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昨夜、「乃木坂」で検索したツイッターを見ていると、TBS「開運音楽堂」(毎週土曜早朝4:30~5:00)のプロデューサーが、「乃木坂の運営と7th選抜のことで話して、テンションが上がった」という主旨のツイートをしていました。
読んで、こちらのテンションも上がりましたよ(笑)。
ご承知のように、開運音楽堂は、衛藤美彩が長くMCを務めている音楽情報番組で、今秋も衛藤さんのMC続投が決まっていて、明らかに番組として「みさ推し」なんですが、そのプロデューサーが新選抜でテンションが上がったということは、乃木坂運営から、彼女の選抜入りを聞かされた可能性が高い。
しかも、今朝、もう一度確認しようとしたら、そのツイートは消されていて、まだ公に出来ない重要なことを、うっかりツイートしてしまったからではないのかと、ますますテンションが上がりました。
衛藤さんは、乃木坂に入る前、ミスマガジン時代から芸能活動を行っていて、「開運音楽堂」のMC を務めるなど、豊富な経験を持ち、タレントとしての実力には定評があります。
『乃木坂の「の」』でも、現在MCを務めていますが、メンバーにまんべんなく話を振る気遣いや、リスナーへの配慮が行き届いていて、さすがに回しが上手い。
握手会においても、「ガールズルール」では、26部担当の7部完売で、売り上げ順位で11位に入るなど、高い人気を誇っています。
これほどの実力と人気を兼ね備えたメンバーが、これまで一度も選抜入りしたことがないのは、どういう観点から考えても、到底理解出来ない事態で、選抜決定過程に、大きな欠陥があることを、運営自らが証明する結果となっています。
従って、衛藤さんが選抜入りするのは、当然の出来事であって、乃木坂において、「無理が引っ込んで、道理が通った」という意味で、大変に嬉しいことです。
もちろん、このツイートだけでは、衛藤さんの選抜入りが確実とまでは言えませんので、本当の発表を静かに待つしかありません。
ただ、この時期に運営が「開運音楽堂」のプロデューサーに挨拶するというのは、乃木坂は10月から、いよいよ新しい選抜体制で行くということで、10月6日(日)深夜の「乃木坂って、どこ?」での7th選抜発表は、ほぼ確実と言っていいんじゃないでしょうか。
選抜発表が、想像以上に遅くなって、「衛藤美彩のいない八月」どころか、9月もみさみさはアンダーだったのですが、「衛藤美彩のいる十月」が、いよいよやって来そうな、そんな気配が漂い始めました。
万一のことを考えると怖いですが、やはり楽しみですね。
さて、最近、「ガールズルール」に関して、「50万枚突破」という言葉が、やたら目につきます。
8月30日(金)の全国ツアー東京最終公演、キャプテンの桜井玲香がステージトークで「50万枚突破」と発言したそうです。
また、9月21日(土)深夜、フジテレビ「うまズキッ!」では、番組冒頭に乃木坂を紹介するVTRが流れ、
6thシングル「ガールズルール」
売り上げ50万枚突破
とのテロップが出て、ナレーションで、そのまま読み上げられました。
また、「BUBUKA」の9月27日付ネット記事でも、
6枚目のシングル『ガールズルール』は50万枚を突破し
という書き出しになっています。
もちろん、「ガールズルール」の累計売り上げは、現在、44万3千枚であって、50万枚を突破していません。
オリコン調べで、44万枚台なのに、6万枚も届かない50万枚突破というのは、とんでもない誇張ですが、将来的に見ても、50万枚突破はほぼ不可能です。
ソニー運営は「forTUNE music」を通した、個別握手会によるCDセールスのデータを持っていますが、第14次の最終受付が終わった今、6万枚近くの売り上げが、これから加算される筈はなく、東京でもう一回、個別でも開催しない限り、大きなセールスの上積みは期待出来ません。
ところが、「ガールズルール」は50万枚以上売れたのだと、どうしても言い張りたい人たちが、乃木坂の運営にいるようで、各所で50万枚突破という言葉が表に出てくるわけです。
では、なぜ、運営は50万枚突破にこだわるんでしょうか。
次の表は、それぞれのシングルCDについて、発売開始から次の新曲リリースまでの期間、累計売り上げ枚数、(後者の数字を前者で割った)1週間あたりの枚数を示したものです。
1st「ぐるぐるカーテン」
10週、21万2千枚、2万1千枚 / 週
2nd「おいでシャンプー」
16週、22万3千枚、1万4千枚 / 週
3rd「走れ!Bicycle」
17週、24万3千枚、1万4千枚 / 週
4th「制服のマネキン」
12週、30万5千枚、2万5千枚 / 週
5th「君の名は希望」
16週、30万5千枚、1万9千枚 / 週
6th「ガールズルール」
21週、44万3千枚、2万1千枚 / 週
1週間あたりに換算すると、4枚目「制服のマネキン」が、もっとも効率よく売れているのが分かります。
「ガールズルール」は、個別握手会の日程を長期間に渡らせて、リピーターを増やし、CDセールスを伸ばす戦略を取りました。
