dancyuという雑誌をご存知だろうか。調べたことはないが、「男子厨房に入る」なんて意味なのだろう。飲食店の紹介が主だが、お店が公開するレシピも掲載されている。書店では料理雑誌のコーナーにはあまり置いてなくて、男性向けの総合月刊誌のコーナーに置いてあることが多い。
最新号は2008年9月号(上の画像)である。もうそろそろ書店から消えるはずだ。特集は焼鳥。紹介されている個性溢れる焼鳥店は無数。その紹介に混じって、鶏の照り焼き丼のレシピが載っていた。
作り方は簡単。まずは鶏のモモ肉をフライパンで焼き、表裏および中まで十分火が通ったところで、最後に5種類の調味料を混ぜて作ったタレのようなものを絡めるだけだ。調味料として必要な材料は以下のとおり:
●醤油
●酒
●みりん
●砂糖
●胡椒
この5種類を投入し煮詰まらない程度にサッと絡めるだけで、出来上がりだ。
ご覧のとおりである。焼いた時にモモ肉が縮まないように事前に筋を切っておくことや、焼いていると皮からドンドン出てくる脂を、こまめにペーパーで取り除くことが少しだけ面倒である。脂は取り除かないとしつこい味になってしまうらしい。また焼く時の火加減に悩んだが、妻にアドバイスを求めながら作ってみた。
調味料も絡み、なんとも美味そうに焼きあがったモモ肉を切ってご飯にのせ、その上からフライパンに残ったタレを少しかける。これがご飯にしみ込んで、子供も喜びそうな丼になる。レシピどおりに、我が家では上に海苔をのせただけだが、お好みで七味唐辛子も山椒も合いそうだ。