのモモ肉をゆっくりと焼き、美味さを中に閉じ込める。「リソレ」である。



堪らないバターの香り。焼けたら取り出しておく。



鶏肉の焦げと大量のバターが残ったフライパンにニンニクを入れ、静かに熱する。



ここで一気にキッチンがフレンチ化する。我が家のキッチンでニンニクが香ることはよくあるが、それは極めてアジア的な使い方である。ニンニクがバターと溶けあい熱を受けてあがる香りは、おフランス的だ。



そこにキノコ類&オニオンを入れて炒める。オニオンを先に炒めるとよい。



ここでシッカリした白ワインの登場だ。d'ArenbergのHermit Crab Viognier Marsanne。おフランスではなくオーストラリア・ワインではあるが、作り手がd'Arenbergっちゅうくらいだからややフランス系?



飲みながら、酔いながら作ると、料理は上手に作れるものだ(?)。ヴィオニエ種のワインはたいていおいしい。とてもしっかりしている。最近の豪州産ワインはかなりのレベルのものでも、スクリュー・キャップだ。なんとも合理的だ。



で、このワインを150ccほどフライパンに注ぐ。そしてキノコやオニオンと一緒に煮立てる。



そこでマッチ。ボッと火を付けアルコールを飛ばす。「フランベ」である。しばらくグツグツやる。フランベの写真を撮り忘れた。



それが終わったら、その中身を全部鍋に移す。フライパンは、ご存じおフランスのT-falだから軽くなぞるだけで全部の旨味が鍋の中にこそげ落ちる。



放置しておいた鶏肉もそこへ。湯気の上がる鍋の絵。油彩画の対象になりそうだと思う。



マギーブイヨンを使う。



これ、今じゃネスレの1ブランドだってご存じですか? ネスレって典型的な小国の大企業だなぁ。あくまで規模的拡大を目指し、どんどんブランドを買収する。世界中の食べ物を飲み込む勢い。



ここへ生クリーム200mlを投入する。



鍋はクリステル。本日は徹底的におフランス! あとはクリステルちゃんが勝手に作る。



完成。コッテリでうまうま。かなりのカロリーだと懸念される。



先ほどのヴィオニエのワインとともに、メイン・ディッシュとして楽しもう。



ごちそうさま。



おっと、こちらはおフランスではなくデンマークだ。同国王室御用達の王冠マーク付き。実はコレかなり安くて、あのデタラメに安価なIKEAより少し高いだけ。実利的な王室なんだねぇ。



七里ガ浜商店会の雑誌。我が街の商店会はなんだか最近頑張っている。「なんでHILL SIDEなの? 七里ガ浜って海じゃないの?」と思う人がいるかもしれない。昔西武グループが開発した七里ガ浜東2~5丁目に広がる我が住宅街は、実は小高い丘の上にある。海からスグ上がる急峻な傾斜地を、平らに切り開き開発した土地なのだ。中心部で海抜50mほどある。都内23区内のほとんどの土地は我が住宅街より低いだろう。



結局何ももらえない犬は、ふて寝。

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何もしない週末はすることがいっぱい@七里ガ浜(2) 騒がしくて面倒なワンコとのおつきあい編

2010-10-25 14:00:57 | ペット
すがすがしい秋の週末。こんな時にふさわしい牧歌的な音楽、ブラームスの2番(by バーンスタイン + VPO)に酔っている私。
Youtubeでどうぞ♪



すると・・・

「とーちゃん、とーちゃん、早く行こうぜ、散歩、散歩。遅いんだよ、とーちゃんは。早くリードつけてくれよ!!!!」

うるさい犬だ。



茶々之介君、今日は途中で先生とこに行かないと。七里ガ浜ペットクリニックだ。定期健診だよ。
「行こう、行こう、ボク、ペットクリニック大好き」(ヘンな犬)



待合室にて、お座り。「だはぁ~」



診察室にて。診療台に乗る。これもまた楽しいらしい♪ 「あへあへ」 茶々之介君は七里ガ浜ペットクリニックが大好き。



体重は29kg台から31kgの間をウロウロ。体型からして極めて適正に管理されている。



あら、今日はドクターSは不在らしく、女性の先生のみ。優しく触ってもらって茶々之介君は満足。
先生:「どこも悪くないですよね?」
とーちゃん: 「はい、全く悪いとこなしですわ。頭を除けば」



