ジャン・アレチボルトの冒険

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乃木坂の風 30Jun13 ~ 「ガールズルール」ライブ三番勝負、衛藤美彩の美貌と生駒里奈の可憐

2013-06-30 16:00:00 | 芸能
昨日、関東圏のテレビでは、「ガールズルール」のライブ中継が三つありました。

TOKYO MX テレビでは、6月24日(月)に東京ドームで行われた、社会人アメフト決勝戦「パールボール」(鹿島対富士通)でのハーフタイムショー、

フジテレビ「うまズキッ!」では、録画撮りでのスタジオライブ、

TBS「音楽の日」では、なんと深夜2時半くらいに、スタジオでの生ライブ。

個人的にもっとも感動したのは、MXテレビでのライブ中継ですね。

まず、カメラが良い(笑)。

試合中の選手を撮る、超高性能の望遠カメラだと思うのですが、メンバーの細かい表情まではっきりと見える上に、

ピントの合う範囲が広いのか、1列目にいる白石麻衣の図抜けた美貌と2列目の生駒里奈の可愛い笑顔が同時にきれいに画面に映る。

また、「引き」で撮ると、全体フォーメーションがよく分かるし、それぞれのメンバーのダンスを、小さな仕草に至るまで、手に取るように把握出来る。

音楽番組のライブでは、何台かのカメラで「引き」、ハンディで「寄り」といった撮り方のため、編集で頻繁なシーン切り替えが発生して、見ていて煩わしいのですが、MXの中継は、望遠カメラ一本なので、落ち着いて歌とダンスに集中出来ます。

レンズの質も段違いなんでしょう、この中継は、通常のスタジオライブに比べて、画質が桁違いに良かったです。

また、衣装が夏用の白い制服で、芝のグリーンによく映えて、清楚感、清潔感が気持ちいい。

メンバー構成でも、斎藤ちはる、川後陽菜、伊藤寧々という「ガールズ」イメージにぴったりのアンダーメンバーが入った上に、星野みなみと生駒里奈が、卓越したダンスで、「元気可愛い」という曲のテーマを存分に表現。

そのベースイメージに、若月佑美の飛び跳ねる少女っぽさ、中田花奈のダイナミックな身のこなし、松村沙友理の心配になるくらい底抜けなスマイル(笑)、が上手くかぶさっていて、見応えのあるステージでした。

ん~、これだけ綺麗に魅力的に撮ってくれるのであれば、ハーフタイムショーなど、望遠カメラのある球場でのスポーツイベントには、今後出来るだけ積極的に参加して、ライブを打った方がいいかもしれませんね。

野球中継では、望遠カメラの映像はお馴染みですが、アイドルのライブ中継にこんなに上手く使えるとは思いませんでした。

ただ、東京ドームに実際に行かれた方の話だと、客席からメンバーが遠すぎて、ぜんぜん見えなかったそうで、大スクリーンに映すとか、解決して欲しい問題はいくつかあるようですね(笑)。


フジテレビ「うまズキッ!」では、深夜ということで、生田絵梨花、星野みなみ、生駒里奈は出られず、アンダーから衛藤美彩、能條愛未、大和里菜、永島聖羅が入って、例の3タイプある、白基調のシースルー系衣装でした。

衛藤美彩が、生駒里奈のポジションに入ったので、ついに、衛藤、松村、白石、橋本の乃木坂が誇る最強20歳4人が1列目に並ぶ場面があって、感慨深く眺め入ってしまいました。

この4人組、これだけのルックスとタレント性を持っているのだから、一つのユニットくらいの気持ちで、もっと前面に出していいんじゃないでしょうか。

「乃木坂って、どこ?」の成人お祝い特集でも、あまりに4人が華やかな美人で、イメージ的にもお互いぴったりフィットしていたので、バナナマン設楽が、4人でのデビューがあるんじゃない?と言ったほどですから。

そういう意味で、今回、衛藤さんを生駒ポジションに抜擢したことは、最初の一歩として、大いに評価出来ると思います。

「乃木坂の風 20Jun13」に書いたように、「衛藤美彩のいない八月」は、選抜システムの正当性そのものに関する問題ですから、衛藤さんに関しては、とくに賢明な判断をして欲しいですね。


