キャプテン桜井玲香さん、バンジー、お疲れ様でした。見事な度胸でございます。
橋の上からのバンジーは、遊園地にある大きな空気マット付きバンジーと違って、めちゃめちゃ高いし、そのまま川だから、恐怖心が半端じゃないでしょうね。
こういう勇気って、案外、視聴者を動かす力になると思いますよ。というのも、私が乃木坂のCDを本格的に買う気になったのは、秋元真夏のスカイダイビングを見てなので(笑)。
その秋元さん、何の関係もない筈なのに、桜井さんリタイアの場合のバンジー要員にされて、
さすがに、他のメンバーより多くテレビに映ってましたが、乃木坂の出川哲朗ポジションって、良いのか悪いのか、よく分かりませんね(笑)。
ところで、番組の最後に、「世界で一番 孤独なLover」のスタジオライブが放送されました。
渋谷・原宿を舞台に、ソロダンスと全体ダンスを融合させたミュージックビデオの世界を、ライブでどう表現するのか、興味深いところでしたが、フォーメーション変化を駆使した手法が使われていました。
基本的な立ち位置は、非常に変わっていて、
正面から見て左から右への順で名前を並べると、
1列目、白石麻衣、
2列目、松村沙友理、橋本奈々未、
3列目、生田絵梨花、生駒里奈、西野七瀬、
4列目、桜井玲香、高山一実 (それぞれ、前列生田、西野の外側に配置)、
5列目、井上小百合、深川麻衣 (それぞれ、前列桜井、高山の外側に配置)、
6列目、伊藤 万理華、中田花奈、若月佑美、星野みなみ、秋元真夏、斉藤優里、
となります。つまり、4列、5列目の中央部分に大きな空間がある全体配置です。
まず出だしを基本フォーメーションで歌い、
「残酷にふいにサヨナラ言われたら」からの二節で、3列目の生田、生駒、西野が最前列へ。
「ほっといてくれればいい」で、6列目の秋元、星野、若月、中田が出てきて、
「今の慰めは惨めになるだけで」で、4列目の高山、桜井が登場、
「あなたから消えて欲しい」で、6列目、秋元と中田が出て、万理華と優里も一瞬登場、
そして、「恋は二人じゃなきゃ始まらない」で、5列目、井上と深川を引き裂くように、
白石が再び前に出てきて、1列、2列目のトライアングルを形成します。
つまり、歌のパートごとに、それをMVで担当したメンバーが次々と最前列に出て、ダンスと歌を披露するという方法です。
結果として、目まぐるしくフォーメションが変化していきますが、ダイナミックで楽しいし、好評なMVの雰囲気をよく再現しているので、ライブバージョンとしては盛り上がって良いんじゃないでしょうか。メンバーは、立ち位置を覚えるのが、大変だと思いますが(笑)。
おそらく、昨日の名古屋全国握手会でも、このバージョンでライブを披露したのでしょう。
しかし、忠実に再現したために、MVが持っている問題点を、そのままライブにも持ち込んでしまった面はあると思います。
「孤独なLover」は、八福神とバック8への歌詞配分を細かく差別化したために、フレーズによって、次々と歌うメンバーが変わっていき、あまりにも細切れになってしまっています。
結果として、中心点がぼやけて、そもそも誰の歌なのか、誰が主人公なのか、はっきりしません。
例えば、「シャキイズム」は、生駒と星野の二人が主人公で、歌詞から見ると、完全に星野みなみの歌です(笑)。
主役がはっきりしているので、MVのドラマも分かり易いし、感情移入しやすい。
一方、主役がはっきりしない「孤独なLover」ですが、
MVから判断すると、現場のクリエイターは、橋本奈々未を「孤独なLover」の主人公と考えている節があります。
彼女の持っている、クールなんだけど、どこか脆さも感じさせる雰囲気が、都会的なセンスと相まって、曲の中心イメージにピッタリということでしょうか。
そして、この考え方には、まったく同感です。「孤独なLover」の主人公は、橋本奈々未をおいて他にはいないと思います。
加えて、曲イメージを作る上で、不可欠なメンバーがさらに二人、頭に浮かびます。
一人は、生田絵梨花です。