グルッと散歩して帰宅。遊び足りない茶々之介君は庭で遊ぶつもり。
「とーちゃん、かーちゃん、これで遊ぼうぜ」



撮影の角度と明るさ調整で、ずいぶん芝の色が違って見えるが、こちらの方が現状に近い。ずいぶん芝は黄色くなって来ている。高麗芝がやがて休眠に入るだろう。で、茶々之介君はこの芝の上で暴れる。



いきなりガールフレンド、美人で有名なブリスちゃんが登場。休憩してちょっと門扉越しに挨拶。ほっそりしていかにもお嬢様っぽい子だ。



さて、狭い庭での暴走ごっこ再開。



ビヨォ~~~ン! イカ・ロケットだ  



ぜいぜいぜい・・・。もういいです。疲れました。家に入りましょう。



お腹減った。ご飯くださぁ~~い。楽しい毎日。
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何もしない週末はすることがいっぱい@七里ガ浜(1) 雑用編

2010-10-24 07:23:22 | あちこち見て歩く
天気が良い週末。玄関ドアを開けると日が眩しい。



秋らしい快晴。15~20度くらいの気温で湿度も低い、とても心地よい季節だ。



シマトネリコも順調。今年はよく育った。



茶々之介もシマトネリコの成長具合を観察する(いや、していないだろう)。



オリーブの収穫時期が近付いて来た。楽しみである。



退屈な犬は散歩に行きたいそぶり。
「残念ながら散歩には行きませんよ。朝の散歩は終わりましたし。夕方の散歩はまだもうちょっと先でしょ」



とーちゃんは忙しいのだ。こんな日はクルマを洗わねばならない。中も外もピッカピカにするのにだいたい1時間かかる。

ほらね。メタリック塗装がピッカピカでしょ



このノズル、調子が良い。推薦します。「ジェット」を選べばかなりの勢い。「シャワー」を選べば庭木の世話にも使えるし。芝の水まきにも最適。



新しく植えられたアラカシ。あっ、そうだ!まだお金払ってないのを思い出した。。七里ガ浜ガーデンから買ったら、寡黙で奥ゆかしいH店長が持って来て植えてくれたが、彼は何も言わず帰ってしまった。その後請求もないので、そのままだ。店長は本当に寡黙で奥ゆかしい。払いに行かないといけない。



さあ、出かけましょう。ついでに西友七里ガ浜店で買い物。本日は鶏モモ肉その他を購入。



隣接の七里ヶ浜ガーデンでアラカシの代金をお支払い。



控えめなH店長が用意したレシートがすでにレジ横にあった。これで清算が終わった。後はアラカシの成長を願うのみ。



もっと遊びたいなぁ。



眠いなぁ。



秋って気持ちいいなぁ。
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アラカシとシラカシ@七里ガ浜の小さな庭ワンダーランド

2010-10-23 00:00:30 | 
我が家の小さな庭。その南西角にソヨゴの樹が植わっていた(過去)。ところがその樹はずっと元気がなく、どんどん葉が落ちてしまい、葉のなくなった幹はバリバリに乾燥して折れてしまうものが出て来る、という始末。思い起こせば、ソヨゴの前にここに植えられていたのはヤマボウシだったが、それも調子が悪かった。

そもそも風あたりが強い場所だが、樹の成長を妨げる原因がいまひとつハッキリしないままである。南西角のこの場所って、鬼門? 南西角が? そんな場所に今回選ばれたのは強そうなこの子。リリーフ登場だ!