ただ、それとは全く別の話として、「ガールズルール」に20歳4人組の1列目が相応しいのか、という疑問はあります(笑)。

この曲、思った以上に、女の子女の子した雰囲気の歌で、ダンスも可愛い仕草が満載です。

「うまズキッ!」ライブのように、高校卒業メンバーだけで「ガールズルール」をやってみると、隠せない大人の色気が、甘すぎる衣装や可愛すぎるダンスとぶつかってしまって、悪くはないんだけど、ちょっと過剰なお色気の供給というか、高校生的な青っぽいテンションの表現が弱いというか(笑)。

要するに、この曲、大人セクシーなメンバーにはあまり向いてないと思うんですよ。

白石さんや衛藤さんのように、咲き誇る花といった美貌ではなくて、生駒里奈や生田絵梨花のように、つぼみの可憐さを残して、咲きかけている花の美しさこそ、曲イメージにぴったりで、「男の子たちがやって来るそれまで」感を上手く表現出来るのではないかと。

そうすると、やはり「ガールズルール」は、高校生メンバーを主軸にした方が、座りがいいでしょう。

で、この曲に関しては、センターは星野みなみですね(笑)。

曲イメージが、彼女に合わせて作ったかのようだし、この手の女の子らしい可愛い仕草を表現するダンスでは、もう乃木坂一というより、日本一でしょう、星野さんは。

そして、生駒里奈と生田絵梨花を両サイドに置いて、中元日芽香、川村真洋、和田まあや、川後陽菜などアンダーの高校生メンバーを2列目、3列目に入れれば、曲で歌われている女子高生イメージにぴったりのキャスティングになると思います。

TBS「音楽の日」では、深夜2時半頃の生放送、MC中居正広が「乃木坂48」と紹介するくらいグダグダの中、「うまズキッ!」と同じ高校卒業チームで、AKB的なヲタ受け感満載の「ガールズルール」を、疲れ切っている女性中心の観客に向けて披露したわけですが、やはり、会場の雰囲気としては、テレビで見ていても、かなり厳しいものが伝わってきましたね。

こういう場面、お姉さんチームが披露するとしたら、「ガールズルール」ではなく、「世界で一番 孤独なLover」の方が断然いい。

衣装も白の夏用制服か、ミュージックビデオで着ていたような、私服感のあるファッションで、パンチのある大人っぽいダンスを展開する。

「世界で一番 孤独なLover」のスタジオライブは、まだ見たことがないですが、工夫をすれば、原宿・東急プラザで見せた全体ダンスの合間に、ソロダンスを繋いでいくような、オシャレで面白いパフォーマンスになるんじゃないでしょうか。

『でも、表題曲は「ガールズルール」だから』というのであれば、それこそ表題曲を「世界で一番 孤独なLover」にすればいい。

そもそも、白石麻衣をセンターに抜擢して、松村、白石、橋本で1列目を作った段階で、ああ、これは大人っぽい路線で行くんだな、ということが明確になったのだから、表題曲を大人イメージにするのは当然のことでしょう。

そして、「世界で一番 孤独なLover」を表題曲にして、新トップ3、松村、白石、橋本を中心に、衛藤も加えて、お姉さんチームでいく。深夜放送のライブも、この曲で勝負する。

一方、カップリングを「ガールズルール」にして、生田、星野、生駒を軸に、アンダーからも抜擢して、高校生メンバー中心でキャスティングする。

それが一番自然じゃないかと思うんですが。

20歳以上の大人イメージでフロントを選んだのに、表題曲に、バリバリ可愛い女子高生ものをぶっ込んでくる。

こんなチグハグが起きてしまうということは、ひょっとして、ソニーは組織がでか過ぎて、選抜を決定する部署と、表題曲を作る部署が、まったく連絡を取り合わずに、同時に仕事を進めてるのかと思いたくなりますね。

究極の縦割りシステムってやつで。

で、選抜メンバーと表題曲が発表されて、両方の部署がびっくり仰天とか。

首をひねるファンに対して、運営としては、今さら変えるわけにも行かないので、

「アイドルって、びっくりの連続でしょ」 (ジャングルポケット斉藤慎二風に)