生田さんが担当する「最後のプライドで強くなれたのに」というパートは、主人公の心の中で、別れを切り出した恋人を責める気持ちの部分に絡んでいて、いくちゃんの凛とした表情と力強いダンスが、見事にそれを表現しています。
もう一人は、白石麻衣です。
「どんな多くの人にそれなりに愛されるよりも」という彼女のパートが示すように、女性として嘆き悲しむ想い、主人公の中にある、どうしようもなく切ない気持ちの部分を表現するのに、白石さんは、最適任といっていいでしょう。
橋本さんを本格的に曲センターに抜擢して、全体フォーメーションでも、センターポジションに置く。
そして、両脇に生田、白石を配して、主人公の「強さ」と「弱さ」を代表させる。
さらに、今回のライブバージョンでも、ペアとして扱われていますが、高山一実を生田側に、桜井玲香を白石側に置き、ダンスと歌で、サポートしてもらう。
もちろん、他のメンバーも効果的に起用して、全体イメージを豊かにする。しかし、橋本奈々未を中心軸として、生田絵梨花と白石麻衣がせめぎあう基本構造は、曲を通して保持する。
そうすれば、曲の世界観が明確になって、歌も聴きやすくなるし、感情移入しやすくなると思います。
白石麻衣をセンターに抜擢したのだから、「ガールズルール」も「世界で一番 孤独なLover」も、両方とも白石さんが曲のセンターを務める。
「乃木坂の風 06Jul13」で指摘しましたが、グループの代表としてのセンターと、曲のセンターを、何が何でも一致させるという考え方は、あまり評価できません。
ある曲のイメージをピッタリと体現出来るのが、常にグループの代表センターであるとは限りません。むしろ、アンダーメンバーや二期生の中に、そういう人物がいたとしても不思議ではないでしょう。
代表センターや八福神にこだわらず、現場の優秀なクリエイターが、自由な視点で曲センターを抜擢して、MVやライブのパフォーマンスを作って行く方が、間違いなく魅力的な作品になると思います。
現場にそれを認めたら、ソニー上層部の人事権という既得特権が失われてしまう、それは絶対に嫌だ、だから、どうしても代表センターと楽曲センターを一致させたい、そういうことなんでしょうか?
でも、ある決まった人物のイメージにピッタリの曲を作るって、実は、かなり大変じゃないでしょうか。
「ガールズルール」でも、大人の色気がバンバン出ている20歳の白石さんが、「男の子たちがやって来るそれまで」の青々とした女子高生を演じるという、一種のムチャぶりが発生しましたが、作詞者、作曲者には、それぞれ得意の楽曲方向が決まっていて、それから外れる曲は、なかなか難しい。
どうしても、自分に馴染み深いイメージの楽曲を作ってしまうので、物語の細部を詰めれば詰めるほど、イメージのズレは避けられない。もちろん、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」みたいに大きなイメージで出せば、センター指原莉乃にとって違和感のない曲になりますが、そうすると、今度は、渡辺麻友でも、柏木由紀でも、島崎遥香でも、誰がセンターでもよくなくね?、ってなことになります(笑)。
結局、細部までイメージを作った魅力的な楽曲をまず作ってもらって、その後に、乃木坂一期32人二期人13人の中から、イメージにピッタリ合うメンバーを選んで、曲センターに抜擢して、そこから具体的なパフォーマンスを作っていく。
こうすればイメージ的な外れがなくて、スッと受け入れてもらえる曲になる。そして何より、乃木坂に総勢35人もメンバーがいる「意味」、もっと言えば、「強み」が出てくる。
つまり、それが一番良い方法じゃないでしょうか。
ところで、前回の「乃木坂って、どこ?」、バンジージャンプ討論会を見ていて驚いたんですが、生田絵梨花さんは、最近急速に、雰囲気が大人の女性になってきましたね。なんというか、ハッとするような、甘さのないセクシー感が、表情から溢れ出してますよ。
ということで、「孤独なLover」のMVでもそういうシーンがありましたが、大人の色気や女性の魅力を表現するときに、生田絵梨花をもっとがっつり起用して良いんじゃないでしょうか。まだ16歳の高校生ですが、図抜けた演技力という武器もあるし、大人の色っぽい女性役、全然いけると思うんですが。