5本の株立ちのアラカシである。



放置すると15~20mくらいまで高くなるらしい。適当なところで止めなくては。今は2mちょっとに抑えられている。



この子は我が家から400mくらい先の七里ヶ浜ガーデンからやって来た。元々はどこかの植木業者のところで生まれ、随分前に七里ヶ浜ガーデンにやって来て、その片隅で長い間育てられていたのである。そして満を持して(?)我が家に(いや、不幸にもよりによって我が家に?)やって来ることになったのだ。これも縁だ。

以下は、私が七里ヶ浜ガーデンに行った時のH店長との会話。

私: 格安のアラカシってあるかな?
H店長: アラカシなら、そこにあるよ。○○円。
私: その価格ってさぁ、格安なの?
H店長: そう、格安で○○円。だって株立ちなんだもん。

寡黙なH店長との短い商談が成立。



そして店長の手で我が庭にアラカシ君が植えられた。これがその葉である。



街中で見ていても、植物知識が乏しい私によくわからないのが、アラカシとシラカシの区別である。七里ガ浜住宅地内にだって、どちらの樹も生えている。



アラカシの葉はこれだ。



シラカシもある。



シラカシの葉はこれだ。



非常に似ていて、それぞれ同じ樹の中にも葉に大小、太い細いがあり、かなり紛らわしい。

我が家のアラカシ君は元気に育ってほしいものだ。

草花、樹木の御用は七里ヶ浜ガーデンへどうぞ。

所在地: 七里ガ浜東4-1-2(西友七里ガ浜店の隣)
電話: 0467-32-1382

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再び、そしてより精緻にニセモノ広東麺をつくる@七里ガ浜自宅厨房

2010-10-21 00:01:52 | 食べ物・飲み物
さあ、作りましょ! トローリあんかけニセモノ広東麺♪ 私はランチ当番だ。



鹿児島ポーク。高級である(そうでもないが)。



しかし期限の迫った半額セールなら、米国産豚肉こま切れよりも安い。こういうのは即買いである。量も手頃。西友七里ガ浜店さん、お世話になります。



さて、その鹿児島ポークを切りながら、ご近所の酒店「高山商店」オリジナルの本醸造七里が浜を飲む。ランチを前にすでに十分酔っ払い状態。



シマダヤ社製で激安の醤油ラーメン。かなり和風で、あっさりな東京ラーメンの味だ。しかしこれでもって中華あんかけトローリ広東麺に似せたモノを作る。

以前も紹介したことのある、ずるいワザのレシピ。簡単でおいしいぞ。このズルいレシピで、今回はより精緻にニセモノ広東麺を作るのだ。



野菜はこれもまた西友七里ガ浜店のカット野菜(キャベツなし)。これもなんとなくズルさを感じさせる。足りないから、別途キャベツをたくさん補う。



片栗粉と中華鶏ガラスープ。この二つがキーだ。これらと油で炒めた肉野菜があれば、和風あっさり醤油ラーメンが、中華こってりトローリあんかけ広東麺になるのだ。



シマダヤの麺についてくる醤油だし濃縮スープと油の袋。これを規定量の3分の2だけ使う。



野菜はたっぷり用意。油で豚肉を炒め、切った野菜を入れ、これらを薄ぅ~く、極薄ぅ~く、塩コショウで味つけ炒める。



スープをつくる。ただしスープの量に比して、シマダヤのオリジナル濃縮スープの素は規定量の3分の2しか使わないので、味は薄い。そこに中華鶏ガラスープを入れ塩味を増し、味をみながら中華風のダシに徐々に仕上げて行く。やがて鶏ガラスープの風味が漂い、最後に片栗粉でとろみをつけ、味が整ったら弱火で暖めておく。



一方で麺を湯掻く。



それでニセモノ広東麺の完成だ! 広東麺を食べさせてくれる店が住宅地内にない七里ガ浜。そして、唯一のスーパー西友七里ガ浜店には広東麺はなく、醤油か味噌かタン麺しか売っていない。

このタン麺を使い、今回の醤油ラーメンの逆パターン、つまりアッサリ中華風タン麺に、醤油と片栗粉を増すことで、同様なものを作ることも可能かと想像するが、やったことはない。



出来たならオレにもくれよ(茶々之介)。



おいしいですよ。皆さんもどうぞ。お好みでコショウもいいですよ。

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2010年最後の芝刈り@七里ヶ浜の小さな庭ワンダーランド

2010-10-20 00:42:08 | 
今年最後の芝刈りをすることにした。今年は芝がよく伸びた。夏に強い高麗芝にしても、今年の夏は暑かっただろう。それでも水をたっぷりやり、頻繁に短く刈り取り、サッチをとり、目土を補い、肥料をたっぷり施し、根を噛みきる虫を殺すと、どんどん育ってくれた。