その結果、売り上げは44万枚を突破して、乃木坂の最高記録を達成したのですが、一つのCDに長期間こだわったため、弊害も出てきています。
そして、最大の弊害が、時間あたりの売り上げが落ちてしまうことです。
例えば、一つのCDを6ヶ月間で40万枚売っても、3ヶ月間で25万枚売れるCDを2枚出した方が、お得なのは当然です。
それどころか、6ヶ月間、新曲キャンペーンを打てず、一般層の関心度が下がっていく可能性を考えると、かりに売り上げが同数であっても、アイドルとしては、1枚のCDで行くよりも、その間に2枚のCDを出した方が、グループイメージとしても躍動感があって良い筈です。
従って、「ガールズルール」のように長期販売戦略を取る場合は、1週間あたりのCDセールスは、成否を分ける重要なポイントとなってきます。
乃木坂のこれまで最高は、4枚目「制服のマネキン」で、CDセールスの期間は12週と短いですが、1週間換算で2万5千枚を売っていて、もっとも効率よく儲けを叩き出した曲と言えるでしょう。
実は、「ガールズルール」が「制服のマネキン」と同じ2万5千枚 / 週というペースを達成するためには、累計で53万4千枚が必要です。
そうです、50万枚突破が不可欠なんですね。
運営が「ガールズルール」の長期販売戦略に踏み切るとき、弊害を指摘する反対論を抑え込むために、過去もっとも効率の良いセールスを記録した「制服のマネキン」を越えると宣言して、53万枚という数字がノルマになったのかもしれません。
そして、そこから逆算して、個別握手会を6日間に増やし、二期生を参加させ、6th選抜を握手会重視の陣容にして、万全の対策を講じた、講じたつもりだった。
しかし、ここにきて、50万枚突破は無理なことが判明、それなら従来通りの間隔で新曲リリースを行った方が良かったのではないか、そういう声が大きくなっているんじゃないでしょうか。
実際、この長期販売戦略、本当に有効だったのかと言われると、疑問符を付けざるを得ない。
上の表で、「ぐるぐるカーテン」と「制服のマネキン」を足してみて下さい。
22週で、51万7千枚の売り上げになります。
「ガールズルール」は、21週で、44万3千枚。長期販売戦略が成功したと言うには、厳しい数字ですね。
一つのCD、一つの選抜を長く引っ張ることによる様々な弊害を無視して始めた売り方ですが、数字を見ていると、7枚目もこの方法でやろうと意見がすんなりまとまるほど、成功したとは言い難い。
44万枚3千枚を50万枚突破と言い張るのは論外ですが、「ガールズルール」の販売戦略を押し進めた人たちが、ある種の焦りを感じて、「成功」を強調しようとしているのかもしれません。
4枚目「制服のマネキン」は、ミュージックビデオの動画再生回数でも、断然のトップだそうで、2万5千枚 / 週という過去最高効率のCDセールスを叩き出しただけではなく、楽曲としても、非常に人気が高いですね。
私が、乃木坂ファンになったのも、この曲が切っ掛けで、一般層へのアピール力も強いんじゃないでしょうか。
CDセールスといい、MVの人気といい、乃木坂46の代表曲と言っていいでしょう。
そして、この曲で1列目にいたのが、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみで、この三人は、数字も人気も持っていたということです。
乃木坂が、一般層にも受けるようなヒットを飛ばして、大きく発展していくためには、もっとも好評を博している「制服のマネキン」を出発点にするべきで、6枚目「ガールズルール」で大路線転換を図ったのは、残念としかいいようがありません。
衛藤美彩を二年間も選抜入りさせない運営なので、期待するだけ無駄という話もありますが、7枚目、8枚目、9枚目、小手先の「ビジネスモデル」を弄するのではなく、良い楽曲、良いパフォーマンスによって、本当の意味でのヒットを狙う、そういう考え方で選抜を決めて欲しいと願っています。
そうでないと、坂を上っているつもりが、坂を下っていることにもなりかねません。
美人度の順に1列目から並べて、ヒットが飛ばせると思うのは、佐々木希をセンターにして、アイドルグループを作れば、ミリオン連発が可能だと考えるくらい、ピントの外れた発想です。
もちろん、佐々木希がセンターであれば、私も、一度は個別に行って握手するかもしれませんが(笑)。
関連サイト
「BUBUKA」の9月27日付乃木坂関連記事
乃木坂シングルCDセールスを掲載しているサイト
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乃木坂公式サイトの関連ページ
10月6日(日)、乃木坂46は、代々木第一体育館で単独ライブ「真夏の全国ツアー2013 FINAL!」を昼夜2公演、開催します。詳細は、乃木坂公式サイトの関連ページで、
昼公演については、こちらから
夜公演については、こちらから
10月22日(火)、乃木坂46の1st写真集「乃木坂派」が発売されます。詳しくは、
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10月25日(金)と10月27日(日)に、乃木坂46がVAMPS主宰の「HALLOWEEN PARTY 2013」にライブ出演します。詳細は、