正直、松村沙友理より、さゆりんには申し訳ないけど、ずっと適任でしょう(笑)。
昨夜の文化放送『乃木坂の「の」』(毎週日曜20:30~21:00)でも、
「戦国時代の武将やお姫様で、なってみたいひとは誰ですか?」
と訊かれて、松村さん、
「かぐや姫!」
って答えちゃった(笑)、「戦国じゃねえし、てか、竹から生まれるし」(ハリセンボン春菜風)。
まつむらさ~ん、もう、はたちのしゃかいじんですよ~。
でも、そんな松村さんですが、7月1日発売「ビッグコミックスピリッツ」で披露した、「クリィミーマミ」が大評判でした。
「魔法の天使クリィミーマミ」は、10歳の少女、森沢優が魔法のステッキで16歳に変身して、「クリィミーマミ」というアイドルとして活躍する話ですが、20歳のアイドル松村さん、心はマジ13歳のリンゴ姫で、「クリィミーマミ」に、これ以上ピッタリの人物は、日本どころか世界中探してもいないと言っていいでしょう。
深田恭子を凌ぐほどの美貌、びっくりするほど白い肌、セクシーなスタイルなのにフリフリのアイドル衣装、しかも、隙だらけに見える子供っぽい雰囲気。
ん~、松村さゆりんのイメージが「クリィミーマミ」にジャストフィットでございます。
いやむしろ、この物語は実話で、魔法を解くやり方を忘れて、「クリィミーマミ」のまま4年が経ってしまった、現在14歳の「森沢優」こそ、松村沙友理の本当の姿ではないのかと、真剣に考えたくなるほどイメージがハマってます(笑)。
そりゃ、評判になるわなあ~(笑)。
楽曲でも、漫画の主人公でも、イメージにジャストフィットするひとを連れてきたら、大成功を収めるということでしょう。
乃木坂の7枚目シングルは、「クリィミーマミ」へのまっつん抜擢のように、思い切ったジャストフィット主義でいきましょうよ。
乃木坂の風 06Jul13 ~ 生駒里奈の「センター論」、星野みなみの「紺碧の微笑」
乃木坂の風 23Jun13 ~ 「孤独なLover」が「ガールズルール」を上回っている?
乃木坂の風 15Jun13 ~ 「世界で一番 孤独なLover」のMVは傑作
松村沙友理「クリーミーマミ」のメイキング (YouTube)
クリックすると、いきなり動画が始まるので音声注意!
ナタリー「星野みなみグラビア特集」
お知らせ!
今日、7月8日(月)21:00から、
フジテレビ「SUMMER NUDE」が始まります。
初回は15分拡大版だそうで、おそらく橋本奈々未も出演シーンがあると思われます。
詳細はこちら「フジテレビのサイト」から
明日、7月9日(火)、
東京ドーム「東北楽天ゴールデンイーグルス vs 北海道日本ハムファイターズ」戦で、
「ガールズルール」のライブと、白石麻衣による始球式があります。
詳細はこちら「東北楽天のサイト」から
次の日曜日、7月14日(日)、
秋田県男鹿市船川港内特設ステージで、「OGA歌謡祭」に乃木坂が出演します。
詳細はこちら「乃木坂公式サイト」から
ファンの方はお見逃しなく!
6枚目シングル「ガールズルール」、発売中です
// 6枚目「ガールズルール」関連
「ガールズルール」のMV [Type-A、B、C収録] (YouTube)
「世界で一番 孤独なLover」のMV [Type-A収録] (YouTube)
「扇風機」のMV [Type-B収録] (YouTube)
「他の星から」のMV [Type-C収録] (YouTube)
# クリックすると、いきなり動画が始まるので音声注意!
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乃木坂の風 23Jun13 ~ 「孤独なLover」が「ガールズルール」を上回っている?
乃木坂の風 15Jun13 ~ 「世界で一番 孤独なLover」のMVは傑作
乃木坂の風 08Jun13 ~ 「ガールズルール」白石は「ドラえもんのいないのび太」なのか
乃木坂の風 06Jun13 ~ 6th「ガールズルール」は白石麻衣、徹底フィーチャーか?