直近では9月末に芝刈りを行ったが、今年は10月に入ってもしっかり育っている。



そこで芝の成長が止まる前に、軽く刈っておくことにした。設定の長さは我が家としては長い15mm。

こちらはオリーブの実。収穫の日は近い。



さあ、これを刈る。



ガンガン作業する。でも、狭い庭だからアッと言う間に終わり。暑くないので、作業も捗る。



芝刈り機を収納。来年春までさようなら、おやすみなさい。本当は、刃を掃除し、油も施すべきなのだろうが、そんなことしたためしがない。それでも問題はない。皆さんは真似しないでね。



そしてバリカンで隅々を処理。終わったぁ~、と思ったらそうじゃない。



サッチをかき出す作業。



それを拾い集めて捨てる作業。



来年春にはスパイクもパンチもやらねば。スパイクで根を切るのは簡単だが、パンチで地中に穴を開けて、土を掻い出し、空いた隙間に空気と目土と肥料を施すのは大変な作業になるだろう。しかしそれをしないと、土の中で芝の根が窒息する。



オレも見たい!、と茶々之介。



さっそく庭でトイレ。



あっ!そうだ! 私は茶々之介につきあっている暇はないのだった。ランチ当番シェフはインチキ広東麺を作らねばならないのだ。



忙しい、忙しい。おいしい、おいしい、トローリあんかけインチキ広東麺♪ 続きは次回。
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八ヶ岳西麓原村2010年10月の滞在(6) 最後におまけ編

2010-10-19 14:00:58 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
私は原村に来たら、これ。真澄特撰。



これも。好きな人と嫌いな人がハッキリ湧かれるモルトの飲み物。チャーリーもご愛飲らしい。



協和発酵のこれがあれば肝臓も大丈夫。しじみを数千個飲み込みながら、酒を飲むようなもの。肝臓もバクバク動く。



南信州の焼肉文化を支えるジンギスカン肉・山肉の店「スズキヤ」の味付きラム肉。



大量の野菜と一緒に炒めておかずに。ご飯がすすみます!



1999年原村の山荘完成と同時に、そこで使うために買ったマグ。



ダンスク社のものだが、最近気づいたことがある。底面に押された同社のロゴの大きさが商品によりかなり違う。



滞在中最後の食事。得意なめかぶ + 長芋のそば。整腸作用の良さそうなそば。



我が山荘前のほぼ真っ直ぐに東西方向を向いた坂道。ここは八ヶ岳西麓っちゅうくらいだから、この坂を下る方向に陽が沈む。滞在も終わりよのぉ。また今度来ましょう。

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八ヶ岳西麓原村2010年10月の滞在(5) 誠に対照的な肉料理2品、うまいぞ! そしてシンマイ(信濃毎日) 

2010-10-18 11:20:01 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
今回の滞在中も山荘内で食べまくり飲みまくり。
こんなの(↓)も作ってみた。



音楽も併せてどうぞ Mozart-Divertimento K136-1



平野由希子先生著「おつまみワイン亭」。

つい先日都内某書店で買った本だ。今回は、この本に掲載されたレシピを参考に、好対照な2品の肉料理を作りたい。



ところが、本題とは関係ないが、その本に、私の得意メニューとほとんど同じ物を発見! シラスをカリカリに焼いて(揚げて)ミズナを加えたぺペロンチーノ風のレシピだ。皆、考えることって同じなのねぇ・・・。驚きだ。私はこれを「潮の香りを感じるパスタ ぺペロンチーノ・カマクラーゼ」と勝手に呼んでいるが。



で、話を戻す。平野先生の本にあるレシピによる2品。あらゆる点で誠に対照的な肉料理。

まずは牛スネ肉の赤ワイン煮。適当に端折って、しかし適当にプロセスを加えて自分好みに作ろう。先生の本では「スジ肉」とあるが、私は信州産「スネ肉」を利用。似たようなもんだ。でもちょっとスネ肉の方が処理が簡単かもしれない。