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// 6枚目シングルCD「ガールズルール」の収録曲
YouTubeのMVやこのブログの関連記事については、
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
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衛藤さんは、乃木坂に入る前、ミスマガジン時代から芸能活動を行っていて、「開運音楽堂」のMC を務めるなど、豊富な経験を持ち、タレントとしての実力には定評があります。
『乃木坂の「の」』でも、現在MCを務めていますが、メンバーにまんべんなく話を振る気遣いや、リスナーへの配慮が行き届いていて、さすがに回しが上手い。
握手会においても、「ガールズルール」では、26部担当の7部完売で、売り上げ順位で11位に入るなど、高い人気を誇っています。
これほどの実力と人気を兼ね備えたメンバーが、これまで一度も選抜入りしたことがないのは、どういう観点から考えても、到底理解出来ない事態で、選抜決定過程に、大きな欠陥があることを、運営自らが証明する結果となっています。
従って、衛藤さんが選抜入りするのは、当然の出来事であって、乃木坂において、「無理が引っ込んで、道理が通った」という意味で、大変に嬉しいことです。
もちろん、このツイートだけでは、衛藤さんの選抜入りが確実とまでは言えませんので、本当の発表を静かに待つしかありません。
ただ、この時期に運営が「開運音楽堂」のプロデューサーに挨拶するというのは、乃木坂は10月から、いよいよ新しい選抜体制で行くということで、10月6日(日)深夜の「乃木坂って、どこ?」での7th選抜発表は、ほぼ確実と言っていいんじゃないでしょうか。
選抜発表が、想像以上に遅くなって、「衛藤美彩のいない八月」どころか、9月もみさみさはアンダーだったのですが、「衛藤美彩のいる十月」が、いよいよやって来そうな、そんな気配が漂い始めました。
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さて、最近、「ガールズルール」に関して、「50万枚突破」という言葉が、やたら目につきます。
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売り上げ50万枚突破
とのテロップが出て、ナレーションで、そのまま読み上げられました。
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6枚目のシングル『ガールズルール』は50万枚を突破し
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もちろん、「ガールズルール」の累計売り上げは、現在、44万3千枚であって、50万枚を突破していません。
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では、なぜ、運営は50万枚突破にこだわるんでしょうか。
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1週間あたりに換算すると、4枚目「制服のマネキン」が、もっとも効率よく売れているのが分かります。
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その結果、売り上げは44万枚を突破して、乃木坂の最高記録を達成したのですが、一つのCDに長期間こだわったため、弊害も出てきています。
そして、最大の弊害が、時間あたりの売り上げが落ちてしまうことです。
例えば、一つのCDを6ヶ月間で40万枚売っても、3ヶ月間で25万枚売れるCDを2枚出した方が、お得なのは当然です。
それどころか、6ヶ月間、新曲キャンペーンを打てず、一般層の関心度が下がっていく可能性を考えると、かりに売り上げが同数であっても、アイドルとしては、1枚のCDで行くよりも、その間に2枚のCDを出した方が、グループイメージとしても躍動感があって良い筈です。
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実は、「ガールズルール」が「制服のマネキン」と同じ2万5千枚 / 週というペースを達成するためには、累計で53万4千枚が必要です。
そうです、50万枚突破が不可欠なんですね。
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そして、そこから逆算して、個別握手会を6日間に増やし、二期生を参加させ、6th選抜を握手会重視の陣容にして、万全の対策を講じた、講じたつもりだった。
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22週で、51万7千枚の売り上げになります。
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