乃木坂の風 21Jun13 ~ 「君の名は希望」を作ったのは誰か
// 「乃木坂各論」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
乃木坂各論第2話、若月佑美 ~ 相克の美少女アーティスト
乃木坂各論第1話、生田絵梨花 ~ 天才少女がやって来た!
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)
すべての乃木坂関連記事について、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
// 見なきゃ損だと思う乃木坂メンバーのブログ
7月8日00:30 畠中清羅
来ましたーー!2枚目、星野みなみとのツーショット!必見です、可愛いすぎでしょう(笑)。七夕の名古屋全国握手会で、畠中さん、星野さんと一緒のレーンだったんですね。二人とも、お疲れさまでした。「意外と心あるからね♡ぇ」って、「しっかりしてる」の意?
7月8日00:30 深川麻衣
3枚目、直球勝負でござひます(笑)。こんな浴衣美人が街歩いていたら、目が釘付けでしょう。色っぽいです。
7月8日00:18 衛藤美彩
1枚目、白石麻衣とのツーショット、乃木坂に咲く大輪の花二つです。これは必見でしょう。しかも、ハーフツインとか、髪形がレアだし。
7月7日23:54 永島聖羅
1枚目、井上小百合とのツーショット。らりんの写真は、表情がいい。
7月7日22:54 樋口日奈
1枚目、橋本ななみんとのツーショット。何かいいっすね(笑)。2枚目、きましたーー!星野みなみとのツーショット。超絶美少女二人で、夢の国ですなあ(笑)。
7月7日22:06 伊藤万理華
2、3枚目、後ろにいる橋本さんがいい感じっす(笑)。動きがあるのは、見てて楽しいよね。
7月7日19:06 川村真洋
2枚目、生駒ちゃん、いい表情です!ロッティ、結構、ナイスなショット持ってくるよね。
7月7日08:00 井上小百合
「音楽のちから」の感想です。やはり、手応え感じますよね。
7月6日20:18 秋元真夏
秋元真夏のブログって、もう一つの芸だよね(笑)。とくに握手会関係の部分は、神業としか言いようがないっす。真夏ワールドにどっぷりハマって下さいませ。
7月6日22:06 中元日芽香
1枚目、和田まあやとのツーショット。あり得んなあ、この可愛さ。ダブルビームっす(笑)。
7月6日13:06 中田花奈
表情が柔らかくて、めちゃめちゃ良いです、この写真。
7月5日22:24 齋藤飛鳥
「クリィミーあしゅ」が常軌を逸して可愛いっす。あと、4枚目の写真、必見です。
ところで、焼き肉屋って、マック感覚なのね?笑
7月5日22:24 生田絵梨花
出ましたーー、星野みなみとのツーショット!いくちゃんのブログは、情報が的確に詰まっていて、いつも感心します。
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun13 ~ 気になるブログの目次
アレチボルトが「見なきゃ損だ」と思うブログについて、過去に紹介したブログも含めて、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
# 「 気になるブログの目次」ページの更新は、一応、終わりにします。このまま目次を作り続けると、ページが膨らみ過ぎてパンクすることに、ようやく気づきました(笑)。
// 星野みなみのコーナー
本人のブログ
7月2日星野みなみのブログ
来ましたーー!第3弾!しかも、文章が充実してます、今回は(笑)。ブログの最後に、夢のような美少女が写った二枚の写真です。
6月27日付星野みなみのブログ
第2弾のみなみブログです!「ガールズルール」の衣装での自分撮り、めちゃめちゃ可愛いです。2013年の日本に生きていて、この写真見なきゃ、もう何見るんだってことです(笑)。
6月17日付星野みなみのブログ
星野みなみさん、二ヶ月ぶりにブログ更新です!掲載された4枚の写真は、二ヶ月のブランクなど吹き飛ばします。とくに一枚目は、星野さん、大人の魅力が入った超美人の表情を見せてます。
写真が載っている他メンバーのブログ
7月8日00:30 畠中清羅
7月7日22:54 樋口日奈
7月5日22:24 生田絵梨花
6月30日伊藤万理華のブログ
6月29日川村真洋のブログ
6月24日付畠中清羅のブログ
6月12日付秋元真夏のブログ
6月10日付中田花奈のブログ
グラビア
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このブログでの主な関連記事
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乃木坂の風 02Jul13 ~ 齋藤飛鳥が再び疾走!「扇風機」は違和感のない良作
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乃木坂の風 24Jun13 ~ 橋本奈々未の「演技力」と星野みなみの物語4
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乃木坂の風 17Jun13 ~ 安藤美雲の輝ける卒業と星野みなみの物語3
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
乃木坂の風 11Jun13 ~ 星野みなみ、中田花奈のブログに登場!そして、指原ファイトだ!