ってことで、オチをつける(笑)。

それでも、おかしいんじゃないかと文句を言うファンには、カップリング曲「他の星から」を聴かせて、

変化は嫌い

なんて言ってると、乃木坂ちゃんが滅んじゃうぞ、と軽く逆切れしてみせる。

さすがに、それは「妄想」が過ぎるかな(笑)。


ところで、「音楽の日」で、SKE48が踊ってましたが、よく鍛えられてて、見事なダンスですね。

キレがいいし、他のメンバーとのタイミングもよく合っていて、ハイレベルな集団パフォーマンスだと感じました。

これほどダンスの質が高ければ、常に一定レベル以上の楽曲クオリティを実現出来るはずで、SKE48がCDセールスで群を抜いているのも、納得できます。

しかし、シビアに鍛える方向性が強過ぎて、自己抑制が前面に出て、各メンバーの個性が、やや消えている気がしました。

例えば、星野みなみ流の可愛い女の子ダンスが入ってくれば、さらに全体イメージが多様性を持って、より魅力的になると思います。

もちろん、個性を出すのは、課題を言われた通りにこなす以上に難しいことで、乃木坂でも、生田、生駒、星野など、ごく少数の天才的素質を持った人にしか、なかなか出来ません。

でも、SKEにも、そういったメンバーはいるはずで、もし、一人でも、輝ける才能がワガママなくらいの自己表現を始めたら、このダンスのクオリティですから、見事な調和性に美しい亀裂が入って、とんでもなく魅力的なアイドルグループになるんじゃないかと思います。

一方、乃木坂は強い個性の寄せ集め的なグループで、その「宝石箱をひっくり返したような」美しさが、乃木坂の大きな魅力なので、SKE的な集団指向のパフォーマンスをあまり意識せずに、このままの路線で進んでいって欲しいですね。


「ガールズルール」のMV (YouTube、いきなり動画が始まるので音声注意!)

「世界で一番 孤独なLover」のMV (乃木坂公式サイト)

「他の星から」MV (乃木坂公式サイト)


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乃木坂各論第2話、若月佑美 ~ 相克の美少女アーティスト

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6月29日21:54付井上小百合のブログ
井上小百合も、別世界に旅立ったようですね(笑)。連続投稿の末、何かを掴んだんでしょうね。ある意味、ファン必見です。

6月29日21:18付若月佑美のブログ
この世のものとは思えん、美人が写ってます。写真を見て、別世界を旅して下さい(笑)。

6月29日15:48付川村真洋のブログ
若月佑美さんのお誕生日会での集合写真です。若月人気とメンバーの仲の良さが伝わってくる一枚ですね。ちなみに、生駒里奈と星野みなみが両端に、両極端なイメージで写っています(笑)。

6月29日15:24付中田花奈のブログ
「ガールズルール」の衣装での、生田さんとのツーショット写真、必見です(笑)。中田花奈さんは、艶やかどすなあ、いつ見ても。いくちゃんは、どんどん大人っぽくなってきてて、すでに妖しい色気が出てますよ。高校2年生とは思えないっす。

6月27日13:00付星野みなみのブログ
第2弾のみなみブログです!

「ガールズルール」の衣装での自分撮り、めちゃめちゃ、メチャメチャ、滅茶苦茶、可愛いです。限度を越えた少女の可愛さの中、瞳や口元に、大人の美しさが入り始めていて、衝撃的な美貌が微笑んでます。もうアイドルとか、何とか、完全に越えてます。

2013年の日本に生きていて、この写真見なきゃ、もう何見るんだってことですね(笑)。

6月17日付星野みなみのブログ
掲載された4枚の写真は、二ヶ月のブランクなど吹き飛ばします。とくに一枚目は、星野さん、大人の魅力が入った超美人の表情を見せてます。

ところで、これらの写真には安藤さんが写っていますが、7月以降、どうなるんでしょう?安藤さん自身がOKであれば、しばらくは、このままにして欲しいんですが。


# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun13 ~ 気になるブログの目次
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// 星野みなみのコーナー

写真が載っているメンバーブログ

6月27日付星野みなみのブログ
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6月17日付星野みなみのブログ
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6月12日付秋元真夏のブログ
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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