北海道産タマネギに、信州産ニンニク。



スネ肉って感じでしょ。



これを湯通しする。これでもかっ!というくらいに1時間弱。この料理が後段で解説する鶏肉料理と違うのは、スネ肉と言うどうしようもない肉(と言っては食べ物の神様に失礼だが)をグダグダに湯通ししてしまい、固いお肉をとにかく柔らかく食べやすくすることを最優先に考え、その上でエキスが全部抜けたが如き肉の残骸に再び味をジックリしみ込ませる、という点である。後段の鶏肉料理は逆で、美味しさを肉の中に閉じ込めてサッサと調理するのだが、それはまた後ほど説明しよう。また赤ワインと白ワインを利用する差も顕著だ。で、こっちの料理は赤ワインである。



熱湯で疲れ切ったようなスネ肉。お疲れ様! これを水で洗う。



オリーブ・オイルでニンニクを熱し、タマネギを炒め、そこにトマトをぶち込んで炒めて、疲れ果てたスネ肉も入れる。ガンガン煮詰める感じで炒める。



そこに赤ワインをドボドボ。長葱も和風に入れる。



赤ワインはこれ。大量に入れて煮込むので、もったいなくて安いワインを買った。飲んでみたが、あまり美味しくない。国産ワインの安いのはなんだかワインらしからぬものが多い。南米の安いワインを見習ってほしい。国産ワインでも高いのは相当なレベルなのだから、安いワインももっと美味しく出来るはずだ。値段相応でいいのだから。



出来上がり。牛スネ肉の赤ワイン煮。濃厚な味わい。



原村の老舗パン店「ベルグ」のバタールとチーズ・フランセというパンとともに。おいしいなぁ。



さて、その翌日のこと・・・。

音楽を聴きながら別のお料理を。ブラームスの2番。私は2番と4番が好きである。3番が続く。1番は苦手。



先生のレシピではクリーム煮とあるが、これは紛れもないチキンの「フリカッセ」である。これは、実は私が力を入れている料理であるのだが、先生のはずいぶん簡単なレシピ。さすがである。簡単でなければ頻繁には作れない。「簡単=偉い」である。



主たる具材はこちら。先生が推薦する鶏肉はなぜかムネである。モモ肉とはかなり異なる。



このように処理する。



鶏肉には軽く塩とコショウを。そして馴染ませる。



さて、開始だ。フライパンに惜しげもなく多くのバターを溶かす。



そこで鶏肉を表裏焦がす。「リソレ」である。最初の牛スネ肉の赤ワイン煮との違いだ。それ自体は柔らかい鶏ムネ肉は、牛スネ肉とは異なり、そのまま軽く焼いただけで十分柔らかく食べられる。グダグダ茹で続けることもなく、サッサと表面をバターで焦がして旨味を閉じ込めてしまう。これによりその後の煮込み作業で旨味を肉内から逃さずに済む。二者はあらゆる点で異なる肉料理なのだ。



野菜類を炒める。出来れば鶏肉を焼いたバターの入ったフライパンでそのままやりたいが、炒める野菜の量が多くてそのままは出来ない。鍋を新たに出して、フライパンの中に残ったバターをそこへ入れて続行だ。



白ワインを使う。チリのワイン・メーカーの雄、コンチャ・イ・トロ。安くても裏切らない。値段なりのコスト・パフォーマンスはある。料理に使うものとしては、これで十分上等なシャルドネだ。



美味しいから飲みながら作ろう。料理が出来るまでにすでに酔っ払い状態。



ワインで軽く煮立てる。



そこへ生クリーム! ご存じ中沢乳業。 日本の乳製品の代表格。これを入れる。



すでに焼けている鶏肉を入れ、煮込む。鍋のふたをして弱火で10分弱。さて、お味はいかがでしょう。足りなければ塩、コショウを。グツグツと。チリのコンチャ・イ・トロと日本の中沢乳業の合作だ。



完成だ。見ればわかる。美味しいに決まっている。



またもやベルグのパン。これ、おいしい。今回はバゲット・そして前回と同じチーズ・フランセ。



どんどん飲む。シャルドネで酔っぱらう、原村のランチ。そう、まだお昼なの。



完食! ごちそうさま! 遅めの朝刊だ。信州人は信濃毎日を読む。これを読めば私も似非信州人。

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