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乃木坂の風 28May13 ~ ブログを書かなきゃダメですか?やっぱり「みなみ」が好き
乃木坂の風 21May13 ~ アイドルとの「距離」、星野みなみの物語
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
橋の上からのバンジーは、遊園地にある大きな空気マット付きバンジーと違って、めちゃめちゃ高いし、そのまま川だから、恐怖心が半端じゃないでしょうね。
こういう勇気って、案外、視聴者を動かす力になると思いますよ。というのも、私が乃木坂のCDを本格的に買う気になったのは、秋元真夏のスカイダイビングを見てなので(笑)。
その秋元さん、何の関係もない筈なのに、桜井さんリタイアの場合のバンジー要員にされて、
さすがに、他のメンバーより多くテレビに映ってましたが、乃木坂の出川哲朗ポジションって、良いのか悪いのか、よく分かりませんね(笑)。
ところで、番組の最後に、「世界で一番 孤独なLover」のスタジオライブが放送されました。
渋谷・原宿を舞台に、ソロダンスと全体ダンスを融合させたミュージックビデオの世界を、ライブでどう表現するのか、興味深いところでしたが、フォーメーション変化を駆使した手法が使われていました。
基本的な立ち位置は、非常に変わっていて、
正面から見て左から右への順で名前を並べると、
1列目、白石麻衣、
2列目、松村沙友理、橋本奈々未、
3列目、生田絵梨花、生駒里奈、西野七瀬、
4列目、桜井玲香、高山一実 (それぞれ、前列生田、西野の外側に配置)、
5列目、井上小百合、深川麻衣 (それぞれ、前列桜井、高山の外側に配置)、
6列目、伊藤 万理華、中田花奈、若月佑美、星野みなみ、秋元真夏、斉藤優里、
となります。つまり、4列、5列目の中央部分に大きな空間がある全体配置です。
まず出だしを基本フォーメーションで歌い、
「残酷にふいにサヨナラ言われたら」からの二節で、3列目の生田、生駒、西野が最前列へ。
「ほっといてくれればいい」で、6列目の秋元、星野、若月、中田が出てきて、
「今の慰めは惨めになるだけで」で、4列目の高山、桜井が登場、
「あなたから消えて欲しい」で、6列目、秋元と中田が出て、万理華と優里も一瞬登場、
そして、「恋は二人じゃなきゃ始まらない」で、5列目、井上と深川を引き裂くように、
白石が再び前に出てきて、1列、2列目のトライアングルを形成します。
つまり、歌のパートごとに、それをMVで担当したメンバーが次々と最前列に出て、ダンスと歌を披露するという方法です。
結果として、目まぐるしくフォーメションが変化していきますが、ダイナミックで楽しいし、好評なMVの雰囲気をよく再現しているので、ライブバージョンとしては盛り上がって良いんじゃないでしょうか。メンバーは、立ち位置を覚えるのが、大変だと思いますが(笑)。
おそらく、昨日の名古屋全国握手会でも、このバージョンでライブを披露したのでしょう。
しかし、忠実に再現したために、MVが持っている問題点を、そのままライブにも持ち込んでしまった面はあると思います。
「孤独なLover」は、八福神とバック8への歌詞配分を細かく差別化したために、フレーズによって、次々と歌うメンバーが変わっていき、あまりにも細切れになってしまっています。
結果として、中心点がぼやけて、そもそも誰の歌なのか、誰が主人公なのか、はっきりしません。
例えば、「シャキイズム」は、生駒と星野の二人が主人公で、歌詞から見ると、完全に星野みなみの歌です(笑)。
主役がはっきりしているので、MVのドラマも分かり易いし、感情移入しやすい。
一方、主役がはっきりしない「孤独なLover」ですが、
MVから判断すると、現場のクリエイターは、橋本奈々未を「孤独なLover」の主人公と考えている節があります。
彼女の持っている、クールなんだけど、どこか脆さも感じさせる雰囲気が、都会的なセンスと相まって、曲の中心イメージにピッタリということでしょうか。
そして、この考え方には、まったく同感です。「孤独なLover」の主人公は、橋本奈々未をおいて他にはいないと思います。
加えて、曲イメージを作る上で、不可欠なメンバーがさらに二人、頭に浮かびます。
一人は、生田絵梨花です。
生田さんが担当する「最後のプライドで強くなれたのに」というパートは、主人公の心の中で、別れを切り出した恋人を責める気持ちの部分に絡んでいて、いくちゃんの凛とした表情と力強いダンスが、見事にそれを表現しています。
もう一人は、白石麻衣です。
「どんな多くの人にそれなりに愛されるよりも」という彼女のパートが示すように、女性として嘆き悲しむ想い、主人公の中にある、どうしようもなく切ない気持ちの部分を表現するのに、白石さんは、最適任といっていいでしょう。
橋本さんを本格的に曲センターに抜擢して、全体フォーメーションでも、センターポジションに置く。
そして、両脇に生田、白石を配して、主人公の「強さ」と「弱さ」を代表させる。
さらに、今回のライブバージョンでも、ペアとして扱われていますが、高山一実を生田側に、桜井玲香を白石側に置き、ダンスと歌で、サポートしてもらう。
もちろん、他のメンバーも効果的に起用して、全体イメージを豊かにする。しかし、橋本奈々未を中心軸として、生田絵梨花と白石麻衣がせめぎあう基本構造は、曲を通して保持する。
そうすれば、曲の世界観が明確になって、歌も聴きやすくなるし、感情移入しやすくなると思います。
白石麻衣をセンターに抜擢したのだから、「ガールズルール」も「世界で一番 孤独なLover」も、両方とも白石さんが曲のセンターを務める。
「乃木坂の風 06Jul13」で指摘しましたが、グループの代表としてのセンターと、曲のセンターを、何が何でも一致させるという考え方は、あまり評価できません。
ある曲のイメージをピッタリと体現出来るのが、常にグループの代表センターであるとは限りません。むしろ、アンダーメンバーや二期生の中に、そういう人物がいたとしても不思議ではないでしょう。
代表センターや八福神にこだわらず、現場の優秀なクリエイターが、自由な視点で曲センターを抜擢して、MVやライブのパフォーマンスを作って行く方が、間違いなく魅力的な作品になると思います。
現場にそれを認めたら、ソニー上層部の人事権という既得特権が失われてしまう、それは絶対に嫌だ、だから、どうしても代表センターと楽曲センターを一致させたい、そういうことなんでしょうか?
でも、ある決まった人物のイメージにピッタリの曲を作るって、実は、かなり大変じゃないでしょうか。
「ガールズルール」でも、大人の色気がバンバン出ている20歳の白石さんが、「男の子たちがやって来るそれまで」の青々とした女子高生を演じるという、一種のムチャぶりが発生しましたが、作詞者、作曲者には、それぞれ得意の楽曲方向が決まっていて、それから外れる曲は、なかなか難しい。
どうしても、自分に馴染み深いイメージの楽曲を作ってしまうので、物語の細部を詰めれば詰めるほど、イメージのズレは避けられない。もちろん、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」みたいに大きなイメージで出せば、センター指原莉乃にとって違和感のない曲になりますが、そうすると、今度は、渡辺麻友でも、柏木由紀でも、島崎遥香でも、誰がセンターでもよくなくね?、ってなことになります(笑)。
結局、細部までイメージを作った魅力的な楽曲をまず作ってもらって、その後に、乃木坂一期32人二期人13人の中から、イメージにピッタリ合うメンバーを選んで、曲センターに抜擢して、そこから具体的なパフォーマンスを作っていく。
こうすればイメージ的な外れがなくて、スッと受け入れてもらえる曲になる。そして何より、乃木坂に総勢35人もメンバーがいる「意味」、もっと言えば、「強み」が出てくる。
つまり、それが一番良い方法じゃないでしょうか。
ところで、前回の「乃木坂って、どこ?」、バンジージャンプ討論会を見ていて驚いたんですが、生田絵梨花さんは、最近急速に、雰囲気が大人の女性になってきましたね。なんというか、ハッとするような、甘さのないセクシー感が、表情から溢れ出してますよ。
ということで、「孤独なLover」のMVでもそういうシーンがありましたが、大人の色気や女性の魅力を表現するときに、生田絵梨花をもっとがっつり起用して良いんじゃないでしょうか。まだ16歳の高校生ですが、図抜けた演技力という武器もあるし、大人の色っぽい女性役、全然いけると思うんですが。
正直、松村沙友理より、さゆりんには申し訳ないけど、ずっと適任でしょう(笑)。
昨夜の文化放送『乃木坂の「の」』(毎週日曜20:30~21:00)でも、
「戦国時代の武将やお姫様で、なってみたいひとは誰ですか?」
と訊かれて、松村さん、
「かぐや姫!」
って答えちゃった(笑)、「戦国じゃねえし、てか、竹から生まれるし」(ハリセンボン春菜風)。
まつむらさ~ん、もう、はたちのしゃかいじんですよ~。
でも、そんな松村さんですが、7月1日発売「ビッグコミックスピリッツ」で披露した、「クリィミーマミ」が大評判でした。
「魔法の天使クリィミーマミ」は、10歳の少女、森沢優が魔法のステッキで16歳に変身して、「クリィミーマミ」というアイドルとして活躍する話ですが、20歳のアイドル松村さん、心はマジ13歳のリンゴ姫で、「クリィミーマミ」に、これ以上ピッタリの人物は、日本どころか世界中探してもいないと言っていいでしょう。
深田恭子を凌ぐほどの美貌、びっくりするほど白い肌、セクシーなスタイルなのにフリフリのアイドル衣装、しかも、隙だらけに見える子供っぽい雰囲気。
ん~、松村さゆりんのイメージが「クリィミーマミ」にジャストフィットでございます。
いやむしろ、この物語は実話で、魔法を解くやり方を忘れて、「クリィミーマミ」のまま4年が経ってしまった、現在14歳の「森沢優」こそ、松村沙友理の本当の姿ではないのかと、真剣に考えたくなるほどイメージがハマってます(笑)。
そりゃ、評判になるわなあ~(笑)。
楽曲でも、漫画の主人公でも、イメージにジャストフィットするひとを連れてきたら、大成功を収めるということでしょう。
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お知らせ!
今日、7月8日(月)21:00から、
フジテレビ「SUMMER NUDE」が始まります。
初回は15分拡大版だそうで、おそらく橋本奈々未も出演シーンがあると思われます。
詳細はこちら「フジテレビのサイト」から
明日、7月9日(火)、
東京ドーム「東北楽天ゴールデンイーグルス vs 北海道日本ハムファイターズ」戦で、
「ガールズルール」のライブと、白石麻衣による始球式があります。
詳細はこちら「東北楽天のサイト」から
次の日曜日、7月14日(日)、
秋田県男鹿市船川港内特設ステージで、「OGA歌謡祭」に乃木坂が出演します。
詳細はこちら「乃木坂公式サイト」から
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すべての乃木坂関連記事について、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
// 見なきゃ損だと思う乃木坂メンバーのブログ
7月8日00:30 畠中清羅
来ましたーー!2枚目、星野みなみとのツーショット!必見です、可愛いすぎでしょう(笑)。七夕の名古屋全国握手会で、畠中さん、星野さんと一緒のレーンだったんですね。二人とも、お疲れさまでした。「意外と心あるからね♡ぇ」って、「しっかりしてる」の意?
7月8日00:30 深川麻衣
3枚目、直球勝負でござひます(笑)。こんな浴衣美人が街歩いていたら、目が釘付けでしょう。色っぽいです。
7月8日00:18 衛藤美彩
1枚目、白石麻衣とのツーショット、乃木坂に咲く大輪の花二つです。これは必見でしょう。しかも、ハーフツインとか、髪形がレアだし。
7月7日23:54 永島聖羅
1枚目、井上小百合とのツーショット。らりんの写真は、表情がいい。
7月7日22:54 樋口日奈
1枚目、橋本ななみんとのツーショット。何かいいっすね(笑)。2枚目、きましたーー!星野みなみとのツーショット。超絶美少女二人で、夢の国ですなあ(笑)。
7月7日22:06 伊藤万理華
2、3枚目、後ろにいる橋本さんがいい感じっす(笑)。動きがあるのは、見てて楽しいよね。
7月7日19:06 川村真洋
2枚目、生駒ちゃん、いい表情です!ロッティ、結構、ナイスなショット持ってくるよね。
7月7日08:00 井上小百合
「音楽のちから」の感想です。やはり、手応え感じますよね。
7月6日20:18 秋元真夏
秋元真夏のブログって、もう一つの芸だよね(笑)。とくに握手会関係の部分は、神業としか言いようがないっす。真夏ワールドにどっぷりハマって下さいませ。
7月6日22:06 中元日芽香
1枚目、和田まあやとのツーショット。あり得んなあ、この可愛さ。ダブルビームっす(笑)。
7月6日13:06 中田花奈
表情が柔らかくて、めちゃめちゃ良いです、この写真。
7月5日22:24 齋藤飛鳥
「クリィミーあしゅ」が常軌を逸して可愛いっす。あと、4枚目の写真、必見です。
ところで、焼き肉屋って、マック感覚なのね?笑
7月5日22:24 生田絵梨花
出ましたーー、星野みなみとのツーショット!いくちゃんのブログは、情報が的確に詰まっていて、いつも感心します。
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun13 ~ 気になるブログの目次
アレチボルトが「見なきゃ損だ」と思うブログについて、過去に紹介したブログも含めて、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
# 「 気になるブログの目次」ページの更新は、一応、終わりにします。このまま目次を作り続けると、ページが膨らみ過ぎてパンクすることに、ようやく気づきました(笑)。
// 星野みなみのコーナー
本人のブログ
7月2日星野みなみのブログ
来ましたーー!第3弾!しかも、文章が充実してます、今回は(笑)。ブログの最後に、夢のような美少女が写った二枚の写真です。
6月27日付星野みなみのブログ
第2弾のみなみブログです!「ガールズルール」の衣装での自分撮り、めちゃめちゃ可愛いです。2013年の日本に生きていて、この写真見なきゃ、もう何見るんだってことです(笑)。
6月17日付星野みなみのブログ
星野みなみさん、二ヶ月ぶりにブログ更新です!掲載された4枚の写真は、二ヶ月のブランクなど吹き飛ばします。とくに一枚目は、星野さん、大人の魅力が入った超美人の表情を見せてます。
写真が載っている他メンバーのブログ
7月8日00:30 畠中清羅
7月7日22:54 樋口日奈
7月5日22:24 生田絵梨花
6月30日伊藤万理華のブログ
6月29日川村真洋のブログ
6月24日付畠中清羅のブログ
6月12日付秋元真夏のブログ
6月10日付中田花奈のブログ
グラビア
ナタリー「星野みなみグラビア特集」
このブログでの主な関連記事
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乃木坂の風 02Jul13 ~ 齋藤飛鳥が再び疾走!「扇風機」は違和感のない良作
乃木坂の風 28Jun13 ~ 「他の星から」は、秋元康氏の嘆き節?星野みなみの物語5
乃木坂の風 24Jun13 ~ 橋本奈々未の「演技力」と星野みなみの物語4
乃木坂の風 18Jun13 ~ 祝!星野みなみブログ更新、ダルチェさんモフィを食う勢い?
乃木坂の風 17Jun13 ~ 安藤美雲の輝ける卒業と星野みなみの物語3
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
乃木坂の風 11Jun13 ~ 星野みなみ、中田花奈のブログに登場!そして、指原ファイトだ!
乃木坂の風 01Jun13 ~ 6th新曲、トップ3は「和音」を奏でるか?星野みなみの物語2
乃木坂の風 28May13 ~ ブログを書かなきゃダメですか?やっぱり「みなみ」が好き
乃木坂の風 21May13 ~ アイドルとの「距離」、星野みなみの物語
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています